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2025-04-13 08:26

《1209》徹底解説‼️健診の検査項目は尿蛋白だけで十分か⁉️

【本日のご質問】

血清クレアチニン値の検査が健診の必須項目に含まれていないことをどのように思われますか。尿蛋白検査だけでも良いでしょうか。


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


* 内科医たけお先生が、リスナーからの質問やリクエストに答えるラジオ番組。

* 今回は、匿名の方からの「検診の必須項目に血清クレアチニンが含まれていないのはなぜか?尿検査だけで良いのか?」という質問を紹介。

* 質問には、4月10日の厚生労働委員会でのCKD(慢性腎臓病)に関する国会でのやり取りの詳細な情報が添付されていた。

* 梅村参議院議員が、労働安全衛生法におけるCKD早期発見・予防の観点から、尿タンパク検査だけでなく血清クレアチニンの測定も必要ではないかと質疑。

* たけお先生は、この国会のやり取りを直接見ていないため、提供された情報のみに基づいた個人的な見解を述べると前置き。

* 結論として、CKDの早期発見という点においては、血清クレアチニンとそれから算出されるeGFR(推算糸球体濾過量)は必須であると断言。

* 慢性腎臓病の診断基準の一つにeGFRが必須であり、尿タンパクとの組み合わせで腎臓のダメージ具合やCKDのステージを評価するため、どちらか一方だけでは不十分だと説明。

* 尿タンパク検査だけでは、車の前輪しかないようなもので、腎臓の状態を把握するには両方の検査が必要だと例えた。

* 法定検診で尿タンパクと尿糖が検査項目となっている点について、尿糖検査は現在では意義が薄い可能性があり、代わりに血尿もわかる尿潜血検査の方が有用ではないかと指摘。

* 特定検診では、医師の判断や前年度の腎機能低下などの一定条件を満たせば、腎機能検査が追加できる場合がある。

* 人間ドックでは、eGFR(クレアチニン、イージーエフレアール)を測定しないことはまず考えられないと述べた。

* 法改正の経緯は不明だが、個人的にはCKDの早期発見には血清クレアチニン値が必須であるという考えを改めて強調。

* 最後は恒例の「CCじゃんけん」で締めくくり、「今日も素敵な1日を。お相手は内科医のたけおでした。興味シンシン☝」で番組を終えた。

サマリー

今回のエピソードでは、健診における尿蛋白検査の重要性と、血清・クレアチン値の役割について議論しています。特に、慢性腎臓病(CKD)の早期発見に向けた検査項目の見直しに触れています。

健診における質問
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日も質問・回答というかリクエストにお答えしていこうと思うんですけれども、
今日はですね、いただきたてホヤホヤのご質問で、おとといいただいたご質問ですね、にお答えしたいと思います。
特命の方からなんですけれども、非常に長文のですね、
質問自体はですね、血清・クレア値認知の検査が、
健診の必須項目に含まれていないことをどのように思われますか?
尿蛋白検査だけでもよいでしょうか?
というような、そんなご質問なんですけれども、
国会での議論
以下、国会でのやり取りのようです。
ということで、国会のやり取りをですね、ものすごい詳細に書いていただきまして、
ちょっとこれ全部は読み切れないんですけれども、
4月の10日、3日前かな、の厚生労働委員会で梅村参議院議員という方が、
CKDですね、慢性腎臓病に関する内容を質疑応答のところでやったらしいんですね。
10時50分から10分の20分間。
それに議題としてはですね、労働安全衛生法という、
この産業保険領域の一番重要な法律の一つですけれども、
これに関して、このCKDの早期発見とか予防に関して、
この尿蛋白だけでいいのかどうか、
血清・クレアチンの値を入れた方がいいんじゃないかみたいなことの議論をですね、
この梅村参議院議員の先生がされて、
厚生労働省の答弁がなされたみたいな、
そんな感じみたいなんですけど、
ちょっと私これは実際見てないんで、
いただいた文章だけしか見れていないんですけれども、
っていうのを追加で資料としていただきました。
ありがとうございます。
結構ね、私知らない情報もこんな感じでいっぱいありますので、
資料つけていただくと大変ありがたいですが、
今からお話するのはですね、私の完全な試験ですんで、
全然腎臓内科医を代表していたりとかですね、
私産業医もやってますけど、産業医を代表する意見でもありませんし、
あとは学会がどういうふうに考えてるかとかですね、
腎臓学会は比較的歴が長いんで、
段々とわかってはいますけれども、
産業領域は全然よく知らないんで、
そこら辺も踏まえてですね、
完全な試験でお話するということを前提に聞いていただけたらというふうに思うんですけれども、
ただ結論は、血清クラチンは必須ですね。
血清クラチンとそれからサインスラブルEGFRですね、
これはCKDの早期発見という観点からは絶対必須です。
ただそれをね、産業領域の特に労働安全衛生法とかの、
就業、働く人で早期発見すべきかどうかというのは議論があるかなと思うんですけれども、
CKDの早期発見を目的にやっているのであれば、
尿タンパクを何で摂っているのか僕はよく知らないんですけれども、
早期発見を目的としているのであれば、
クラチン値、あとEGFR、
これはもう必須中の必須と言っていいかなというふうに思います。
というのが結論で、その理由としてはですね、
これも何回もお話してきましたけれども、
いろんなことで慢性腎臓病というのを診断するんですけれども、
その中の一つに先ほどから言ったEGFRですね、
尿検査の見直し
クラチンというのから推定される推定子球体度過量という、
要は腎臓の機能がどれくらい働いているかというのを検査する指標があるんですけれども、
これが必須なんですね。
プラス、尿タンパクですね。
2×2の尿タンパクの機能がどれくらい残っているかというのを縦軸にとって、
横軸に尿タンパクがどれくらい出ているかというのを横軸にとるという表、
これは非常に有名な表なんですけれども、
これでその腎臓がどれくらいダメージを受けているかというですね、
そのCKDという慢性腎臓病のステージの分類ですね、
ステージのGなんたら、Aなんたらって出るんですけれども、
これが出てくるので、この尿タンパクだけ見るということになると、
その左の横軸しか分からないということになってしまうんで、
例えがあまり良くないかもしれないですけれども、
例えば車で行ったら車の前輪しかないみたいな、
そんな感じのイメージなんですよね。
だから、なんで尿タンパクだけなのか、
歴史的な背景全然よく知らないですけれども、
腎臓大会の一人としてはですね、
やっぱりクラチン値を見るのは、
CKDの早期発見という点では必須かなというふうに思います。
というのが結論ですかね。
あともっと言うとですね、
これ実はですね、尿検査、
皆さんいろんな場面でされると思うんですけれども、
特にその検診の法定項目としてですね、
尿タンパクと尿糖を見てるんですよね。
ただ、これ以前も言ったような気もしますけれども、
もはや見る意味が全くないからというふうに思っていて、
尿糖って今、
これもご存知の方も多いかもしれないですけれども、
ファサとおしっこの糖を出るように、
しむけるお薬とかもあったりするので、
これを糖尿病じゃない方とかにも使ったりするんですよね。
その心臓悪い方、あと心臓悪い方とかにも、
尿糖、おしっこから糖を出すお薬とかを使ったりするので、
それを飲んでると必ず尿糖っていうのが陽性に出るんですけれども、
それじゃあ、情報ない中でそれを見たら、
糖尿病かみたいな感じで、逆に誤解の元にもなりかねないですし、
あれ、なんで取っているのか、
ちょっと時代錯誤もはなはなしいなというふうに思ったりしますね。
むしろそれを取るんだったら、
むしろ血尿を見たほうが全然いいかなと。
先日お話したIGA臨床を、
まだいらっしゃるのはいらっしゃるんで、
IGA臨床は血尿で見つかることが一番多いので、
そっちのほうが全然有用じゃないかなというふうに思います。
もちろん血尿が出る病気ってIGA臨床以外にもいっぱいあるんですけれども、
そういうような客規にもつながる可能性もあるかなと思うんで、
なんであれ、尿検査は尿タンパク、尿糖だけなのかっていうのは
ちょっとよくわかっておりません。
というのが結論でした。
今回は就労の方の検診の話でしたけれども、
特定検診ですね。
特定検診に関しては、
医者が必要とか、
前年度に人機能が落ちているとか、
一定条件であれば、
満たせば人機能を追加で見るっていうことができるんですよね。
これちょっと昨日調べてたんですけれども、
自治体によっては独自に人機能としてのクレア知人を
見ている自治体とかもあるみたいで、
これは必要な人は当然やったほうがいいかなというふうに思いますし、
あとは人間ドッグとかだったら、
クレア知人EGFRを見ないっていうことはまずあり得ないと思うんで、
という感じかなというふうに思います。
という感じでした。
なのでちょっと歴史的な背景とか、
崩壊性がどういう流れでこうなっているのか、
ちょっと私もよく知らないんですけれども、
個人的な意見としては、
その血性クレア知人値はCQDの早期発見という点では必須だ、
というようなお話をさせていただきました。
それでは最後、
しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん、
じゃんけん、
ぐっ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いとはない、カリノタケでした。
興味、しんしん。
08:26

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