友人の両親のクルーズ旅行
おはようございます、なっちゃのです。今日はですね、ちょっと旅行の話をしていきたいと思うんですけど、というのもですね、友人のですね、お父さんとお母さんがクルーズで日本一周プラス韓国に行くっていう話をしてて、なんかそれが10日間の船の旅らしいんですよね。
日本全国いろいろ巡って、韓国の旅行もできて、それでなんか2人で30万もしないみたいなことを言ってて、そんなに安いんだみたいな感じで、ちょっとびっくりした経験というか、そういう話をしてたんです。
そのご両親は子供もですね、みんな独立して、自分たちの仕事も落ち着いて、なんかまさにヨカライフみたいな感じで行くらしいんですけど、この話はお父様がずっとそういうことをしたいというふうに夢になってて、最近の生きる楽しみみたいになってしまってるらしいので、この旅が終わったらバーンとするんじゃないかって、なんかちょっと聞いてて不安になったんですけど、
一方で2人の温度差が面白いなと思ったんですけど、お母さんの方は、あんな狭いところで2人で10日間はちょっとだるいなみたいな感じらしくて、そんな話を微笑ましく聞いていました。
こういう話になると、いつも私思っちゃうんですけど、子供ができるとですね、大人のやりたいことと子供のやりたいことが一致しないし、できないことも多いので、なんかいいなというふうに思っちゃうんですよね。
子供ができる前にたくさんおいしいもの食べて、好きなところにたくさん行こうっていうふうにやってたんですけど、やっぱりそれでもいいなって思っちゃう自分はいるわけで。
予防線張るわけじゃないんですけど、別にこの話っていうのは子供とする旅行があんまり楽しめないっていうこととは全く別の話で、それはそれで楽しいのはわかってるし、
でも子供との旅行で満たされない部分は絶対あって、逆に子供のいる生活が当たり前になると大人だけの旅行で満たされない部分っていうのもあるのかなっていうふうには思っているんですよね。
両立することがあるのかないのかわかんないですけど、少なくとも10年15年とかは両立しないんじゃないかなっていうふうに思っているんですけど、
それはちょっといいとしておいておいて、何かふと自分たちのためだけに旅行できるっていうのは何年先かなみたいなちょっとねおせんちな気分になって、またここ行きたいなとかあの時楽しかったよねとかっていうふうに夫と話すことがあるんですよね。
その話をしたいなというふうに思うんですけど、あの時楽しかったよねとかまたここ行きたいなとかって結構いくつかあるんですけど、その中で夫も私も一番良かったよねっていうのが新婚旅行なんですよね。
私たち新婚旅行っていうのは瀬戸内海の付近、四国とか瀬戸内海の付近に5泊6日で行ったんですよ。
私個人的には本当は海外とか行きたかったんですけど、コロナがあったので海外っていう選択肢はまずなかったんですよね。
瀬戸内海の旅はですね、ちょっと工程をしゃべっていきますね。
まず徳島空港に行って世界の名画のレプリカとかが揃っている大塚美術館っていうのが大塚国際美術館だったかなみたいなのがあって、
その後翌日に船の都合のためだけに小島島に行ってホントホテルだけ泊まったんですね。ご飯美味しかったんですけど小島島行って、
その後手島っていう瀬戸内海の島があるんですけど、美術館とか横畳のりの美術館とかがあったりするところです。
その翌日か、その日にアートで有名な直島に行って、
直島っていうのはご存知の方多いと思うんですけど、草間弥生のかぼちゃとかいろんなオブジェがあったりとかして、
あと安藤忠夫の設計の美術館がいくつかあったりとかして、
あと直島含むこのいろんなアートの街おこしっていうと薄っぺらなんですけど、
ベネッセが主導でいろいろやってですね、美術館に泊まれるベネッセのホテルがあったりとかして、
直島で滞在した後は四国に戻って高松でうどん食べたりとかコンピュラさんのお参りとかして、
あと今治にですねちょっと西の方にグググッと移動して今治の方に行って、
島並海道の島々とか行って、
島並海道の島々とかってインド島とかねあの辺のことなんですけど、
村上海賊の資料館、村上海賊の資料館なのかな、
あのまあ海賊の資料館があったりとか、
あと建築士の伊藤豊のミュージアムとかねあるんですけど、
年末で全部休みだったんですよね、
まあ分かってて行ったんですけどドライブとかして、
でその後ですねあの大目的だった道後温泉に行って、
もちろん道後温泉チャプチャプ入って、
あの辺って松山のエリアで、
私前の放送前というか以前の放送で、
新婚旅行の思い出
柴梁太郎の坂の上の雲がめちゃくちゃ好きだっていう話をしたことがあったんですけど、
ちょうどその坂の上の雲っていう小説の中に出てくる海軍と陸軍の軍師の兄弟の秋山兄弟っていう人たちと、
俳句の正岡敷のその3人が主人公の小説なんですけど、
その3人っていうのはこの松山で生まれ育ってるんですよね、
だから坂の上の雲ミュージアムっていうのがちょうど松山にあってですね、
あのそこに行ったりとかっていう誤白でした、
でどれもどの日も最高なんですけど、
中でも手島っていう豊かな島っていう感じで描くんですけど、
手島がですね私すっごい良かったなって思ってるんですよね、
手島美術館っていうのは西澤隆恵っていう人が建築した美術館があってですね、
どの建築家もそうなのかそうじゃないのかちょっとわかんないんですけど、
個人的なイメージではこの西澤隆恵っていう人は建築とかアートの公共性みたいな、
その公共の場みたいな特定の人だけのためのものじゃなくて、
もっともっと開かれた場所であるべきだみたいなことを考えながら作ってるみたいなイメージがあってですね、
その場所の歴史とか時間が地続きになっているその時間の経過みたいなことを大事にしているという印象があるんですけど、
まさにこの手島美術館もそうだなというふうに思ってて、
手島美術館って島全体が多分坂とかが多くて、
この美術館自体がすごい坂を登ったところにあるんですよね、
真冬に行ったんですけど坂がきつすぎて、
ぜいぜい言いながらちょっと山登りみたいな感じで行ったんですけど、
だからこそ周りに何の建物もないし、本当に木々と空と海みたいな感じだったんですよね、
その場所っていうのはもともと棚田になっていたらしくて、
多分人口減少とかやり手がいないとか理由はいろいろあると思うんですけど、
急行電になって、そこを活用して手島美術館というのができたっぽいんですよね。
ちょっとどういうところか公式の説明を読みますね。
広さ約40×60m、最高高さ4.3mの空間に柱が1本もないコンクリートシェル構造で、
天井にある2カ所の開口部から周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、
自然と建物の交互的な空間
自然と建物が交互する有機的な空間です。
内部空間では1日を通して泉が誕生します。
その風景は季節の移り変わりや時間の流れとともに無限の表情を伝えます。
という公式のページがあって、周辺環境や立地を生かした感じっていうのは伝わってきますよね。
そこに作る意味っていうかね、そういうこと自体は感じるんですけど、
とはいえ、行ったことがなかったりしたら多分泉ができますからね。
意味がわからないと思うんですけど、なんかちょっとしゃべってみるとですね、
美術館って言いながら展示作品とか展示物とかっていうのは全然一切ないわけなんですよね。
だからこの空間とかもうその敷地全体が作品みたいなことなのかなってちょっと思ってるんですけど、
このコンクリートシェル構造とかって呼ばれる空間が、本当に柱も一本もない空間があってですね、
店員が多分決まってるんですよ。
その時コロナだったからかもわからないですけど、
その時は出て行く人の人数分中に入れるみたいな感じでちょっと列になってて、
靴流されて中に入るんですよね。
地面というかコンクリートが別に天井も床も全部コンクリートなんですけど、
地面のあちこちからぴょこって水が湧いてくるんですよ。
水が湧いてくるというか水滴が湧いてくるみたいな感じでぴょこって水が出てきて、
心が穏やかになる体験
湧いてゆるーく傾斜になってたりするんですけど、
ずーっとその水が流れて、他の場所で発生した水滴と合流してまた形を変えてずーっと流れてみたいな、
その時の風とかいる人とかこの水と水の交わりとかで同じ水の流れが全然ないんですよね。
そこでぷくぷくぷくって出てきた水がずっと動かないこともあるし、
ずっと動かないなって思って見てたら上の方からぴょーってきた水に一緒に押し出されてぴょーって流れていくみたいな、
いったいったみたいな風に見てたりとか、とにかくずーっと見てられるんですよね。
私その時は仕事で自分が無価値に思えてたタイミングで、
そのタイミングでたまたまプロジェクトで一緒になった人にパワハラを受けるみたいな感じで少し病んでたことがあったんですよね。
海を見て自分ちっぽけだなとかって思うとかってよく言いますけど、
ちょっとそれと似ているというか、この水の流れで心が本当に穏やかになるのがわかったんですよね。
自分がちっぽけだとかっていうよりかは、本当に仕事のいざかざとか本当に心底どうでもいいなって思うみたいな。
心が現れたとかとはまた違う感じがするんですけど、
何か時が止まった空間に来たなみたいな感じだったんですよね。
無欲になるというか、自分のいろんな欲とか気軽とか本当にどうでもいいなみたいな。
自分の自意識とかも含めて全部どうでもよくなるみたいな経験をしたんですよね。
経験というか空間に入れた時間っていうのが、この5泊6日でいろんなことをした中でも私としてはナンバーワンで、
今もたまに思い出すんですよね。
たまにお風呂で水滴チョンチョンとかで垂らして、でも流れていかないなとかって思ってみたりして、
やっぱりあそこでの体験は特別だなとかって思ったりするんですけど、そんな体験をしました。
ということで喋ってみました。
また小連れとかではハードな旅にいろんな船とか飛行機とか駆使するんで、
ハードな旅になっちゃうので、まだもうちょっと行けないかなっていう感じなんですけど、
ちょっと行けるようになったら行ってみたいなというふうに思います。
ということで今日はこれで終わりにします。
それではまた。