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2023-01-31 35:54

ながらcast2/219 THE FIRST SLAM DUNKの最後のゴールネットに違和感を感じたオレは監督の意図が分かってなかった【ネタバレ・初心者】

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【ネタバレです】数年前に、単行本第1巻で挫折し、ほとんど何も知らない、予備知識もない私ですが、この映画は楽しめました。あれこれ詰め込まずに削ぎ落としたストーリー。絞り込んだ結果、丁寧にエピソードを積み重ねて、リョータのこれまでを描き、同時に湘北高校のメンバーの過去も描いていて、素人にもうまく伝わっています。そして、メインの柱となる山王高校との試合については、巧みなカメラワーク・構成・演出で、バスケットボールの魅力を描き切っています。特筆すべきは、本物の試合を見ているかのようなリアルさ。山王のレベルの高いプレイや花道の常識はずれの運動能力も、現実味のある「凄さ」として描かれていて、決して「魔球」や「超人」ではなく、現実の高校生がやっているというリアリティ。それを表現するには、実写では不可能で、この3DCGしか方法はなかったのだと思います。おそらく監督は、アニメ作品ではなく、バスケットボールの映画を作りたかったのではないでしょうか?カメラワークや、選手の動き、視線の動き、ボールの重さ、流れる時間、音声などなど自分の意図を100%反映できるツール、それが3DCGアニメ。もちろん原作マンガのテイストも存分に生かせます。試合を軸に据えながら、各プレーヤー達の個性や心情までも表現されていたのもよかった。湘北高校ベンチの描き方もお気に入りポイントです。特に最後、追いついてきた時の、得点後の喜んでる様子がすごく良くて、リアリティを倍増してた気が。()1.オープニング()2.スラムダンク未経験ですが、何か?()3.登場人物の名前は予習、「臨場感体感上映」で見ました()4.バスケしているような感覚()5.予備知識なしでも楽しめる()6.【オマケ】井上監督は、アニメではなく映画を撮りたかったのでは?という仮説
00:00
♪~
はい、笹雪です。
ながらキャストを始めます。
この番組は、自分大好き、59歳の私笹雪の、
声のブログ、声の日記です。
通勤途中に歩きながら収録してますので、
息がハァハァ上がったり、周りの雑音騒音、風切音などが入ったりしますが、
何卒ご容赦ください。
はーい、今日月曜か。
まあ寒いけど、日が差してていいですね。
ちょっとポカポカしております。
風もそんなになくって、
あ、富士山も今一瞬見えましたが、
はい、綺麗ですね。
えーっとですね、
今日は、えっと、話題ですね。
話題のアニメ、
The First Slam Dunkかな。
それをね、見てきたので、その感想で一回お話しようと思います。
それじゃ、行ってみよう。
♪~
えーっと、もちろんネタバレ含みますので、
ご注意ください。
えーっと、まず前提としてですね、
昨日は、俺と上さんと、あとたまたま長男もね、見たいっていうもんで、
一緒に3人で行きましたが、
3人ともスラムダンク知りません。
で、まあ俺の話をすると、
全く読んでないんですね。
アニメも見てない。
で、それでもね、
あまりにもいろんなところで引用されるというか、
話をする人が多いので、
もう、ずいぶん前に、
スタヤで、まあ漫画をね、結構借りてた時期に、
一巻だけ借りたんですよ。
で、一巻借りたけど、
読み通せずに挫折しました。
確か、一巻全部読めなかったかな。
まあ、もともと、そうだな、そんな、
ああ、まあ好きでもないタイプの漫画なので、
この辺は本当、好き好きの話なんだけど、
まあ、そもそもさ、
あの、少年ジャンプの漫画とか、俺通ってないんだよね、ほとんど。
だからドラゴンボールの話とかも全然わからないし、
スラムダンクもよく出てくるけど、わからないんで、
03:00
まあそういうよくある、なんだろう、少年漫画、
みんな知ってるでしょ?っていう、
知ってて当然みたいなところを完全にスルーしちゃってきていて、
まあ俺どっちかっていうと少女漫画読んで育ってきたので、
まあそこがね、かなり、あの、
まあ、ちょっと特殊というか、そんなところはあるんですけども、
まあ、やっぱりね、読もうとしたけど読めなかったっていう感じで、
まあ、一回挫折はしています。
ただ、まあ今回見に行こうと思った理由は、
まあ、あまりにもいろんなポッドキャストで良かったって話を聞きまくってますし、
まあ、そこまでいいなら、あるいは、
あの、知らない人もスラムダンク未経験者も面白いっていう話もあったんで、
これ一回見とこうかっていう気になったんですね。
さて、えーと、今回ね、
まあ、見る前に、
主人、登場人物の名前ぐらいは知っておいた方がいいっていうのを、
どなたかのポッドキャストで聞いたんですよ。
なので、まあ、電車に乗って行ったわけですけども、映画館まで。
その、まあ、電車内で、一応その主人公の名前と、
まあ、なんとなく顔はわかんないけど雰囲気を把握してから、
あの、見たわけですね。
で、見たのはね、えーとね、
ちょっと音の良い方の劇場です。
まあ、午前中に予約したんですけど、
あの、普通の、あの、スクリーンと、
なんだっけ、臨場体感スクリーンみたいな、
要は、なんだろう、低音が結構ガッツリ響くタイプのスクリーンが2つあったんですけども、
そっちのね、校舎の、あの、低音が響く方にしました。
まあ、せっかく見るなら、ね、っていうので、そうしたわけですけどね。
で、こっからですね、あの、
全く予備知識のない、まあ、登場人物の名前ぐらいしか体験しなかった、知らない、
全くのズームの初心者が、この映画を楽しめるのかっていう話をしていこうと思うんですけども、
まあ、結論から言うと、めちゃくちゃ良かったです。
06:02
あの、結構、僕も見てて、ジーンとくるシーンが何度かありました。
まあ、どっちかというと、親なんだよね。
もう、親として見てしまうもんですの、
主人公、今回で言うと、両太のお母さんの気持ちにどっちかっていうと、
寄り添って見てしまうところがあったんだけど、
まあ、それだけじゃないですよ。
あの、感動ポイントっていうのはちゃんと用意されていて、
むしろさ、対戦相手が全国制覇を何度もしている最強と呼ばれる三農高校との戦いで、
おそらく、こちら側は無名の学校、無名の高校が戦うっていう中で、
もう、場の雰囲気もさ、完全に三農寄りで、かなりアウェー感のある状況でしたよね。
なんかさ、三農の応援なんかもすげー揃ってて、
あの、その、何?威圧感?みたいなものも伝わってくるのに、
自分たちの方は、そんな応援団的なものなくって、
まあ、本当、非常に多勢に無勢じゃないんだけど、
味方が少ない感がすごかったよね。
これさ、自分の息子がハンドボールやってたんだけど、
やっぱり、あの、強豪校ってさ、応援もね、すごいんだよね。
なんか、すごい力のある応援をしてて、
もうね、応援で負けてるみたいな時ってよくあったんだよね。
まあ、そんなことを思い出して見てたんだけど、
その上でさ、さらに、あの、何だっけ、主人公の花道が登場する時に、
なんかさ、審判あたりが、審判っていうかなんか、あれかな、
とにかく、みんな座ってる大人たちの机の上にドカーンと乗ってさ、
なんか、演説ぶっちゃった、演説というかさ、なんか、
でかい声張り上げてさ、めっちゃブーイングされてるじゃん。
俺、あれを見て、その主人公の花道のキャラが、
もう、キワだってよくわかったんだけどさ、
「ああ、こいつアホなんだ」っていうね、キャラが、
本当によくわかるんだけど、あれでさ、完全に会場的にはしたよね。
09:01
でも、後半っていうかさ、どんどん、やつがさ、いいプレーをしていって、
で、追いついて、だんだんいってさ、
で、例の、背中を痛めるほどの必死のプレーをした時にさ、
会場全体が応援してくれる雰囲気になったじゃんね。
あそこはなかなかこう、見ててさ、ぐっと、
こう、見上げるものがありましたよね。
なんか、これは、俺の中では結構一番の感動ポイントでしたね。
もう少し話しますと、まず、あれですね、絵が、絵の力がすごかったですね。
これはね、今更なんですけども、なんだろう、
その漫画の描き味が残ってるようなタッチが、
時々見られて、俺もね、目を凝らして見てたわけじゃないんだけど、
すごい漫画っぽいなっていう線が、残るような絵が動いてたっていうのがなかなか、
すごい面白かったですね。
3D CGだって話なんですけど、あまりそういうのも感じさせないような、
なんだろうな、カメラワークが面白かったのかな。
そんなのっぺりしたようなタッチではなくて、
いい意味でアニメっぽい感じがしました。
さっきちょっと言ったカメラワークもすごい良かったですね。
あの、引きもあればすごく近い感じ。
あと、プレイヤー目線になったような感じでの見え方とか、
こう、視点の切り替えなんかも、すごい適切な感じがして、
なんていうか、没入感?
試合の中に入っているような感じで見ることができました。
ちなみに俺はバスケットボールって体育の時間でやっただけなので、
もう何の経験もないんですけどね。
でもそんな人間でもバスケットしているような気持ちになれる、
そんな映像でしたね。
結構フェイントかけたりとか、あるいは目線で指示したりっていうのかな。
12:03
指示というかコミュニケーション?
撮っているようなところも随所に見られたんだけど、
そこはね、深くは分からなかった。
ある程度は分かるんだけど、
ちょっとしたところは「ん?今のなんだ?」って感じで、
ちょっと俺もね、そこが読み解けないのがちょっと残念なんですけどね。
かなりやっぱり、人の動きが激しいし、
当たるっていうよりも、
ゾーンディフェンスなんかも、
すごく面白く、見どころだったんだよね。
すごく面白かったのは、後半の開始のところ、
もうマイボールをキープできてなかったっていうね。
あのあたりの、産能のディフェンス力っていうのかな。
ボール奪い力っていうのが圧倒的でしたよね。
そういう絵の素晴らしさもあったし、
あと音も良かったですね。
ちょっと重低音っていうのがね、
すごい味わえるシアターだったんで、
余計にそう思ったんですけどね。
ボールがさ、床に当たってドーンっていう低音が、
すごい効果的に使われていて、
それをね、なんかすごい堪能できましたね。
あとは、その静寂もあったね。
本当に音のないシーン。
あの辺は何だろう?
すごい引き算の美っていうのかな。
本当に必要なものを配置してできて、
余分なものは、どんどんどんどん抜いていったって感じがしますよね。
音もそうだし、やっぱり絵の方もそうだったんじゃないかな。
なんか情報力下だって感じでもなくて、
すごくなんか適切な感じですね。
あとは言っておきたいのは、やっぱり物語の面白さですね。
何にも知らない人間も、
挟まれたエピソードのカットを見ることで、
全体がわかるし、
今回の主人公と言ってもいい宮城涼太の物語。
それがまあ、兄ちゃんとの関係、親との関係、
そしてね、割と妹も最後の方が絡んでくるんだけど、
そういうそれぞれの人の関係、
まあ涼太が中心なんだけどね。
15:02
それをこう、垣間見ることで、
この5人にすげえ色々あったんだなっていうのも、
すごく伝わってきましたね。
だから、もともと知ってる人にとっては、
めちゃくちゃ感動できる物語なんだろうなっていうのも、
わかりました。
個人的にはですね、
インターハイの前に、涼太が母親に手紙書くじゃないですか。
あそこで最初書いてた書き出しがさ、
兄ちゃんじゃなくて、俺が生きててごめんっていう感じの出だしだったんだよね。
それを、まあ、くしゃくしゃっと捨てて書き直した。
で、書き直した手紙がすげえよかったよね。
なんか大人だなって。
多分本音のとこは、くしゃくしゃって丸めたとこだったと思うんだよね。
でもそこのところを乗り越えて、
感謝の気持ちを書けるっていうのは、
めちゃくちゃすごい、もう偉いなっていうか、
それだけですごいなって思いましたね。
これもなんかじわっと感動ポイントでした。
はい、そんなわけで今日は、
THE FIRST SLAM DUNKのお話をしてきました。
いやー、本当予備知識ゼロでも結構楽しめましたね。
で、その要因の大きなところは、
この脚本というか、物語が非常にシンプルに構成されてたっていうところが大きいかなと思います。
まあ、僕もよく知らないんだけど、
今回の三能高校選手権、20巻ぐらいある連載の一番最後に相当する部分らしいんですけども、
そこに行くまでの過程はかなり長く、いろんな物語がエピソードがあったと思うんですけども、
そういったものを無理やり圧縮して入れ込むんじゃなくて、
そこはもう完全に、はしょってしまって、
その試合、一試合にもう完全に焦点を当てたっていうのが一つ。
18:03
そこでバスケットボールのスポーツとしての、
まあ、何ていうか、面白みというか凄さとか、そういったものを表現した。
で、それだけではなくて、
まあ、両太というキャラクターの老いたちをそこに入れ込む。
彼のこれまでを振り返りながらエピソードを入れていくことで、
彼自身のこれまでの生きてきた物語っていうのをそこに重ね合わせて、
さらにそれが他のメンバーとの絡みも出てきてリンクしてる。
なんだっけ、ちょっと俺も名前がバッと出てこないんだけど、
あの不良に絡まれるじゃないですか。
屋上でやられちゃうんだけどさ、
あの人があれだよね、一緒にコートに結局立つことになったんだよね。
だからそういったエピソード。
その時一緒にいた不良グループの連中も三能学校との試合で応援に来てるっていうね。
そこでなんだろう、ちょっと最初の頃ね、なんか客席でチャチャを入れてるというか、
なんかちょっとね、じゃれ合ってるとこもあったけど、
多分それはそれまでの物語をちゃんと理解してれば十分なんていうか楽しめる部分なんでしょうけどね。
でもそういうものがきっとあったんだろうなって予感させる感じでしたよね。
でもまあそうやって両方にスポットを当てるって決めたことで、
いろんなものが削ぎ落とされて、それでいて、必要最小限の関連性みたいなものもちゃんと出てきた。
まあ、あのゴリだっけ、あいつのことなんかもちゃんと出てきましたよね。
だからかなり削ぎ落として、
だからなんだろう、変なダイジェスト感とか駆け足感ってなかったよね。
21:06
この試合そのものをしっかり見せて、
盛り上がりもちゃんと、試合の中での盛り上がり、クライマックスに向けてガーッといくっていうのを主軸にしながら、
過去のエピソードを挟んでいく。
その中でもちゃんと山を作っていってるっていう、
物語の脚本の上手さみたいなのもすごく大きいなと思いますね。
だからこそ、物語がシンプルで力強くなった。
そんなに気をてらったことをしてない気がするんですよね。
すごく王道な感じの物語の作り方。
だからなんだろう、ある意味、もう本当、
ど真ん中って感じがしますね。物語の作り方の。
でもだからといって、別につまらないわけじゃないんだよね。
ちゃんとそれで面白いものに仕上げているっていうのは、やっぱりその肉付け、その表現、アニメとしての表現。
でさっきちょろっと言った、音とか音楽もそうだったと思うんですけどね。
そういったものの力もきちっとフルに活用して、
作品としてきっちりすごい高い次元で仕上げてるなって思いますね。
だからさ、なんだろうなぁ。
つくづく思うのは、なんか小難しいことをしなくても、いいものって作れるんだなと思いましたね。
そこには、その井上さん、井上先生の圧倒的なこだわりとか、画力とかがあってここまで来た。
だからそれがないと凡庸になってしまったのかもしれないですね。
そこは確かに、分かれるところだと思いますね。
圧倒的な表現力があるからこそ、王道の物語でも十分伝わってくる。
そんなものだったのかなぁという気はしております。
今日はここまでです。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
ではまたね。チュース。
24:01
実はね、もう全部話し終えたつもりで配信の準備をしてて、で、概要欄を書いてたら結構長くなっちゃって、どうももう少し話した方が良いんじゃないかって気がして、今急遽追加でこのセグメントを録音しております。
ちょっとね、言い足りなかったのが後半ですね。追いついてきた時の特典した時に、あの小北高校のベンチの彼らの喜び用がすごい良かったんだよね。
本当にあの試合を見てるようなっていうのがピッタリので、そのリアリティっていうのがまあ今回井上監督って呼ばせてもらいますけど一番こだわったとこじゃないかなと思うんですね。
で、まああの監督はこのアニメ、アニメ映画を作りたかったわけじゃなくて、あくまでもまあスラムダンクっていう作品をまあ映画化したかったんですけど、
あるいはバスケットボールの映画を作りたかったんじゃないかなって、まあ僕は思うんですね。その魅力を伝えたいとかっていう風に考えた時に一番それを具体的に具体化しやすい、
作品に持っていける、まあ一番現実味のある選択肢として3DCGを選んだんじゃないかなと僕は勝手に思ってるんですね。
いくつかそう思う理由はあるんですけども、あの実は一番最後のゴール、要は逆転のゴールですよね。あれが入った時のあれなんていうの、ゴールのネットが不安定だったんですよね。
あれがファサって揺れたじゃないですか。あれが本当に本物に見えたんですよね。ほぼ。どうですかね、見てた方。なんか俺はね、これアニメっぽくないな。
なんだか本当に実写のネットを見てるみたいだなって思ったんだよね。で、これはねちょっと違和感を感じたんですよ。アニメなのになんでここまでリアリティを追求するんだろう。
27:16
なんか本当なんだろう、本物だよなって感じがしたんだよね。その違和感だったんだけど、見てから何日か経ったっていうのもあるんですけども、なんかねやっぱりリアルに描きたかったんだなっていうことの象徴かなっていう気はしてて。
でももうちょっとアニメっぽくしてもいいじゃないかっていう違和感ね。でも井上監督は多分実写でも良かったんじゃないかなって思うんですよね。
自分の意図した表現、それはカメラワークだったり、アングルとか、あるいは効果音とかさ、ちょっとした視線の動き。今回ねそういったすごい細かい表現が多かったと思うんですよね。
あるいはフットワークっていうのか、足元の動きを見せたりっていう細かい描写がいろいろあって、バスケットボールのスポーツとしての面白さみたいなものをその積み重ねで伝えてたなって思うんですよね。
ただそれはなんかね、実写だと難しいなって、素人の僕でも思いますよね。あれを実写でやるのはやっぱり難しい。
例えばさっきのベンチが喜ぶシーンですよね、得点した時に。あれなんかもやっぱり絵だからすごいクリアに、そこにピタッと焦点があった感じで表現できるし、ある意味理想の喜び方を描けるじゃんね、アニメだと。
それもあってやっぱりアニメーションっていう道、もちろんね、もともと漫画だからアニメと神話性は高い、原作のテイストはそのまま生かせるので、
ただもしかしたら井上監督は実写の方がリアルであればリアリティが勝つのであれば実写を選んだのかもしれないなっていう気がしていて、
あくまでも描きたかったのはバスケのすごさとか魅力なんじゃないかなっていう気がしてますね。
30:03
最初のさ、一番最初のところで主人公が一人ずつ漫画の下書きみたいな線がバーッと描かれていって、色がついて、アニメーションのキャラクターとして歩き始めるみたいなところは、
ものすごいなんだろう、漫画からアニメへの何かになったんだよっていう、それを表現してるなと思うんですけども、
さらに言うと、アニメっぽい表現があんまなかったような気もしてるんですね。アニメ的なっていうとちょっとあれだけど、誇張した表現とか、なんだろうな、
例えば、ここで言うとちょっとあれだけど、宮崎駿が未来少年コナンとかでやっていた漫画映画的な、ドタバタ的なとか色々あるんだけど、誇張した表現ですよね。
スピード感を出すためにとか、リアルよりももう少し誇張して表現することで面白さが増すみたいなことはほぼなかったんじゃないかなと思うし、
例えば、深海のことさんがやるような、なんだろう、光の表現、カメラで撮ってるように見せるようなリアルさをアニメの中で使うっていうさ、
そういった表現とかもあんまりなかったような気がしていて、
僕がこの前に話したと思うんだけど、木を照らったことあんまりしてないなっていうのはそこかなと思っていて、
なんか、本当実写の映画なんかに近いような、その大人しさっていうのかな、木を照らわないリアリティみたいなところをアニメで表現してたと思うんですけども、
それはね、全てはバスケのシーンのリアリティのためにアニメにしたんじゃないかなっていう気はしてますね。
本当は実写でもよかったっていうのもあるのかな。
僕もね、ほとんど人のポッドキャストで情報を得ただけなので、詳しい話は知らないんですけど、結構時間をかけて準備したっていう話をどっかで聞いた気がしていて、
33:05
その時間をかけたっていうのが、もしかしたら自分の表現、絵コンテ的なものを考えていたのか、脚本的なものを考えていたのかもしれないけど、
どの表現方法がいいのかっていう手探りの時期もあったんじゃないかななんて気がするんですね。
それが3D CGとかを使うことでやれるんじゃないかっていう方向性が出たんじゃないかななんて勝手に思ってます。
あとはやっぱりアニメならではって、カメラワークとかもコートの中にいるようなカットも多かったし、
本当に細かい視線とかフットワークとか、どこの見せ方なんかもやっぱり、実写だとなかなかあそこにカメラを置けないだろうみたいなところがね、いろいろありましたよね。
この辺はやっぱりアニメならではだし、たぶん3D CGだったらカメラをどこに置くなんていうのも、もうかなり試行錯誤がいろいろできると思うんでね、そういう点でもね、
良い手法だったんだろうなと思いますね。
あと言い忘れたこととしては、重点音だったっていう中にも言ったけど、このボールがさ、コートで跳ね返る時の低音、このバンバンっていう音、
あれがね、数日経った俺の中でまだ響いてるんですよね。
静けさの中でボールがバウンドする音っていうのが未だに残っていて、そこはね、なんか地味になんか聞いてる気がしますね。
まあ本当映画館行ってよかったなと思うんですけど、あのまだ見てない方いると思いますけども、騙されたと思って見てみたらどうでしょうか。
音の良い劇場だとなお良いかと思います。そんなわけでね、ちょっと特別編というかちょっと追加文としてちょっとお話ししてみました。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。ではまたね。チュース。
音楽
(♪)
35:54

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