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西日本新聞ポッドキャスト
西日本新聞あな特ポッドキャスト
このポッドキャストは、暮らしの疑問や地域の困り事から不正の告発まで、読者の調査依頼に応える西日本新聞の課題解決型調査報道
あなたの匿名取材犯の果敢な挑戦を紹介し、リスナーの皆さんからの取材リクエストにも応えちゃおうという番組です。
こんにちは、西日本新聞社の梁教授です。
こんにちは、西日本新聞社坂本信弘です。
こんにちは、西日本新聞社の長田健吾です。
長田さん、初めての出演ということで、軽く自己紹介していただいてよろしいでしょうか。
私はですね、神奈川県の相模原市というですね、市長政令市なんですけど、山梨県との境に住んでまして、結構生活圏がどちらかというと山梨県寄りの場所出身です。
なるほど、いいところですね。
そうですね、山と川しかないような場所です。
素晴らしいですね、キャンプするにはもってこい。
そうですね、県庫内からキャンプのお客さんがいらっしゃってます。
ですよね、いいですよね。それで、今日なんかオスプレイに乗ってきたとか。
オスプレイはですね、今日ではなくて、この月の14日にちょっと米軍機のオスプレイに乗る機会がありまして。
どんな感じだったんですか。
乗り心地は思ったよりも悪くなかったなあっていう、ただちょっとあの事故も相次いでるので、ちょっと怖くてですね。
あの乗り口というかですね、乗り降りする場所があるんですけど、そこが基本もう空きっぱなしで空を飛ぶので。
何かスマホとか落ちるんじゃないかなとか思いながら。
確かに、落ちたら終わりっすよ。
そうですね、落ちたら海に落ちてしまうので。
常に空いてるってことですね。
常にずっと空いてました。
いい経験でした。
ということでそんな。
私はオスプレイの登場機は西日本新聞MEでお読みいただけますので。
よろしくお願いします。
ぜひ。
よろしくお願いします。
そんなね、お定田さんを招いて今日はどんなお話を聞かせていただけるんでしょうか。
そうですね、今日はあの皆さんが大好きなきなこ餅。
大好き。
謎についてちょっとぜひ。
あの僕が長年頭を悩ましていた問題なんですけど。
あの福岡の畜生餅がですね、僕が幼少期から食べていたあの新元餅というお菓子がありまして。
山梨。
そうですね、山梨の。
それがもう見た目も中身もそっくりだという問題の謎についてですね。
新元餅は僕知らないんですよね。
そうなんです。
もうあのきなこに。
そっくりですか。
そっくりです。
私も出張で山梨に行った時に山梨の空港だったんですかね。
畜生餅が置いてあるなと思ったら新元餅だったんです。
そんなに似てるんですね。
で、なんでそんな頭を悩ませることになったんですか。
そうですね、私が就職試験の時に初めて福岡に約10年ぐらい前ですかね、来たんですけど。
その時福岡空港にですね、デカデカときなこ餅のですね、あのお菓子がでおりまして。
で、僕てっきりこれこっちにも新元餅があるんだなというふうに思ってみたら、名前が畜生餅と書いてあって、えっと思ってですね。
違うやんかと。
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これはなんだと。正直コピーなんじゃないかなというふうなことを思ってしまってですね。
そこからずっとそのもやもやがあってですね、数年前に妻と結婚したんですけど。
新元餅の方を家庭で妻に見せたら、これ畜生餅やんというのに言われて、いやいやいやこれが新元餅というものでという。
どちらが願想か論争がですね、家庭でたびたび起きるんですけど。
なかなかその謎が解決せずにですね。
で、まあ調査に乗り出す。
そうですね、もうネットを調べてもわからないんで。
ただネットにも同じようなこうもやもやを抱えていらっしゃる方がたくさんいて。
ただどうして似てるかについてはどこにも答えがなくてですね。
それなら自分で調べてしまおうという。
これぞ穴解くですね。
これぞ穴解く。
なるほど、おもろいっすね。
そうですね。
畜生餅はね、福岡のお土産として。
メーカーですよね。
みんな買っていく。
みんな大好き。
そうですよね。
で、なんか取材をスタートさせることになって。
そうですね、取材、はい。
で、取材をスタートして、まずはネットでいろいろ先ほど申したように調べていたんですけど。
似た見た目をしたお菓子がですね、実は山梨と福岡だけじゃなくて。
全国にもこう点在していることが分かってですね。
それならば全部ちょっとお取り寄せして調べてみようと思ったんですね。
そんないっぱいあるんですか?
結構ありました。
もうたくさんあったので、もう代表的な4つの商品を選んでまずは見ようということで。
で、そこで調べたのがもちろん畜生餅と新元餅。
出陣餅というのが新元にありまして。
出陣餅。
それと大風呂敷というお菓子も鳥取のメーカーでありまして。
それをとりあえず全て一通り集めまして。
なるほど。
これ特徴としてはそのきな粉餅でいわゆる畜生餅は四角い箱に入ってますよね。
そしてきな粉が入っていて黒蜜をかけるというものですけど。
いずれも同じような形状。
そうですね。いずれもちょっと大風呂敷だけは風呂敷包みではなさそうなんですけど。
ちょっと見た目は似てるような風呂敷包みをレインストールさせるようなですね。
実は私の目の前に4つ並んであるんですけども。
ボットキャス語お聞きの人にはちょっと伝わりにくいかもしれない。
これが大風呂敷。
そうです。
YouTubeでご覧の方は背景に。
これが大風呂敷ですね。
これなんも包み紙ないですけど、これ包めました?
これははい、ありました。
この袋に大風呂敷と書いてある。
緑色の。
緑色のね。
風呂敷ではないんですね。
イメージは風呂敷の入れ物ですけど。
どっちかというとつくし餅の方が風呂敷ですけどね。
そうですね。
つくし餅と。
しんげん餅はなんかこの昔のならではのビニールですね。
透明な。
これですね。
これがしんげん餅。
そうですね。
何かこうデパートの包み紙とかに昔あったような。
あのテロテロって言ったじゃないですかね。
そうですね。
薄いビニール。
あの花柄の模様が入ったような。
で、これは?
それが羊餅。
羊餅。
これも包んで。
これも包んでありますね。
新潟って言うと上杉謙信とかのエッチゴのイメージがありますけど。
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それをイメージして作った。
しんげん餅VS羊餅みたいな。
なるほど。
現代のこんな感じみたいな。
羊餅だけはですね、中身がちょっと違って、
それは草餅なんですよ。
食べるとよもぎの香りが鼻を抜けるような。
なんか上杉謙信っぽいですね。
草餅イメージですけど。
ぽいっすね。
草餅っていうとこが。
なるほど。
微妙にちょっとそれぞれアレンジが入ってる。
そうですね。
それぞれの強度の歴史であったりとか、
そういったところがあって、
きな粉単体で食べてもですね、全然風味が違ったりと。
えー、違うんですね。
中身はもう味は全然違うなっていうような印象ですね。
この黒蜜も違いがあるんですか?
黒蜜も、しんげん餅とつくし餅と、あと出陣餅が黒蜜ついてるんですけど、
黒蜜の濃さ、甘さとかですね、あと色の濃さも全然違って、
一番透明というか、澄んだ色をしてるのがつくし餅でしたね。
えー、この蜜がですね。
はい、黒蜜が一番。
大風呂式だけは黒蜜ではないんですか?
大風呂式だけは黒蜜じゃなくて、それなんか梨の蜜。
鳥取といえば梨だからということですか?
梨蜜を使って、ちょっとそこは異色を放つんですけど。
これだけ透明。
はい、透明ですよね。
へー、知らんやった。見た目はね、もう中身は。
見た目はそうですね。
そっくり。
ほんとに。
これ、そもそも一番古いのはこの中で。
一番その中で古いのは、しんげん餅ですね。
1968年の発売。
で、順番的にはしんげん餅、しつじん餅、大風呂式、最後につくし餅なんですよね。
つくし餅一番後なんですよね。
一番後なんですよね。
しんげん餅が1968年で、つくし餅は何年発売?
1977年。
おおー。
10年近く経ってから。
なるほど。
じゃあ、やっぱりそのコピー商品ってことなんですか?
僕はそれを見たときに、やっぱりこっちがコピーだったかっていうのを正直に思ったんですよ。
ほら、ほらと思って妻にですね、ほらやっぱこれ見せみと。
なんか悔しいですね。
俺調べたぞと。
調べたぞと。
ただちょっと、いやどうもおかしいと。
これだけで答えに行き着くなら、たぶんみんな書いてるはずなのに。
確かに。
これはちょっとおかしいなと思ってですね。
調べるのが徹底的にいこうと思って。
はい。
これはちょっとですね。
記者魂ですね。
それで、販売元の女髄屋の森社長のところに会いに行きまして。
つくし餅の製造。
つくし餅の製造販売をしてるんで会いに行って、取材を申し込むときにすごく気まずかったんですけど、
似ている商品について取材をしてましてということで、そしたら思ったよりもウェルカム、心よく取材を受けてくださってですね。
つくし餅の生まれた経緯、今の会長森光二郎さんが作ったんですけど。
山陽新幹線が博多まで延伸されるのをきっかけにですね。
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そのときに記念するお菓子を作ろうと思って開発されたのが現在のつくし餅で。
今の社長のお父さんですね。
そのときに何か新しい商品のアイデアがないかなと考えているときに、
現会長が幼少期の頃に食べたおばあちゃんが作ってくれたきなこ餅を思い出したらしくてですね。
お餅を七輪で焼いて、それをお湯にくぐらしてきなこをつけると。
その上に黒砂糖をのせると、そのお餅の厚さで黒砂糖が溶けるらしいんですよ。
ただーっと黒みつっぽくなって、その味を思い出してこれだと。
ところで、お餅からきなこから全てこだわって。
結局新幹線が延伸された2年後に販売になってしまったんですけど。
それぐらい味にこだわってるので。
めっちゃこだわったんですね。
そうなんですよ。だからそこはコピーじゃないんですよね。
コピーじゃないじゃないですか。
コピーじゃないんですよ。
ただその販売した当時には、もうすでに全国に似たお菓子が生まれていたんですけど。
私だったらそこで似てるお菓子あるじゃんと。
せっかくこんな黒砂作ったのに、もう2番手3番手じゃんと思うはずなんですけど。
その時の社長は、やっぱりきなこ餅って全国の人が美味しいと思うお菓子なんだと思って。
自分が研究して情熱を注いだお菓子は間違ってなかったんだという風に。
むしろ自信を深めたらしいんですよ。
なるほど。
ポジティブですね。
スーパーポジティブシンキング。
そうなんですよね。
それで今これだけ人気になって。
すごいですよね。
福岡のメーカーと言われるところまでなった。
確かに今でこそネットでもう日本中のメーカーってすぐ調べられますけど。
またそれこそ新幹線もまだ繋がってなかった頃って。
どこにどういうメーカーがあるかって。
分からないですよね。
それぞれの創意工夫で生まれたものが結果的にすごく似てたっていう。
そうですね。
ただですね、開発したけれども見た目をどうするかというところまでは行ってなかったそうなんですよね。
考えが。
その時に何かいい見た目はないかなと。
いいデザインはないかなと考えてる時にですね。
東京の赤坂にあるですね。
赤坂青野さんという新入生の和菓子屋さんが出してる赤坂餅というですね。
お菓子があって。
そのデザインを参考にされたそうなんですよ。
それが風呂敷包だそうで。
そこはもう。
そこは参考にしてるそうなんですよな。
上品な見た目のお菓子にしたいというところで。
それ聞いた時におっと。
震源餅でもないお店が出てきたというところで。
ネットでその取材が終わった帰り道。
電車に乗りながらネットで調べたんですけど。
赤坂餅と検索をしたら。
あの風呂敷包のお菓子そのままが出てきまして。
ヒットしまして。
うわと思ってですね。
ついにたどり着いたと。
これだと。
これだと。
赤坂青野さん。
はい赤坂青野さん。
その老舗のお菓子屋さん。
はい老舗のお菓子屋さんですね。
そこで赤坂青野さんに取材を申し込んでですね。
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そちらも心よく応じてくださったんですけど。
そしたら皆さんあまりご存じないですけど。
実はうちが元祖なんですというような。
サラリーと言われまして。
これだけ私10年近く悩んでいたものが。
こんな一瞬で解決するのかというですね。
元祖がそこにあった。
表紙抜けするような感じだったんですけどね。
そのきなこ餅。
そこの赤坂青野のきなこ餅も黒蜜をかけるスタイル。
赤坂青野は商品を見た感じ黒蜜はつけない。
そういうことですね。
きなこ餅を風呂敷的なもので包むスタイル。
なるほど。
もともとそのお菓子はですね。
きなこと餅は別々の容器に入っていたそうなんですね。
それで売られていたそうなんです。
買った後に自分でかけるというスタイルだったんですけど。
赤坂青野さん3代目の漢二郎さんという方がですね。
お店の周りに料亭が多かったらしかったです。
そこでその料亭のお土産で手軽にこう。
買ってもらえるようなものにしたいということで。
一食ずつをきなこ餅スタイルにして風呂敷で包んじゃえばいいんじゃないか。
というところで生まれたんですよ。
天才じゃないですか。
そうなんですよ。
昔駄菓子でもありましたよね。
その後かけるきなこ餅みたいな。
ありましたね。
ありましたね。
あった?
ありました。
棒みですよね。
ありましたね。
そこでそういう風なスタイルが生まれるんですけど。
現在でこそ今それぞれの容器に白い容器にですね。
お餅入っていると思うんですけど。
当時はビニールにそのままきなこを置いてその上にお餅を置いて。
その上にきなこをまたかけて結んじゃうというスタイルだった。
要求すらなかったんです。
あえて昔のコンビニのおにぎりみたいに海苔がパリパリ感を保つみたいに。
お米のおにぎりと海苔が別々じゃないですか。
今コンビニもそうですけど。
そういう意味ではあえて食べる時にきなこをまぶして食べるスタイルっていうのを中坂。
そうですね。
もう始めからもう容器に全部入っちゃっているようなんですね。
へえ。
セットで。
それをいつぐらいに。
実際にそれが今のスタイルになったのが昭和40年頃だった。
40年前半の頃だった話で。
なので1960年代前。
じゃあシンゲイン餅よりも前ですね。
少し前になりますね。
そこでここもまた私だったらの話なんですけど。
いいアイデア思いついたぞと。
絶対周りにコピーされないように独占しちゃおうかなと思って。
当時もうすでに赤坂餅の商標は登録していたそうなんですけど。
衣装というデザイン権のような。
衣装登録。
衣装登録は普通はするんですけど。
そこであえて勘次郎さんは衣装登録をしなかったそうなんです。
なるほど。
あえてですね。
そこをなんでしなかったかというとですね。
もう和菓子がいろんな人に食べてもらえるようになって。
もっともっと広がっていけばいいと。
和菓子という日本の文化が後世につながればいいというような思いで。
あえて見た目に関してはこだわりを持たないというコピーされてもいいと。
そしたらどんどんどんどん見たようなきなこ餅のスタイルが生まれていって。
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そこにいろんな地域の文化が入っていって。
今に至るという。
他方の明太子もそうですよね。
明太子を韓国から持って帰って来られた時にあえて商標登録とかしなかったおかげで。
今他方の味として明太子が広がっているという。
やっぱりその当時の人の判断って。
普通だと自分の利益守りたいとか売り上げとかって考えるんでしょうけど。
やっぱりもう一段上の文化を守りたいとか広げたいとか。
みんなのためにとかそうしたんでしょうね。
その取材の終わりに担当者の方がですね。
今の状況を感じろその当時開発された方は喜んでると思いますよというようなことを言われて。
自分はなんてちっちゃい人間なんだと。
10年間パクリじゃないかと思い続けて。
結果、妻と搬送もして。
パクリだろうということを証明するために調べて。
そしたら実はその裏には和菓子を愛するですね。
人の思いがあったという自分のこの心の狭さもですね。
痛感するような。
教えていただいて。
教えていただいて。
カンジロウさんっていう方は実はその赤坂青野によるとですね。
栗まんじゅう、栗が丸々入った一粒入った栗まんじゅうを最初に作ったのもそのカンジロウさんらしいんですよね。
二代目カンジロウ。
三代目。
三代目カンジロウ。
なんで和菓子界に多大なる貢献をされてるんですかね。
そうですね。
ネオニアというか。
そうですね。
今はカンジロウって名前は歴代ついてる感じなんですか?
多分名前がカンジロウさんていう青野、
三代目の。
そうです三代目のカンジロウ。
遠楽とかで三代目であればそういうことではない
栗まんじゅうなんて全国どこでも、
そうですよね。
これも復ствуの。
そうですね、形なんでしょうかね。
面白いっすよね。
ですね。
その方のおかげで今、我々がちくし餅とかを食べて喜ばれてるということですね。
ここに4つあるんですけど、早速ちょっと私いただいていくかなと。
やっぱりこう作り方とかアイディアは似たたとしても味は違いますもんね。
どっからいったらいいですかね。
まずはじゃあシンゲンモチ。
シンゲンモチ。
シンゲンモチはこれか。
シンゲンモチの横の。
1968年発売。
シンゲンモチからいただきます。黒蜜をかけて。
似てますねやっぱり形が。
白いパッケージがあってそこに黒蜜を。
きな粉の量が多くないですか。
そうなんですよ。よくお気づきでというところで。
僕も食べたんですけど、シンゲンモチが一番きな粉を贅沢に使ってる。
それでこのビニールがついてるじゃないですか。
その上に。
この上でね。
食べれないように。
だからこんな風呂敷が広いというか。
なるほど。
テラテラのビニールでも。
なるほど食べれるようにですね。
もうスタジオをきな粉まみれに僕は今。
僕の幼少期の頃の思い出はよくおばあちゃん家に行くときな粉、シンゲンモチが置いてあったんですけど。
やっぱりきな粉の量が多くて余るんですよね。
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このきな粉。
きな粉がかなり余るんですよ。
その容器を持ってその風呂敷の上で食べてきな粉が落ちるんですけど。
余ったきな粉もそこに落として。
残ってる黒蜜をその上にかけてビニールで包んで揉むんです。
そうするとあのきな粉団子みたいなのができますね。
それを食べるという。
それちょっともう収録が終わったらしょうがないですね。
怒られそうなんですかね。
桃太郎ごっことか。
そういうような。
このきな粉団子を揚げようみたいな。
ほんときな粉多い。
いただきますね。
きな粉落ちた。
このASMR的な。
ザキノコモチ。
ですよね。
味似てます?ちくしもちと。
またちょっとその後ちくしもちを食べていただくと。
黒蜜がおそらく一番濃厚なんですよね。
シンゲンモチが。
濃いですよ。
あの密度がこの垂れる黒蜜の。
とろりとして。
とろりとして。
食べると一番こう贅沢な感じを味わえる。
食べ応えもあってですね。
確かに贅沢です。
贅沢ですよね。
贅沢です。きな粉。きな粉の量圧倒的ですよ。
シンゲンモチも3つ入りですか。
3つです。
なるほど。
じゃあちょっと次どれいきましょうか。
上杉謙信じゃないですか。
上杉謙信の出陣モチ。
出陣モチこれですよね。
これもやっぱ風呂敷はそういうことでしょうね。
そうですね。やっぱそういうことか。
きな粉は飛び散らないように。
飛び散らないようにね。
じゃあこれ開けましてですね。
これもまあまあきな粉が入ってますね。
ちょっと最初きな粉だけ食べてほしいんですけど。
きな粉だけ食べてほしい。
きな粉の味が全然違うんですよ。
別のモチでね。きな粉の味が違う。
これやっぱり食べ比べたら長谷さんならではの。
そうですね。僕二重化三重化してましたからね。四品を。
きな粉が硬いです。
うん。
うん。
ちょっと塩味があるというか。
塩味。
塩味がありますよね。
ちょっと食感いいですよね。
ちょっとさっきのしんげんもちよりも長谷さんのだけ。
うん。
やっぱ全然違うんですね。
うん。全然違う。
塩味がします。
美味しい。
敵に塩を送るという。
どうしてもそっちが。
そっちに持っていきたいんですよ。坂本さん。
じゃあじゃあ蜜を。
はい。蜜をかけて。
この蜜もとろりとしてますね。
そうですよね。
じゃあこれをいただきます。
はい。
もしかしてこれもつほうが。
それも蜜入りですか?モチは。
蜜が入ってたはずですね。
それも共通してますね。
なかなか出てこないですよ。もちが。
みちみちに入ってますか。
みちみちに。
草もちってことは色もちょっと。
色も緑です。
なるほど。
大丈夫ですか。
なかなか。
本当に緑だ。抹茶色。
うん。
うん。
さっきのきなこが草もちにめっちゃあって。
これあの韓国のよもぎもちがあるんですよ。
それにきなこかけたやつがあって。
まともとあるんですか。韓国の。
それにめっちゃ似てます。
へー。
これおいしい。
次が。
これがしんげんもちですね。
それがしつじんもち。
これしつじんもち。
上杉賢子。
上杉賢子。
で、次どうしましょう。
次がじゃあそしたら大風呂敷で。
大風呂敷。
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梨の蜜を使った。
梨の蜜を使った。
大風呂敷だけは風呂敷がついてない。
ついてないですね。
きなこの量もちょっと控えめなんですよ。
なるほど。
確かに控えめ。
そうですよね。
先におもちときなこだけ食べていただきたいんですけど。
いただきます。
これなかなかこう味比べするってないですよ。
これも蜜入りですか。
蜜入り。
いただきます。
うん。
これもきなこが。
ですよね。
もっと上手になる。
ですよね。
で、ちょっと甘じょっぱくないですか。
甘じょっぱい。
ですよね。
それぞれの特徴がかなり。
へー。
もちの味が一番しっかりしてる。
そうかもしれないですね。
ぜひちょっと蜜を。
蜜を。
これに梨の蜜を。
はい。
食べ比べすごく贅沢ですね。
贅沢ですね。
20世紀梨とかそういう。
梨はたっぷりの梨ですかね。
いただきます。
うん。
甘い。
甘いですよね。
これの蜜とはまた全然違いますか。
めちゃめちゃ甘いです。
さあ。
そして最後に。
これらの。
これらのちくしもち。
これね。
これら慣れ親しんだ味ですよね。
ちくしもちもぎっしり入ってますね、きなこがね。
そうですね。
ただちょっと容器を見ると他のものとは一回りちょっと小さい。
確かに一回り小さいですね。
きなこの色もちょっと上品な感じですね。
好きな方からいった方がいいですね。
確かに。
色の濃さが違いますね。
そうですよね。
ちくしもちの表面に和歌とか書いてあるのはこれは何でなんですか。
それですね。万葉集の和歌なんですけど。
豪華だというところで。
ちくしもち。
地元の。
いただきます。
はい。
もちが甘いです。
そうなんですよね。
もちが一番ふわっとしてませんか。
舌触りが良くて。
これも蜜入りですか。
蜜入りです。
確かに何か見てても今もちのふんわり度が見ててもわかりますね。
そうですよね。ふわっとしてるんですよね。
ぜひ蜜もかけていただいて。
違う蜜をかけそうです。
ちょっと蜜の色を見ていただくとちょっと透明。
確かに。
これだけ袋っすね。
そうですね。それだけ。
いただきます。
はい。
一番お上品じゃないですか。
お上品です。
甘すぎずかといって薄すぎず。
美味しい。どれも美味しい。
けど、俺一番好きなの真剣もちです。
本当ですか。
今、僕だけの誘導で言うと。
長田さんは。
僕は、僕と妻はたまに食べるなら大風呂好き。
だけど、頻繁に食べるなら畜生餅やっぱり。
畜生餅になるんですね。
一番食べて、食べ終わった後にもう一個食べたいなっていうのが。
確かになる。
畜生餅ですね。
なるほど。
もう2個目いきたいですね。
余韻が残って。
残っちゃう。
もっと食べたいなって思う。
確かに。
のがですね。
いいですね。
ちょっとこれ後で皆さんシェアして。
スタッフで美味しくいただきます。
美味しくいただきましょう。
ということでここまで聞いていただきありがとうございますということで。
もっとお話聞きたかったんですけど時間もだいぶ巻いてまして。
そうです。
なんかあれですね。
24:00
福岡空港の国際線のターミナルのお土産物売り場で。
畜生餅が福岡を代表するお菓子としてすごく売り場面積を取っておかれているということで。
韓国の観光客の方にすごい人気らしいですよね。
さっき両さんも草餅にきな粉をかけたものがあると言われてましたけど。
インチョルミですかね。
正式名称僕もわかんないですけど。
朝鮮王朝時代から伝わるとされるきな粉餅。
で、祝いごとの時に日常的に食べる。
韓国人には慣れしんだ。
慣れしさしんだお菓子で。
それが非常に畜生餅に味がついていて喜ばれているということですよね。
福岡を代表するお菓子のルーツが今回わかりましたね。
福岡の土産といえばやっぱりこれですもんね。
そうですよね。通り紋とかあかたぶらぶらとかありますけど。
これ紹介しとったら安心というのはありますよね。
ぜひそれをきっかけに全国のメーカーも食べて食べ比べしてもらいたいなというふうに思うんですよ。
面白いですね。
食べ比べ面白いですね。
食べ比べしたらちょっと味がそこまでわからないですけど。
全然違うので。
全然ちゃうですね。
お菓子に歴史ありというかそれぞれの開発に思いもあっていいですよね。
面白いですよね。
ぜひまたこのお菓子のルーツを調べてほしいとか、このお菓子見てないみたいな詳細来ぜひ。
ぜひぜひ。
また家庭内論争を巻き起こすような謎をですね。
やっとこれで一つ解決したのに。また新しい論争を。
謎が解決できて良かったですね。
良かったですね。でもその解決したよって妻に言ったらふーんって言われましたけど。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
今日はですね。
尾瀬田さんと坂本さんに畜生餅のきなこ餅の謎についてお話を伺いました。
ここまで聞いていただきありがとうございました。
尾瀬田さんと坂本さんの記事は西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞2でお読みいただけます。
記事のリンクは概要欄に貼っています。
記事が読みたい西日本新聞やこの番組を応援したいと思っていただける方。
ぜひご購読をお願いいたします。
そして次回もお楽しみに。
これからもアナ読は読者の皆さんと一緒に成長していきます。
情報提供はアナタの特命取材班の投稿フォームやLINE公式アカウントで受け付けています。
文末にハッシュタグ西ポキャの記入をお願いいたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
じゃあお疲れ様でした。
ごちそうさまでした。
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。