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「THE FIRST SLAM DUNK」/ ネタバレなしトーク / 観ることになった経緯 / 中身の話してぇな / 見るのに必要な前提知識 / ネタバレありトーク / サブカルファンに対する違和感 / 宮城リョータの過去パートの必然性 / 人生のゾーンプレス / 物語のパスを回す男 / 成長中の2人と成長の"先"の3人 / 三井=ロッキー説 / ゴリの抱える問題 / クドくない説明のバランス感覚 / アニメとCGのハイブリット / スポーツ人気への影響 / 炎上の理由 / リョータと母の関係 / 気になった無音描写 / 細かい演出の魅力 / 最初で最後の一瞬の煌き / おめーらスラムダンクかぶれの常識はオレには通用しねえ! / 一個だけ分からなかったこと / 好きなスラムダンク名言 

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00:00
はい、番外編です。番外編です。 映画とアニメの間を埋める番外編。はい。
第何回目ですか? 数回目ですね。数えるのをやめたお友達の宴が今から始まるんです。数字なんかに興味はねえと。
今日は、ちょっとね、よくYouTuberが言う、緊急で動画を回してるんですけどっていうやつなんですけど。
緊急でテープレコーダーもやってるんですけど。 やりたかったやつ。THE FIRST SLUM DUNK。
知ってます? 見ましたよ。 見たんですね。 そう、なんか珍しく、アニメ系じゃないですか。
なのに、見た?ってラインが届いてね。 僕はちょっとね、僕はまああの皆さんも知っての通りだと思うんですが、アニメを全く見ない男。
はい。 あなたはまあそこそこを見てる側。 まあそこそこをですね。
自己紹介もやってないですけど、毎日映画トリビアと。 ソロバンです。 ソロバンさんですね。よろしくお願いします。
アニメを、映画ばっかり普段見ててアニメを見ない僕ですが、 12月の頭に公開されたTHE FIRST SLUM DUNK。
見てきたんですよ。 そう、突然その見た?って聞かれて、なんかその前々日ぐらいに、あの同い年の友人とまあ仕事場で会ってたんですけど。
SLUM DUNK見ましたよって言って、すごく良かったという話をしてたんで。 まあなんか、まあ前評判がね、こうなんか微妙みたいな感じだったから、
いや行くか行かんかみたいな感じをしてたんですけど、 まあなんか信頼できる人の面白い話を聞くと、まあ行くかと思いまして。
その聞いた翌日とかかな、に行きまして、 で見た後にその連絡来たからドヤ顔で見たけどみたいな。
何?見たけど何?みたいな。 いや僕はだから本当にSLUM DUNKどころかもアニメ自体も漫画もまあ、あの少年漫画ほとんど読んでない感じなんだけど、
たまたま、これあの前評判がさっき言ってたけど、 試写会みたいなのをほぼやってなかったらしいんですよ。
公開までなんか完全シークレットみたいな。 内容が何なのかも、ほぼほぼ情報がほぼ出ず。
それもあえてしてたっぽいんだけど、だから試写会とかもなかったらしくて、たまたま公開されて1週間ぐらい経ってから、
その宣伝会社の人からその試写やりますみたいな。 試写? 試じゃないよ。お試しみたいな。
う?って思って、あの良かったらどうですかみたいなお誘いが来たんで、 まあ普通だったら絶対行かない。そのSLUM DUNK見に行くつもりも全くなかったし、
03:02
SLUM DUNKっていう感じだった。 もともと知ってはいました? 知ってる、あのあれでしょ、アニメをテレビドラマ、テレビでやってた時のイメージはある。
たぶんちらちら横目では見てたんだと思う。 飯時かな?19時とかだったと思うんですけど、
なんか夕方から夜ぐらいにやってたようなイメージ。 全然あの興味もなかったし、
まあほぼ見てない状態で、でなんかやるって聞いたから、内容が何なのかも知らず。
でもまあせっかく誘ってもらったから、しかもなんかあの、
ドルビーシネマっていう、 あのすごく良い環境の上映スタイルみたいな。
あの音響も映像もすごいっていうやつの社会ありますみたいな。 そっち俺も見たことなかったから、
ロッキーみたいな感じで、 儲けもんだぜみたいな感じで、あのまあSLUM DUNKでも一回行ってみようと思って行ったんす。
はいはい。 ただもう、じゃあもう結論。 結論から行きましょう。 めっちゃ良かった。
めっちゃ良かった、はい。 何にも、あなたも良かった? それはもう同意ですよ、良かった。
めっちゃ良くて、でこれは一体何なんだっていうぐらい結構打たれたんですけど、
なんかその知らないなりにさ、やっぱあの、 いろいろいろんな人がどう思ってるのかとか、これがどういう立ち位置なのかとかちょっと調べたわけよ。
普段あんまりあの僕は映画の人の感想とか調べないんだけど。 言ってましたね。
これは全くわかんないから、ちょっと原作ファンみたいな人たち多いじゃないですか多分。 原作ファンめちゃめちゃ多いですよ。
だからちょっと調べてみたら、 結構まあファンも多いんだけど、非の人たちが多いなって感じで。
youtube とか、 やっぱりこう原作ファンから見ると、なんか全然ダメだったみたいな人もいれば。
全然ダメですか? なんかそれにすごい違和感があったんで、ちょっと喋りてえなと思って、今日はお集まりいただいた。
そうですね、ご所苦労しました。
なんかね、毎回こういう漫画原作ものとか、アニメ原作は、やっぱり原作ファンの視点みたいなのあるじゃん。
結構戦えたりするみたいなの毎回あるけど、なんかその叩いてる人の話とかもいろいろ、
youtube とか、あとTwitterとかで見たりとかしたけど、なんかみんなその原作との差分みたいなさ、原作あそこがなかった。
なんか思ってた俺のスラムダンクと違うとか。 俺のスラムダンク。 そうそうそう、みんな俺のスラムダンクと違う。
06:05
で、中身の話あんましてないんだよねって思って。 あの中身の話してえなと思ったんで、
呼び出した。 終わったばかり。 見たっつって。 見た見た。
ちょうど見たっていう、ああラッキーと。 じゃあもうテストでやろう。
興奮冷めあらん中。 ちょっとね、あれなんですけど、僕は若干興奮が冷めつつあるんですよね。
確かに見た当初は、あのコートにいたでしょ? あのコートのね、観客のうちの一人ではあったんですけど、
ちょっとなんかその時の興奮はすごくあって、良くて。 で、誰にどう伝えようみたいなこの良さを思いながら思ってはいたんだが、
3日も寝ればね。 3日どころかよ。 そうか。
そう、なので、こう話していくうちに、もう一回観てえなって思えたら、観に行こうかなっていう気持ちの高ぶりを求めて今日来た感じ。
俺がきちんとスラムダンクを決めればね、観に行く。 お前の心に俺がスラムダンク決めれば勝ちね、俺は。 そうですね、決めてほしいなっていうところで。
いやー、え、でも原作は読んでるの? 原作なんですけど、多分ね、アニメは、なんかこの映画とか全く関係なしに、たまたまネトフリに上がってたから、
なんかよなよな見てたんですよ。 で、それが多分2年ぐらい前。 急に見てた? そう、急にスラムダンクあるじゃんと思って見て。
ちなみにその直前に見てたのがホークとの剣なんですけど。 なんか繋がりがあるの? 一応ジャンプマンが繋がるみたいな。
ホークとの剣もジャンプなのね。 で、そう結構スラムダンクアニメも長くて、何話かな。 結構なんか俺もネットフリックスで、それこそその死者に行く日に、とある人に会って、
その、今からスラムダンクに行くんですよみたいな話をしてたら、で、俺何も知らないんですよって話をした。 その人はもう見てて、
で、原作もまあ知ってる。 すげー怒られて。 何も知らずに行くのかと。 行くのかと。 そんなんじゃ多分マジで何もわかんないよっていう感じだったの。
そうなんだと思って。 今からまだあと2時間ぐらいあるから、あのネットフリにあるから、とりあえずあの見れるとこまで見たら。 原作だったら結構なとこまで読めるしみたいな、と言われて、そうなんだと思って。
反省反省、失敬失敬みたいな感じで。 ちょこっと見た感じ。 あの冒頭、だから1話2話ぐらいまでは見た。 だからまああの桜木花道。
09:09
まあ主人公、原作では主人公。 じゃあ今だったらさ、そんなにバスケやってなくない? 全然やってない。 喧嘩シーンとあのバスケ始める理由が相が変わる。
だからまあそれぐらい、バスケ始める理由ぐらいは知っといた方がいいよって言われて。 あーなるほど。じゃあ最初の方に見るかって言って、ああなるほどね、こういう不純な動機で始めたのねっていうぐらいだった。
だからまだボールも持ってないよね、多分。 そうだね。 ボール持たされてない状態っていう感じだったけど、そこまで見た感じ。
そうそうそう、なんかあの原作多分僕漫画はね、見たか見てないか記憶は定かではないぐらい、
あの今回描かれてたのが最強チームとの戦いじゃないですか。 まあね、多分そうなんだろうって。 そうで僕がアニメで見てたのってその県予選までなんですよ。
今回はインターハイが描かれてた。 だからそこがこう
記憶にないまま見たんだけど、それでも良かったので、なんかスラムダンクがバスケっていうことだけ知っていればそんなに問題ないのかな。
もし今これ聞いててまだ言ってないって人は、ここからは先はまだネタバレにはなるけど。 そうですね、まだ中身の話まだしてないから。
まああの僕がね本当に何も知らない状態で言ったもの身として、まだ本当に何も知らない人はどこまで知っておいたらこれ楽しめるのかをちょっと今から教えます。
とりあえずバスケの話なのと、はいそうですね。 あの主要メンバー、あの
小北? 小北っていう高校のバスケ部の話じゃん。
のメンバー5人、スタメンかな。5人の名前と顔ぐらいは見といたら多分ほぼ大丈夫ぐらい。
まあそうですね、顔と名前が一致しててるだけで。 多分いける。これすごいよなと思ったけど。
いや本当になんか顔と名前とやることが何か一致してるんですよ。 こういうやつはこういうことをやるよな。
だからすごくそのなんだろう、初見でもこいつこういうやつだったよねって顔見ただけでなんとなくわかるじゃないですか。
あのわかり、ちょっと似てるなっていうやつもいるっちゃいるけど。 いや俺その1個だけ何点を言うなら、あの見ながら1個だけ混乱したのがその
三井とルカワっていう2人スタメンのメンバーがの見分けがマジでついてなかった。 その同じ黒髪イケメンみたいな2人いるじゃん。
12:00
スポーツマンっぽいこのなんかかっこいいやつみたいな。 そうっすね。
キザっぽいあの顔の整った2人みたいな。 でそれ以外がまあえっと実質今回は主人公っぽくなるリョウ太。
三井リョウ太と桜木花美ちゃん赤毛のなんかバカっていうのはわかったし、あとゴリね。 ゴリ。 赤毛っていうキャプテンっていうこの
あと忘れちゃいけないメガネ君がいるんですよ。 メガネ君いたね。このやついたなっていうのはなんとなく見ながら
いたなって。いいやつだなこいつって。 そのぐらいしか知らなかったけどその三井とルカワが
終盤ぐらいまでマジで一緒だと思ってて。 1人足らねえんだけどっていう。
なんかオープニングでは5人揃って出てくるけどあんまりまだちゃんと見れてなくて。 まあこのチームなんだぐらいしか見てなくてあれよく考えたら1人
足らなくない?みたいな。 ってことはこいつと違うやつなんだっていう。
そっからあの正番号で覚えようとした。 あーなるほどね。
スポーツ観戦らしい見方を。 何番ねこいつっていう。 だからそのそれぞれのキャラクターの過去が描かれるけど
2人の過去が一緒だと思いながら見てたから結構混乱した。 あーなるほどね。
それぐらいだったマジで混乱したのって。 でもまあなんとなくそれも見ながらあの頭が追いついてたから
あの最後までマジでわけわからなかったとはならなくて。 だからそういうなんか原作ファン的にはマジであのこれをファン向けのものだから
なんかその 全く知らない人は見ない方がいいみたいなこと言ってる人とかいいんだけど
マジでかって思うんだよね。 いやそう本当そうなんか別に。 本気で言ってるのっていう。 ファンからするとファン向けのサービスっていうふうに見える部分が多分たくさんあると思うんですよ。
このシーン入れてくれたかとかあのこういう描き方してくれたかとかあると思うんですけど そうじゃない人が見てもあの普通になんていうんですかね
スポコンっていうなんか感じでもないけどなんかかといって 思いつく要素で言うとヤンキー漫画でもないけど
なんていうんですかね。 それでもあのネットフリで俺がその急いであのギリギリに見たそのスラムダグの1話2話はヤンキー漫画なんだって。
ヤンキー漫画だよね。最初の方の桜木がドヤンキー。 もう今は多分いない。 ディーゼントみたいな。
鳥巻がいてのヤンキーでその途中で描かれてたけど三井ももともとなんか不良とかあらくれ者だったのがバスケがしたいですってなって
バスケに戻るっていうのもあってだからヤンキー漫画系でもありスポーツ系でもあり で何だろうねあの
15:00
タッチとしたコメディがアニメは強いなって思った。 少年漫画的なそのおちゃら系要素みたいのが最初は多分多かったんだろうなってなんとなく分かって
でそのテイストだと思いながら俺は映画館に向かったけど あのあのユーモアのバランスもマジでちょうど良かった。
あのふざけすぎないけどあの面白いとこあるし あのリアリティから完全にこう逸脱しないギャグシーン。
あれが良かったなって。 なんかガチガチにガチすぎてもないし
あのなんかふざけすぎてもないし あるなっていうぐらいで多分止めてるんだけど原作はわかんないけど
一つねあの面白かったのがあのこの人たちみんなでかいじゃないですか バスケ部でであの桜毛がなんかすげーふざけて暴れ回ってるシーンとか
なんかこうリアルに置き換えてみると相当のやべえ奴だなって思いながら見てた。
これこのデカさでこんな動きされたらやべえぞ っていうのはあった。
それぐらいなんかその別にふざけすぎてることしてない動きだけでも動きがやっぱすごかったんですよね。
本編の内容に入っていきますか。
言ってくださいよ。
だからまだ見てない人はすぐ今すぐ言ってください。
戻ってきてここから聞いてもらいたい。
他まだありますかその今のうちに言っておきたい。
いやでももうほぼそれぐらいだよ。
バスケの話であるで後もなんかまあ割と重要な試合が描かれてるぐらいなんじゃない。
多分そのどことの試合とかっていうのは多分なんとなくみんなチラッと目に入ってしまっている部分な気がするんで。
確かに僕も行く前にその三能戦って言われるものが描かれるっていうのはチラッと見たけどそれが何を意味するのか全くわからなかったから。
なんかまあ試合が描かれるんだぐらい。
それでも全然いけた。
僕もあの三能戦ですって言われてピンとこないけどなんか強いとこだなって思いながらぐらいで行って。
なんかでもあれなんでしょまああの本編の話に入るけど。
あなたの大好きな実はベースじゃないけどなんかその三能工業っていうそのバスケ部のモデルになったチームがあるんでしょ。
あったはず。
なんかそういう実際に高校バスケの名門校じゃないけどなんかあるっていう話はチラッと聞いて。
だからあなたの好きな馬娘と同じ感じでそこ掘り甲斐があるんじゃないのって思ったけど。
でもスラムダンクに関してはそんなに掘ってはないですよ。
18:00
なるほど。
なんかまあだってね当初っていうか連載当初で言うとまたそんなことにあの面白みを覚える年でもなかったから。
今になって見るとなんていうんですかねその僕のなんか表現が間違ってるかもしれないけどその
陰キャ陽キャっていうカテゴリーをつけたがる人の陰キャ側の人はギリギリきついぐらいのテンションの作品だと思うんですよ。
この映画が。
この映画が。
ファーストスラムダンクは。
なんかすごくそのなんていうんですかね眩しいじゃないですか部活性の。
キラキラしてる。
そうそう多分なんかいわゆる自分陰キャスっていうレッテルを自分で貼ってる人にとっては若干見ててきついかもしれないって思った。
でもギリギリ耐えられるアニメテイストではあるから。
それは要するに登場人物たちがバスケが最初からうまいっていうところ。
いやバスケは最初からうまいわけじゃなかったじゃん宮城もそうだし。
この映画の中ではさ。
いやでもそうっていうよりはなんかスポーツに青春捧げてるとかそこで生まれる友情とか。
体育会系。
そうそうそう体育会系のノリがきつい人はちょっときついかもしれないけど。
まあ僕はそんな気にならないですけど。
多分なんかだんだんその年を取りにつれ卑屈になっていっちゃった人は見ててきついかもしれない。
そうなのか。
多分ちょっとそういう要素はあるんじゃないかなと思う。
なんかいわゆるアニメ映画っていうのより何というか実写映画よりのなんかテイストというか気分もあるじゃないですか。
だから俺好きだったのかな。
どうなんですかね。
なんかそのアニメアニメしてなくて都合がいい。これ結構なんか俺も他の友達とかと話すときによく出るんだけどアニメって都合がいいよねっていう話があって。
都合がいい世界をやっぱ見たいっていうのが結構根本にある願望なのかなっていうのがあって。
ってなった時に都合良くないよね今回のスラムダンク。宮城良太の過去が描かれて。
マジで都合が良くない世界をこいつは歩んできたっていうのがわかる。
いやどっちかっていうとさお母ちゃんかわいそうだなと思って見てた。
お母ちゃんかわいそうだと思って。
宮城良太のその試合の間にさ宮城良太の過去みたいなのが込め込まれるじゃん。
21:05
あれをなんかいらないっていうかその試合の邪魔だったみたいなことを言ってる原作は結構いるっぽくて。
マジかっていうさ。
それなくなったらさ。
わかんないけど。
本当のバスケ漫画が見たいだけなのかっていう。
それが都合のいいものが見たかったのかなっていう。
都合で言うと多分原作が連載終了した時点で物語が完結しちゃってて。
その人の中でも。
追加エピソードがあることに抵抗感があるのかもしれない。
俺のスラムダンクだと思ってたものが違った。
しかも今回原作者の人が監督だったでしょ。
そうです。
井上竹彦さんね。
全然僕もあんまりよく知らない人だけど。
他のなんかさ、よくわかんない人が監督して勝手にサブストーリー作りましただったら、
なんか多分負に落ちるんだろうなって。
その感想も?
いやこの、なんていうの。
別物として多分原作は見ることができるけど、
本家の人がやっちゃったから、
すごい寂しい思いを多分みんなしてるのかなっていうのがある。
これが正しい歴史ですってね。
歴史修正されちゃったからね。
歴史とかでもないと思うんだよな。
なんかそういうのが俺結構違和感で、
いわゆるサブカルというものの嫌なとこ出てるぞって思うんだけど、
そういう強点みたいなのがあって、
やっぱ知識を持ってるっていうことが自分の何か重要なものになってて、
それを原作者から違うって言われた時の辛さみたいなのが多分出てるのかなって思ったけど。
宮城のエピソードはマジでなんであそこで入るか分かんないって言ってる人結構いて、
それはちゃんと見たらちゃんとあそこであれが描かれるって意味があるんだけどなっていう。
プレイの内容に彼の人生の経験が影響してってのが見えてちゃんと繋がってるんだけどっていう。
そうですね。
彼がいわゆるゾーンプレスみたいな。
すごく囲まれて身動きが取れなくなってるっていうシーンの前とか後には、
彼が人生においてそのゾーンプレスを描いてる。
そうですね。
彼人生のゾーンプレス。
あったあった。受けてた。
それを乗り越えるっていうことをバス系の試合に彼の人生が現れていくっていう。
で、他のキャラクターとかもやっぱりキャプテンとかゴリとかも、
彼がどんな問題を抱えてて、それがこの試合でどう彼が成長するのかみたいなのが、
宮城龍太との関係性で過去が語られて、それが試合シーンで解決していくっていう。
24:06
ちゃんと点と点が線で結ばってるけど、
それを本当にマジで何の脈絡もない過去シーンを入れるとこなかったらここに挟み込んでるって思いながら見てる人が多いなっていうのは。
ああ、そうなんだ。
僕はどう思いました?間に挟まるシーンとか。
え、なんか良かった。
そこをもう一回言ってほしいポイントの一つ。
まあ確かにね。
なんでこの試合の前にここが描かれてるんだろうっていう線を自分で繋いでいったらすごくわかるんだけど。
回想シーンに入る直前って絶対に苦しいシーンじゃないですか、誰かの。
で、その人のエピソードが描かれていくっていう。
何回区切られてたかわからないが、これをテレビアニメ化するとしたら、
その回、担当回みたいな感じで区切れるぐらいの熱量とか分量は絶対あって。
僕は多分無意識でその見方してたんでしょうね。
ここからはこの人のこういう苦しいシーンが始まりますと。
で、じゃあ一通り解決した。で試合戻ります。展開します。
でまたその人の、別の人だとするけど、何か苦戦に強いられます。
でまたその人が過去の回想入りますみたいな展開になっていくっていうのが
途中で気づいて、次は誰だいみたいな感じになっていってたから。
そこはどうなんですかね。見慣れてないからなのか。
そういうフォーマットがあるよっていう部分なのか。
繋がりが多分作ってる側から明確にあるんだと思ったし。
あと5人だとして、5人それぞれ全員同じぐらい描かれてたかっていうとそうでもないじゃん。
宮城亮太はやっぱ中心で、彼との関係で赤毛が出てきたり、三井が出てきたり。
っていうのがどんどん描かれていくっていうのが、やっぱそれぞれ本当に別々の視点で
同じぐらい描いたら多分ひっちゃかめっちゃかになったような気がする。
そうね。
それを1本宮城っていうのを、しかもチームの中でも割と中心人物。
パス回しする役割なのかな。
文字通り物語のパス回ししてたっていうさ。
あ、すげえなって思って。
宮城はパスができますっていうやつ。
そう。
亮太はだっけ、何て言ったっけ、赤毛が言ってたよね。
言ってた。
文字通りパス回しの亮太が。
パス回ししてた。
あれは上手いなって思ったし。
今回は、たぶん原作だと桜木花道とルカワの関係が割とメイン。
27:03
俺のなんとなくの想像でもあるけど。
あそこが一年生の同級生コンビみたいな。
ライバル。
その一年生って今のうちよく知らなかったけど、
赤毛、赤毛じゃないわ。
ルカワと桜木ね。
一年生同士っていうのもこれを思ったのが、
今回どちらかというとその2人以外が主人公。
そうですね。
亮太はマジメインだけど、その他の2人もどちらかというと主人公側じゃん。
うん。
で、これ、僕は原作者の井上武彦さんとしての作品、他も全然知らないし。
有名な漫画家さんっていうのはなんとなく知ってたけど。
見てて思ったのが、その、
スラムダンクって割とたぶんこの人のキャリアの初期に描いた名作なんでしょ。
割と新人の頃ぐらいに当たった漫画。
かな?
たぶんなんか2作目とか、連載っていうのを見て、
その当時描いたのはたぶんこの井上さんは、
その一年生のルーキーの転載。
はいはいはい。
桜木とルカワの視点で描いてたのは、
たぶん自分の漫画のキャリアもそうだったからなんじゃないかなと思って。
新人としてブイブイ言わせてるっていう。
で、キャリアが結構後期じゃん今たぶん。
もう結構な年にたぶんいってるはずなんで。
そうですね。原作からもう20年ぐらい経ってるじゃないですか。
だからそうなってきた時の、その成長が一旦止まった後の3人。
ゴリ、リョウタ、ミツイ。
この3人側にたぶん感情移入できるようになったのかなっていう。
その漫画とか、これ監督もやってるけどさ。
井上さんの人とか。
たぶんそっち側の視点で、その描きたいものができたっていうのが今回なのかなと思いながら見つけた。
なるほどね。
なんかその一回さ、ゴリとかもさ、成長はある程度してるっていうか、そもそも体としてもバスケのために生まれてきた男みたいな。
高校生の体してないもんね。
日本人なのかっていうのもあるけど、すごいゴリゴリで、やっぱりチームの真ん中にいて。
で、小北ってそんなにバスケが強い。
強いとこじゃないんですね。
これも想像だったけど。
だからその中で一人だけ、本気でやってるというか、守り続けないといけない。
自分がしっかりしないといけないっていうプレッシャーみたいなのにずっと耐えて、この学校のバスケ部を支えてきた男が抱える、
30:02
ここから先どうしたらいいかっていう、成長の先の話。
一旦行くとこまで行ったけど、どうしたらいいかっていう話とかが描かれてるのは、
多分この生えてる人の人生みたいなのも反映されてるのかなっていうさ。
っていう見方をしたんだよ。
確かに今、この後の話、20年後30年後みたいなの描いたらなんか打足感がすごいんだけど。
以前の話で補強してる分には、厚みも生まれていいんじゃないかなっていうふうに思ったんですよね。
三宅の話を見ながら。
三宅が2年生で、桜木とルカはより上で、三井と五里と眼鏡くんが3年生。
ちょうどその2年生が、作中でもあったけど、五里の上の台が、
出てたね、嫌なやつね。
そう、全然不真面目で。
やる気なかったね。
それもあって、メンバーがめちゃめちゃ少なかったのかな、もともと部員が。
今回出てたのもそんなにいなかった。
あと数人ベンチにいたんですけど、その中でも腐らずに続けてたのが三宅。
過去のものもあるけど、ちゃんとバスケ続けてって最後に意思報いたのがね、スカッとする部分があったのかなと思って。
でね、僕は一番最初に良かったなと思ったのは、三井があいつサボってたから、能力はクソあるんだけど、
体力?
そう。
なるほどね、そういうことか。
めっちゃ不良で、運動してなくて、監督が走ってるの見ながら隠れてたりしてたじゃないですか。
それも自分が運動してないっていう引き目とかもあると思うんだけど。
で、全然スポーツしてなくて荒くれまくってて、たぶんタバコとかも吸ってたでしょ。
で、そいつが最後にギリギリになってもパスが来たら3ポイント確実に決めるっていうのがいいなと思ってね。
ロッキーだよね。
ロッキーだよ。あれはロッキーだった。
本当にロッキーそのものじゃんって思いながら。
そう。
三井の問題としては、お前は誰だ?みたいなこと言いながらプレイしてたじゃん。
はいはいはい。
俺は誰だ?
俺は誰だ?
俺は誰なんだっていうね。
俺の名を言ってみろって言ってたよね。
33:02
言ってたよね。
それ、くしくも北斗の件で同じようなところがあるんだけど。
あ、そうなの。
北斗が言う。
ジャンプの伝統なのかもしれないけど。
三井はすごくいいなと思って。
一緒にやってたらもっと体力もあっただろうし。
多分それを事前に知ってたのか分かんないけど、産農側も三井の体力を前半で削ってたじゃないですか。
確かに。
ちゃんと聞いてて、でも腕も上がんねえって言いながらパスを回すっていう鬼畜さね。
それこそお前は誰だじゃないけど、彼にとってバスケっていうのを一回やめて、自分が一体何なんだろうっていうのを思い悩んだ結果がこの試合に出てるっていうことだよね。
俺は一体何者なんだっていう。
確実に3ポイントを決める男っていう存在感はすごくありましたよね。
三井の問題もちゃんと描かれてるし、原作知らない俺から見てもそういうことなんだろうなって。
俺はずっとルカワが挑発のヤンキーだと思ってたんだけど、改造シーンで。
でもそれでも分かったから、三井だったんだあれって思って、ってことはっていう風になったし。
はいはいはい。
ちゃんとおざなりに全然されてないし。
すごく良かった。
ゴリもさっき言ったみたいに、自分があまりに凄すぎるからチームメンバーを信頼できない。
自分がパス出せない時もあったじゃん。
自分が何とかしないとって思って失敗するシーン。
ゴリが一番シュート外してるような気もするんだけど、今回見ると。
でも自分が自分がっていうね。
多分ゴリあんまりシュート上手くないんじゃないっていう気はするんだけど。
まあどっちかっていうとダンクで決めていくイメージ。
だからそのちゃんと周りを信頼するっていうチームが出来上がっていく。
彼にとっての問題はチームメンバーを信頼するっていうのが、ちゃんと改造シーンでも描かれてたりとかして。
だからあの改造シーンのそのタイミングと、あと苦毒、苦毒なりすぎない説明。
そうっすね。苦毒なかった。
一気に状況を初見の人のためにブワーって全部言葉で説明してハイスタートじゃなくて、
プレイしながらチラチラルカワがパスを出したとかさ。
なるほどこいつはパスを出さない奴なんだっていうのが、
その一個のセリフとか言動とかで、ちゃんと無知な俺に教えてきてるなと思いつつプレイの流れを止めないっていう。
作品自体の流れも止めずにやってるのはすげーバランス感覚だなと思った。
苦毒ないしあっさりもしてないんですよね。
36:00
ちょうどいい質量で情報が届いてるというか。
これほんとすげーな。
あれは画面全体が動くじゃないですか。バスケだからっていうのもあるけど、
フルCGだから動かさなくていい、アニメだったら動かさなくていいところも多分動いてなきゃ違和感出るから絶対に動かしてて。
それも込みで情報量が多く感じたのかね。
アニメの時のスラムダンクって、
なんか寄りでドリブルしてるところがあって、
なんかちょっと動いて、馬娘のレースの時に見た感覚みたいなやつかな。
シーズワンの時はイマイチピンと来なかったって言ってたやつ。
ちょっとその躍動感じゃないけど、今回のって、
等身大の人間がプレイしてる感覚あったじゃないですか。
キャラとかじゃなかった。
それがやっぱり説得力が強くなってたのかなって思って。
それをずっと積み上げてきて、最後の一番クライマックスだけアニメ的な表現になるじゃん。
時間感覚とかが止まりかけて、ものすごい勢いでルカワがドリブルしていくとか、
劇画チックに背景とかが2Dぐらいまで落ちて、
実写じゃ表現できないっていうところまで行くところの興奮。
これアニメだからできることだよなっていうのになるとかめっちゃ興奮したし。
なんかすごい独特のね。
なんかモーションキャプチャーなんでしょ?
クレジット見てたらアクターみたいなの出てたよね。
アクターもいて、ツイートで見たアレで、
多分3D系のクリエイターの人がツイートしてたんだけど、
あれって、ただモーキャップするだけだと違和感の出る衣服の動きとか絶対出てくるから、
それを全部手付けしてるんだろうなって言ってて、
だとしたらものすごい作画コストというか。
ハイブリッドだよね多分ね。
完全にそのCGとかで動きだけトレースしたっていうわけじゃなくて、
そっからさらに一手間加えてるんだろうなって。
本当に絶妙なアニメと英語の間を越えて。
本当にそんな感じのアレだったし。
あと3Dの表現で言えば、
39:02
パスをさ、フェイントのパスとか出すときあるじゃん。
こっち見てるんだけど目線がこっち向いてるけど反対側にパス出すとかっていうの。
カメラワークで見てるこっちもそっちにカメラ寄ってるから、
こっちにパス出すなっていうのが見てると反対に振られるっていう。
見てるこっち側もすげえ騙されるっていうのも上手いなって。
だからディフェンス側の視点なんだろうなって。
普通多分、分かりやすく描こうとしたら、
こっちじゃなくてあっちにパス出すんだっていうのをなんとなく匂わせて、
シュッて出したりとかって。
右見てたら右側にカメラが寄るとか。
右寄ってんだけど左にパス出すとか。
その辺が本当に騙されてるこっち側っていう。
ディフェンス側の感覚に慣れるっていうのもめっちゃ良かった。
できるんだっていうさ。
日本のアニメって、やっぱりそんなに世界で通用するものってあんまりないかな。
キャラクターだよね、どっちかっていうと通用してるの。
技術的な、それこそこの前見た新海誠監督とかジブリとかもそうなんだけど、
世界で通用するものってもちろんいっぱいあるんだろうけど、
少年漫画とかのもので、キャラクター以外の目線でアニメーションで多分アカデミー賞とかにノミネートされるのってなかなかないじゃん。
割とこれいけんじゃないと思ったけどね。
技術的にもすごいし。
すごかったね。
これで他の、この技術使って他のスポーツ漫画とかをリメイクしまくったら、
その翌年の部活動の人気ランキング操作できるんじゃないかなっていう。
来年絶対バスケも増えるじゃん。
増えるな。他に今年流行ったスポーツのアニメとかある?
アニメでも連携してる、同じ時期にやってるけど、
ブルーアーカイブかな?名前がちょっとあれだけど、サッカーのやつやってて。
ブルーロックじゃない?
ブルーロック。
分かんないけど。
サッカーのやつはやってる。
確かに、ワールドカップでね、やられたしね。
そう、多分来年の、来年というか、
ワールドベースボールクラシックWBCも春頃にあるから、
密度萌えなんじゃないですか。
スポーツ部員が増える。
スポーツ部員。
なんかコロナで体めちゃめちゃ生まれてる人多いだろうから、
僕もなんか運動はしたいなって思いつつではあるんですけど。
なるほど。スラムダンクのおかげで。
まあそうですね。
バスケがしたいね。
バスケ難しいですよね。
一応言っておくと、
なぜマーケティングのところでちょっと炎上していたのかっていう話、なんとなく知ってますか?
42:03
なんか声優が交代したのとかは知ってる?
声優が交代したっていうところの裏側の話で言うと、
ずっとyoutubeに旧作のアニメ版のやつを毎週更新していってたんですね。
この映画の公開に合わせて。
それで、見る人は見てましたと。
見てる人も、懐かしくて見てる人も、その声に慣れてるじゃないですか。
で、声優の情報とか発表しないまま、前売り券の販売をして、それで締め切っちゃったんですよ。
その直後ぐらいに、声優変わりますよって発表してたから、やり方じゃないっていう感じ。
声優ファンが怒ったってことね。
そうですね。あと、中身も冒頭で言ってたけど、何にも公開されてない状況で、前売り券を売ってたっていうのがあって。
で、それってスラムダンクの、
だから事前に出てた情報としては、旧作のアニメ版だけしか見れてないわけですよ。
オフィシャルから出してた情報としては。
これ見といてねって思うじゃないですか。
そうなの?
そうなんだ。みんなはそう思ったってことね。
だから情報が何もない状態で、唯一知ってるアニメっていう情報で言うと、旧作のアニメの情報しかないと。
それで期待して買った人がいますよって。
で、それで買ったなって確認した後に、変わりますよっていうのが出たから荒れたっていうのが大きいところだと思いますね。
別にその変わることに関してどうこうっていうのよりは、この人たちで行くよって匂わせ続けといての裏切りが辛かったんじゃないかなっていう気はしますけどね。
匂わせととられてたのか。僕なんかしたら、なんかそれが何の問題なのかよくわかんないけど。
なんかね、それをどう例えればいいんだろうっていうのは難しいんだけど。
例えばアベンジャーズの新しい映画が出ますってなって、過去作を映画館でやりますみたいなのやって、次のアベンジャーズ全員違う俳優が演じますってなったみたいな感じか?
あー、そうかもね。
だとしても俺何にも気にしないけどなっていう。別にキャラを見に来てる人はやっぱそうなのかな。
なんか、あなたが気にならないかもしれないけど、気にする人が世の中に結構多いよねっていうことは知っといた方がいいんじゃないかな。
45:02
基本イメージしておきますけど。
なんか僕のイメージとしては、桜木の声をアニメで聞いてたのの印象がすごく強かったから、桜木だけちょっとうーんって思いながら聞いてたけど、
でも終盤になったらもう特に気にせずって感じでしたね。
最初はなんかやっぱり桜木の声の木村すばるさんっていう方なんですけど、今のジャイアンの声をやってる人で、
ジャイアンがバックしてるように見える。
演技がどうこうじゃなくて、声質がジャイアンの声からやっぱ遠くはならなくて、声質がね。
だからどうしてもこう想像させるものはあるんですよ、ジャイアンを。
ジャイアン味がある。
ジャイアン味があって。
で、ただ他の人たちに関しては、元の演技にすごく寄せてくれてるっていうのもあったりとか。
あ、そうなんだ。
で、なんか感じ方としてはね。
で、多分一番人気だったであろうルカワとかは、ほとんど喋ってもないから。
確かに。
ルカワ、ちゃんと聞こうと思ったんですよ、ルカワの声を。
いつ喋るんだこいつって思いながら、チッとか、そんなんしか言ってなかったから。
でも、宮城がすごく宮城だったから良かったなと思って。
へー。
うん。
宮城っぽい声。
宮城っぽかった。
僕はまあもちろんね。
存じ上げないでしょうから。
存じ上げないから、ネットウィックス1話2話見た時の記憶も彼方に飛んでったから。
このスラムダンクのキャラクターで声が変だなって思ったのはもちろんないけど。
まあ変だなとは思ってないんだけど、比べちゃうからどうしても元の知ってるから。
それと原作ファンが言ってるのと一緒で。
いや違うと思う、中身じゃないから。
そうなんだ。
中身で原作ファンが言ってるのって、僕も原作ファンから聞いた話だと、
あのエピソード入ってないよねとか、あのエピソード入ってるじゃんとかっていうところの文句だと思うんですけど、
僕が今言ったのは、自分の中の記憶にあるところと今見たものの差分の違和感があったっていうだけの話。
それでも同じなんじゃない?
原作ファンがその漫画で読んだ。
違和感があったっていうことに対して、僕はそれは嫌だとは言ってない。
違和感があったってだけ。
なんかちょっとイメージしてたのとの差分があったっていうところだけの話で、それに対して異を唱えるつもりはない。
48:07
まあ元々の声優さんでやってほしいとも別に思わない。
なんかそのリメイクっていう話で言うと、うるせえ奴らっていうのが今年アニメやってて、
それはその事前に声優発表してたんですよ。この人になりますよ。
で、後々になってから元々のキャストさんが主人公の父親母親だったりとかっていうので起用されてて、
それが元のファンも年齢も上がってるしねとかで納得できる部分もあって、
ファンサービスにはなるかなっていうところではあるんですよね。
今回ほとんど関わってないと思うから、ちょっと残念だなと思いつつ。
それはちょっとは残念って思ってる?
まあ残念でございますよね。なんか関わってくれてたら嬉しいなっていうぐらいのところですけど。
別に絶対に入れろとか、なんで変えたんだとかっていう意味ではなく、
変な匂わせをするぐらいだったらそういうファンサービスあっても良かったかもねぐらいの感じ。
宮城のさ、過去の話が暗すぎるみたいな批判もあるっぽくて。
なんかその漫画読んでないから何とも言えないんですけど。
それさっき言ったさ、その違和感みたいなものに多分繋がってるのかもしれないけど、
みんなの中では宮城涼太っていうのはこういうキャラなんだっていうのがあったけど、
今回描かれた部分が、その俺たちが思った涼太とは違うやつだったっていうさ。
こんな暗い過去を持ってるようなキャラじゃなかったのにっていうこの差分にやっぱり違和感を覚えてる人が多い。
結構繋がってるかなと思ったよ、さっきの声優の話。
同じ感じで、自分の中に思い描いてる像とやっぱ違うっていう。
この辺はなんか違和感とか、宮城涼太のキャラって原作ではどう違うの?
それを読まなきゃわかんないですね。
アニメとかにも出てるんでしょ?
アニメでは出てたけど、なんだろう、バスケ好き小僧みたいな感じには思ってて。
なんだろう、そうだな。
過去は描かれたらそうなんだというふうに捉えるしかないかなと思うんですけど。
過去の話めっちゃよかったじゃないですか。
51:00
過去の話単体で見たらよかったんじゃないですか。
その原作が、読んだらまたそこの印象変わるかもしれないですけど、改めて言うと。
そのお母さんかわいそうってさっき言ってたけど、お母さんと涼太の血が繋がってる家族っていうのでさ、
なんかすげー似てんなっていうのもなんかよかったし。
問題に対処する方法とかさ。
2人とも1人になることで何とか解決しようとするって。
お母さんはお母さんで、なんかよく背中のシーンなかった?
1人で皿洗ってる時とか、海でこうさ、たそがれてるじゃないけど。
なんか問題がある時に、その1人になるっていうことで、耐えようとしてたっていうのがあって。
それを涼太のお兄ちゃんもさ、お父さんが亡くなった後に。
あとの入江のところね。
入江のいめつけ地に行ったら1人で泣いてたっていう、退屈割りしてて。
この涼太と、ソータだっけ?お兄ちゃんの名前。
と、お母さん。みんなその、同じように1人に距離を取ることで、問題を何とか乗り越えようとするみたいなのが見えて。
で、最後の最後、それがその、涼太がさ、赤城五里からさ、声出せって言われてるじゃん。
その中盤ぐらいの回想シーンかなんかで、バスケなんだから声に出せみたいなシーンがあって。
俺はそういうスタイルじゃねえんだよっていう、涼太が言うシーンがあって。
だから、感情を発するってことができない家族っていう、涼太もそうだし。
で、みんなそうだったんだけど、それをこう、バスケをすることによって、そのチームメンバーを信頼することで、
コミュニケーションを取り始めて、最後のラストシーンで、その、お母さんと完全に向き合う。
海でさ、お母さんと話すシーンになって、やっと2人が向き合って、それまでマジで2人が向き合うシーンがほぼなくて。
で、あの、三郎どうだった?みたいな会話から、向き合うっていうところになるっていう、この物語。
描き方も含めてすごい、もうこれだけでめちゃめちゃいい話だなと思って。
うーん、良かった。
なんかここが、このシーンが良かったみたいな、他にありますか?
うーん、まあ全体的に良かったんだけど、その、なんだろうな、まあでもあれも良かったよね。
あの、お母ちゃんがこっそり見に来てたとことかね。
あー、良かったね。
あれも、だから、見てない系なんだろうなっていうさ。
54:03
どうだったの?みたいなね。
どうだったの?ってこう。
シラジラシーって。
あーなんか一つだけこう、なんていうの、まあ好き嫌いあると思うんだけど、その、結構緊張感出すのに無音の演出が多かったじゃないですか。
あー、はいはい。
それ自体はすごく良かったんだけど、最後のポイントのとこだけ、くっそ長ぇなと思って。
えー、いいやんけ。あそこいいやんけ。
いやーなんか。
ダメだったの?
いや長すぎん?って思って。
どう、どうして欲しかったの?
なんか途中で、いやもうこれはアニメ感が強くなる演出にはなるんだけど、
あのー、えっと、シュート入りましたの後に、バウンドする音だけ聞こえて、でその後に呼吸音が入ってきて、でまた無音に戻って、でパーンでまた戻るみたいな感じが好み。
自分はね。
そういう意味では本当にあれ、映画館で見る映画だなと思ったのが、結構あそこのさ、シーン感がさ、人いっぱいいんのにシーン感が良かったんだよ俺。
あー。
長いなっていうのさ。
なんか、長ぇなと思ってた。
絶対お腹鳴るなよとか思いながら俺こうやって見てたけど、ギルギルとか言ったら嫌だなっていうのがあるけど。
なんか多分僕は、そこがその人いっぱいいるところでこういうの見るの嫌だなっていう気持ちになっちゃったかもしれない。
え、なんで?
いやなんか嫌だなって思って。
人いっぱいいんなって思って。
え、あの静かなシーン。人いっぱいなのに静かなのが居心地悪かったみたいな。
居心地悪かった。
居心地悪、あーそうか。
あれはでも確かに緊張感が生まれるよね。
そういう演出なんだろうと。
最初の方の何回かのところは、ちょうどいいなって思いながら見てた。
逆になんかあそこ、違和感を抱かせるためにやってんのぐらいに長くて。
で、なんか言ってしまえば勝つのは知ってたからさ。
あーそうか、俺知らなかったんだよな。
なんか、入ったよねーって思いながら。
原作版的には勝つって分かってたってことか。
そう、原作版っていうかなんか、
なんかあそこだけ妙に長ぇなって思ったから、
どうかなって思ったけど、
それぐらいですね、その演出面とかで気になったっていうか。
俺はあそこ全面紙ぐらいのあれだけど。
だから好みの問題だろうなって思って。
シーンとなるのが、こっちの息が止まりそうみたいな。
57:05
原作との差抵抗を結構批判してる人があんま中身の話してないなって思ったのが、
細かい演出がさ、マジで気が利いてるなっていうのがいっぱいあって。
靴の描写、良くなかったですか?
バスケットシューズの描写。
コンバースのワンスター履いてんじゃん。
で、お兄ちゃんがもともと履いてたっていうのはさ、
幼い頃にバスケ教えてもらってる時に、
靴がちょっとだけ映って、星がついてるね。
見えてましたね。
お兄ちゃん亡くした後に、自分もその靴履いてバスケやって、
三井にボコボコにされるっていうのさ。
バスケットシューズもボロボロって転がったりとかするっていうのあった後に、
もうバスケやる気あんまなくなったのか、
一回沖縄に帰るじゃん。事故って言ったら。
その時に白い靴履いてんのよ。
大気の靴履いてて。
で、真っ白な靴履いてるっていうのが、
すごくこの両他の心情じゃないけど、
一回真っさらになった感。
リセット願望みたいな。
空っぽになっちゃったっていうさ。
で、沖縄でいろんなことを経て、
ビーチで砂浜ダッシュみたいなのする。
あそこの時に靴を脱ぎ捨てて裸足で走る。
その白いナイキみたいなのを脱ぎ捨てて、
画面上も靴がアップになって、
パンフレットにも写真があるさっきの下に。
ポンって投げ捨てて裸足で走る。
その後に、またワンスター履くっていうさ。
っていう流れになってて。
で、産農戦終わって、最後に海外に挑戦するっていうところで終わるじゃん。
あれが全く違う靴履いてるんだよ今度は。
ってことは彼の中で、
もうそれが吹っ切れたっていう。
お兄ちゃんへの思いが吹っ切れたっていう描写になってるのかなと。
馬娘の回でも喋ったけど、
何か自分の中のトラウマを乗り越えた象徴が靴っていうさ。
馬娘もお母さんが亡くなったっていうのを立ち切る話っていうのを見たって話は前のバンガー編でしたけど。
同じように靴で表現してるっていうのが、
細かいけどすげーグッときたんだよ。
なるほどね。
あと沖縄に戻ってきた後に、
異例の洞窟に入るときに頭ぶつけるんだよね。
1:00:04
あれもこうでかくなったなっていうさ。
こういう細かい演出やってくるよねっていう。
ああいうのとかすげーいいなっていう細かい演出がたくさんあって。
その辺の話をみんなしようぜっていう。
あそこのあれよかったね。
そうだね。
見つけていこうぜそういうのっていう。
側のなんか気に入らねえっていうのは、
それはそれであるかもしれないけど、
映画の話するんだったら映画の話した方がいいんじゃないっていう気はしますよね。
あのエピソードがなかったとか、
井上先生の何々を感じるじゃないけど、
体型的にその作品を見るみたいな。
批評みたいな目線っていうのは重要なのかもしれないけど、
中の話したいなっていうのがずっとあんだけど、
まあ絶賛派の人も多いっぽいけど原作版でも。
なんかその掘りがいがある作品だなと思って僕も2回見に行ったんだよ。
まあ確かにね。
本当にさっき言った細かい演出とかも、
三井が体力がなくなってるとかもさ、
俺も気づいてなかったから、
何回も見ることで多分気づくものがまだいっぱいあるんじゃないかなと思って、
もう1回ぐらい行ってもいいなと思ってるんだよ。
はまってますね。
はまってます。だから原作も読みたいなと思ってるんだよ。
あとはなんか原作ではこれで終わるんでしょ?
この話ぐらいで終わるんだっけ?
これインターハイの1回戦で、
2回戦で当たったところに、
嘘のようにボロ負けしたみたいなことだけ書かれて終わる。
すごいよね。それも原作者の人の人となりをちょっと感じる。
消費されねえぞっていうか。
でもそれが多分スラムダンクっていうものだなって。
桜木花道は言ってたけどさ、
俺の全盛期は今なんだっていう。
本当にこのチームが本当に全員がまとまって、
チームができた。
小北のチームが完成したっていう、
その一瞬の輝きを切り取った作品。
そうだね。
だからそれがずっと続くわけではないっていうのがさ。
部活系の作品ってそれがいいんだよね。代替わりしてってさ。
その代で終わるのもあるし、
代替わりまで描くのもあるけど、
スラムダンクみたいにスパッとこの3年間で、
こっから先さ、ゴリの抜けって、
1:03:00
宮城がキャプテンになるだろうけど、
その下にいるのがさ、
桜木とルカはクソ仲悪い2人がいてさ、
まとまるわけねえじゃんみたいな。
ゴリいないんだぞっつって。
とかもあるけど、
この代で一番最後にチームが完成した瞬間が、
三能戦の最後だと思うんですよね。
そこがいいよね。
読んでないけど。
でもその流れはわかったなって。
ちょっとずつチームができてってっていう。
だからザ・ファーストスラムダンクなのかなっていう。
なるほどね。
チームとして完成した最初の試合があれなのかなっていう風に見たんだけど、
これなんでザ・ファーストなのか理由はあるんですか?
どうなんでしょうね。
これザ・セカンドが次出るのか。
ただこれの次ってないじゃない。
原作では描かれてないっていう。
だから変わるとしたらスラムダンクゼロとか。
ダサいなあ、それ絶対やらないでほしい。
これで終わってほしいっていうね。
ファーストで終わるってめちゃめちゃかっこいいじゃん。
まあそうね。
原作自体もそうってことはさ、
それそういうことなのかなっていう。
三能戦のためにずっと描いてたのかもしれないしね。
確かに次があるんだとしたらっていう話も盛り上がるかもしれないけど、
ない前提な気はするな。
安直には作ってほしくない。
作られたら見に行くけどさっていう。
本当に完成してたなっていう。
そうですね。
スラムダンク完成っていう。
完成してた。
面白かったです。
スラムダンクが懐かしいなって思いながら。
別に見んでもいいかっていうぐらいの気持ちだったんだけど。
見に行ってよかったですね。
トータルで見ると。
誘ってもらって。
宣伝会社に感謝を言いたいです。
漫画も読もうかなと思いますね。
それで言うと、
今後のこのラジオのスタンスとして、
桜木花道、初心者だからよっていうスタンスで。
今回これ撮ったのも、
おめえらはさ、スラムダンク知ってるファンはさ、
スラムダンクの常識が通用するけど、
俺にはその常識が通用しないからって言ってたじゃん。
そのつもりで俺、これやろうって言ったんだよ。
だから多分、世に出回っているスラムダンク映画話とは多分、
1:06:03
視点は全然違うところだと思いますよ。
いろんな人を敵に回すかもしれないけど。
でも俺は素人だからこそ見れる視点があるかなと思ったから。
そういう意味でやってみたけど。
1個だけさ、俺分かんなかったことがあってさ。
何でしょう。
終盤ぐらいにさ、いろんな回想シーンがある中で、
両太の家で妹が両太を倒れたみたいな、
自室で倒れたのかなんかで、
妹がお母さん大変って言ってるカットが1カットあったんだけど、
あれは何だったのかっていうのがよく分からなかった。
あれはね、僕もよく分からなかった。
言われと思い出したら分からないとこだと思って。
あれお父さんが死んだシーンなのかなって思ったんだけど、
にしては妹もっとちっちゃかったような気がするし、
髪型が両太なんだよね。
刈り上げて、ハーマーみたいになってて。
あれが何なのかがマジでちょっと分からないんだよね。
どうなんだろう。もともと空手弱かったとかでもなさそうだしな。
産能戦の直前に倒れたのかな。
原作ではそういうの描かれてるのかな。
どうなんでしょう。
朝、次の日試合みたいなんでお母さんに手紙を書くじゃん。
その後ぐらいになんか挟み込まれて、
いろんなモンタージュシーンの中に。
お母さん大変みたいな。寝坊したのかな。
朝早いって言ってた。
起きてお兄ちゃん。
先に出てたでしょ。
え?
先に出てたでしょ。
そっか。
やべえって言って。
あれなのかなって。
あれなんかちょっと分かる方ある。
ちょっと気になりました。
教えてください。概要欄にある。
あれは一体何だったのか。
2回見てもよく分かんなくて。
何なんだろうなっていう。
何だったんでしょう。
ちょっと他にもね、もしかしたら見落としてるというか、
ここってどんな意味なんですかねとかあったらこう、
どういうとこみんな気になってるのかは知りたいですよね。
皆さんのご意見もお待ちしております。
スラムダンク初めて見たけどっていう人もいれば、
原作版からのお叱りのメールもお待ちしております。
お前は何にも分かってねえって言われると。
そうですね。
全く分かってないんだけど。
でもなんかそういうとこじゃないかなっていうね。
一個一個見ていこうぜちゃんとっていうのは。
そうですね。
といった感じでお付き合いいただきました。
本当にありがとうございます。
急なスラムダンク見たかっていうのが始まったけど。
見たかっていう。
見たぞって言われて。
見た、見たんだかって。
そうです。
たまにはそういうこともあっていいんじゃないかなと。
1:09:01
新作映画ね、もうちょっと。アニメに関わらずちょっと。
まあそうですね。
やってみたいけどね。
感想回みたいな。
多分それもありなんじゃないかなと思いますね。
じゃあ最後にじゃあ締めのあなたが好きなスラムダンクの名言を1個言って終わりましょうか。
え?
スラムダンク名言いっぱいあるじゃん多分。
でもねえ。
割とあれだな。
俺は天才桜木花道って好きですけどね。
自分で言っちゃう。
そうそうそう。
根拠のない自信とそれでも何とかする実力と。
天才って言いたいよね。
言いたいね。
確かに。
じゃあそんな感じで。
お前も言えよ。
俺はだってわかんないもん。
その逃げ方はないだろ。
お前にそんなスラムダンクの名言なんてわかるかっていうので荒れちゃうから。
僕も準備してないですよそんなの。
そんな感じでザ・ファーストスラムダンクの感想でした。
毎日映画トリビアとソロ版でした。
ありがとうございました。
01:10:25

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