1. 人のフリ見て我がフリ直せ
  2. SDGsとか多様性って叫ばれる時..
投資のなんだっけ、はESG投資でした。

正欲 (新潮文庫 あ 78-3)
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00:05
おはようございます、なっちゃのです。今日は、最近読んだ本の話をしたいなと思うんですけど、
2年前に出ている、アサイリョウの性欲っていう、11月に稲垣吾郎とガッキーで映画化もするらしいんですけど、
その本を読みました。この性欲っていうのは、正しいに欲って書いて性欲ですね。大ヒット作品なんで皆さんご存知かもしれないんですけど、
それをちびちび読み進めていて、ようやく今日読み終わりました。
ネタバレを含むかもしれないので、ネタバレとかあんまり気にしないで喋るので、嫌な人はここで閉じてもらえればと思います。
アサイリョウって、今までヒット作品めちゃくちゃありますよね。
何者何様は読んだし、新しい世界地図みたいなのも読んだし、
ただですね、霧島部活行かないって言うじゃないか、辞めるって言うのは読んでないんですけど、
まあまあ売れてるようなやつは読んできたんですけど、今までそんなに刺さんなかったんですけど、
今回ね、この性欲ってすごい作品だなぁってちょっと思っちゃいましたね。
しかもこの人、私の3つ目なのか?みたいな、なんかもうその衝撃もガーンとやられたんですけど、
まあなんかね、すごい人ってやっぱり年齢関係ないんだなっていう感じですよね。
で、えーと、まあちょっとそれを置いといてですね、
まあ意識したこと、まあこの物語の始まりっていうのはもう私なんか全く意識したことないんですけど、
まあ例えば、なんかこうスーパーの値引きとか、なんかお金が欲しいって思うっていうこととかですね、
なんかこう人々の営みっていうのは全て明日も生きて、明日も生きていきたいっていう前提の下に成り立ってるよねっていう話から始まるんですよ。
で、なんかこう当たり前に明日も生きていきたいって思えることってどんなに幸せなんだろう?みたいな感じなんですよね。
で、そんなことから始まって、まあ登場人物が、まあなんかなんでしょう、群情小説、群憎小説みたいな感じなんですけど、
あの、まあマイノリティーっていうかね、まあなんかマイノリティーって言うと、
例えばあの異性愛者に対してのLGBTQとかって、まあマイノリティーって言われると思うんですけど、
なんかそのLGBTQにすら入らないような、だからまあなんて言うでしょう、いわゆる異常性欲者みたいに言われてしまうような人たちとかが出てきてですね、
なんかあの物語としてもすごい面白いし、なんか伏線とかが全部見事だし、
あの、なんかこの群情小説って最初は見せかけて、こんなに全部綺麗にまとまるっていう感じなんですよね。
で、あの、あと私圧倒的に、まあなんか今回はこのメッセージ性っていうのに、なんかすごい唸ってしまってですね、
03:06
あの、まあどういうメッセージ性かっていうと、この正しい欲の性欲っていうことに象徴されると思うんですけど、
あの、まあSDGsとか多様性とかって、まあまあまあ、そりゃそうなりゃいいよねっていう感じじゃないですか。
でも、あの、そりゃそうなりゃいいんですけど、あなたの想像力が全てだと思っていないですかみたいな、こうなんか問いかけがあるんですよね。
だから、例えばそのLGBTQの人たちがいるって分かった時点で、それが全てだと思ってないですかっていうことがあって、
で、具体的にこの小説の中で出てくるあの言葉っていうのがですね、
あの、まあその、なんて言うんでしょう、あのその性的指向を指摘されてるっていうか、まあなんか吸断されてる時の当事者の言い返しなんですけど、
いいですよね、誰にも説明する必要がない人生って。
あと、いいですよね、どうにかして生き延びるために選んだ道をそんなの現実的にあり得ないって断罪されないっていいですよねとかって、
言うような言葉が出るような話なんですよね。
だから、あの、なんか綺麗な言葉今たくさん出てますけど、なんかそこの自分たちが何もかも知っていて、
自分たちが優しいことを言っていれば優しい人に思われて、
まあそういうことで、あの自己満足を得て、
こう想像力を自分はきちんと持って相手に接してるんだよっていう、
なんかこの想像力を疑わない傲慢さみたいなことをなんかこう訴えているような本だなっていうふうに思ったんですよね。
で、えっと、まあとはいえ、とはいえですよ、別にSDGsだってまあいい部分っていうか、まあ基本的にはまあいいとされているものですし、
私自身もこの女性の社会進出とかそういうことばっかり言っちゃいますけど、
社会進出というよりも、女性だって一人の人間として男性と区別されることなく、
いろんな人生の歩み方を比較的選べるようになったと思ってるんですよ。
だからそういうことだっていいと思うし、
投資で何でしたっけ、ちょっと名前忘れちゃったんですけど、
なんかこうSDGsに寄与している企業に投資をしましょうみたいな考え方とかもあったりするので、
それはやっぱりなんかこういい事業をしている事業者が報われないみたいな、
まあそういうことがなくて、
資本主義のところに社会主義の良い部分が入っているみたいな感じになっているのはまあまあいいんじゃないかなって思う一方で、
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やっぱりさっきのようなこととか、
本当にそれあなたの想像の範囲内だけで満足してませんかみたいなこととかももちろんですし、
自分がSDGsとかって言ってる分、なんか逆にお前を昇進してやったのはお礼様だみたいな感じになったりとか、
まあそういうことって普通にあるあるだと思うんですけど、本町転倒ですよね。
結局まあだから偽善の優しい面をかぶった偽善野郎っていうことなだけだと思うんですけど、
っていうようなことをちょっと考えさせられたっていうか、
それがすごくナイフのように突き刺さるメッセージ性のある小説で、
なんかすごいすごい面白いなっていうふうに思いましたっていう話だけで、
今日はこれで終わりにしようと思います。
ということでそれではまた。
07:11

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