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2024-10-13 08:12

《1059》今月は『てんかん月間』 正しい対応法はどれ?

本日の問題はこちら https://x.com/NaikaiTakeo/status/1845073143016333662 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #医師国家試験クイズ をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療 #健康  #スタエフ医療部 《AI要約》※誤字多数ありますが、エンタメとしてご理解ください ## 放送の概要 たけお先生は、滝尾内科クリニック河原と心の診療所院長を務める内科医です。毎朝10分程度の医療情報番組を配信しており、日曜日は医師国家試験クイズを行っています。 ## 今回のテーマ:てんかん 今月は「てんかん月間」であるため、1週間にわたりてんかんに関する話題を取り上げます。 ## 医師国家試験クイズ **問題設定** 36歳男性が全身痙攣で救急搬送されました。てんかんの既往があり、抗てんかん薬を自己中断していました。意識レベルはJCS 2-10で、バイタルサインは安定していましたが、検査準備中に再度全身痙攣を起こしました。 **問題** この患者に直ちに静脈注射すべき薬剤はどれか? A. モルヒネ B. ジアゼパム C. フロセミド D. アドレナリン E. グルコン酸カルシウム **正解と解説** 正解はB. ジアゼパムです。ジアゼパムは抗てんかん薬で、痙攣を即座に止める効果があります。 他の選択肢の解説: - モルヒネ:痛み止めで、呼吸抑制の危険性があります。 - フロセミド:利尿剤で、このケースでは不適切です。 - アドレナリン:心肺蘇生用で、不整脈のリスクがあります。 - グルコン酸カルシウム:高カリウム血症治療用で、このケースでは不適切です。 ## てんかんに関する追加情報 ジアゼパムは商品名でセルシンやホリゾンとして知られ、座薬としてダイアップの成分にもなっています。てんかん発作時の第一選択薬として使用されます。 ## 放送の締めくくり たけお先生は、今後もてんかんに関する話題を取り上げる予定で、視聴者からの質問や感想を歓迎しています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また毎朝5時…えっと、なんかおかしくなりました。ごちゃんか放送しています。
また毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週日曜日は医師国家試験クイズの日ですけれども、
実は今月はですね、リスナーの方から教えていただいたんですけれども、
てんかん月間だということで、てんかんに関するお話を今週1週間はやっていこうと思います。
で、毎週日曜日はですね、医師国家試験クイズということで、
てんかん関連のクイズを…クイズというか、
医師国家試験を一緒にチャレンジしていただきたいというふうに思います。
で、今日取り上げるのはですね、第117回のB問題の36っていうやつですね。
いわゆる必修問題ゾーンっていう失敗が許されないゾーンなんですけれども、
その中からの問題になります。
では問題。
36歳の男性、全身経年のため救急車で搬入された。
来院時には経年は消失していた。
15歳からてんかんの寄養があり、
寄養って難しいですかね。てんかん持ちってことですね。
後継連薬を処方されていたが、
2ヶ月前から副薬を自己中断していた。
意識レベルはJCS2-10。
これちょっと難しいかもしれないですけど、
反応、刺激に対して反応するっていうぐらいですね。
心拍数98回パーフン性。
血圧が140-90。
呼吸数は18。
SPO2ですね。
酸素フォワード、指に測るやつですけれども、
これがリザーバー付きマスク、
10リッターパーフン酸素投尿化で
98パーセントということで、
これちょっと、要は酸素を投尿して、
この正常なSPO2ですね。
酸素フォワードが維持されているっていう、
そんな感じです。
で、情報脈絡を確保して、
頭部CTを撮影する準備をしていたところ、
全身経年を起こしたっていうことですね。
で、この患者に直ちに常注すべき、
常注って腸胃薬注射ですけど、
すべき薬剤はどれかっていうことになってます。
で、選択肢が5つありまして、
A、オルヒネ。
B、ジアゼパブ。
C、フロセミド。
D、アドレナリン。
E、グルコン酸カルシウム。
ということで、いかがでしょうか。
これね、えっと、
医学生の生徒率は99.5%あるんですけど、
一般の方にはね、この薬の名前何ですかっていうのが、
結構多いんじゃないかなと思いますね。
オルヒネぐらいは聞いたことあるかもしれないですけれども、
ちなみにもう1回選択肢行きますと、
03:01
A、オルヒネ。
B、ジアゼパブ。
C、フロセミド。
D、アドレナリン。
E、グルコン酸カルシウムですね。
はい、ということでいかがでしょうか。
これもしかしたらね、ちょっと近畿詩がね、
いくつか入ってそうな気もするんですよね。
これちょっとわからないですけれども。
はい、いかがでしょうか。
まずはスペースのほうから、
Bでよろしく。
えっと、スタイフのほうも、
B、B。
B、B、B、B。
B。
B以外はないですか。
みなさんBですかね。
はい、それでは、
正解は、
B、ジアゼパブですね。
はい、正解の方おめでとうございます。
ということで、
はい、これは、
みなさん、
薬剤名ご存知でしたかね。
結構これ薬の名前知らないと
難しいんじゃないかなと思うんですけれども。
ジアゼパブっていうのが、
いわゆる抗転換薬というやつで、
えー、
まあその経年、
まあこれ経年1回起きて止まってまた、
検査しようとしてたらまた経年起きたっていう
シチュエーションなんで、
まあまずは経年止めないといけないんで。
ジアゼパブです。
大正解ということになってます。
他にもね、実は抗経年薬って
いろいろあるんですけれども、
速攻性があってですね、
第一選択薬、
こういう経年が起きた時に、
特に乗脈注射する第一選択薬は
このジアゼパブ、
セルシンとかホリゾンって商品名では
言いますけれども、
はい、が、
もうまず真っ先に経年止めないといけないんで、
こういうシチュエーションの時には、
使われるお薬っていうことになります。
はい。
で、一応他の選択肢も言っておくとですね、
えーと、Aのモルヒネ、
これは、
あの、まあ医療用麻薬ですね。
まあオピオイドルの一つですけれども、
痛みに対して使うんで、
あの、経年に対して使うことはありませんし、
まあモルヒネ乗注ね、
やらないことはないんですけれども、
あの、
呼吸抑制になってしまうこともあったりするんで、
こういうね、
あの、呼吸が危うい時にモルヒネ乗注してはいけないんで、
これちょっともしかしたら、
近期死になっているかもしれませんね。
はい。
えー、で、Bのフロセミド、
これはね、
あの、腎臓内科大好きのリニオ薬ですね。
おしっこ出すお薬なんですけれども、
このシチュエーションで
リニオ薬使う意味は全くないので、
違うっていう感じですね。
あの、心不便の時とかね、
そういう時にはフロセミド乗注ってしたりしますけれども、
はい。
えー、
まあ違うっていう感じです。
で、
えー、
Dのアドレナリンですね。
えー、
これは、
あの、心肺蘇生の時に使うやつで、
まあこれもね、
実は普通の状況で乗注するとね、
もう血圧爆上がりして、
これもね、不清脈の原因になったりするので、
これもね、もしかしたら近期死なのかもしれないなと思って見てたんですけれども、
はい。
あの、
心肺停止状態にはないですし、
アドレナリン乗注するとすごいことになるんで、
06:00
えー、
これは絶対やってはいけないっていう感じですし、
えー、
Eのグルコン酸カルシウム。
これだけなんかね、ちょっと毛色若干違いますけれども、
グルコン酸カルシウムって、
何?って思われた方がほとんどじゃないかなと思うんですけど、
これもね、腎臓内科大好きで、
あの、
カリウムが高い時にですね、
高カルシウム結晶の、
まず真っ先に対応するのは、
このグルコン酸カルシウムっていうのを打つっていうのなんですよね。
はい。
あの、
これ、
カリウムを下げるわけではないんですけれども、
その、
カリウムが高いとですね、
心臓の不清脈が起こりやすくなるんですね。
で、
それを、
抑えるためのお薬として使うということで、
まあ、
これ、
あの、
ちょっと検査結果ね、
全然書いてないですけれども、
この状況でカリウムが高いかどうか、
全然よくわからないですし、
まあ、
まず、
死刑、
あの、
痙攣を止めるっていうことは優先されるんで、
これは全然、
えー、
違うっていう形で、
えー、
はい。
正解の方、
おめでとうございます。
これね、
ジアゼパムって、
あの、
これ一般名って、
まあ、
これ全部ね、
並んでる一般名なんですけれども、
あの、
商品名としてですね、
罪悪で、
ダイアップ罪悪って聞かれたことあるかもしれないですけど、
これね、
成分が、
ジアゼパムなんですね。
あの、
お子さんで、
えー、
痙攣が起きたときにっていうことで、
渡される方とかね、
たまにいらっしゃるかもしれないですけど、
これの、
あの、
成分として、
ジアゼパムっていうのがあるんで、
まあ、
これがね、
あの、
非常に速攻性があって、
ただ、
あの、
痙攣のね、
予防とかそういうわけではないんで、
まあ、
実際に痙攣が起きたときに使うんですけれども、
はい。
っていう感じのものになっております。
はい。
ということで、
えー、
冒頭でも言いましたように、
今月、
転換月間だということで、
明日からもちょっと転換に関する話題を、
おー、
取り上げていきたいと思いますので、
もし、
よろしければ、
なんかご質問とかですね、
えー、
感想などいただけたら、
大変嬉しいです。
はい。
それでは、
しんしんじゃんけんでいきたいと思いまーす。
いきますよー。
しんしんじゃんけん、
じゃんけん、
ぐ。
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いではないかいのだけでした。
きょうみしんしん。
字幕視聴ありがとうございました。
08:12

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