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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、国会生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週日曜日は医師国家試験クイズの日ですけれども、
今日はですね、実は今日まで3日間、日本腎臓学会というのが横浜で開催されておりまして、
それに関連する腎臓の、慢性腎臓病の医師国家試験クイズをやりたいと思います。
ということで、昨日問題をチョイスしたんですけれども、実はですね、これ以前にやった問題でした。
はい、ですけれども、もう半年近く経っているんで、
まあ忘れておられる方はいるんじゃないかなというのと、
あと非常にね、重要な問題なんで、ちょっと2回目ですけれども、
皆さんチャレンジしていただけたらというふうに思います。
はい、ということで問題は第114回の国家試験のB問題だったかな、ちょっと待ってくださいね。
えーっと、B問題の16っていうやつですね。はい、いうのをチョイスしました。
非常にシンプルな問題で、問題、じゃじゃん。
成人において慢性腎臓病の発症のリスクファクターとならないものはどれか。
ならないものですかね。はい、ということで、A、カレー。
カレーって年齢を重ねることのカレーですね。はい。
B、喫煙。
タバコ吸うこと。
C、投入病。
D、運動習慣。
E、高血圧症。
ということで、いかがでしょうか。
もう1回問題読みますかね。
成人において慢性腎臓病、CKDの発症のリスクファクターとならないのはどれか。
A、カレー。
B、喫煙。
C、投入病。
D、運動習慣。
E、高血圧症。
はい、ということで、あ、音声文字変換がカレーが、カレー、食べるカレーになってますけども、はい。
えーっと、はい、皆さんじゃんじゃか答えてください。
えーっと、スペースの方から行きますが、
スペースは、で、ときましたね。
はい。
スタイフの方は、
A、で、で、心身マークはでになる。
で、で。
でが多いですかね。
一部Aの方がいらっしゃるけど、でが多いですかね。
はい。
皆さんよろしいですか。他の回答の方いらっしゃいませんか。
はい。よろしいですかね。
それでは、正解を発表いたします。
正解は、
Dですね。運動習慣。
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はい、おめでとうございます。
あ、チリリンは今日は持っておりません。すいません。
はい。
はい、おめでとうございます。
はい。
ということで、これね、前回もね、かなり生徒率高かったような気がするんですけれども、
これね、実は必修問題ゾーンにありまして、
昨日の投稿でも書きましたけれども、医師のね、あ、医師じゃない、
医学生の生徒率の96%って非常に高い問題なんですね。
で、これ、かつてはね、運動ってダメだというふうに言われてた時代もあったんですけれども、
今はね、むしろ運動した方が良いというふうに言われてるんで、
むしろ運動習慣は、あの、慢性腎臓病にとってはいい方に働くというのはね、
ぜひ覚えておいていただきたいなと思って、
それで多分前回もね、取り上げたんだろうというふうに思います。
はい。で、他の選択肢ね、ちょっと一応見ていくと、
まずは、えっと、Cからいきましょうかね。
Cの糖尿病、これはですね、日本で今、
透析になる原因の第一が糖尿病による糖尿病性腎臓病とも言いますけれども、
はい、いうので、糖尿病の方がね、腎臓を悪くするっていう糖尿病の合併症の一つですごい有名なんで、
ご存知の方もいらっしゃるかなというふうに思います。
まあ、これは明らかに慢性腎臓病の発症のリスクファクターになりますし、
あとはね、えっと、抗基雑賞ですね。
これもね、実は今じわりじわりと増えてるんですね。
抗基雑賞から腎臓が悪くなるのが腎効果症っていう腎臓が固くなる効果って、
あの糖尿効果の効果と同じですけども、
いうのが抗基雑賞由来であるんですけども、
これもね、実はじわじわに増えていて、
はい、糖石になる原因の第二っていう形になってますね。
だから、CとEは生活習慣病として、
CKD、慢性腎臓病の発症のリスクに大きくなりうるということで、
正解というか、リスクファクターになるということですね。
Bはですね、Bの喫煙。
これはね、常識的に考えたら、
喫煙でいいことってほぼないですよね。
その通りで、腎臓にとっても喫煙ってよくないんですよね。
なので、Bも正解ということで、
正解というかリスクファクターになるということで、
あとはね、過励ですね。
過励ってその年齢を重ねること。
これはですね、別に腎臓に限らずですけれども、
年齢いくと臓器の機能って落ちてくるのが一般的なんで、
腎臓に関してもですね、
だいたいEGFRという推定の子球体度下量というのがありますけれども、
これが成人、特に年齢減っていくと、
年率1%ぐらいずつ落ちていくっていうのは言われていたりするので、
年齢も慢性腎臓病の発症のリスクファクターになりうるっていうのは、
そんな形になってますね。
なので、A、B、C、Eはいずれもリスクファクターになっていて、
D、運動習慣のみがむしろ発症の抑制に働くということで、
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Dが正解ということでした。
はい、おめでとうございます。
でですね、この週末その腎臓学会があってですね、
実はその腎臓学会で2冊本が出ました。
私早速昨日ゲットしてきましたけれども、
それをですね、ちょっと明日以降ご紹介していきたいと思います。
1冊はですね、CKDの診療ガイドっていうのが、
何年ぶりかな、十数年ぶりに出たのと、
あとは患者さんとですね、ご家族のための書籍が出まして、
これね、非常にいい書籍だったので、
今週の、水曜日かな、
これの週表のところでご紹介したいなというふうに思っておりますので、
また明日以降も聞いていただけたらと思います。
はい、それでは最後、シンシンジャンケンにいきたいと思います。
はい、いきますよ。
シンシン、ジャンケン、ジャンケン、グッ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ワイドナイトガイのダゲでした。
興味シンシン。