1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #743 【刻】乗り放題きっ..

「青春18きっぷ」のようなフリーきっぷは昔と比べてずいぶん使いにくくなった。

というを話しています。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


「青春18サウナ旅」/北詰わかな

https://zine.mount.co.jp/50


「JTB時刻表 2023年11月号」

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「#175 電車の時刻調べるならネットを見ればいいけど、時刻表は読み物だからな!(4)札幌発札幌行。」

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をご覧ください。

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サマリー

乗り放題きっぷは、乗り放題以外には用途がなく、純粋な乗り放題切符として進化しています。

00:04
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、「乗り放題きっぷは純粋乗り放題きっぷになった」というものです。
日曜日は時刻表を読む話をしています。
昨日の配信で、「青春18サウナ旅」という北爪若奈さんのエッセイの話をしました。
北爪若奈さんは、この配信の回数がキリの良い数字の時にゲストとして来ていただくことがある爪さんです。
この本のタイトル、「青春18サウナ旅」というのを聞くと、
あれだな、青春18きっぷだな、と時刻表を読むのが好きな人はピンときますよね。
そう、青春18きっぷを使った旅のエッセイなのですね。
時刻表好きな方は、このエッセイのような旅はいいなぁというでしょう。
長距離をずっと普通列車で移動するなんて、時刻表読みなら大好物に決まっていますよね。
気になる方用に概要欄にリンクを貼っておきますね。
先週、先々週と、この日曜日配信では、久々に新しい時刻表を買ってきたので読んでいくという話をしています。
乗り放題きっぷの変遷
今回は、青春18サウナ旅で使っている青春18きっぷにちなんで、乗り放題きっぷについて考えてみることにします。
時刻表には、お得なきっぷというコーナーがあります。
昔は後ろの方にあったような気がするのですが、2023年11月号では、結構前の方の特集の次あたりにあります。
日本全国いろいろなところで企画されている、主に観光用のきっぷだけでなく、回数券とか往復割引なんかの情報が載っているコーナーなのです。
その中にフリーきっぷという分類があります。
簡単に言うと、指定されたエリア内なら乗り放題になるきっぷです。
もちろん乗り放題といっても条件があります。
例えば、普通列車しか乗れないみたいな条件ですね。
この条件がきつければきついほどお安いということにもなります。
なので、上手に使うと面白い旅ができます。
青春18サウナ旅は、そういう旅をしてみたエッセイです。
青春18きっぷの歴史はなかなか古いのです。
始まったのは1983年ですから、40年も経つのですね。
1日乗り放題のきっぷ5日分で、今は12,050円です。
使用条件の詳細はググってみてくださいね。
このきっぷ、実は40年前と比べると格段に使い勝手が悪くなりました。
使用条件が厳しくなったわけではありません。
ごくシンプルに言うと、列車が走っていないのです。
いや、もちろん列車は走っているのですが、
長距離を普通列車で移動するのがとても難しくなっているのです。
というのも、鉄道はつながっていても、運営会社が分かれているケースが結構あるのですね。
できるだけ長距離を移動するには、幹線を使うことになりますが、
幹線は新幹線になり、並行する在来線が第三セクターになっていることがあります。
例えば東北本線は上野から青森まででしたが、今は森岡までしかありません。
いや、鉄道はちゃんと続いているのですが、森岡の北は2つの第三セクターの会社が運営していて、JRではないのですね。
こういう場合、JRグループの企画切符は大抵使えないわけです。
さらに、青函トンネルのある海峡線は新幹線しか走っていませんし、特急しか走っていない路線なんていうのもあります。
特例で特急に乗れる区間もありますが、乗り換えが結構大変だったりします。
なので、そこそこ遠くまで行ける列車のセットは、1日で見ると一択ってことが結構あるのです。
途中下車してブラブラしようというのはとても難しくて、とにかく乗り続けるだけという感じになります。
食事を取るのも大変というようなスケジュールになることもあるのですね。
もちろんそれを楽しむための切符ということではあるのですが、始まった頃よりもずっとマニアックな切符になっている感じは否めません。
JR北海道には1日散歩切符というフリー切符があります。
そのエリアは函館本線・室蘭本線のおしゃまんべから、根室本線・十勝の新徳までという広大なものです。
札幌からだと、おしゃまんべを回るコースと新徳を回るコースがかなりダイナミックで面白いのですが、
このコースを回れる乗り換えスケジュールはほぼ一択です。
そこまで行かなくてもいいから、近くを乗り放題で行き来しようという使い方もあるのですが、
これがまた微妙で、観光地を往復するだけだと普通の切符を買った方が安いということがあります。
札幌近郊を除くと急激に列車の本数が減ってしまうので、きちんと計画しないと無駄になります。
北海道は空地の栗山町というところに小林酒造という酒蔵がありまして、春先にお祭りがあってお酒を飲んで美味しいものを食べる催しがあるのですが、
札幌から栗山町まで往復するだけだと1日散歩切符の方が高くつくのです。
素直に普通の切符を使えばいいのですが、せっかく遊びに行くのだから他の場所でも途中下車したいじゃないですか。
って岩見沢に寄ったりするのですが、駅の周りにはあまり見るところがないので結局ほとんどそのまま戻ることになって、
それでは切符がもったいないので札幌に戻り、通り越して小樽まで行って遊んでくるみたいな形に良くなりました。
案外鉄道で行ける場所は多くないんですよね。
札幌近郊は列車の本数が割と多いのでできる芸当ですが、札幌からちょっと離れるとなかなか大変なのです。
まあ、フリー切符は使い方によってはあまりお得じゃないってことです。
純粋な乗り放題切符
ということを頭に置いた上で、今回のタイトルにある純粋乗り放題という言葉の意味をお話しましょう。
それは、乗り放題以外に用途がないという意味です。
途中下車して観光しようなどというのは不純であるということでもあります。
とにかく列車に乗るために乗るという、喫水の乗り鉄のためにある切符と言っていいでしょう。
鉄道を巡る状況が厳しくなっているので、どんどん純度の高さが要求されているわけですね。
と、おバカな話をしたところでこの話はおしまいにします。
今回は、乗り放題切符は純粋乗り放題切符になったという話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化でITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから見に行くことができます。
コメントはリスンで、文字で読みたい方はノートをどうぞ。
どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
07:56

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