ルールが決まってるからということで、まず今キャッチボール用の柔らかいゴムボールが売ってるんで、
そのゴムボールを使って今野球をやるようになったんですけども。
私もまさにそれ同じの使ってますよ。ゴムのボール。結構飛ぶんですよね。
逆に普通のボールより跳ねたりするとちょっと危ないんじゃないのかなと思ったりするんですけど。
昔もなんかあったけどね、ボヨンボヨンするイメージのスーパーボールみたいな。
スーパーボールよりは野球っぽいやつなんですけど。
実際今回の投稿は福岡市内の福岡市沢田区の方でボール遊びが禁止になったっていう話で、
実際その公園に記者が行ってみたんですけれども、小さい公園だと思ったらですね、
広さ1万平方メートル、1万平方メートル、100メーターかけ100メーター、
厳密に四角形じゃないから結構な大きさの公園で。
小学校のグランドぐらいありますからね。
かなり大きな公園。しかも土の運動場を高さ5メートルのフェンスが囲んでて、
ボール遊びするには全然問題がないかなっていう場所なんですけれども、
今この背景に映ってるのかな、ボール遊び禁止っていうふうな画像が掲げてあったわけですよね。
YouTubeでご覧の皆さんは画面を見ていただけると思います。
ちょっと何でこれできないんだろうとか思ってしまうような感じなんですけれども、
そこから取材を進めていくとですね、数年前に周辺が宅地化されて、
公園から住宅にボールが飛び込むトラブルが相次いだそうで、
地域内外の中高生が遊んで、そういうことによってボールが飛んできたんじゃないかというふうに見られてて、
地元の中学校を通じて気をつけましょうみたいな注意を促したんですけれども改善しなくて、
周りで走ってる車とかにボールが当たってしまうことがあったそうですよね。
その地元の自治協議会とさらに区が話し合った結果、
ボール遊び禁止っていうふうな看板が今年9月に入り出したそうです。
実際そしたらやっぱり公園から子供の数がボール遊びできなくなると、
なかなか鬼ごっことかそういうのはできますけど、
やっぱりボール遊びを楽しみにしてた子供が来なくなったみたいで、
公園から子供の数が減っちゃったらしいんですよね。
なるほど。
自治協のそういう方なんかも熟慮の末に判断したので、
住民みんながなかなか納得できるような解決策っていうのは
暗中模索で難しいですねっていうふうに言われてて、
なかなかそういうふうな状況になってて、
実際ボール遊びの禁止、こういうふうに皆さんで意見を交換して決めるってことは大切だと思うんですけれども、
やっぱり遊びたいって今回の投稿者の方みたいな声もあるし、
普通に遊びたいですよね。
そうですよね。
合意を大人だけで決めてしまっていいのかっていうのもあるし、
私も最初、さっき自分自身の体験もお話ししましたけど、
公園ってやっぱりみんなが楽しんでいる場所だからちょっと変だなと思って。
全部ダメなんですか、ここ。サッカーも野球も。
確かに。ボール遊びって言っても色々ありますよね。サースケットもそうだし。
画面の方ちょっと隠れてるんですけど、幼児のボール遊びだとか、
例えば公園の委員会、公園を使っていいみたいな、
一部の何時か何時までこの公園は競技をしますみたいなのがあって、
そういうのに登録したやつはいいらしくて。
地域のリトルリーグ的な。
リトルリーグっていうよりかは、ちょっと細かいところまで私自身が把握しないんですけど、
例えば高齢者のグランドフォークとかそういうところだと思うんですけど、
いわゆる安全性が担保されてたりとかそういうところだったら行って、
いきなりそうやってボール遊びをするのがなかなか難しいみたいな。
でも今実際、道路族のコロナの中で、
これもあの族の中で情報が来て私も取材したことありますけれども、
やっぱり近所の、ずっとお家暮らしが長くなった時に近所の騒音とかがいつも
すごく不安になって、やっぱり周りで遊んでいる子供たちに対して
冷たい視線が投げかけられたりするみたいなことも結構あったりとかして。
道路族っていうのはつまり暴走族みたいな、
その道路で遊んでいる人たちによって迷惑を受け持っている方が
道路族って言ってるっていうことですかね。
そうですね。住宅の家と家の間の道路とかで遊ぶことってことですよね。
それたちのことを道路族と呼んでいる方々がいらっしゃると思います。
そういう騒音についてやっぱりどうしても家の中にいる長いストレスとかもあって
やっぱりすごく過敏になっていらっしゃる方とか、
私自身もそうでしたけど、やっぱりずっと家にいると気が詰まって
そこで仕事とかもしないといけなくて騒がしかったりすると
自分が集中できなくなったりとかそういうのもあって。
やっぱりそういう遊び場がどんどん狭まっていって
昔と比べて子供たちの遊び方が制限されているみたいなことが分かってきて。
実際そこでどういう風に現状がなっているんだろうということを
さらに取材を進めていったんですね。
もともと自治体が設ける公園自体っていうのは都市公園っていう風に言われるんですけれども
これは条例でルールを定めるっていう風になってて
条例っていうのは市町村とか地方自治体が決めるんですけれども
もちろん国が管理する公園自体はまた国が政令で定めるみたいなのがあるんですけど
福岡市が管理する都市公園っていうのは市内に1,700箇所ぐらいあるんですよ。
だから例えばもうすごいさっきの100メーター掛け100メーターの大きい公園から
本当にもう住宅と住宅の間のすごい小さい狭い公園みたいなのがあるんですけれども
それこそ誰がそのルールを決めようかなと思えたところなんですよ。
1,700あったら1,700のルール、統一のルールみたいなことなんですかね。
一応その福岡市の公園なんかでもそういう条例の中に
焚火といった危険な遊びを禁じますや
常識上わかるかなって話なんですけども
ボード遊びに関する規定というのはないんですよね。
住民とか区の協議に委ねられているというのが現状で。
なるほど、住民とか区になってくるんだ、そこになると。
全体のルールは危険な遊びとかをしてはいけませんよというのが
統一の自治体の条例で決まっていて
細かい公園の扱い方についてはもう
そこの地域の自治体というか、そういうところに任せられているみたいな話。
今回の場合やっぱりこの公園の場合はやっぱり
住民からトラブル発生のそういうふうなことがあって
実際すぐそれで禁止するのはあれだから
中学校とかを通じていろいろ改善を呼びかけたんだけど
やっぱり改善をしなくて
別に公園側も遊ぶのを狭めたいということでやってるわけじゃなくて
どちらかというと苦渋の判断というか
それでもボールが飛んできてとかってなって迷惑になる人がいるから
仕方なく決定したもので
これがまた状況次第ではね
いろんな議論のやり方というのはあると思うんですけれども
そこでそもそもじゃあ
ルールがそうやって地方の自治体とか
そういう住民とか区の協議とかで決まっていくってなった時に
単に掲示板だけあって
誰が決めたかもわかんないし
みたいなものがあって
そういうのが結構長く存在してるみたいなケースが多かったり
しかもさっき言ったよね
ボール遊びはどこまでどこまでいいのかとか
そうですよね
それにも書いてないし
そもそもあれですよね
今回の一番最初金澤さんが紹介してくれたケースも
近隣の中学生とか高校生がボール遊びしていて
それで住民とトラブルになったみたいな
それで規制を作ったというかルールを作ったことによって
低学年の子どもとか幼稚園とか幼児も
ボール遊びが使えなくなったということですもんね
だから解釈どうしていいかなんないってことですよね
そうですよね
そういう利用者
そういう中でどうやって変えていいかっていうのを
模索するような動きなんかも
取材をする中では出てきたんですよね
実際また別の福岡市内の公園にまた取材に行ったところ
そこはかつてはやっぱりボール遊びは一律禁止っていう風になっていて
守らない子どもたちがいるから
そこでやっぱり住民同士がトラブルになってた公園があったんですけれども
そこの公園は何とかしたいということで
当時の町内会長さんとかが中心になって
区とかと話し合いを重ねてですね
住民アンケートとかもしてワークショップなんかも開いて
今度もさっき子どもの意見がみたいなお話もありましたけど
子どもから高齢者まで幅広く意見を聞いて
1年をかけてルールを見直した公園が見つかりました
映像を取材しました
そういうとこもあるんですね
そこはバットとかを使ったボール遊びはやっぱり
子どもさんが危ないとかっていう風に検証してるんですけれども
今まで一律ボール遊びは禁止だったけれども
柔らかいボールは認めて認める形にして
そうするとやっぱりここまではできてここまではできないみたいなところっていうのは
ルールが分かったことでマナーが改善されて
やっぱ苦情が減ったみたいなのが分かったみたいですね
確かにあれですよね
子どもたちの側に立つとボール遊び自由にさせてあげたいし
下に敷いてやろうとするけども
公園のすぐ隣の家がある方からすれば
24時間365日ずっとその公園が隣にあるので
子どもたちは週に1回とかしかボール遊びしなくても
住民の方からすれば毎日ボールが飛んでくるリスクとか
その当事者にならないと分からないリスクっていうのはあるかもしれませんよね
そういう意味では地元の方も交えたルール作りっていうことが大事なんですよね
そもそもボール飛んできたことあるんですか
私もですねたまたま車を運転してたら窓ガラスにボールが立ててありましたね
やってみると近くにマンションの空き地というか小さな公園があって
そこでボール遊びしてる子どもがいたっていうのが
それは硬い玉でした?
柔らかい玉で車に傷がつかなかったんですけど
傷がついたらちょっとショックですよね
それこそトラブルになって弁償しろとか
そうなっちゃいますよね
いくらちっちゃいことはいえ
ちょっと親御さんと話しようかみたいになりますよね
やっぱりそういう明確にある程度一律でこうじゃないみたいなルールを定めることってのが必要だと思ってて
実際さっき私カスガシのお話をしましたけれども
一つの公園は明確に禁止って書いてあって
もう一個の公園にいたら柔らかいボールでキャッチボールしてくださいみたいなこと書いてあって
その看板が気になったんで
それまた取材をしてみるとですね
カスガシは2022年度以降地域の自治会と協議を重ねて
ちゃんとルールを説明する看板の設置をやってまして
実際その本当にカスガシの公園はどうなんですかって聞いてみたら
近隣住民の迷惑にならないで公園からボールが飛び出ない遊びなら
別にボール遊びはどこの公園でもしていいですよっていう話なんですけど
なかなか危なくないボール遊びならしていいですよみたいなこと
外に飛ばそうと思ってボール飛ばさない
飛んでしまうこともあるから
夢中になっちゃいますからね
だからやっぱりどうしても危険なボール遊び禁止みたいな
表現をしないといけないかというようなところだったんですけれども
実際にこういうルールがいいですよみたいな風に
子どもが遊べる公園というのは公園の場所なんで
ネガティブにもうダメですダメですって言うんじゃなくて
こういうのがいいですよこういうのがいいですよっていう風に
ポジティブにやっているような
記事の方とかではそういう細かいマップなんかを掲載してるんですけど
実際市のホームページには十数箇所あるボール遊びの
お勧めの公園を紹介してるんです
そういうのがあるんですね
金沢記者は西日本新聞が誇るデータジャーナリズムの機種で
全国でも名の知られたデータジャーナリズムの専門記者と言いますか
データジャーナリズムも得意な記者ということで
金沢記者が中心となってデジタルマップを作って
読者の方にお近くの公園の情報を