Bの炭酸リチウムが正解ということで、正解の方おめでとうございます。
これはね、ちょっと難しかったですよね。
多分ね、はい、と思います。
これですね、先週の資料をもう一度引っ張り出して見ていただけたらと思うんですけれども、
先週ご紹介した、この我らが日本内科学会雑誌の
医学と医療の最前線、薬剤成人障害最近の話題っていう、
先週の火曜日の放送かな。
あ、違う、月曜日の放送か。
で、ご紹介したやつをちょっと見ていただけたらと思うんですけれども。
あ、火曜日かな。
その中にもですね、実は答え書いてあるんですよね。
表の3、薬剤成人障害の臨床病形による分類とかですね、
あと表の2の中にもですね、薬剤成人障害の発症基準による分類っていうところで、
リチウム製剤っていうのがですね、3回出てきます。
はい、なので、これはね、結構有名ではあるんですけれども、
意外とね、知られていないっていうので、でもBは正解っていう、そんな感じです。
そもそもですね、これちょっと各々の薬剤ね、何の薬なのか分からない方もいらっしゃると思うんで、
それがね、ちょっと難しかったかなと思うんですけれども、
まずAのスタチンですね。スタチンはコレステロールの薬ですね。
はい、コレステロールを下げるために使う、一番多く使われているお薬が、
まあ、いわゆるスタチン系の薬剤っていうもので、
まあこれ、ベニコウジ問題でですね、当初スタチンの成分、モナコリン系でしたっけ、
はい、いう成分が入っているから、うんぬん、その、
オーモン菌誘拐症っていう筋肉がね、壊れてしまう病気があるんですけれども、
それで腎障害になったんじゃないか、うんぬんっていう話がありましたけど、
まあそれ全然結果的には違ったんですけれども、
でもまあスタチンでオーモン菌誘拐が起こることはあるんですけれども、
ただまあそれによる腎障害ってね、
まあ僕自身もね、ほぼ経験がないぐらいに少ないですし、
えーと、まあ非常に稀っていう感じですね、はい。
で、あとCのエンサメトフミンですね、
これ糖尿病の薬なんですけれども、
これで間違えた方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
これはですね、あの、
実は腎障害、まあ腎障害を起こすこともあるんですけれども、
むしろね、腎臓が悪いと減量が必要っていう薬の代表格なんですね。
で、むしろ有名な副作用では乳酸足導出っていうのが有名なんですけれども、
まあこれがね、腎臓が悪いと特に起こりやすいっていうのがよく知られています。
で、これで注意が必要なのが、
これ医療者でも非常によく間違えている方が多いんですけれども、
そのお薬そのものがですね、腎障害を起こすかどうかと、
あとは、えーと、その腎臓の機能が落ちていると、
お薬の減量が必要っていうのとは全くね、別っこの問題なんですよね。
で、特にCとかに関して、このメトフミンに関しては、
減量は必要なんですけれども、
そのものがですね、腎障害を起こすっていうことは稀なんですよね。
はい、なのでそこでちょっと引っかかる方が多いんじゃないかなというふうに思いますね。
はい、で、えーと、デーのカルシウム効果薬ですね。
まあこれはですね、血圧を下げるお薬の中での代表格っていうもので、
まあ日本で多分2番目、1番目か2番目かちょっとどっちか分からないですけれども、
よく使われているお薬の1つで、
まあこれ自体はね、腎障害を起こすことは、
まあ比較的少ないっていう、そんな感じですね。
で、一方で、えーと、もう1つよく使われるお薬で、
そのARBっていうですね、レニアニオテンシアルロスランKっていう、
その血圧に作用するところがある、ホルモンのね、ものがあるんですけれども、
これを抑えるお薬は、えーと、腎臓肉血流がね、少なくなって、
腎障害を起こす可能性が非常に高いっていうことで、
まあそれとの引っ掛けなのかなっていう、そんな感じですね。
はい。で、えーと、でEですね。
Eが副腎皮質ステロイドっていうことで、これもね、
あのステロイドはいろんな副作用があるんで、
腎障害を起こすっていうふうに思われる方いらっしゃるかもしれないですけど、
むしろね、治療に使うぐらいなんで、
あのステロイドって、なんか副作用非常に多いというふうに思われてるかもしれないですけれども、
むしろ副作用ではなくて治療に使うっていうことで、