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名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、シガーロスの括弧を取り上げて話をしております。
前回、シガーロスの括弧を作るまでと、括弧の全体的なところを話してきましたので、今回はいよいよ1曲目から話をしていきたいと思います。
まずは、このアルバム、タイトルがないので、1曲目っていう言い方になりますけど、1曲目ですね。
そうですね、1曲目。
と言いつつ、裏のタイトルみたいなのはあるんですけどね。
なんか、そうみたいですね。
それでいくと、この1曲目は、バカ。
ちょっと、日本語的な発音だと微妙な感じになっちゃいますけど。
バカ、バカ。
ウニてんてんな方ね。
そういうことにしましょう。
バカ。
それがタイトル。
この裏のタイトルっていうのは、どこ情報っていうか、どっから…
オフィシャルっちゃオフィシャルなんですよね。
オフィシャルっていうか、本人たち的にも困るじゃない?っていう。
確かに。
っていうとこだと思うんですよね。
あのあれだよ、あのあれって。
そうそう。
次はあのあれやろ。
あのアルバムの1曲目とか2曲目とか言っても、あれなんでっていう。
うちうちで読んでるタイトルっていうのはあるわけで。
ありますよね、だいたい。
そうですね。
で、それがこの1曲目はバカであると。
で、ちなみにそのバカっていうのが何なのかっていうと、これはオーリーの娘さんの名前らしいですね。
人の名前をよく使うな。
そうそう。シガールスもヨンシーの妹の名前だし。
名前を、人の名前をつけるっていうのがなんか普通なんですかね。
次はお父さんとか次はお母さんの名前。
まあでもこの1曲目はすごいですよね。
この1曲目の最初の音から引き込まれる。
いやもうそこですよ、本当に。
そうですね。
あの音やばいですよね、本当に。
やばいですね。
本当もうなんかあの音の質感を聞くだけでもただごとではないっていう感じですよね。
このアルバムはもう、いやもうただごとではない。
いやもうそのただごとではないっていう表現めちゃくちゃ、なんかもうその通りですね。
これはただごとではないって。
これはただごとではない。
もう大変なことが今から起こるぞっていう感じが。
03:02
いや本当そうですね。
あの一番最初にちょっと無音があって、そっからこうカチッみたいな。
シャンみたいな。
あれもまたなんかちょっと合図としていいですよね。
そうそうそう。
でその後にあのすごい無機質な音が流れて。
いやーあの音いいですよね、本当に。
あれ本当ゾクッとしますよね。
メロディーというかもうあの音の質感。
そうですね。
質感、質感ですね。
レディオヘッドのGitAの。
そうですね。
あれに通ずるものが。
あの1曲目の音もすごいですよね。
もうねー。
CDのあの音。
あの空気感っていうか、あれはなんて表現するんでしょうね。
あれだけでも、これはもうなんか、なんかこう正座してしまう感じで、姿勢を正してしまうっていうか。
でなんかあの音を聞くたびに、またこの扉を開けてしまったかーって思うんですよね。
もう安々と聞けないんで。
そうなんですよね。
数年に1回のレベルで、それを開けるっていう。
消費してはいけないっていうか、消費されてはいけない音楽ですよね、これは。
あの音が鳴るだけでも、なんかもう。
そうですね。もうすべて持ってかれますね、一気に。
まあこの曲はほんとすごいなー。またその歌の歌い出しのところもいいですよね。
その前のそのイントロのその、
あのー、まあ主旋律があるんですけど。
その後ろでこう、
言ってますよね。
鳴ってるじゃん。
あれ声ですかね、あれ。
あれは四肢の声だと思うんですけど。
そうそうそうそう。
あのなんか、なんすかね、あれはもう。
剣士の音みたいな。
何の音だったのって感じ。
あれはもうほんとすごいですよね。もうそれだけで。
イントロだけでもう。そうこれほんとイントロだけで。
でもすごいこの緊張感と共にというか、緊迫感もありますからね。
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そう。テンポとかそのメロディーとかはすごいゆったりしてるし、
そんなね、張り詰めたようなスリリングな音階ではないんだけど、
ね、あの音の質感でもうテンションを表現してるというか。
なんかもうただならぬ感じ、漂ってますもんね。
いやーでも引き込まれますね、これはほんとに。
すごいなんかこうアンビエントな、そのメロディーにならないような音が結構後ろで鳴ってるんですよね。
そうですね。
それがまたすごい緊張感を演出してるっていうか、あれも重要な要素なんですかね。
そうですね。
そうですね、その浮遊感というか。
そうそうそうそう。
もはや何の音だかわかんないようなのが鳴ってるけど。
だからなんかすごい音数というか、少ないんだけど重厚感はあるんですね。
ありますね、確かに確かに。
音数が多いわけじゃないんだけど、その配置されてるのが、場所が完璧っていうか。
そうですね。
あんな音数少ないのに薄くないっていうか。
そうですね。
すごい厚みがあるっていうか。
その辺もやっぱらたららすと似てる感じというか。
まあそうですね。
その無駄は排除されて、あるべきものが完璧な感じで入ってるっていうか。
そうそう。あるべき音があるべき場所に溜まってる。
溜まってますよね。
確かに。だいぶこのカッコの方は隙間なくそれが広くあるっていうような。
そうそうそうだね。
なんとなくイメージが。
この曲はでもこのアルバムの中でもかなり特別な存在だな。
そうですね。
これはでも、こう曲が進んでって、やっぱりあの、一回ピアノだけになって、そっからですよね、この曲のクライマックス。
その時もなんか後ろの方で歌ってる。
声がね。
声なのかっていうぐらいの。
そうだよね。なんか声なんだか音なんだか。
音なんだかっていう。
わかんないようなレベルなんだけど。
ほんとこの世のものとは思えない美しさだよね。
すごいですよね。
この一曲だけで。
でもあのクライマックスになるところ、あそこはもう本当にすごいですよね。
この曲が。
あそこのもう美しさといったら。
そうですね。
09:01
あれは本当なんていうかもう。
全てのなんかエモーションが詰まってるっていうか。
喜びも悲しみも苦しみも痛みも全部がなんか詰まってるよね。
確かに。ほんとそうですね。
なんかそこを抜けたところがすごいなんかまたこう気持ちいい感じになるというか。
盛り上がって盛り上がってスッとこうまた静かに戻るところ結構好きなんですよね。
ここはでもほんとなんかもう声のシャワーっていうか。
声のシャワーですね確かに。
すごい浴びるよねもう。
浴びる浴びる。
キラキラしてるよね。キラキラしてる。
キラキラしてますね。
ここを聴いてる時ってほんとなんか浴びてる感じしますよね。
しますね。
でもこの曲ほんと不思議ですよね。
なんか別に明るくもないしそんな暗くもないし本当に中性っていうか。
すごいニュートラルじゃニュートラルですよね。
ですよね。確かに。
極端にどっちに触れてるわけでもない。
だけどなんかどっちも含んでるっていうか。
そうですね。
曲調としてはニュートラルなんだけどすごいポジティブな要素もすごいネガティブな要素もどっちも含んでた上のニュートラルっていう感じで。
そうですね。だからどっちでもないんじゃなくてどっちも含んでるっていう。
そうそう。そうだね。どっちでもあるっていう感じ。
確かに。
それがすごいわかりやすい表現かもしれないですね。
確かにこうなんかなんだろうなほんとそうですね確かに。
悲しみ的なのも含んでますもんね。綺麗なメロディーだし。
すごいなんか明るい明るいぜみたいな感じだけでもないし。
誰かが死んじゃって悲しいんだけど前を向いて生きていこうみたいな。
そんな感じの。
そうそうそうそう。
なんていうんすかね。
最終的な方向性としては決してネガティブではない。
そうですね。
でもそういう今の誰かが死んじゃってっていう例で言っても、
そこの裏にあるそれが自然なことでとか人は必ず死ぬみたいなそういうところとか、
そういう普遍的なところも含んでる表現ですね。
そうですね。
いやーすごいなこれほんと確かに絶妙なところですね。
12:01
いや本当にすごいと思う。これはやろうと思ってできることじゃないっていうか。
なんかすっごい複雑な感情を呼び起こされる感じですよね。
すごいと思う。だからこそ本当に安々と聞けないっていう。
もうなんか一曲目にしてなんかこの人間のエモーション、
人間の持ちうるエモーションをすべて表現してしまったっていうか。
そうですね。
すごいですよね。それを本当にその全然こう振り切ることなくやってのけるっていうのが神業っていうか。
ちょっと尋常じゃないよね。
尋常じゃないですね。
人間ができる技じゃねえだろっていうレベルですよね。
やっぱ何らかが乗り移ってる感じですよね。
そう音楽の神が音楽に最も愛されたバンドってなんか言われてるけど、
ほんとそうだよなっていう感じです。
そうですね。
まあもうこの一曲目は本当に話尽きないですけど。
ほんと確かに。これドラムは何も出てこないね。
そうそうそう。
仕事はまだしてない。
ドラムないんですよねこの曲は。
全くないね。
2曲目はある。
2曲目はドラムありますね。
2曲目はアイスランド語の読み方がわかんないですけど、英語に直すとファーストってことらしいですけど。
ファースト。
これもまたなんかすごい曲ですよね。ちょっと地味な感じはありますけど。
これもねすごいフワフワした感じというか浮遊感がすごい。
浮遊感がすごい。
気持ちいい浮遊感。
これでもドラムはイントロから入ってきてますけど、結構その力強さを感じるんですよね。
すごいめっちゃ手数少ないドラムだと思うけど。
やっぱこう人間が叩いてる感あるよね。
そうですね。なんかもうここでキャラクターがドラムにすでにあるのが感じるもんね。
一発一発にもう生身の人間感が乗ってるなって。
結構バスドラのローがしっかり出てるんだよね。シガーロスで。
そうですね。出てますね。
このドラムの音はそうですね。かなりもう最後の方とかもそうですけど、すごいヘビーな音質にさしてますよね。
結構そのドラムのイコライズとしては結構ドンシャリなんで。
ドンシャリですよね。なんかもう紛れもないロックのドラムの音してるなって感じですね。
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それを聞くと結構ヘビーメタ好きだろうなっていうのがその辺かな。
そうなんですよ。なんかすごい速いのを追求してた人たちの真逆で、すごい遅いのを追求してた感じというか。
このドラムめっちゃ手数少ないですけど、リズムちゃんとキープするの結構難しいと思うんですよ。
数少なすぎて明らかに。
これめっちゃ緊張するやつだよね。
そうだよね。
ごまかしがこれこそ効かないパターンのやつですよね。
0.01秒ずれたらダメみたいな。
そうですね。本当にそうですね。
ちょっと0.001秒早くスネアを入れてしまったらもうダメですね。
台無しみたいなレベルですよね。
そうなんですよ。だからこのすごい1音1音の間すごい空いてるけど、そこがギッシリ詰まってるんですよね。
その間に細かく、無音の間にギッシリ何かが詰まっている状態で。
音が鳴ってない間が重要みたいな。
そうなんですよ。
むしろその音が鳴ってない部分を演奏してるっていうか。
本当にそう。まさに。
確かに。
だからこれはやれって言われたらきついなっていう感じですね。
ありかしストレス溜まりそうですよね。
プレイヤーとしては疲れるよね。
逆に疲れますね。すごい集中力を持って臨まないと絶対できないですよね。
その曲はでもこの位置にあってすごい良い存在感というか。
なんかこう、このアルバム本気なんだって思わせてくれるっていうか。
そうですね。
もう本当にこの路線だなみたいな。
なんかこう船を漕いでる感じというか泳いでる感じというか。
そんな感じだよね。
わかるわかる。船を漕いでる感じある。
それあるよね。船漕いでる。
今船でどっかへ向かっていってるところ。
なんかこのアルバム全体としてなんかこう1個の映画を見てるようなというか。
確かに。
そんな感じありますよね。
旅だよね。
オープニングが終わって今いざ船でというか。
そうですね。まさに旅ですよね。
旅に出たっていうことですね。
18:00
音楽の旅というか。
そうなんですよね。
この2曲目はちょっと不安な感じを少し感じてるような。
これも結構長いんですよね。7分半ぐらいあるんで。
もうなんかいわゆるそのポップミュージックの枠組みに当てはめる気は一切ないですよ。
一切ないですね。
確かにそうですね。
そういう感じがするよね。
1曲目2曲目と聞いて。
そういうアルバムじゃないですよ。
そうですね。
その辺をなんか示してるのは聞いてると感じ取れますよね。
そうですね。
AメロBメロサビみたいなどこがどこなのかわかんねーよ。
でまぁ聞いててもやっぱりそのホープランド語のフレーズも出てくるからなんか同じだそうみたいなのもあるし。
これをやっぱりユーサイ。
そうなんだよね。発音的には1曲目と同じような。
同じ。
それが出てくると。
メロディーは違うんだけど発音は同じだよねみたいな。
まぁこの2曲目の流れから割と続くような感じで3曲目に行きますが。
繋がるような感じですよね。
そうなんですよね。
2曲目の最後のあのなんかあれはなんだろう鍵盤なのかな。
なんつーんだろう。あれだけになるじゃん。
はいはい。これギターですかね。
ギターっぽい感じはするけど。
まぁちょっとわかんないですけど。
オルガンみたいなのと。
そうそうそうそう。
オルガンみたいなのとギターと一体になったような。
あれがまたたまんないですよね。
そうですね。この繋がりは。ここの繋がりはなんかですね。
3曲目に入ってそのオルガンみたいな音が。
そうですね。
残って。
残って。そうなんですよね。
その残ってっていうのがいいですよね。
そうですね。
いやもうこの3曲目はインストですけど、この曲もやばいですね。
やばいね。
3曲目にインストを持ってくるってとこもなかなかすごい。
そうですね。もうこれは本当にその普通の枠組みではなくてね。
枠組み全然もう。
そうだよね。ポピュラーミュージックの枠組みはもう完全にがんじゅうにないっていう感じがします。
21:00
がんじゅうにないですね。本当に。
うん。そんなんじゃないんだと。
このアルバムの流れ。
そうですね。
流れるままにというか。
そうですね。
音の流れるままにっていうか。
導かれる感じですよね。
この曲はすごいですよ本当に。
本当にすごい。
この曲だって4つか5つぐらいしかコード使ってなくて、その循環コードだけで1曲通しちゃうもんね。
そうですね。そこにあのピアノのフレーズがずっと繰り返されて。
すごい。なんか構成要素は少ないんだけど、めちゃくちゃ起伏はあるっていうか。
いや、本当そうなんですよね。
すごいよね。
すごいですね。あのピアノのやつはずっとひたすら繰り返しますけど、周りの音は本当にすごい。
徐々に音が増えてきてね。
徐々に音が増えてきて。
で、最後のほうすごいですからね。もうズドーンって感じできてるし、もうピアノを本当に食うぐらい追いかぶさって。
でもそれでもピアノはずっと繰り返されて。
うん。
ピアノの最後のほうも高い1オクターブ上がるところとか。
そうそう。1オクターブ上がるから。
うん。
あそこは本当にやばいよね。
ね。
うーわー。
うーわー。
うーわー。
うーわー。
うーわー。
うーわー。
うーわー。
うーわー。
うーわー。
ずーっとそのね。
たたたたたたたたたたたーたたたたた。。。
それの、ひたすらもうそれの繰り返しだけじゃないなんですけど、
うん。
で、それを1オクターブ上げるだけなんだけど。
それだけでもう何か、昇天しちゃうよね。
昇天しますからね。
うん。
焦点しちゃうよ。 焦点しますからね。
そう、そうなんですよね。技に。
その音を持ってたみたいな感じの。
いや、この曲本当にすごいな。
そこ、10オクターブ上がるとこはもう、そこがもう刺さりますね。
なかなか壺に入ってくる。 焦点。
結構その、なんか同じフレーズをずっと繰り返して、だんだん盛り上がっていくみたいな。
結構この時代の、要するにポストロックって言われる。 バンドが得意とする手法ではないんだけど。
そうですよね。
モグワイだったりとか、ムームだったりとかっていうのは、割とそういう手法を使うんだけど、
24:05
バンドサウンドじゃない部分で、それをやってここまで盛り上がるっていうか、
めちゃくちゃエモーショナルに聴かせるっていうのは、シガーロスならではですよね。
そうですね。
なんか本当にその、このカッコの世界観のままそれをやってるのが本当にすごい。
そうですね。
他のバンドだと、ポストロックの、いわゆるポストロックのバンドだと、後半でギターが。
確かに。そうですね。
ファズをかけるとか、ディストーションをドカーンって行くじゃない。
ズドーン、ドドーン、みたいなギターが。
シガーロスってそうじゃないんですよね。
確かに。
歪んだギターも使うんだけど、それでこう、バーンってゴー音で覆い尽くすっていう手法じゃないんだけど、
それ以上にゴー音に聴かせるというか、
すっごい繊細な音の積み重ねで、ゴー音を演出しちゃうっていう。
音の積み重ねと変化でこう、聴く。
この曲も1オクターブ上がったピアノに耳が行きがちですけど、
その周りの音めちゃくちゃすごいですからね。
すごいね。
その時の周りが。
それが本当に気持ちいいし、そこの部分も本当になんか降ってきてるような感じ。
そうですね。
まさに聴いてて浴びてるような。
そしてめちゃくちゃ気持ちいい。
これも弓で弾いてるからこその音なんですかね、ギター。どうなんだろう。
でもこれもそうだね、後ろには入ってるね。
割とこれでブーンって弾いてる感じなんですかね。
高い方の弦ですね。
それをメインに出してないっていうか。
そうですね。
ここまでバックの音の一要素として鳴らしてるギター。
確かに確かに。この曲は本当にそういう感じですよね。
あの弓で弾いてる、いわゆる他の曲でよく使われてるブーンっていう、
ああいう感じで使ってないですもんね。
そうそうそうそう。
本当に同じ感じというか、同じその弓でやってるんだろうけど、
その一部分のエッセンスだけをうまく曲に合わせて使ってるっていうか。
そうですね。
その辺がまたうまいというか、絶妙ですよね。
まあ本当、オクターブ上がるとこでもちょっと行ってしまいますよね。
27:01
そうですね。
もう本当に。
そこに来てほしいってところに、「あ、そこ!」っていう。
そうそうそう。
うわ、そこー!みたいな。
そうですね。
めちゃめちゃかゆい、背中のかゆいところをピンポイントで書いてもらったみたいな。
1オクターブ高くしてもらって。
そうそうそうそう。
うわ、来たー!みたいな。
来てー!
本当この3曲目は好きですね。
いいですね、本当に。
インストなんだけど、これだけで泣けちゃうよね。
泣けますね。
気づいたら涙がこぼれ落ちてたみたいな。
本当そうですよ。
あの1オクターブ上がるところとか、どんな顔して聴いてんだろうな、自分みたいな。
確かに。
いやー、すごいですね。
で、そのなんか盛り上がりが徐々に落ち着いていくというか。
そうですね。そこもいいんですよね。
そうですね。
ちょっと余韻がある感じがいいですよね、終わり方が。
コード進行、コード進行的に言えばもう1つの進行だけでもまでやれちゃうんだっていう。
すごいですよ、本当に。あのフレーズでやりきるんですもん。
あれだけでもアルバム全体のピークと言えるぐらい。
そうですね。
ぶち上がるもんね。
ここまででもう1つのピークを迎えるぐらいの勢いがありますよね。
そこで3曲目で上げといて、4曲目がまた続くわけですけど、これが割と一番シングルっぽい曲かなみたいな。
確かに。キャッチーというかポップというかね。
そうですね。このアルバムの中ではそういう立ち位置になってる気がしますけど、タイトル的なやつでいくと、The Nothing Songっていう意味のタイトルらしいですね。
これは、でもこれもめちゃくちゃいい曲ですよね。
これもいい曲だよね。
これも結構バンドサウンドっていうか。
一応なんかタックとかに通じるような多少わかりやすさがある曲。
そうですね。わかりやすさがある。
この中では。
取っつきやすさがなんかありますもんね。
あるある。やっぱこれもドラムが結構どんしゃりな音というか、結構重厚感ある音なんですよね。どんどこどんどこやる。
30:07
これわかりやすいな。
わかりやすくいいっすね。力強さみたいなのもあるし。
そうだね。
ギターのアルペジオもすごい良い音っていうか。
良い音ですよね。
この音なかなか良い。
ものすごい音してるけど。
ネバっこい音。
絶妙なね、広がりが。
で、これもまた歌が。
ユサイローファー。
ユサイロー、ユサイローファー。
ユサイローファー。
それでもう。
めっちゃ言ってるけど。
また同じだーって。
いう感じになるんですよね。
でもこの曲はなんかその歌の力強さみたいなのも感じますよね。
そうですね。
結構自声で歌ってるっていうのもあるんで
確かに力強い感じはありますよね
これはなんか山登りみたいな感じですかね
2曲目は船で漕いでたけど
確かにこの曲はちょっと歩いてる感じがあるね
陸に登ったっていう
しっかりこう大地を踏んで
確かに確かに
ドラムのなんかドンドドンとか
大地を感じますよね
歌のなんかしっかりした感じとか
そうですよね
ちょうど中盤あたりでこう
そこがまたいいですよね
そこいいっすねめちゃくちゃいいですよね
ドラムがなくなって
その中キーボードですかねなんだろう
あの音いいよね
あの音いいなー
すっごいいい音ですよねこれ
すごいなんかこうキュってなる
素晴らしいな本当に
ちなみにこの曲
バニラスカイっていう映画
ありますけどバニラスカイで使われてるんですよね
使われてるっていうか
本編でも流れる感じで
使われてて
トム・クルーズのやつだよね
そうですねバニラスカイは見たことないですか
見てないな
いや俺見たと思うが
そういやなんか
シガーロスだって思ったよな
割と本当に最後の部分で流れる感じなんですけど
33:02
かっこって2002年リリースっていう話をしてますけど
バニラスカイって2001年公開なんですよね
へー
滝にも
そうそうそうそうリリース前に流れてて
でまぁその時まだレコーディングされてないんで
2000年のライブ音源が使われてるっていうことらしいですね
すごい
ライブ音源使ったんだ
だからよっぽど使いたかった
よっぽどね使いたかったってことなんだよ本当
すごいよね
それはすごいな
でもそのバニラスカイのキャメロン・クローっていう監督と
その後のキャメロン・クロー監督の作品で
ヨンシーが音楽手が来てたりとか
結構やっぱその監督のお気に入りなんだろうなーって
とこなんで
まぁそのシガーロスの曲に出会って
まだリリース前だけど
もうどうしても使いたいっていうので
そういう感じになってるんじゃないかなって思うんですね
すごい印象的なところで使われてて
映画も面白いんで
見てみるといいかもしれないです
シガーロスファンなら一見の価値あり
すごい独特な雰囲気の映画なんで
この映画でこの4曲目が使われてるというところですね
ここでそのアルバム的には1回区切りみたいな感じになるわけで
ここであの30何秒か無音がCDだと入ってるんですか
そうですねありますね
長い空白が
まあ明確に分けてる感じですよね
A面B面みたいな
ただあのアップルミュージックとか
そういうサブスクだとそこがなくなってて
そうそうそう
普通に続きになっちゃってますよね
初めてサブスクで今回聞いたんだけど
すぐ入ってんじゃんみたいな
そうですね
ちょっとそこは再現してほしかったけど
まあ難しいですかね
ねえ
これダメだろうって思ったんだけど
そこはなんかちゃんとやってほしいですよね
あそこの無音は意味があるもんだから
すごい速攻で次の曲いってびっくりしたもん
そうなんすよね
まあまあまあ本当はそこ無音あるところですけど
ライトサイドダークサイドみたいな
36:00
本当そうですね
今なので4曲目のライトサイドの部分話をしてきましたので
また次回は5曲目以降話をしていければと思います
次回へ続きます