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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、国際航路の時刻も載っている。
時刻表は読み物だからなぁ、の24回目です。
今回は国際航路の話です。
航路といったら、飛行機の方を思い浮かべることが多いですよね。
JTVの時刻表には、もちろん飛行機の時刻も載っています。
僕が持っている1968年の10月号にも、少ないながらも国内線の時刻が載っていて、
沖縄が国際線扱いだったという話を、ポッドキャストの225回目に話しました。
その後の時刻表には国際線もどんどん増えて、今は航空時刻もかなりのページを割いて掲載されています。
飛行機も面白いのですが、そっちじゃなくて船の方を見てみます。
時刻表にはフェリーの航路の時刻も載っています。
これは1968年の時刻表からあるのですが、
1988年の時刻表を見たら国際航路も載っていることに気づきました。
最近の時刻表にももちろん載っているのですが、
上海と草に行くものしかなく、さらに渡航制限の影響で運休していてあまり見るものがありません。
なので一番面白いのが1988年の時刻表でした。
日本側の出発地は横浜・大阪・神戸・下関・沖縄が載っています。
大阪・神戸からは韓国のプサン・中国の上海を結ぶフェリーがあります。
下関からはプサンを結ぶフェリーです。
これらは最近の時刻表にも運休中でも載っています。
1988年の横浜から出ている船はナホトカに行っていました。
運航はソ連極東船舶公社、就航船名はコンスタンチンチェルネンコ号です。
横浜をお昼の12時に出航し、3日目の17時のナホトカに着きます。
ナホトカからは12時に出航で、3日目の15時に着くスケジュールになっていました。
そういえばユーミンの私のロンサムタウンという曲に、
錆びた船がナホトカに向けて遠ざかるという歌詞がありました。
概要欄にリンクを置きますのでぜひ聴いてみてください。
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横浜の港町間が出ていていいですよ。
沖縄からは台湾への航路が乗っています。
那覇から宮古島・石垣島を経由して、高雄とキイルンを結んでいます。
行きも帰りも夜に出航して、翌日に宮古や石垣に寄り、3日目に目的地に着くスケジュールになっています。
今は貨物を運ぶ航路はあるようですが、旅客を運ぶ定期航路は時刻表には載っていません。
検索してみるとクルーズ船でのツアーがあるようですね。
人の移動は航空便が普通の時代になったのだなぁと感じます。
ただ細かい国際航路はもっとあったようで、ググるといくつか見つけることができるのですが、
残念ながら10年おきの復刻版しか手元にないので、ひょっとしたら間の時刻表に掲載があるかもしれません。
機会があったらもっと調べてみようと思っています。
次回は北海道の線路がショートカットしていく歴史の話をしようと思います。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。
ではまた。