1. 名盤ラジオ
  2. #59-4 全ては今井寿の掌の上…..
2024-04-03 58:41

#59-4 全ては今井寿の掌の上…『十三階は月光』~BUCK-TICK流!“ガチ”ゴシックの魔力!

BUCK-TICK『十三階は月光』特集④!場面転換も全ては今井寿の掌の上…?アルバム中盤曲を語る!そしてBUCK-TICK流“ガチ”ゴシックの魔力とは!? (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら キャリアを代表する1曲「ROMANCE」!~ダークな美しさの最高峰!好きポイントを語る!【名盤ラジオ #59-5】 https://youtu.be/i0Brcvtl2o0 ※前回まではこちら BUCK-TICK『十三階は月光』特集!伝家の宝刀?表現者・櫻井敦司の転機とは?【名盤ラジオ #59-1】 https://youtu.be/8e9UQZMvMSo 改めて向き合い『十三階は月光』を語る~今だから気付けたこのアルバムの恐ろしさとは?【名盤ラジオ #59-2】 https://youtu.be/ftEv8XCk44k 『十三階は月光』における道化師とは?コンセプトアルバムで際立つBUCK-TICKメンバーの尊い絆!【名盤ラジオ #59-3】 https://youtu.be/XjFF2dSYvVM -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- みんなで「バクチク現象-2023-」を語ろう!WOWOW放送後の生配信! https://youtube.com/live/4cZsE1h-9jo BUCK-TICK“今井寿 作詞曲”ランキング~好きな曲ベスト5!各曲のエピソードも交えて語り尽くす!【名盤ラジオ 番外編#44】 https://youtu.be/FwB-JbzMg6k BUCK-TICK“星野英彦 作曲”ランキング~好きな曲ベスト5!櫻井敦司の魅力を再発見!【名盤ラジオ 番外編#40】 https://youtu.be/KdKKGa4HKA4 ※『異空』特集 何が凄い?BUCK-TICK『異空 -IZORA-』に大興奮した理由とは?「最新作が最高傑作」をまた証明!【名盤ラジオ #44-1】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 名盤を確信!『異空』序盤曲を語る!~「さよならシェルター」のバイオリンで見えた情景とは?【名盤ラジオ #44-2】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 『異空』中盤曲!更にディープな世界へ…「太陽とイカロス」が転換点!?アルバムストーリーに驚きの新説登場!【名盤ラジオ #44-3】 https://youtu.be/3hIwwCg9QWw 続・『異空』考察!“無限のLOOP”へ…アルバム終盤曲+総括【名盤ラジオ #44-4】 https://youtu.be/RPRFnCrnF4k ※異空ツアーの感想 BUCK-TICKライブ 異空ツアーの感想!総合芸術なROCK SHOW!表現者・櫻井敦司と音で支える職人集団!【名盤ラジオ 番外編#33】 https://youtu.be/P7we-zWodHA ※過去のBUCK-TICK特集↓ ■『狂った太陽』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmnLlxlWbrrj1ANVXlNkXuy ■『darker than darkness ‐style93‐』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnntc1iPoiDlLbNSV5vs-d3E ■『Six/Nine』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnd7_6Q8aZRnedQKGsQZ5jU ■『COSMOS』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnna_mRvvsCVkZzKlwuWuyZc ■『SEXY STREAM LINER』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnltvxtjauU19Y1eRM1d2_Kg ■『ONE LIFE,ONE DEATH』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlC9jhJ7A2pzcZJP8Rs8hbUares ■『極東 I LOVE YOU』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnjlUokA7QHOupPZfssz9No ■『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkceyJvapDOG6EENtzMG5cD ■『Mona Lisa OVERDRIVE』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkcuBpDmCrdEq9DiI5QEJ3b 『十三階は月光』/BUCK-TICK 1. ENTER CLOWN 2. 降臨 3. 道化師A 4. Cabaret 5. 異人の夜 6. CLOWN LOVES Senorita 7. Goblin 8. ALIVE 9. 月蝕 10. Lullaby II 11. DOLL 12. Passion 13. 13秒 14. ROMANCE -Incubo- 15. seraphim 16. 夢魔 - The Nightmare 17. DIABOLO -Lucifer- 18. WHO’S CLOWN? 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3UUxJhE ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/4CAEeeBmQOlvbE65my8XIi?si=8Duei72WSLCRVFLGwgpiOg ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/%E5%8D%81%E4%B8%89%E9%9A%8E%E3%81%AF%E6%9C%88%E5%85%89/1535991467 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、BUCK-TICKの十三階月光特集やっております。
たくやです。よろしくお願いします。
BUCK-TICKのお時間です。えんぞうです。
喜劇が喜劇、悲劇です。よろしくお願いします。
はい。
はい。
はい。
いきましょう。続きから。
今ね、6曲目まで来ましたから、先は長い。
先は長いっすよ。道まだ半ばどころか、半ばにも達してないですからね。
ハマってなかったんじゃないですか。
そういう声がね、聞こえてきそうですけど、今聞いたらあるんですよ、語ることが。
ということでやっておりますが、次、7曲目、ゴブリン。
ゴブリン。
これはね、インストのこの前の曲が、クラウンラブ・ザ・セニョリータですけど。
そうそうそうそう。
そっからね。
そっからの、だからあれですよね、クラウンが恋をしてっていうところからの、明らかに舞い上がった曲ですよね。
明らかに舞い上がった曲。
明らかにウキウキ状態になってるっていう、前半の苦しみをずっと抱えてたところから、明らかにもうね、舞い上がってますよね。
恋をして?
舞い上がったみたいな。
ウキウキになっちゃってるな。
ウキウキの。
ウキウキになって今井すしも歌いだしたみたいな。
Oh yeah!
今井さんが歌う曲がそんなないですもんね、このアルバムはね。
このアルバムはね、そうなんすよね。
ここで、ちょっと安心するというか。
安心する。
安心するですね。
前々ボイスが聞けて。
歌いだした。
でも、Oh yeah!だけですよね。
割と、それまでの近年やっぱ結構歌ってたから。
あっつり歌ってましたもんね。
1曲歌い上げたりしてましたもんね。
OK!
そっからのね、やっぱ反動。
ルーシーも挟んでの反動と世界観とか、いろいろわかるんですけどね。
当時はやっぱでもその辺もちょっと物足りなさはあったかなっていうのは正直なところです。
そうですね。やっぱ今井ボイスを聞きたいみたいなのはありますからね。
どこで来るんだろうみたいな。
03:00
それはありますよね。やっぱ当時としては。
どこでそういうのが来るんだろうみたいなね。
貴重な、このアルバムでは本当に貴重な。
ここがね。
Oh yeah!
それだけなん?みたいな。
まあね、でも世界観からしたらやっぱ。
ここがやっぱね、世界観、ゴシックというコンセプトが前提にあるというところなんですよね。
で、やっぱあっちゃんを活かすというところがあると思うんですよね。
そうですね。
今井さんはちょっとクラウンHに徹して。
そうですね。クラウンHに徹して。
クラウンHに徹して。
道化師Aに目立っていただこうみたいな。
そうですね。
徹してるよね、本当にでも。
今回徹してるね、本当に。
いやー、本当その徹してる感はすごいあるよね。
徹してるっていう表現がめちゃくちゃ当てはまりますよね。
ここは徹してたけど出ちゃいましたね。
出ちゃった。
生まれて。
Oh yeah!
恋してたんでしょうか。
これ、でもなんか前回の話でもちょっと出てましたけど、そのクラウンラブセニュリーター、ライブだとクラウンが登場して。
結構意外とシリアスなシーンが演じられてるという。
ライブとここも続いてやってるんだよね。
じゃあここはやっぱセットなんだね、この流れ的には。
で、前回も言ったかな、クラウンに桜井さんがナイフを渡して手首を切らせるんですよ。
なんかそのクラウンを追い詰める感じで。
で、そこからその演出から続けざまにゴブリンに行くんですよ。
そこがちょっとどういう解釈をすればいいのか。
だからなかなかね、そのクラウンラブセニュリーターっていうタイトルだけで行くとさ、恋して。
完全に音だけで判断してたから、タイトルと音で。
流れ的にね、恋しちゃってウキウキなんて思ってたけど、ではないってことですかね、本来の。
ではないかもしれない。わからない。
その手首切ったクラウンはどこ行った?どうなったんですか?
いや、もう。
倒れたまま?
そうだね。倒れたというか、わからないね、そこからは。
06:02
いやー、その手首切らせるっていうのが何を暗示してるのかね。
でもほんと続けざまに曲が始まって。
でもめっちゃね、そのクラウンが戸惑うわけですよ。
ナイフを渡されて、切れって言われて。
よだせって。
え?え?みたいな感じで。
そうそうそうそう。
でもそれが、何ていうか、内包されてる世界観なのかなって思うと、めっちゃ深いなって。
深い、深いですね。
前は俺の影だって言ってて、その影にね。
手首を切らせるって、自分を殺すみたいな話でいいですかね。
それってすごい、もう各々の解釈でどうぞみたいな感じだと思うんですね。
ロジカルな世界じゃないと思うんですよね。
そうそうそうそう。
あんまね、ああだこうだ細かく言うのは野暮だなと思いつつ。
やってる側としてもそうだし、見てる側としてもそうで、
そこで何かを感じる人がいたら、それこそが真実だという感じだと思うし。
その人の真実だという。
そうそうそうそう。
だからやっぱ意識高いんですよね、この表現。
そういう意味でほんとそうですよね。
ロジカルじゃないんですよ。
もう考えるな感じろっていう世界なんですよ。
そうですね、確かに。
それをやってるっていうのが、やっぱそれはかっこいいなと思うし、
そういうのをできるロックバンドってなかなかないですもんね。
あとはこの曲は、間奏のギターソロが、
今井さんらしい調子いっぱずれたような音出してて、
これは割とらしさが出てていいなって。
結構その前半部分では、ゴシックというコンセプトにガチガチに縛られてるというか、
まああえて縛られてると思うんですけど、
後半に行くにつれてちょっとその辺が緩まってくるような気がしますよね。
本編ではゴシックっていうのをガチガチでやって、
で、アンコールではもっと緩くなっていいんじゃないみたいなのを、
アルバムの曲で表現してるかなっていう。
結構この辺からバリエーション出てくるというか。
だからインスト挟んでやっぱりちょっと場面変わってんのかなっていうところがあるのかな。
09:03
まあだいぶ曲調的にもやっぱ、それまでに比べるとだいぶね、
パッパッパになってるもんね。
タッタッタッタッタッとかそれまでに言ってないもんで。
降臨してたんだよ、だって全部。
ゴブリンね。
この曲とかもう難しいっすけどね、ほんとやろうと思ったらめちゃくちゃ。
めちゃくちゃ難しいと思う。
こんな曲よくね、なんかすごいよね。
でもウキウキ感とかね、ちゃんとなんか出てるしね。
ウキウキね。
あとあれじゃん、これジャパニーズ酒じゃん。
ボッカテキーラジャパニーズ酒。
これがね、日本酒じゃないところがね。
ちゃんと世界観をこう、この辺もね。
向こうの世界観。
向こう目線だもんね。向こう目線で語ってるからね、ちゃんと。
こっち目線じゃないって。
日本酒って言ったら違うんだよね。
向こうから語るとやっぱジャパニーズ酒だもんね。
ここでうっかり日本酒とか言っちゃうとちょっと、お前設定違うやんって。
そうそうそうそう。設定ミスがね。
設定ミスが努定されちゃうんだ。
ここはもうちゃんと、ちゃんとしてますよ、ここ。
ね、ジャパニーズ酒じゃないとダメだ。
そうそうそう。
これはね、この曲で重要ポイントですね。
重要ですね、世界観として。
じゃあ次に行くと、8曲目がアライブ。
アライブ。
これはどうですか、アライブは。
これは、このアルバムの中ではだいぶキャッチーかつ疾走かつストレートなロックというか。
これはめちゃくちゃ好きな曲。
かっこいいですよね。
これってそんな別にゴシック感感じないんですよ、あまり。
逆にそういう意味で浮いてるっちゃ浮いてるんですよね。
まさにまさにまさに。
たぶんそこから解き放たれてるからこそハマったのかなっていうか。
逆にそれでハマってくるんですよね。
そういうことなんですよ。
たぶん当時これが一番好きぐらいあったかな。
ロマンスとかは別ですけど。
そう、やっぱりアルバム聴いて当時、おーってなったのがやっぱりアライブとロマンスなんだよなっていう。
12:02
それってアルバムのコンセプトからすると結構外れてる曲というか。
個性が際立ってるんですよね。
これちょっと浮いてますもんね、やっぱ。
でもこれが好きっていうのはやっぱり当時の自分が。
そういうことなんですよね。
そういうことなんだなっていうのが分かる。
そういうことなんだなっていうのは分かりますね。
今聴いてもやっぱりいい曲だなと思うし。
これはでもイントロの感じからして、やっぱ好きだなって。
来た来た来たって思い入れますね。
このシリアスな空気感、好きだってすぐ思う。
すごいシリアスなんだけど、同時に自由奔放さを感じるというか。
それがやっぱりアライブとかロマンスなんですよね。
他の曲は結構アルバムゴジックみたいなコンセプトにガチガチにとらわれてる感じがして。
そこが当時の自分としてはハマらなかったんですけど。
これは当時から好きな曲だし。
これ爆竹だなって思っちゃったな、僕としてはっていう1曲ですね。
この中盤、やっぱりこの辺のゴブリンからこのアライブとか、この中盤シリーズだいぶ解き放たれた感はありますよね。
ゴシックっていうガチガチなそういうところからは。
やっぱりすごい重苦しい世界観だと思うんですよね、ゴシックっていうのは。
そこにハマる人はハマるし。
このアライブはもっと一般的というか、そこにハマる人もハマらなかった人も
この曲で結構オッてなるんじゃない?っていう1曲かなっていう感じはしますね。
これそうですね。
セニョリータに恋していこう、うきうきになって、その流れでドライブまで出かけちゃったみたいな。
セニョリータに恋して俺は生きてるぜみたいな。
ドライブデートで行っちゃうぜみたいな感じじゃないですか。
ただでも実際一緒に行ってんのは死神だけどねみたいな、そういう。
15:01
実はこの後思いもせずに展開がみたいな感じの流れです。
浮かれてる頂点だ。
そう、浮かれてる頂点でドライブ行っちゃってるんだけど、ドライブデートだって言ってたら、
実は乗ってたのはヤベェ奴だったっていう感じの。
それが次当たりからこうね。
割とその曲調のポップさとそういうシピニカルでアイロニカルなことが、やっぱ僕みたいな奴にはハマるみたいな。あるし。
そこがまあ駆逐の面白さじゃないですか、一つっていうのも思いますよね。
一辺倒じゃないというか、すごい多面的な意味を含んでる。
相当的な意味合いがあるっていうのを表現するバンドですよね、駆逐って。
そこが面白いよなっていうのがこの曲で。
このアルバム全体的にもそうなんですけど、表現されてるのが面白いなっていうのはありますね。
これはなかなかサビもね、シャウトで歌い上げてるというか、張り上げてる感じがなかなか大って、今聴いても思うというかね。
音めっちゃシンプルですよね、この曲もめちゃくちゃ。
そうなんですよね。
すごいシンプルですよね。
音数少ないよね。
すごい音数少ないよね。
ガレージパンクなのかみたいなぐらい音数的には少ないんですよね。
そこが割とハマりやすいなとは思うんですよね。
バカな僕みたいな奴にはね。
なんかちょっとサビの後のとこに不穏な音ちょっと入ってますね、謎の。
ワンガンワンガンワンガンワンガン。
謎の音が。
そこはちょっと謎の。
あるよね。
ありますよね。
ワンワンワンワンワン。
謎の音。
今井さんの声。
これは何だろうな。
今井さんが言ってたりして。
この声じゃないんじゃない?これは。
何だろうこれ。
こんだけシンプルなサウンドで言っておきながらここで謎の音が入ってくるっていうのがなかなか不思議だなっていう。
なぜこれを入れたっていう。
18:04
あとこの曲はね、後半の間奏明けの歩けるだろうっていうところに歩けるだろうって左側にかぶさってくる声があるんですよ。
歩けるだろう。
言ってるのそれって?言ってる?
言ってる言ってる。
言ってんだ。
歩けるだろうって。
それをよく聞くと。
ハモリ自体も結構かっこいいよね。そこにさらに語りがある。
それがいい癖になる。
それを捉えてほしい。
確かに言ってるね。歩けるだろうって。
歩けるだろう。
すごいなー。これもうタクに言われて初めて気づいたわ。すごい。
これだから聞けば聞くほど出てくる。
いろいろね。
いろいろめっちゃ出てくるんですよね。こういう。
そうですね。パッと聞き、割とパンクでロックで、このアルバムの中ではものすごいスッと入ってきやすい曲ですよね。歌メロもすごい立ってるし。
そうやって聞き込んでみると、やっぱり割と落ち込まれてるなーみたいな。
そうですね。落ち込まれてますよね。
まねた入れてきてるんですよ。
さすがバクチク。
さすがバクチク。やっぱ一筋縄では行かないですよね。
行かないですね。分析していくと本当に。
で、なんかあえて入れてる意図はなんかあるんですよね。きっと。何かしら。すごい。
単純にそういうアルバムのコンセプトだったりどうだったりっていうのを抜きにしてもすごい個性が際立ってる曲だし。
これだけ聞いて、もうバクチクかっけえなってなる曲だなーって思うんですけどね。
なりますねー。
シングル向けというか。
そうですね。名曲ですね。
なんかこの疾走感あるこういうキャッチな曲。
なのに割とシンプルでみたいなところはバクチク。
結構ツボにはまるよね。
逆にこれをもっと結構コテコテにギトギトにできるじゃないですか。この曲って。
21:00
はいはいはいはいはい。うん、わかるわかるわかる。
リッチなサウンドにすごいできちゃうところを。
それをあえてこのところに抑えてるところがまたそこがいいみたいな。
だからわかる。
確かに。時代が違えば普通にこれシングルになってるよね。
なってるよね。
これシングルじゃないの?シングルじゃないってやっぱおかしいよな。
あとこのサビすごいなんか。
ギザー見つけてやるって結構すごい上がるところを。
ライブだと割と低くっていうか抑えて歌ってて。
それがまた結構かっこいいんですよ。
その辺が割とギャップが良かった。高いというかちょっとシャウト気味になるイメージがあったんで。
抑えて歌ってもかっけえなって。
メロディーラインは同じような感じで歌いつつ。
コーラス的な動機も流してるんで。
なんかあれなんだけど、バランスが変わっててね。
それがすごいいいなって。
それ好きだな。
それはね、割とグッとくるんだよね、そのギャップがCD音源との違いで。
おおっていう。
それ結構好きなやつだな。
そんな上がんないんだ。
好きなやつだよね。
そのコーラスの方に任せようみたいな感じのところ。
そうそうそうそう。
いいよね。
それ結構好きですね。
そこはね、意外とそこにグッとくるっていうね。
はいはいはい。
いいですよ。
まあね、これは詩もいいよね。
なんか、俺こそが生と死だって。
なんか桜井さん的な感じですね。
俺こそが生と死だって結構すごいよね。
すごいいいですよ。
すごいフレーズですよね。
それを言えるぐらいまでなったんだみたいな。
ここでっていうのはなんか感じた。
俺こそが生と死だ、刻みつけてあるですからね。
やっぱそこでもやっぱり、ここでその表現者桜井篤としての大きな転機だよなっていうのは感じますよね。
それをちゃんと言えるというか、
24:00
それ以前のあっちゃんではないと思うんですよね。
そこまで言い切れないと思うんですけど。
ここでそのやっぱりずっと後まで続く爆竹というバンドにおいての桜井篤というアーティストの表現を見ると、
確かに。
じゃあ次。
次、9曲目。
9曲目が月食。
はいはいはい。
いやーこれは、
これが、
これが、
これが、
これが、
これが、
これが、
これが、
これが、
いやーこれは、
これもいいよね。
ねー、あれでしょ?ドライブに出かけてやばい奴一緒についてきちゃったみたいな感じの。
これ、ハイパーラブ感ありますね結構。
あー。
魔王的なね。
我こそは。
我こそはネオハイパーラブ。
ネオハイパーラブだろうね。
あるね。ありますね。
これやっぱりその感じですよね。
やべえ奴出てきちゃったみたいな感じ。
そういうオーラがあるよね、これは。
あるある、この曲は。
結構後ろの方にもラスボスっぽいのいるから、
この時点ではまだハイパーラブかもしれない。
うわーね、確かに。
ネオハイパーラブにはまだなってないけど。
あとにもやばいのいっぱいあるもんね。
あとにちょっとヤバいネオハイパーラブいるから。
でもこの時点ではここでなんかね、だいぶやべえの来たなって感じあるよね。
やべえの来たなってなるよね。
我こそはネオ月食みたいな。
そう。
我こそは月食つって。
エクリプス。
エクリプス。
とりあえず英語にしてみる。
なんかね、なんかよくわかんないけどね。
エクリプスみたいな。
エクリプスだぞ。
エクリプス。
違う人が思い浮かぶんですけど。
エクリプス。
ありがたいっつって。
HP1みたいなね。
27:01
全員のHPが1になったみたいな。
ありがたいっつって。
めっちゃそのFFの上に技の名前が。
ありがたいっつって。
全員瀕死の頂点。
起こらない天使みたいなね。
いやー。
中ボスですよね。
好きだなー。
すごいよね。
あれだってたまんないよね。
なんかオリエンタル感もちょっとありつつ。
オリエンタル感がここで若干入ってきてるところがいい。
入ってきてる入ってきてる。
あれがね、わりとなんかちょっとシックスナイン的な要素も少し感じるんで。
匂いがね、ちょっとしますね。
楽園とか的な。
俺は結構ダーカーさんとかね、狂った太陽的な。
狂った太陽、確かに。
その辺の要素がここでみたいな感じましたね。
確かに確かに。
あのいいですよね、あそこ。
あーあーあーあーあーあー。
そっちはー。
タゲールタゲール。
あれ好き。
まさしくなんか月食っていうかなんか。
そうですね。
月食というか日食というかなんか。
見えますよね、このビジュアル的なイメージが。
クライマックス・トゥギャザーの太陽に殺されたの。
そうそうそうそう。
あーいうイメージ。
あーいうあーいう。
いやこの曲すげーな、なんかめちゃくちゃかっこいいっすね。
この曲すごいよね。
いやこの曲すごい、めちゃくちゃかっこいい。
この曲のすごさはなかなか言い表せないんだけど。
なんかすごいよね。
感想が好きですね、とりあえず。
感想結構長いんですよね、これ。
割とね、なんか淡々とっていうかなんか。
なんかアルペジオみたいなの結構弾いてる感じね。
同じ調子でこう行くんですけど。
結構そうだね。
そのね、感想の終わりが好きなんですよね。
30:01
感想の終わりからCDで言うと3分過ぎくらいからドラムが入ってきて歌に戻るところがめちゃくちゃかっこいい。
そうそうそう。
アルペジオがちょっとね、こう一段階で。
盛り上がって、アルペジオが盛り上がって。
クライマックス行くぞみたいな感じにね。
分かりやすく盛り上がって歌に戻るんですよ。
そうだね。
あれがね、好き。
それまでのね、なんかじらした感想もいいんだよね。
いい。
それが割とね、長く続いて。
いやー、分かる分かる分かる。
じらした感じのね。
じらした感じであって、なんか。
結構テンション保ちつつ。
急に盛り上がる。
テンション結構保ちつつなんだよね。
だいぶこうじらして音も、音数も減るんだけど。
そうそうそう。
テンションは切れずにこうね、続いてっての。
そう、あのね、長い淡々とした感想。
ちょいちょいドラムがなんか、行くぞっていう世界を見せつつ行かないんだよね。
確かに。
ちょいちょい行きそうになるんだけどね。
まだ行かないよみたいな。
ちょいちょい入れてきてるからね。
ちょいちょいで、そう。
こう、たたつーみたいな。
そう。
一瞬ちょっと行くぞみたいな。
それがね、数回あるんだよ。
いや、行きませんよまだって。
行きませんよっていうので。
割と淡々とそのまま進むんだけど。
それで我慢できなくなったギターのアルペジオが高くなりって。
そう。
俺は先に行くぞ。
そう。
いや、いいね。ここの盛り上がりがね。
それでね、そう。入ってきて。
それで、この身を刺さる。
あー、あーって、なんかもうその流れがめっちゃ好きなんだよ。
その戻ってくるところが。
いいねー。
いいよね。
あれがもう、やってくれたなっていう。最高。
いやー、この曲すごいな。
いやー、これもやっぱ世界観がほんとすごい。
でも、世界観もなんかやっぱ微妙にやっぱ違いますよね。前半の曲に比べると。
あの、「降臨」とか、「同家死影」とか、「キャバレイ人の夜」あたりの、バリバリ中西ヨーロッパみたいな、クラウン的な。
あの辺はなんかね、クラウンが苦悩しちゃってる感がすごい。前半のシーンは、なんかそんな感じですよね。
33:10
この辺、またもうちょっと違うよね。やっぱりドブリン・アライブ・結石。
一回ちょっと途中の転換のやつがあった後に、この3曲はね、流れとしてはだいぶ悩みを抜け出して、外の世界にちょっと行ったかと思いきやちょっとなんか、やや様子がおかしいみたいな、そんな感じの状態。
そうだね。
結構アルバム前半は結構なんかやっぱり、ゴシックっていうコンセプトに囚われてるって言ったらおかしいんですけど、ライブにおける本編みたいな感じで、そっちを表現することが本文みたいな感じがして、
結構その後半になると、そこからちょっと解放されるなみたいな感じはあるんですよ。
ありますね。
ちょっとなんか、風通し良くなったなみたいな。
確かに、そうそう。世界がちょっと広がったねみたいな。
まあまあそこに囚われすぎなくてもいいだろうみたいになってるかなっていう感じがして、そこがすごい、個人的にはすごい、そっちの方がハマるんですよね。
ゴブリンアライフイコーの方がなんか、あれ面白いじゃんやっぱこの後みたいな、この曲面白いじゃんっていうのを感じる割合は結構後半の方が多いかなっていうのは感じますけどね。
そこにやっぱ間に一曲インストの曲を挟んでるところがちゃんと。
まあだから意図的だよね。流れというか、まさにそう感じるように作られてるというか。
本当、だから多分いまいさしの手のひらの上なんだと思います。こういうのって。
ここでこうなってください、ここでこう感じてくださいみたいなのは。
そうですね。その通りにこう感じますっていう。
はい、感じますって。
そのように感じますって。そのように感じております。
今はね、今はそうなんだけど。当時としてはわかりませんみたいな。
そのように感じろと言われてもわかりませんって。
ごめんなさい。
我々イメージができませんって。
ああ、もしかして。
殺されちゃうみたいな感じにしてる。
36:05
そのように感じろと。
いやー、これを当時聞いても理解してたのはすごいなって思いましたね。
確かに。
わかんねえよ、そんなの。
今見てようやくわかるんですけど。
3人がかりで分析して今こう。やっとちょっと見えてきてる感じですね。
本当にやっとわかったなって感じがします。
そういう意図で作られてて、そういうふうに言うとされてるなって思いますし。
これもすごいすごいなって。
すごいすごい。
結束ね。
これは爆竹っぽいな、あっちゃんっぽいなっていうところで、
ひとつ安心する曲でもあるかもしれないですよね。
わかるわかる。
で、次。10曲目。
ララバイ2。
これはインストですね。
ララバイ1はあるんですかね、これは。いきなり2が出てきてますけど。
これね、その話でいくとララバイ3もあるんですよ。
3あるの?
3はレメントモリーに入ってる。
歌が普通にある曲として。
ちゃんと歌も入って、インストじゃないですね。
で、その1はっていう話ですけど、それについてはね、ちょっと調べたんですけどちゃんと。
すでにやっぱり調べてる。
なんで調べるの、すげえなお前。
この質問を、俺がするのを見越してたかのような。
それはやっぱ出るでしょ、2であって。
その質問ここで出るだろうなと。
3もありますってなったらじゃあ。
完全にタクの手のひらの上で。
タクの手のひらの上だね。
誘導されてるじゃん。
元々ね、原型は曲とアイラブユーの頃からあって、あったみたいで。
当時はね、エレクトロニカアレンジだったらしいんですよ。
歌もあって、作詞もいまい作詞で。
ただなんかアルバムには入らなくてちょっと違うなみたいな感じで入らなくて。
まあでもそれで言うと結構その時のやつってあるんですよね。
39:03
曲とアイラブユーのアウトテイクって。
幻想の花束もそうですけど。
割とあって。
でもこれ多分実質的にララバイ1ってことになると思うんですけど、それが入らなくて。
モラリザオーバードライブにもやっぱね、それ当然そういうエレクトロニカみたいなの入らないから。
そこにも入らなくて。
やっとなんか13回月光で来たと思ったけど、
なんかね、結構他の曲と近すぎて、それはそれでなんか違うってなったみたいなんですけど。
まあじゃあってことで、思い切ってシンプルにインストにしたらうまくいったっていうのがこのララバイ2らしいんですよね。
この曲のメモでね、もっとピコピコやりそうって書いてあるんですよ。
なるほど。
俺まさにもともとエレクトロニカが元っていうのはそういうことなのかっていう感じですよね。
原型、原型。
原型はそうですよね。もっとピコピコやってますよねみたいな。
あー、なるほどね。
それはなんか、このアルバムの世界観に落とし込んだ曲っていう感じなんですかね。
そうですね。落とし込みつつその流れにやっぱハマるようにって感じなんですかね。
なので2と。
2は2でそれでなって。
めめんともりの時にまた1をやり直して。
当時はいまい作詞だったけどあっちゃん作詞でやり直して。
まあもうそこまであってだいぶ変わったんでっていうので3になって。
3が入ってるっていう。
なるほどね。
まあもうほぼ全然違う感じだけど聞いてる。3は。
まあそんな感じらしいですね。
いやちょうどいいところにちょうどいい感じで。
これはそうだよね。
ハマってる。
この雰囲気いいんだよな。
いいよね。
ほんと子守唄みたいな感じになってますからね。
それもね、入ってるよね。
なんか似たやつがやっぱオープニングのあれに入ってたけど。
42:01
なんかこの時計の音っぽい感じのガチガチガチガチっていうのかな。
なんかメロディーは違うけど世界観を統一されてるっていうところが。
寝かしつけられてる感じですね。
暴走してドライブして、やばい奴に寝かしつけられてる状態ですね。
なんか今のタックの話で、
俺がここでメモで、もっとピコピコやりそうな曲って書いてて、
今のタックの話で、もともとはもっとピコピコやってたんだみたいな。
もともとはエレクトロニカの曲なんだなみたいなところで。
それ聞きたいっすよね。
歌もあったんですよ。
それが来てたら多分もっとね、
当時としても来てたんだろうなっていう。
それをそのまま出してもらった方が当時としては。
個人的にはね。
それはやっぱりアルバムの世界観には合わないっていう感じだと思うんですけど。
まあでも、たぶんノクターンとかそういう。
そうだよな。
あの辺がそれに近いんじゃないですかね。
エレクトロニカ風アレンジで。
だと思いますね。
これもそうなってた可能性があるっていう。
あのシングルのタイミングがちょうどそこなんだよな、たぶん。
あそこがそうなんすよね。
あれがボクター的にもジャストなんですよね。
このアルバムだともう一歩先に行っちゃうんだよなっていう。
別次元に行っちゃってるんで。
もう一歩、あのシングルの世界観でちょっとアルバムを出していただいたら、
たぶんめちゃくちゃハマったんだよね。
そう、一回それを出してもらったらもうね、満足してお腹いっぱいになって、
次たぶんどんなのでも受け入れられるんですよ。
なるほどね。
一回もう満足しきって。
それをシングル一枚でもうこれはこれって終わっちゃうところがやっぱりすごいところであるし。
すごいですよね。
先に進みすぎてますよみたいなところでもあるんですよ。
もう一歩とどまったらもっと売れますよみたいな。
そうそう。
早いって。
早いよーみたいな。
そうなんですよ。
それはまさにほんと感じるな。
あの幻想の花とノクターンってあれもすごいもんね。
最高ですよね、あれ。
あれすごいんだ、ほんとに。
45:01
ノクターンも最高だし、幻想の花も最高ですよね。
そうなんですよ。
あれをこのシングル一枚で終わらせちゃうんだみたいなのがもう、
ぶっ飛びすぎてて。
終わらないなってなるんですよね。
ノクターン、当時話してましたよね、僕ら。
ノクターン、ノクターンやばいっすねみたいな。
いまいひさしの天才性がやばいみたいな話をめっちゃしてたのを覚えてます。
あれがまさにジャストだと思うんですよ。
いまいひさんの天才性と時代的なほど。
そうそう、時代、時代。
ジャストでマッチングしてて、そこに僕らもやっぱ反応したんですよね。
これはすごいという。
あれほんとすごいですよね。
そこでとどまって一旦もう一枚出していただいたらという。
凡人の僕らとしてはね。
あるんですけどね。
そこにとどまらなかったとこはやっぱいまいひさしで天才なんだな、この人っていうのを思うし。
そんなララバイ2があって、またそこから変わっていくわけですけど、アルバム。
次、11曲目が。
ドール。
また新しい登場人物が。
またちょっと変わりますよね。
ちょっと雰囲気が。
ここでまたゴシック要素が戻ってくるというか。
中世感が。
この辺からまたちょっとそうなんですよね。
中世ヨーロッパ感が。
なんかちょっと悪夢を見てる感がこの辺からちょっと出てくる感じがあって。
さっきのララバイでこう夢の中に寝かしつけられて、ここからはなんか夢の世界の話っぽい気がするんですよね。
イメージ的には。
このドールとファッションとかその辺の場面変わったなーって感じはやっぱあります。
思った後、ムマとかあるしね。
そうそうそうそう。だからやっぱララバイでね、ちょっと夢の世界に入ってってるんですよね。世界は。
っていう感じがしますね、なんかこのね。
この曲もすごいよね、なんか。
いやー、なんかすごいね。なんだろうなー。
この世界って。
オペラ的っていうのがなんだろう。
オペラ的ですよね。ロックオペラ的というか。
ロックオペラ的な感じありますよね。いやー、なんかすごいですよ、これも。
48:06
結構ね、冒頭の部分で大げさに入ってって、Bメロとかやってるでってってってーって。
いやー、でってってってってーって。
ちょっとコミカルな感じもする。
はいはいはい。そうなんですよね。
そこがなんか揺りしてる感じがすごい。
それがね、ちょっとマリス・ミゼルっぽいんですよ。
それで思った。この曲はマリス・ミゼルっぽい。
確かに。
マリス・ミゼルって、あのバンドも本当、バンドのコンセプトとしてもゴシックっていうのがあって。
マリスのゴシック感ってものすごいカリカチュアライズされてるんですよね。
いわゆるギガ化されてるというか、すごい大げさにやったりとか歪曲してやってて、ものすごいわかりやすくて。
ちょっと皮肉的な要素も入ったりするんですけど、マリス・ミゼルのゴシック感ってわかりやすいんですよ。
ものすごい誇張されてるんで。誇張しすぎたモノマネみたいな感じで。
この曲は割とそれっぽい感じはあるんですけど。
このアルバムにおける爆竹のゴシック感っていうのは、あんまりそんなカリカチュアライズされてないゴシックみたいな。
ガチゴシックみたいな感じなんで。
そこはやっぱ好きだけえなっていう。
このドール、この曲くらいですよね。割とわかりやすいゴシックみたいなのは。
割とこの曲は僕的にも好きだったりするし、入りやすいなっていう曲なんですけども。
まあ確かに。
アルバム全体のトーンとしてはここに行ってないっていうところが、これはわかんないっていう人は多いんじゃないかなって思ったりするんですけど。
確かに確かに。
コンセプトゴシックですよって言われて、これがまず聞けば、ああそうだねってなるってことですよね。
すごい入りやすいなってなるんですけど。
そうなってるわけではないっていう。
全然そうじゃないっていう。
1,2曲目、3曲目で行くと。
ガチガチやないかみたいな。
ガチガチの、そういう誇張したわかりやすいモノマネ的な。
じゃないんだよね。そう、ガチなやつやるんだみたいな。
51:03
ガチなやつやるんだみたいなことなんですよ。
マリス・ミゼルはその辺すっげえ上手くやって、あんなわかりにくい世界観なんだけど、割りかし売れたんですよ、確かに。
マリス・ミゼル的なゴシック感と、この13回は月光的なゴシック感とっていうのは、結構はっきり分かれてるんだけど、
ドールという1曲で接点があるかなみたいな。
ここでひとつちょっと共通点があるなっていう感じはしますかね。
確かに。
舞踏会的な。
舞踏会的だね。
13回は月光が確かにガチですもんね。
ガチだぞっていうのは。
やっぱガチガチでやるじゃないですか。
ガチなんですよね、確かに。ガチなんですよね。
やっぱね、マリス・ミゼルとか、マリリン・マンソンとかもそうなんだけど、それ以上にガチガチなんですよっていう。
それをやれちゃうところがやっぱ今石田氏の音楽的な幅の広さであり、天才性なんですけど、
そうですね。
普通はやれないんですよね。もっとわかりやすいところでやりますでしょうみたいな。
そうなんですよね。そこまでたぶんやりきれないからこそそういうコミカルというか、にならざるを得ない部分もたぶんあると思うんですけど、やれちゃうから。
やっちゃうんだね。
で、それをやっぱ桜庭津氏が表現しきれちゃうんだっていうところもやっぱりすごい。
それができる計算の上で作ってるんだけど、たぶん飯前さんもね。
そこがやっぱすげえなっていう感じですよね、このバンドは。
あっちゃんならここまでやっても表現するでしょうみたいな。やりますでしょうみたいな感じがすごいですよね、その近代関係というか。
確かに。順番で言うと、曲で先にたぶん作ってるんだろうから、やっぱ本当にそうだな。
ここまでいけるっていうところを思い描いてたぶん飯前さん曲作ってたんだろうなと思うと、なんかグッときますね。
で、たぶんどのアルバムでもそうなんだけど、飯前ひさしが俺が好きなことをどれだけ好きかってやっても、あっちゃんが歌ったら爆竹になるでしょうみたいなさ。
そこの信頼のもとに、あの人は自分の天才性を発揮してたんだなっていうのも思いますよね。
54:04
桜井篤が歌うなら爆竹になるでしょう。何をやってもっていう。
そういう信頼性というか、そういうものがやっぱどのアルバムでも見えるけど、このアルバムで結構はっきり自分としては見えたりするなっていう一面があったりしますね。
どんだけゴシックやっても表現してくれるんでしょうっていう。
この曲はね、またライブだとね、桜井さんがドールを持ってね、人形を持って。
なるほど。
その世界観がね、すごかったですね。
その人形はどんな人形なんですか?
ヨーロッパ的な人形ですね。
ゴスロリ的な感じの、キューピーちゃんみたいなやつではなくね。
割としっかりしてる感じの。
ちゃんとしたね、なんかドレスを着てるっぽい感じの。
そうそうそう、髪もすごいカールしてる。
なるほど、めっちゃイメージできました。
その時代の爆竹のライブパフォーマンスには触れてないんですけど、リアルタイムで。
触れなくてよかったなっていう気もちょっとしますね。
触れてたらね、本当そこなしの沼に引きずり込まれてたみたいな感じがして。
なるほど。
確かに。
抜け出せないとか、もう一秒そこにブブズはまってたかもしれないみたいな予感もちょっとあったりするんで。
人格が変わりそうですね。
結構危ないですよね、そういうのって。
本当に危ないと思うんですよ、そういうの。
一生そこから抜け出せないみたいな。
それぐらい刺激的な表現をやってたバンドだと思うしね、爆竹って。
そこにはまっちゃった人もたぶんいっぱいいるんでしょうけど。
本当魔力、魔力ですよね。
いやー、なかなかね、このアルバムの展開が変わってきているところなんですけど。
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ちょっとここでまた区切りたいと思いますが、11曲まで来ましたが、割とまだありますと。
あと8曲ほどありますか?7曲?
曲数が多いし、後の方に結構あるんですよね、でっかい曲がね。
ここからでしょ?ここからさらにあれとあれとあれみたいな感じでしょ?
って感じなんですけど、いやーこのアルバムがやっぱすごいっていうことでね。
いやーちょっともう、予想以上に迷いと。
それはまたもう恐れ入りましたっていう。
止まってなかったんじゃないのか、俺ら。
恐れ入りましたですね。
当時のね、自分たちの未熟さを思い知っているところですけど、
まあ当時はね、とはいえわかんないよねっていうところもあるし。
いやーこれはね、相当難解ですよ、本当に。
先の先を行き過ぎてるから、やっぱ。
いやー、やっとって感じじゃないですか、本当に。
ね。
まあでもここで本当にこういう話ができているのがいいなと思います。
こういう機会があってね。
というところで、また次回やっていきたいと思います。
はい、次回へ続きます。
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