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こんばんは、もとです。
この放送は、推し農家が見つかる直販サイト、農村日和の提供でお届けしています。
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精神科医療の現状
このチャンネルでは家庭菜園や読書について話をしています。
ちょっと本の話をしたいと思います。
今ですね、オーディブルで聞いていた本なんですが、ルポ収容所列島ということで、収容所って名前がついてますけど、精神科医療についての話です。
医療についてのちょっと込み入った話っていうのはやっぱりですね、こういったところで話すのはなかなかリスクもありますし、
自分自身がしっかりと理解できていないところもあったり、勘違いさせてしまうこともあるので、あまり深いところまでは話はしませんが、
日本の精神科医療の闇の部分っていうんですかね、もちろんこれはごくごくごくごく一部だと思いますよ。
どんな世界にも良くない面っていうのは存在していると思いますので、その中の精神科医療についてですね。
この本に書かれているのは、
医療保護入院という言葉、ご存知ですか?
私はですね、つい最近知ったんですね。
ミステリー小説で何度か出てきていたので、それで知ったということなんですけど、
どんなものかというと、一定の条件下で本人の同意がなくても入院させて治療することができるという制度なんですね。
実際に、医療保護入院という制度によって不当に入院したとか、不当な本人の望まない治療、必要ではなかったかもしれない治療を受けさせられて、
精神的に苦痛であったり、本当にですね、肉体的な苦痛であったり、その後の人生にもものすごく影響を与えてしまったというケースをですね、
集めて一冊の本にしているんですね。
おそらくこれはね、実話を集めたものだとさすがに思いますので、実際にあったケースなんでしょうけども、時代背景というのもちょっとわかりません。
ここ10年、15年の間のものであったり、それ以上昔のものであったりすると思いますが、
いくつかのケースを聞いていると、本当にですね、心が痛むんですよね。
そんなことあっていいの?って思うような話がどんどん出てくるんですよね。
だからといって、精神科の医療自体を信用できなくなるとか、そこまでは思わないですけど、
私もですね、一応医療関係の仕事をしているので、精神科に関係する人と接する機会もあります。
制度の悪用
そういった患者さんに接することもありますので、さすがにうちは違うと思っていますし、そう思いたいですよね。
こういった医療が身近にあるとは思いたくないですけど、
その中で、本当にその医療側が悪い企みでやっているのかというと、そういったものばかりじゃなくて、
一つ書かれていたケースとしては、離婚が、離婚の話がこじれたときに、
親権をめぐって、その話がこじれて、夫が妻を虐待の恐れがあると通報して、
親族の同意があったということで、強制的に入院させられたというケースがあったらしいんですよね。
本当に恐ろしいなと思いまして、そういうふうに利用されちゃうんだと思いましたね。
ちょっと詳しいところは、実際これを読んでみたり聞いてもらった方が分かりやすいと思うんですが、
この医療保護入院という制度は、精神保険指定が判断する必要があるんですけど、
それ以外に条件として、その人に精神疾患があるということと、入院指定の治療が必要ということと、
あとは家族の同意ということみたいなんですが、私がこの言葉を知ったきっかけは、
ミステリー小説のアメク・タカオのスイリカルテというシリーズがあって、
千年美希人さんという方が書かれているんですけど、
何度かそういった事件の解決のために、手がかりを得るために、精神保険指定医の力を使って入院する。
もしくはその人を守るために、医療保護入院という形を使うというケースが何度かあって、
そんな制度があるんだなと思ってはいました。
ただ、そうやって事件を解決するためとか、その人を守るためとか、
良い使い方だと感じるようなものしか知らなかったところに、
私利私欲のために、自分が真剣を取るために、この制度を悪用してしまったというケースを聞いてしまうと、
ショックは大きいですよね。
そしてもう一つ思ったこととしては、仕事をしている時に、
手足の抑制というのが日常的に見るんですけど、
どうしても検査とか治療とか、どうしても必要な時ってあるんですよね。
麻酔かけていると不意に動いたりすることもありますし、
そもそも医師の疎通が難しい人とかは、どうしても必要があって、
必死に抑制をしたりするんですけど、
それって本当にその人に必要かなというのは、やっぱりきちんと一人一人が考えておく必要があるなと思いましたね。
例えば私が必要かどうかというのを考えたところで判断することはできないんですけど、
それは医師がすることですので、私はそこの判断には関わりませんけど、
本当に必要かなということを考えて、常に考えながら仕事に臨むこと自体はすごく大事なことだなと思いました。
もし興味がありましたらぜひ読んでみてください。
なかなかインパクトがあるというか、ショッキングな内容ですね。
ルポ、収容所劣等という本です。
このルポ何々シリーズというのは結構たくさんありますので、
もし興味がありましたらぜひ一度読んでみてください。
オーディブルの聞き放題にも入っていますので。
ということで今日はこの辺で終わります。
では。