1. 伸ばす!引き出す!小川先生の子育て・受験ラジオ
  2. 第8回 習い事をすぐに飽きてし..
2020-02-12 08:22

第8回 習い事をすぐに飽きてしまう子供の接し方

spotify apple_podcasts
今回はリスナーからのご質問にお答えします。娘が興味を持っていくつも習い事をしていますが、すぐに飽きてしまい行きたがらなくなり、最後には親子げんかにまでなってしまいます。子どもの飽き性にはどのように接するべきでしょうか、というご質問に子供のどういう点を見て、どのように接していくべきかお話しいたしました。
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

00:00
伸ばす引き出す小川先生の子育て受験ラジオ。この番組は小川大輔先生をお招きし、小川流の子育て術や最新の受験情報などをお送りする、お子様を持つ親御様のための音声番組になります。
小川先生、今日もよろしくお願いいたします。
今回もリスナーからの質問コーナーで読ませていただきます。
小学校2年生になる娘がいます。何事にも好奇心旺盛で活発なのが良いのですが、友達がやっていることなどを見てはいろいろ習い事をやらせて欲しいと言ってくるので、
ピアノ、習字、水泳、ダンスなどなど結構ありますね。好きなことをのびのびとやらせてみようと思っているので始めさせるのですが、
だいたい2、3ヶ月経つと自分の思い通りの動きができないと分かるとすぐにやめたがり、次の興味あることがやりたいと言ってきます。
何事も楽しみが分かるためにはつまらなくもありますが、基礎的な練習や繰り返しが重要で、それを乗り越えないと楽しい状態になれないとも言っており、
親の方も褒めてですね、モチベーション維持も試みてはいるのですが、なかなか早々に飽きが来てしまって、本当につまらなさそうな態度を取ったり、
けびょうの手を使うなど親子関係で喧嘩になることもしばしばあります。
1つ、2つならいいのですが、次から次へとやめるとなると、やめ癖がついて粘り強いことになれなくなるのではないか。
少なくとも1、2年ぐらいは続けてほしいと思うのですが、この習い事と子どもの希少に対してどのように向き合っていけばいいでしょうか。
ということで、ちょっと受験とか学業のことではない内容ではあるのですが、もしかしたらこの習い事とか、塾とかにもつながるかなと思うのですが。
そうですね。子どもを理解するという意味で、非常に貴重なご質問ご相談だと思います。
いくつかちょっと問題だなと感じるところもあったのですが、まずはかなりいろんなことを厳にさせてきてあげてますよね。
その習い事に限らず、例えば何かを買って与えてあげるという部分も含めて、いろいろと買い与えすぎてないかなということが気になりました。
お父さんお母さんの関わり方が、考え方が一致しているかどうかも一つ気になります。
決めつけという意味ではないのですが、お嬢さんということで、往々にして男親の方が甘くなりやすいので、何かと買い与えてしまうということはよく聞く話ですね。
また子育てに熱心がゆえに、いろんなことをさせてあげたいという名目でさせすぎてしまう。
子どもはどういうふうにそれは学んでいくかというと、言ったら何でももらえる。
03:03
言ったらやらせてくれる。ということは、嫌だと言ったらやめられる。裏表ですね。いつでももらえるということは、いつでも捨てられるんです。
たくさんのものにあふれている大人は、ものを大事にしないですよね。変わりがあるから。
ちょっとそういう意味で、幼少期からのお嬢さん、どういうふうに親御さんを接してきたか、大事にしてきたか。
自分たちの思いと違って、子どもにあちこちついばんで飽きたら捨ててもいいということを、うっかりと教えてしまっていることが何かないか。
では点検された方がいいです。そんなつもりじゃなくても、なっているかもしれない。
あと次にお嬢さんは、興味があるのではなくて、お友達がやれている状態を見て、自分もそうなっていたいと思っているだけじゃないかなというのは気になります。
ピアノを弾けている子を見て、弾けている自分が好きという結果だけを欲しがっているように聞こえました。
そんな感じはしますね。
これはそういう意味で、練習は必要だよ、反復は必要だと教えていらっしゃると全くその通りで、関わりとしては正しいと思うんですが、もう一つちゃんと本人と話せばいいと思うのは、
お友達がどうやってできるようになったんだろうね。いつから始めて、どんなことしてきたんだろうね。
いうのを親子で話し合ってみるといいと思いますね。もしくは実際のお友達に聞いてもいいと思います。いつから始めてって。
でも練習嫌な時なかったのとか。あったよって言うでしょうし。でも好きだから頑張ってやってたらだんだん弾ける曲も増えて面白いんだっていう。
まだ子供なので大人と違って、今何かができている子にはその背景の何年間の努力があるってわからないんですよ。
わからないですね。
教えてあげるべきはそちらで、あなたはこうしなさいじゃなくて、周りの子もみんなやることをやってきた結果の今気持ちいい状態だよ、そこは学ばせてあげた方がいいでしょうね。
いろいろと見移りしてきた習い事の数がずいぶん多いので、そういう意味ではちょっと結果だけおついばみ癖ができてるなというのが一番感じましたね。
あとはそういった習い事とか技術的なことに限らず、本人がちゃんとできてること、例えば食事の時の姿勢がいいとか、あと片付け上手だよねとか、何かそのご家庭で見てお嬢さんがいいなっていうところあると思うんですけど、
そういう身についている素敵な所作というのは、きっと長い時間かけて、小さい時からの習慣として身についているものだと思うんですよ。
そういうできているところを見つけてあげつつ、それはちっちゃい時からずっとやってきたもんね、だから今きれいにできるんだよね、鉛筆握りの上手なのもずいぶん練習したよね、
06:08
あなたが今できていることって、あなたが努力したからできていることだよね、というのを褒めてあげるのもいいと思いますね。
同じように他やりたいと思ったことも、少し続けていくときっとできるようになるよ、だってこれができてるあなただもん。
そうやってやっていく先に自分自身手に入るものがあるんだろう、自分の力で手に入るものがあるんだろうなという気持ち、予感を育ててあげるようにすればいいんじゃないかなというふうに思いますね。
そうなるとこのご家庭の場合ですと、何かできている状態っていうのを見せすぎてしまっているがために、本当に大事な頑張るっていうところっていうのに対しての目をもうちょっと向けて。
あれこれと手に入りすぎるんだと思います。
ということですかね。
ような気がします。
もう一度、本当にちゃんとできている子の努力を見せてあげたりとか、あるいは自分が今までやってきた努力、頑張ってた部分っていうのをもう一度発見してあげて、そこの努力の成功体験をもっと。
もしかしたら一人っ子なのかなと思いますね。
そうかもしれないですね。
兄弟がいたら何か取り組んでいる姿を日常見れるので、ないとすればなおさら一面だけ見てしまって、いいなと思いがちなのかなという気はしましたね。
確かにその嫌いは、この文章ではちょっとまだ見えてないですけれども。
多分すごく大事にされている結果かなという気はしました。
わかりました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ということで、今回はリスナーからのお悩み、習い事と空き書に対する考え方や対象についてといった内容でお送りいたしました。
小川先生の子育て受験ラジオでは、子育てや中学受験を中心とした勉強に関することについて取り上げてほしいテーマや、今まさに悩まれている疑問など募集しております。
番組の説明欄にある問い合わせからお気軽にご投稿いただければと思います。
小川先生、今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
08:22

コメント

スクロール