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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉 直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、都内某所、往復するだけで、五泊六日、というものです。
時刻表を調べる
日曜日は、時刻表を読む話をしています。
時刻表を調べるときは、まず作印地図を見ます。
まずは、目的地を見つけ、出発地までのルートを探し、そのルート上に書かれているページ番号を見て本文を開き、乗り継ぐ列車をじわじわと調べていくわけです。
が、面倒ですよね。
調べるんだったら、今はスマホで検索したら一瞬ですからね。
時刻表が好きな僕でも、スマホで検索しますね。
なので、時刻表は読むためにある、ということになります。
というわけで、いつものように時刻表を開きます。
JTB時刻表、2023年11月号です。
目的地をどこにしてみようかな、という感じで、まずは作印地図を眺めていきます。
そこで、ふと目に留まった場所がありました。
東京付近拡大図です。
大都市付近は、鉄道も駅も密集していますから、拡大された地図があります。
特に東京は、エリアがとても広いですからね。
拡大図を見るわけですよね。
拡大図に収められているのは、もちろん東京都と、神奈川県、山梨県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県の一部です。
むちゃくちゃ広いですよね。
その東京付近拡大図の左下隅に目がいきました。
そこには、東京都の一部が別枠で描かれています。
どこだと思います?
勘のいい方は、「ああ、あそこね。」となっているでしょうね。
そう、伊豆諸島と小笠原諸島です。
この別枠地図には、伊豆七島というタイトルがついています。
もちろん、この島々には鉄道はありません。
線が引いてあるのは、船の航路です。
この図で定期航路がある南の端は、小笠原列島の母島です。
それよりも東京に近いところには八丈島などがあるのですが、
船はここを経由せず、東京湾の竹芝桟橋からまっすぐ父島に向かう船と、
父島から母島を結ぶ船があるだけです。
作印地図では、伊豆七島なんてまとめてありますけど、
Googleマップで見ると、
東京から伊豆諸島の南の端の青ヶ島までより、
青ヶ島から小笠原諸島までの方が遠くて、方向もちょっと違っています。
だから竹芝から父島まで直行なのでしょう。
この航路の横に書いてあるページ番号は、800のAです。
なので、そのページを開いてみると、
船の時刻と料金がごちゃごちゃと書かれています。
ここから父島までは小笠原丸で行きます。
11時に竹芝を出て、父島に着くのは翌日の11時。
丸24時間ですね。
そこから母島まではさらに2時間の船旅。
これらは毎日出発というわけではありません。
父島に着いた船は3日滞在して戻ってきます。
だから最低5泊6日になるのですね。
その間に母島に行って帰ってくることはできそうです。
もちろん、海が荒れたりしなければということにはなりますが。
噂には聞いていましたが、小笠原って本当に遠いのですね。
Googleマップでは、よほど大きな画面を使わないと、
東京からの距離感をつかむのが難しいほどです。
でも時刻表にはちゃんと船の時刻が載っているのです。
そういうわけじゃないのですが、ちょっとすごいと思いませんか?
まあ、こんな時刻表の楽しみ方もあるという話でした。
今回は都内某所、往復するだけで5泊6日という話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
柴尚貴でした。ではまた。