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2023-04-05 07:23

#515 【技】Visual Studio CodeにCopilotを入れてコーディングをアシストしてもらった話

最近のAIブームに乗っかって、プログラミングのときにAIを使ってみた話をしています。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。


会話型のAIシステムとグラフィカルユーザーインターフェースの違い
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「ビジュアルスタジオコードにコパイロットを入れてコーディングをアシストしてもらった話」というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
今年に入って、ITの世界はAIの話で持ちきりです。
AIとか人工知能という言葉は、これまで様々な場面でバズワードとして使われてきて、
時間が経つと全然AIじゃないじゃんと思うことが多かったので、今回はどうだろうと思いながら色々試してみています。
今の話題の中心はチャットGPTという会話型のシステムで、
チャットとついているように、簡単に言うとLINEみたいな形でシステムと会話しながら問題解決をしていけるシステムに見えます。
使ってみるとかなり実用性を感じるなと思いました。
しかし、この会話型という方式は、現在僕たちが馴染んでいるグラフィカルユーザーインターフェースとは少し違うイメージではないかと思います。
現在主流のグラフィカルユーザーインターフェースでは、あえて言うと操作可能なオプションをすべて画面上に並べ、それを選択しながら処理を進めていくというやり方です。
実際にはもっと複雑なものですが、基本的に目を使う視覚優位のユーザーインターフェースです。
しかし、今のところのチャットGPTは、プロンプトという形で言葉を入力して、自分の必要なアウトプットを得る形です。
これは案外難しくて、自分が必要とするものを言葉で表現する必要があるものです。
これまでも似たようなものはありました。
それは、Googleのような検索システムです。
でも、ちょっと考えてみてください。
検索システムを上手に使えないという人は案外いるのではないでしょうか。
それは、自分が検索しようとしているものを言葉で表現するというところでつまずいてしまうからではないでしょうか。
現在の会話型のAIシステムを上手に使うのはもっと複雑で、自分がやろうとしていることを詳細に言葉で説明する必要があります。
ある意味、グラフィカルユーザーインターフェースが生まれる前のコマンドラインインターフェースの時代に戻ったような感じです。
ただ、これはこれでメリットがあって、それは目と手だけではなく、口も使うユーザーインターフェースが生まれる可能性があるということなんですね。
Visual Studio CodeにCopilotを入れてコーディングをアシスト
言葉で説明をするという観点で見たときに、実は馴染みが良いと思われるのがプログラミングの世界です。
今のところ、主流のプログラミングシステムは、プログラミング言語という人工言語を使って処理をコーディングするというやり方です。
コーディングする際には、使いやすい編集システムが必要で、これをエディタと言ったりしますが、このエディタを使って、
このエディタにAI的な機能を乗せるときに、案外流行の会話型のユーザーインターフェースが馴染みやすいようです。
そのようなAIを取り込んだエディタを試すには、Visual Studio Codeというものを使うのが簡単です。
これはVS Codeと略して呼ばれることもあります。
最近のプログラミングは、このVS Codeを使うことが多くなっています。
VS Codeにはプラグインという機能を拡張する仕組みがあります。
その中にGitHub Copilotというプラグインがあって、これを使うとAI的な機能を使ってコーディングをサポートしてもらうことができるのです。
実際に使ってみるとかなり便利です。
まずは使う言語を決めてエディタ画面を開きます。
そしてその言語のコメントアウトの構文でやりたいことを書くのです。
うまくいくと、その処理を行うコードを自動的に生成してくれます。
生成というか、GitHub上から近い処理を行うコードを持ってきてくれるというイメージでしょうか。
そのコードを少し修正してすぐに動かすことができます。
さらには問題のある処理、いわゆるバグを指摘してもらうこともできます。
そして書いたコードをテストするためのコードを自動生成することまでできます。
残念ながら完全なコードが出るわけではなく、提示されたコードを人間が見て必要な修正を加える必要がありますが、
プログラミングというのはコードを書き始める最初が一番大変なので、
その段階でかなり妥当性の高いコードのヒントが得られると考えると、プログラミングは思いっきり楽になるのです。
もちろんこのような機能はどんどん進化して、いずれは人が手を加えるところがどんどん減るでしょうけど、
今のレベルでもとても便利で、数年経つとこの機能なしにプログラミングするという方法は過去のものになるかもしれません。
これはプログラミングのためのエディターの便利機能ですが、
もっと誰でも使うワードやエクセルのようなアプリケーションにも同様の機能が搭載されることになります。
AIを使うためのユーザーインターフェース
多分、文章を作るためにワードとエクセルのどちらを開くかということすら考えなくて済むようになるでしょう。
まだまだAIを使うためのユーザーインターフェースは改良されていくことと思いますが、
重要なのはどんなことをするのかをきちんと言語化できる能力がこれまで以上の機能を持っています。
単純作業はAIに任せて、人間はより人間にしかできない仕事をやるのです。
この境界線はどこにあるのでしょう?
今、自分がやっている仕事がどの辺りにあるか。
ぜひ考えてみてくださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べることが重要です。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
07:23

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