1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #522 【技】AIサービスに..
2023-04-12 05:51

#522 【技】AIサービスにお金を払う時代になる?

spotify apple_podcasts youtube

AIブームで否定的な議論が立ち上がってきたました。その論点のひとつは個人情報の扱いだと思いますが、そこからこの先に起きる変化を考えてみようと思います。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

#508 【技】ChatGPTにトークシナリオを作ってもらった話 https://open.spotify.com/episode/6Sw7gz33DosbprkO0tmkwq?si=ff1d52630f28439f

#500 【談】ノーマスク解禁!春メイクはこれで勝負!づめのメイク講座 

https://youtu.be/ctdrGhEwxfs

#421 【占】あけましておめでとうございます!2023を計画する
https://youtu.be/3pW_FyTXjzI

#400 【談】ポッドキャスト配信が400回目になったのでゲストをお招きしてトークします!
https://youtu.be/6mcXQwfHwVA

Davinci Resolveのダウンロードサイト
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve

Vrew
https://vrew.voyagerx.com/ja/

配信書き起こし
https://note.com/nchiba

twitter @nchiba

YouTube
https://www.youtube.com/@nyaos

「読書と編集」の活動は、
https://www.nyaos.net/

ストアカの「読書と編集のITリテラシー教室」は、
https://www.street-academy.com/steachers/468576?conversion_name=direct_message&tracking_code=62e788e6ff484f6d2952151bb9c955b4 

をご覧ください。


AIサービスの課金時代到来
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「AIサービスにお金を払う時代になる?」というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
去年から始まったAIブームは、この配信の508回で予想した通り、様々な逆風にさらされています。
ブームというものはそういうもので、逆風によって立ち消えになることがあるのもよくあることです。
ただ、今回のAIブームは、これまでのAI冬の時代とはちょっと違うような気がしています。
インターネットによるITの時代がある程度進展して、アプリケーションを支えるソフトウェアのフレームワーク技術がある程度飽和し、
ハードウェアの高度化のスピードも落ちてきましたが、今回のAIは、実用性を高めるためにハードウェアの量的拡大を求めており、
それをてこに、またハードウェアの高度化スピードが加速しそうな感じがします。
変な言い回しですが、簡単に言うと、スマホのメモリが256GBくらいは普通という世界になりそうということです。
ストレージのことではありません。実行用のメモリのことです。
今のスマホは8GBくらいが一般的ですが、それが256GBになるという話です。
AIはメモリを食うのです。
それでもスマホのように手元で使えるようにする必要がある。そういう進化圧力がかかっていると思います。
遠からず、そういうハードウェアを誰もが持てるような時期が来るでしょう。
そうなったとして何が変化するか考えてみましょう。
一番大きく変わるのは、情報の入手のコストだと思います。
今、我々は無邪気に情報はタダで手に入ると思っています。
実際にはタダではないのですが、そう錯覚させる方法が主流です。
いわゆる広告モデルですね。
テレビのコマーシャルや検索のトップに出てくる広告はウザいですが、まあ仕方ないと思って使っているわけです。
それで徐々にわかってきたことは、タダで入る情報の質はイマイチだということではないでしょうか。
今流行っているAIシステムには、どうも広告の入る余地はないような気がします。
興行に溶け込んだ広告というものは考えられますが、サブリミナル広告が忌むべきものとされているように、
無意識に広告を取り込んでしまうようなものは問題になってしまうでしょう。
しかしAIシステムの開発には莫大なお金がかかるのです。
それをどこから出すのかという問題が先鋭化すると思います。
メモリー256GBのスマホは、これをスマホと呼ぶかどうかはさておき、個人情報をAIで処理するようになるはずです。
これに広告的なものを紛れ込ませるのは、かなり気持ち悪い感じですよね。
とすると、ある程度お金を払って使うということになるような気がします。
きちんとお金を払ってAIアシスタントを雇う感じでしょうか。
変化する情報取得方法
他方、そのコストを負担しない人たちも現れそうで、その人たちはこれまでと同じように広告モデルで見た目ただの情報を使うことになります。
その時の人々の認識は、質の良い情報は広告モデルでは手に入らないということになっている気がします。
有機栽培の野菜がいいよね、みたいな感じでしょうか。
実はこのような変化はすでに始まっています。
Netflixのサブスクはわかりやすいですが、YouTubeも課金している人は結構多いでしょうし、Twitterも課金モデルを試しています。
これらと並んで、AIシステムも課金によって全く違う効率で何かを作ることができるようになるかもしれません。
良い情報を得るには対価を払うのが当然、そういう時代になるような気がします。
願わくば、それがスマホやパソコンを買ったり、Netflixのサブスクリプションのレベルで済むようになってほしいな、なんてことを考えています。
今回は、AIには広告モデルは馴染まなくて、みんなお金を払うようになるのではないか、ということを考えてみました。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしを、ノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
05:51

コメント

スクロール