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2023-10-12 10:44

《754》今週の興味シンシン☝️医療ニュース イルカの難病、認知症ほか

今週の興味シンシン☝医療ニュース(2023/10/12)

https://note.com/naikaitakeo/n/nb8b95258ea90

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内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日は週間の放送の振り返りじゃなくて、今週の興味シンシン医療ニュースの日ですね。
ということでやっていきたいと思いますけれども、今週も結構いろんなバリエーションのニュースがありまして、
薬問題ですね。薬問題が常にニュースになっているんですけれども、
もうさすがに薬の少ない意見は飽きてきたかなと思うので、ちょっと他のニュースを取り上げたいというふうに思います。
今日取り上げるニュースは、まず1つ目がイルカの難病ですね。
難病って純不全なんですけれども、これのニュースが1つ目ですね。
2つ目がですね、認知症の方なんです。
患者さんがいなくなってしまったっていうニュースですね。
これ結構話題になってたんですけれども、ちょっと取り上げたいと思います。
3つ目がですね、がんの遺伝子変異を童貞する検査ですね。
遺伝子パネルって言いますけれども、これがFDAですね。
アメリカの食品医薬品局から承認されたっていう、そんなニュースを取り上げていきたいと思います。
まずは、
もう読み間違えましたかね。失礼しました。
まずは1つ目ですね。
10月の8日の東洋経済オンラインの記事ですけれども、
記事のタイトルが、イルカの難病に挑んだチームが見つけた真実。
高齢化が進む。
飼育動物健康維持が課題にっていうような、そんなニュースになってます。
私自身ですね、当然ですけど、医者で獣医さんではないので、
全然人以外の生物に関しては全く無知も無理です。
その中でもこの記事に出ているイルカですね。
イルカがですね、慢性腎臓病になりやすいというか、
慢性腎臓病で結構命を落としたりするっていうことがあるんだっていうことを、
この記事の中でも知りまして、というのは、
この記事ですね、私、非常にいつもお世話になっている、
一番最初の記事の1枚目に出ている、
この一番右側の西山先生っていう先生ですね。
非常にお世話になっておりまして、その先生がね、この記事に出ましたっていう、
紹介されておられて、こういうこともやっておられるんだと思って、
ちょっと感銘を受けてご紹介しようというふうに思った次第です。
この記事ね、非常によくライターさんがね、
非常に丁寧に取材をされた感じで記事になっていて、
非常に面白い記事だったんですけれども、
イルカがですね、もちろん高齢化の問題もあるんですけれども、
その高齢とともに慢性腎臓病にもなるんだっていうのを今回初めて知りまして、
その原因がですね、なかなかよく分かってなかったらしいんですよね。
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イルカ以外の動物ともちょっと違うような感じになっていて、
あとは、この西山先生の3ページ目かな、
そうですね、3ページ目に西山先生のインタビューのところが出ているんですけれども、
そもそもね、イルカの腎臓ってね、人間と全然違うらしくって、
腎臓って普通、空豆状になっているんですけれども、それが人間だとね、
2つしかないですね、左右の両側に、背中側にあるんですけれども、
なんですけれども、イルカはですね、なんとそれが1個ずつが小さくて、
300の集合体になっているっていうので、見た目だいぶ異なりますって書いてあって、
そうなんと思って、ちょっと見てみたくなりましたけれども、
はい、いうので、それが徐々に悪くなって、イルカも慢性腎臓病CKDになるっていうような、
そんなことなんですね。で、その原因がね、よく分からなかったんですけれども、
いろいろ結局調べていくうちに、4枚目かな、4ページ目に、
このイルカのCT画像が載っていて、これもね、すごい興味津々だったんですけれども、
石灰化がね、結構起こっているっていうのが分かったんですね。
リン酸カルシウム塩っていうのが、腎臓に沈着して、
それが腎不全の原因じゃないかっていうことを突き止めたっていう、
そんな感じなんですね。で、あとは、カルシウムとかリンとかってね、人間の腎臓病、
人のね、CKD、慢性腎臓病でも非常に重要なところなんですけれども、
イルカに関しては、特に魚の中にリンが含まれてっていう部分で、
それが腎臓に沈着して、で、腎臓を悪くするんじゃないかっていうのは、
そんな仮説になっていて、これが人にどういうふうに役に立つかっていうのは、
ちょっとなかなかね、まだ研究が進まないといけないとは思うんですけれども、
でも、イルカの命が救われることに、
将来的になるかもしれないですし、非常に面白い研究されてるなと思って、
ご紹介させていただきました。はい。というのが一つ目でした。
ちょっとやっぱりあれですね、腎臓に関して話すと長くなりますね。失礼しました。
はい。で、二つ目ですね。二つ目は、これNHKの、なんだろうな、NHKの記事なんですけれども、
鳥取放送局の記事で、記事のタイトルがウェブ特集で、朝起きると妻がいなかったっていう、
ちょっと衝撃的なタイトルになってますけれども、
記事は読んでいただいたらと思うんですけれども、かなり早い段階で、
そうですね、59歳なんですけれども、その何年前だったかな、7年前、そうですね。
だから50代前半に認知症を患われて、そこから徐々に症状として進行して、
旦那さんが介護に専念するために会社を退職してっていう、その矢先に奥さんが朝起きたらいない、みたいな。
そんな感じになって、その奥さんを今でも探しておられるっていうような、そんな記事になってました。
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で、これですね、こういうことってね、多分今後ね、ものすごい増えてくると思うんですね。
で、高齢者の方が認知症になって、高齢でない認知症の方もいますけれども、
認知症の方がご自宅から出て行ってしまって、交通機関で事故に遭うとかですね、いうこともあったりしますし、
まあ、認知症患者さんね。
まあ、認知症患者さんね。
どんどん増える一方で、この記事の下の方にも書いてありますけれども、
それに伴う行方不明者の数ですね、が2012年から2022年にかけて、もうほぼ倍増みたいな、そんな感じになっていて、
これからね、認知症の方ってますます増えていくので、もっとさらに行方不明になる方って増えてくるんじゃないかなというふうに思いますね。
だから、こういう方はね、どういうふうに見ていくのかってすごいね、
課題になってくるんじゃないかなと思いますし、
あとは安全の担保もね、やっぱり課題ですよね。
かといって、ね、ずっと閉じ込めておくっていうわけにはいかないですし、
なかなかね、これちょっと、多分今後大きな問題になってくるんじゃないかなというふうに思いながら、見させていただきましたし、
まあ、今現状ではね、本当にこの記事の中に取り上げてる方は見つかっていないみたいなんで、
なんか、鳥取とか、まあでも結構な距離に歩いておられるみたいなんで、
はい、あの、ご連絡お待ちしてますっていうのが一番記事の下に書いてありました。
はい。っていうのが2つ目のニュースでした。
で、3つ目ですね。3つ目は、えーっと、ちょっと話題が全然変わりまして、えーっと、
10月の3日のギガ人のニュースですけれども、
がんに関する47種類の遺伝子変異を童貞する血液検査が初めてFDAによって承認されるっていうのは、そんな記事が出てました。
で、これですね、あの、
えーっと、がんに関連するこう、検査ってね、ものすごいいっぱいあるじゃないですか。
あの、まあ一番よくね、こう、検診とか人間ドックとかで使われてるというか、まあこれちょっとエビデンス的に微妙ではあるんですけれども、
いわゆる腫瘍マーカーっていうやつですね。こういうのを、まあ、見たりとかですね。
あとは、うーんと、なんか、まあまあ、そう、あの、ちょっと多くは言わないですけれども、ちょっと怪しげなものもあったりするんですけれども、
ただ、この中でですね、この遺伝子を検査する方法っていうのもあるんですよね。
で、これ、あの、実際ね、こう、がんの領域でも、その遺伝子パネルっていうのがあって、まあ、この記事の中にも書いてありますけれども、
まあ、特定のもので、その遺伝子変異があるかないかとかっていうことで、まあ、その治療法を決めていくっていうのは、まあ、今のね、がん医療の中でもね、されているんですけれども、
まあ、その中で、えーと、今回に関しては、その、おー、遺伝子変異を、えーと、47種類かな。
まあ、いろんな、さまざまながん、ここには、えーと、いろいろ書いてありますけれども、えーと、乳がん、卵巣がん、子宮がん、前立腺がん、胃がん、血腸がん、水がんとかですね。
まあ、この辺の、まあ、遺伝子を、まあ、多分、1回で、えー、検査するようなパネルなんだろうと思うんですけど、それがFDAに言って承認されたっていう、そんな記事になっています。
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で、まあ、この辺ですね、やっぱり遺伝子を検査する方法ってね、まあ、ちょっと僕もね、あの、基礎医学系の人間ではないんで、あんまり詳しくは知らないですけれども、
もう、技術革新すごい進んできているんで、あのー、その、まあ、がんのね、早期発見につながる技術ではあると思うんですけれども、
ただ、まあ、これ、あの、えーと、どこだったかな、あ、その下にちょっと書いてありますけれども、やっぱりね、その、遺伝でわか、あの、遺伝子を検査することによる弊害みたいなところもあるんですよね。
だから、必ずね、この、遺伝カウンセリングっていうのも、一緒にやっていくっていうのがね、あのー、まあ、今、日本でもね、かなり、あのー、遺伝子検査の整備がね、されていってますけれども、
そこに対する、こう、心理的な支援も含めたものっていうのは、非常に重要になってきているので、まあ、これはね、まあ、当然ですけどね、そこら辺もしっかりされているなというふうに思って、えー、見させていただきました。
あの、本当にね、検査に関してはですね、その検査をや、やることによるメリット、デメリット、双方あって、やっぱり、あの、検査をやったことでの、特に心理、あの、まあ、もちろん病気が見つかる、見つからない、まあ、そうなんですけれども、心理的なところのケアですね、これ非常に大事なんですけれども、そこがね、かなりないがしろに検査されていることも少なくないので、まあ、その辺ちょっと、まあ、注意喚起の意味でお話しさせていただきました。
はい、ということで、えーと、他にもね、ちょっと、いろいろ、あの、冒頭にも言いましたように、
あの、薬が足りない問題とかですね、あとは、あ、そう、自由診療のね、痩せ薬のやつとかですね、いうのがあったりしましたけれども、また興味があればご覧いただけたらと思います。
はい、では、今日も幸せな一日でありますように、お相手は内科医の竹井でした。興味津々。
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