サマリー
このエピソードでは、ステップファミリーに関する体験談が語られており、特に苗字の変更がもたらす心理的影響やその時期の複雑さについて深く掘り下げられています。年齢差や集団生活における自由度の変化についても触れられ、リスナーに共感を呼ぶ内容となっています。ステップファミリーの年齢差や親戚との関係の複雑さが語られ、個々の体験が共有されます。また、ステップファミリーの子供たちの苦労や、周囲とのコミュニケーションの重要性が強調されています。
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2025年2月26日、朝です。 とにかくアウトプット!母のひとりごとラジオのミユキです。
ちょっと久しぶりになりましたけれども、一人で話す 声日記を残したいなと思っています。
昨日かな?2月25日のヒロヒロシさんの
声日記を聞きまして、その中でいろいろ話されていたことで、思うところがあったので、私もちょっと残しておきたいなぁと思って話したいと思っております。
ステップファミリーの概念
ヒロヒロシさんの2月25日の声日記で、 その中でステップファミリーについての話をされてたんですね。
ステップファミリーっていうのは、
親の離婚とか再婚で、本来だったら血縁関係のなかった親子関係だったりとか、兄弟関係が生じた家庭のことを言うんですけど、
そういうステップファミリーのことをヒロヒロシさんが話されていて、 ヒロヒロシさんの一番上の子供さんがステップファミリーゆえに、いろんな言葉を今まで
人にかけられてきたり、それが悪意なくても傷ついたりっていうことがあって、
そういう言葉をいろいろ受け止める側っていうのをいろいろ感じるわけですよ。
それで一番上の娘さんも、いろんな言葉を浴びてきて、思うところがあったよっていうのを話されていました。
それも私もすごく重なる部分がありまして、私は連れ子側なんでね。
親の家庭環境の変化、親の離婚とか再婚で家庭の環境が変わったゆえに、自分の環境も大きく変わって、
それよりすごく苦しかった部分とか変化があってね、いろいろ感じることがあったんですよ。
それを話していきたいと思っております。
私はステップファミリーの当事者で、子供に当たるポジションです。
なので自分では選択権がないわけですよ。選択権がなくて、親が離婚再婚してステップファミリーの子供になったっていう感じなんですけど、
ステップファミリーの子供側の辛い部分とか苦しかった部分、葛藤した部分とかをちょっと振り返ってみました。
苗字の変更とその影響
何だったかなと思っていろいろ出てきたんですけど、まず一番に来るのは苗字ですね。
広瀬さんとコラボした時にも、ツリゴについてコラボした時にも話したと思うんですけど、やっぱり一番は苗字の変更ですね。
これは本当になんかね、あからさまに周りにも苗字が変わったってわかるじゃないですか。
苗字だから、やっぱ日本で言うと一番頭につく部分やから、苗字が違うと例えば出席番号が変わったりとか、
もうその人のすべてにつくわけですよ。特に学生をしていると学校だったらね、それで呼ばれるわけですよ。
学校の中のすべてのことを、物に名前を書くのもそうやし、呼ばれるのもそうやし。
だから苗字が変わるってことは、バレないってことは不可能なので、苗字の変更っていうのがすごく辛かったんですよね。
苗字が変わると、この子何かあったんやなってまず思われるじゃないですか。
それが離婚であったり再婚であったり、何かしらがないと変わらないっていうのは子供ながらにもわかるわけですから、
その苗字の変更によってこの子は何かあったんだなって思われてるのがすごく嫌だったんですよね。
私はね、中1の終わりに苗字が変わったんですよ。確か中1の3月の終わりぐらいだった。
だから中1が終わって春休みに入ります。中2になったら苗字変わってますみたいな感じだったんですよね。
で、中1の終わりに、ちょっと記憶を手繰り寄せると、多分ね、中1の終わり頃にはもう苗字が変わる。
だから再婚するっていうのは私は知ってたんですよ。
なんかもううろ覚えなんですけど、確かね、中1の終わり頃に同じクラスの女の子で話せる範囲の子に、
私、中2、来年度名前が変わるんだよね、みたいなことを何人かに言いに行った記憶があって、
で、それをなんで、大体何人ぐらいの子に言ったかとか全然覚えてないんですけど、どういう言い方をしたのかとかあんまり覚えてないんですけど、
でも、大して仲良くない子とかにもちゃんと言ってるんですよ。言ってる記憶があって、
で、それなんで言ったんかなって言うと、覚えてる部分で言うと、苗字が変わった、急に変わったっていうことで驚かれるのを避けたかったんですよね。
で、中1終わって中2になって、ある日いきなり苗字がね、私が変わってたら、みんなびっくりするじゃないですか。
まあ少なからず、それで知らない子はいっぱいいるんでね、びっくりした子はいると思うんですけど、
同じクラスで、そんなに仲良くなくても喋れる範囲の子には自分から言っとこうと思って、
で、こんなね、私そんな喋るタイプじゃなかったわけですよ、昔は。静かだったんですよ。
で、そんな静かな私がそんなことしてまでも言っておきたかったってことは、やっぱり自分の中ですごい不安だったと思うんですよ。
苗字が変わることに対して。
で、苗字が変わることに対して不安やし、なんかすごく変な風に思われるんじゃないかっていうのもあって、
そうやってね、何人かに苗字変わるんだってことを事前に伝えに行った記憶があって、
でもその伝えに行った時の記憶をちょっと思い出すと、ちょっとね、ポジティブな感じじゃなくて、
ネガティブ、ネガティブとまで行かなくても、こう、何とかそれをしないと苦しいっていうような状況で、
喜んで伝えに行くっていうよりは、それを言うことで何とか来年度からの自分の負担を減らすみたいな感じで言いに行ったのを覚えてますね。
そう、対して本当に仲良くもない子やった、言ったの。
仲良い子には言うじゃないですか、普通に。
でもちょっと喋ったことがあるみたいな子のクラスメイトとかにも言いに行って、説明しに行った記憶があって、
それがなんかすごい苦しい感じで記憶に残ってますね。
だから苗字はね、本当にこの特に中学校っていう高い時期にはすごく苗字が変わるのは、本人の精神的にも傷つく部分があるなっていうふうに思ってますね。
そう、嬉しかったことの1個目は苗字。
あとは、ちょっとさっき言いましたけど、時期なんですけど、ステップファミリーになる時期、どの年でも何だか心の変化が生じるから辛いんですけど、
中学校での集団生活
中学校はね、本当に辛い、多感な時期だと私は捉えてるんですよ。
なので、その多感な時期だったっていうことも私はすごく辛かったんですよね。
あと、中学校ってすごい集団生活じゃないですか?
小学校ももちろん集団なんですけど、中学校になるとそれがより色濃くなるっていうか、一緒なことをするっていう感じ?
自由度に欠けるっていうか、小学校ほどハツラツというかね、言うこと聞かない子もいなくなってくるし、
不良グループの子とかいましたけど、基本的にはみんな同じことを揃ってするとか、
集団生活、制服も着始めて、小学校ではなかった制服も着始めて、
その揃った生活を強いられるっていうかな、授業出て給食も同じ教室で食べてっていう、
学校にいる時間は強制というか、その集団生活を強いられるわけじゃないですか。
だからすごく自由度が欠けるなって今思ってて、
で、高校になると、ちょっと自由度が中学校よりは増えてるんじゃないかなって私は思うんですよ。
私の場合、高校が私服だったんですよね。
それもあって結構みんな自由に、ちょっと禁止な事故はありましたよ。
ピアスはダメとか、カビな服はダメとかいうのは高速にあったけど、
なんかカビな子もいたし、結構派手な子もいたんですよね。
みんな自由に着たいものを着たりしてたから、結構自由な校風だったんですよ。
部活も最初1年目は入らなあかんかったけど、別に帰宅部じゃないけど行かない子もいたし、
そんなに中学校よりはね、集団としての縛りがちょっとだけ緩んだ感じがあったので、
やっぱりこの中学校っていう高い時期のステップファミリーになるっていうのは、
私としてはすごい辛いのかなっていうのがありますね。
あとは年齢的な部分で、ステップファミリーになる親とか子供の年齢の差っていうのもすごく関係してると思ってて、
普通だったらね、普通の親子だったら、お母さんとお父さんが結婚してそこに子供が生まれるっていうので、
例えばめちゃくちゃ早くに産む方とかめちゃくちゃ遅くに産む方ももちろんいるけど、
ありえない年齢差っていうのはないじゃないですか。
例えば、すっごく年の差がある。
奥さんやったり旦那さんがすごいどっちかが年下で、
ステップファミリーの複雑さ
本来だったら生まれるはずのない年齢の時に生まれた子供の年齢。
例えば、子供が14歳で、お母さんが24歳とかね。
そういう感じやと、絶対子供が産めない年齢やけど、ステップファミリーによってそういう関係になったっていう家庭っていうのは、
より複雑さを増すなって思ってて。
私もね、結構年の差があったんですよね。
ちょっと名言は避けますけど、義理の父とは年齢差が実の父よりもだいぶ違うんです。
だいぶ下なんですよね。
そういうちょっとステップファミリーになる親とか、この年齢の差とか一般的な家庭との年齢の差と違う。
違いっていうのもちょっと複雑さを増してくるのかなっていうふうに思っています。
うん、そうですね。
あとはね、次々出てくるんですけど、ステップファミリーになった親の親戚とかとの付き合いもすごくね、大変だったなって思ってますね。
義理のね、育ての父って言いますけど、育ての父にも兄弟がいて、親がいてっていう。
だから一応私からしたらおばあちゃんだけど、血のつながりはなくって、義理の父のお母さんっていう感じなんですけど。
正月とかね、行くじゃないですか。
そうすると、その義理の父、あとはわかりにくいな。育ての父の兄弟の子供。
だから普通の一般的な家庭だったら、いとこって呼ばれる関係の子がたくさんいたんですけど、
年もだいぶ小っちゃかったし、私が一番大きかったし、
あとなんかね、私いつも育ての父の実家に行くときに、すごい嫌で、何が嫌かっていうと、嫌われてるんじゃないかなとか、
つれ子で母が再婚してるから、私なんていなかったらよかったと思われてないかなとか、
お荷物に思われてないかなとか、私の立場でも考えてたんですよね。
あとは正月にね、お年玉とかもらうじゃないですか。
そうすると、こんな私もらっていいのかなとか、
あとは育ての父の兄弟とかにも、なんかかわいそうな子と思われてるんやろうなとか、
勝手にいろんなことを自分が思ってしまって、かわいそうな子と思われてるんじゃないかとか、
どうしていいかわからなかったんですよね。
しかも中学校とかって、会話の力もなかったし、自分から何かを打開するようなこともできなくて、
ただただそこに集まりに行ってはじっとしてるっていうふうな時間だったんで、
すごいね、それがつらかったなっていうふうに思いますね。
周りに気遣わせてるのもわかってるし、私の存在が。
いろんなことを考えて、すごい複雑でしたね。
周囲とのコミュニケーション
いろいろ話したんですけど、本当にいろいろ思い出してきて、苦しい記憶とかもあるんですけど、
今はね、別に特にそれが、なんていうのかな、
そういうことを感じることもね、自分が結婚してなくなりましたけど、ほとんど。
そういうつらいこともたかなじきに感じてたなっていうのを思い出しました。
そう、あとね、私意外と周りに一般的な家庭じゃないお友達って多かったんですよね。
例えば、両親と一緒に住んでなくて、おじいちゃんとおばあちゃんに預けられてるとか、
さらに兄弟バラバラに住んでるとか、
あとはお母さんしかいない、お母さんもなかなか帰ってこないとか、
両親が離婚してるとか、いっぱいいましたけど、
よくよく考えてみると、ステップファミリーの人、離婚して再婚してる人って意外といなかったなって気づいて、
離婚してるだけの子っていうのはたくさんいますけど、知り合いに。
でも、離婚して再婚してるって人がよく考えたらね、誰もいなかったので、
そういう意味で、自分の身近に実在してる、周りに実在してる人で、近くにステップファミリーっていう方がいないから、
こうやって、このポッドキャストを通じて、日本のどこでも、日本じゃなくても、
いろいろ交流できる時代になったことがすごいありがたいし、
遠方でも気軽に話せるツールが今たくさんあるので、
こうだった、ああだったっていうのを話せてね、私も広瀬さんとコラボできてすごい通じるものがあって、
そういう人にしか、当事者にしかわからないこととか、苦しさだったり、発見だったり、
逆にね、お互いのことを深掘って、そういう気持ちだったんだって知れたりとか、
すごく、自分の知らなかった部分も教えてもらえたりするし、
ありがたかったなっていうふうに思っております。
今日は広瀬さんのステップファミリーの言及されてたことについて、
私も自分がステップファミリーの子供の立場として、いろいろ思ってたことなどをアウトプットしました。
ここまで聞いてくださった方、ありがとうございました。
17:09
コメント
話してくれてありがとうございます! ①この前娘が挨拶に来てくれたとき、それこそ思春期の頃は旧姓に戻したいみたいな動きをしましたが、オトナになった今は私の苗字を気に入ってくれているみたいです。私は少し心残りだったので、すごい嬉しかったです。 ②そういえば離婚しても子どものために元旦那の苗字で新しく戸籍を作った人がいるのをお話を聴いて思い出しました。万が一妻と離婚したら、妻にはそういう選択肢をとってほしいですね。まぁ1番は子どものために行動して欲しいですが。 ③ちなみに娘は新しい旦那の苗字になるのかなと思いきや、うちの苗字になるそうです!びっくり!ミユキさんの言っていた、「妻側の苗字になる」人が身近にいました!(笑) 私達は苗字に重たい意味づけをしていますが、もしかしたら最近はもっとシンプルに、カジュアルに考えたらいいのかもしれないですねぇ。 でもあの頃の辛かった思い出は事実なので、今後もシェアしてもらえるとうれしいですね😌
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