台本の作成と固有名詞の発音
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
ストリートビューで発音に困る街を歩いてみる
青春18サウナ旅、というものです。
土曜日は地図を読む話をしています。
こうやって毎日配信していますが、話すのが下手すぎて、
フリートーク的には収録ができなくて、
結構細かい言い回しを考えた台本を作っています。
文章を書くのはさほど苦ではありませんが、
書き言葉と話し言葉はかなり違っているので、
書いてはいいけど話しにくいということは頻繁にあって、
話し始めて、「うっ!」と引っかかって、その場で言い回しを変えることもあるのですが、
これはかなり高度なテクニックのようで、僕は全然できなくて、
一旦収録を止めて台本を書き直して言い直すなんてことをやっています。
毎回効率が悪いなぁと思いながらボソボソ喋っているわけですね。
一人で喋るというのはなかなか難しいもので、
だからラジオでは言ってみたいな人がいるのだなぁと、
なんだか当たり前なことを改めて考えたりしています。
書くことと話すことの違いという観点で、
そういえばこの台本、暗直に書いちゃったなぁと思うことがよくあるのが、
固有名詞ですね。
人名とか地名とか。
読み方をきちんと調べて振り仮名を振っておかないと、
喋るときにつまずく原因になります。
これ、文章ではごまかせるんですよね。
読み方を知らなかったり、勘違いしていても。
だから台本は一度口に出して読んでみたほうがいいですよね。
僕の場合は後で編集できると思ってサボることが多いですけど。
地名の発音と旅行体験
読み方の要素にはイントネーションの問題もあります。
特に地名。
社会人になったばかりの頃、大阪に出張して、
ミドース時点のナウンスで、
ナンバーというのを聞いて、そう発音するのかと思ったことがありました。
僕の頭の中には平板にナンバーというイントネーションがありましたので、
ちょっとびっくりしたのです。
東日本に住んでいるとあまり馴染みがないイントネーションなのでした。
ちょっと話が変わりますけど、
この配信にたまにゲストとして遊びに来てくれる
ずめさんこと北爪若奈さんが、最近ジンを出しました。
タイトルは青春18サウナ旅と言います。
青春18がついているので、すぐにあれかなって思った人もいるでしょう。
そう、青春18切符ですね。
これを使ってサウナを巡る旅をした時のエッセイで、
ああ、こういう旅をしてみたいなあと思う的な作品なのですが、
その中に兵庫県のとある町の名前の発音がいつも苦手という話が出てきます。
どこかというと、僕も言うのに緊張しますが、
兵庫県のサンダなんですね。
かつわまっているから大変不安ですね。
極力言わないようにして話していきますが、
まあとにかくここのことぶきの湯というところにいらっしゃったようで、
いつものようにグーグルマップを開いて場所を検索して、
おお、こんな建物かとか見てから駅の方、
そう、サンダの駅ですね。
こちらの方にとことこ進んでいきました。
ずめさんが実際にどういうルートを行ったのかわからないですけど、
それらしい道を適当に道草を食いながら行くんです。
すると、だいたいどの規模の町なのかを感じることができます。
ことぶきの湯は郊外にありますから、畑か田んぼかわからないけれど、
その間をずっと進んでいくと、
市街化しているキワのあたりにオートバックスとか業務スーパーとかが見つかって、
わりと身近な感じがしてくるんですね。
街の中に入って、駅前が結構整備されているなとか、
駅前通りが狭いなとか、
僕は土産庫ですから、道幅の間隔が関東関西の方とはちょっと違うものですからね。
そう感じることが多いんです。
狭いなと思いながらずんずん進んでいくと、
おしゃれというかちょっとレトロな感じがする街灯が並んでいたり、
このお店は何だろうと拡大したら店頭にランチのメニューがあったりしてね、
なかなか素敵なバーチャル旅ができました。
これは青春18サウナ旅の聖地巡礼ですよね。
読み物と地図を組み合わせると、結構エモい体験ができるものです。
というわけで、発音がわからない地名の街をちょいと歩いてみたわけですが、
北爪若菜さんの青春18サウナ旅、
こんな旅がいいなと思える素敵な作品になっているのでチェックしてみてください。
数が限られているので売り切れているかもしれませんが、概要欄にリンクを置いておきます。
今回はストリートビューで発音に困る街を歩いてみる、青春18サウナ旅という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化でITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから見に行くことができます。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。