1. 名盤ラジオ
  2. #14-2 美しさと激しさの共存!..
2021-12-29 31:14

#14-2 美しさと激しさの共存!アイスランドの厳しい自然を体現したシガー・ロスの音楽『Agaetis Byrjun』全曲トーク(1~6曲目)

『Agaetis Byrjun』Sigur Rosの全曲トークということで、1曲目「Intro」から6曲目「Hjartad hamast (bamm bamm bamm) 」までについて話をしています。

(※1.5倍速再生推奨)


1. Intro

2. Svefn-g-englar [Sleepwalkers] 

3. Staralfur [Staring Elf] 

4. Flugufrelsarinn [The Fly's Saviour] 

5. Ny batteri [New Batteries] 

6. Hjartad hamast (bamm bamm bamm) [The Heart Pounds (Boom Boom Boom)] 

7. Vidrar vel til loftarasa [Good Weather for Airstrikes] 

8. Olsen Olsen 

9. Agatis byrjun [An Alright Start] 

10. Avalon


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B00004W3MS/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/1DMMv1Kmoli3Y9fVEZDUVC?si=ecZpdlTeRe-6dl-GnrwMuA


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/%C3%A1g%C3%A6tis-byrjun/1447442814


■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、シガー・ロスのAgaetis Byrjunを取り上げて話をしております。
前回、シガー・ロスについてと、シガー・ロスがAgaetis Byrjunを作るまでっていうところを話してきましたので、
今回からAgaetis Byrjunの1曲ずつ話をしていければと思います。
まずは1曲目ですね。イントロ。
イントロっていうことで、インストですね、これは。
そうですね。これは、アルバムの始まりを告げる。
そうですね。これは、あんまり何と言いようもないというか。
イントロですね、という。
ちょっと4Cの声がフィーチャーされている感じの高歌音的な。
この曲は本当にアルバムのオープニングのSEって感じですよね。
そうですね。
あんまりそれ以上ないなっていう。
そんなSEがあり、2曲目が実質オープニング曲みたいな感じですけど、
シガー・ロスの曲は読み方が難しいというか、よくわからない感じですけど。
これアイスランド語なのかな?
これはそうですよね。
一応そのCDのブックレットにカタカナ表記があったんで、それを読んでいきますけど、
それだと、スベンギー・エングラー。
スベンギー・エングラーって呼ぶの?これで。
らっしいですね。
ギーなんだ。
ギーですね。
これが英語だと、スリーピング・エンジェルスみたいな形らしいですね。
スリープ・ウォークというか。
アルバムのジャケットのタイトルに書いてる。
まさにそうですね。
まあ、羽生えてるしね。
これがいきなり10分ぐらいありますからね。
10分もあんだなこれ。
長いよね、イメージしてるより。
もっとそんな長いイメージはなかった。
5分ぐらいに感じますね。
5分ぐらいに感じますよね。
ただこのアルバム、1曲目と最後のインストですけど、それ除くと全部6分超えというか、7分近い分数なんですよね。
長いですよね、基本が。
長いですね。
基本ゆったりしてるからね。
確かに。
この2曲目もめちゃくちゃゆったりしてますよね。
最初もなんかすごいまったりした感じで始まって。
03:01
ただこのイントロの途中から、これもシガーラスの代名詞的な感じですけど、弓で弾くギターが結構効果的に入ってきて。
それがここでもいきなり聴けるなっていう感じですよね。
あの音は独特ですよね。
駅ギターを弓で弾こうとは思わないからな、普通。
そうですね。あんなにでもかっこよく弾ける人もいないですよね、弓で。
あれはすごい発想ですよね。
でもそのなんかただ弾いてるっていうか、そのエフェクトもすごいですよね。リバーブをもうめちゃくちゃかけて。
ディストーションとリバーブをめちゃくちゃかけて、弓で弾くっていう。
あれは発明ですよね。
音がもうその単音とかそういう感じじゃなくて、もうグオーンっていう。
それが本当、このアルバムは随所にあって、そこがまあやっぱシガーラスっていうのの一つのなんかわかりやすい音ですよね。
この曲はどうですか?
これはもう一発目の音からもうシガーラスの世界に連れてかれるというか。
そうですね。持ってかれますね。
なんなんでしょうね、この空気感っていうか。
そうですね。
もうなんか涙が出てくるっていうか。
みんなでも楽器とか音使ってますね。何を何で鳴らしてるのかよくわかんないけど。
そうですね。まあでもこの曲については割とバンドサウンドに近いのかなって。
キーボードと。
そうですね。バンドサウンドと言いつつキャータンがいるんで、その4人の音っていう意味のバンドサウンドだけど。
割とそのベーシックなアンサンブルとしてはシンプルなのかなっていう感じですよね。
歌詞も全部アイスランド語なの?
これはどうなんだろう?
英語どうなんだろう?
これはアイスランド語じゃないですかね。
アイスランド語ですかね。
英語は使ってないと思う。
アイスランド語かオリジナルの…
オプランド語。
オプランド語。
多分オプランド語ちょっと混ぜてるぐらいなんじゃないかな。
全曲ではないと思うけど、曲によってはオプランド語も入れつつ。
だけど多分アゲーティスビリオンはベーシックなのはアイスランド語だと思うな。
オプランド語が前面に出るのは次からですよね。
06:04
そうですね。
それも衝撃的でしたけど。
この2曲目はすごいゆったりした感じで、
なんかサビもあるけど、
途中一瞬だけちょっと激しくなりますよね。
なりますね。
あそこなんかちょっと少し片鱗を見せてる感じですよね。
シガーラスのちょっと激しい部分を少しだけ出してきてるなっていう。
出してきてるね。
ここでも割とすぐ戻りますよね。
で、合計10分ぐらいあるわけですけど、
最後はなんかポコポコなって次の曲に行くという感じですね。
で、3曲目がこれはスタルファー。
スタルファー。
これもめちゃくちゃいい曲ですよね。
いいね。
これは正直アルバムの中で一番あるなぐらいの。
個人的には好きですけど。
コントローラーな感じとかもすごくいいです。
いいよね、これ。
気持ちいいですよね、この辺。
このピアノとストリングスがこう絡まって。
なんか泣けてきちゃうよね。
泣けてきますよね。
なんかわかんないけど、泣けてくるっていう。
前の2曲目は結構ずっとまったりした感じで行くじゃないですか。
それはそれですごい雰囲気があっていいんですけど、
ダラーンと続いてた感じから、
この3曲目のイントロですごい開けた感じになりますよね。
なるなるなる。
それがすごい気持ちいいというか。
で、なんかヨンシーの歌い出しの声もすごいいいんですよね。
いいですね。
途中、ギターとボーカルだけになると。
アコースティックギターっぽい。
そうそう。
すんごい生々しい感じ。
で、そっからまたイントロの。
そう、それに戻るっていうね。
そこいいよね。
そういうアレンジというか、その構成も結構凝ってますよね、そう考えると。
ここのストリングスとか、ピアノそのものもそうですけど、
このあたりはもうまさしくキャータンの色がめちゃくちゃ出てるというか、
ヨンシーとゲオルグだけだとできなかった表現なんだろうなってとこですよね。
音楽的素養のね。
なんというか、表現手法としての幅の広さみたいな。
09:01
なんか多分、もしかしたらその根底にヨンシーとかゲオルグとか、
当時のドラマーのアウグストとかにも、なんかこういうのをやりたいっていうのがあったのかもしれないけど、
それをこう表現できる演奏とかも含めて、
多分なかなかそこまではやっぱなかったんだろうなっていう。
でもそれが、キャータンはそれをうまくアウトプットできる手段が持ってたみたいな。
そうですね、そんな感じしますね。
なので本当に多分ヨンシーとかゲオルグとかがやりたかったことが表現できたっていう音として、
気はすごいするんですよね。
だから、キャータン、すごいラストピースだったんだろうなって。
そんなかわいい名前なんだな。
キャータン。
この曲は本当にいいな。
いいっすね。
なんすかね、この切ない悲しさもありつつ、ポジティブな光も感じるというか、
まさにシーガー・ロスの真骨頂みたいな曲がいきなり来てますけど。
そうですね。
僕はそのカッコを一番最初に聴いて、そこから遡ってアゲイティスピリオンを聴いたので、
それでいくとこの曲とか結構、めちゃくちゃキャッチーな曲やってるシーガー・ロスっていう感じでしたね。
わかりやすい感じもあるよね。
確かに。
わかりやすい、聴きやすいっていう印象は確かに。
Aメロ、Bメロ、サビみたいな。
結構しっかり感じるし。
ですね。これはまあいい曲だな、普通に。
で、次が4曲目ですけど、フルーがフェール・サリン。
読み方が難しいですけど。
これ一番かな。
個人的には。
歌が立ってますよね。
そうですね。
サビの爆発力っていうか。
そうですね。
歌が一番グッとくる歌メロというか。
これはでもすごいですよね。
4シーがここまで歌い上げてるっていうのは、なかなか他の曲ではない感じがする曲ですよね。
基本ファルセットが多いし、
この曲は地声で歌ってるのがかなり多いから。
確かに。
そうですね。地声でサビ歌い上げてるから。
そこがあれですね。
これとかもライブとかで聴いたらすごい鳥肌立ちそうだなって。
12:02
シガーロスライブ行ってみたいな。行ったことないけど。
行ったことないんだっけ?
ないですね。
2人は行ったんでしょうか?
俺何回か行ってるな。
行きたいな。
何回行ったっけな。3回ぐらいは行った気がするけど。
結構行ってるね。
2回か3回。
でも多分、遠藤さんも一緒だったと思いますけど、
2003年4月の東京国際フォーラム。
国際フォーラム。
それはあれか。たくはひできと一緒じゃないんだ。
多分1人で行ってましたね。
1人なんだ。
これは最高のライブですね。
あの時の国際フォーラムはすごかったよね。
すごかったですね。
俺あれ人生最高のライブだもん。
衝撃でしたね。
本当衝撃だったな。
どの辺がすごい衝撃的でどんな感じだったんですかね。
基本こういう音のライブに行くっていうのがまず初めてっていうか。
そうですね。
バンドサウンドではないし。
ヨンシーの声も本当になんかその生身の人間が出してるのかな、この声みたいな。
それが目の前でなんか再現された時の感動中かね。
目の前で再現されるっていう、そうではありますね。
すごかったよこれ、本当に。
そうですね。
ボロ泣きして立てなかったもん、終わった後。
すごいね、そこまでこう。
最後すごいですよね、ライブの最後が。
なんかすごい、でもみんな泣いてるんですよね。
しばらく泣いて。
もうなんか持ってかれますよね、完全に。
持ってかれる、本当に持ってかれる。
しばらく立てないですよね。
そのしばらくしてからロッキングオンとかでライブのレポートとか出るんだけど、
そこでもやっぱもう観客全員泣いてたみたいな、書いてあって。
すごいそれ。
そうだよね、みたいな。
そんなライブってないですよね。
ないね。
バンドのライブでみんな泣くって。
異常な体験ですよ、あれ。
すごいですね、確かに。
でもあまりに感動して、これはもうなんかちょっと貢献しなきゃいけないとか思って、
Tシャツ買おうと思って。
そしたらとんでもない行列になってて。
買う前に売り切れちゃったんですよ。
その時ってカッコ出た後、出てる。
15:00
カッコのツアー。
カッコのツアーですね。
だからカッコとアゲイティスビリュンと、あとボンも少しやりつつみたいな。
だから選曲としてもめちゃくちゃいいわけだから。
いいね。
この時に戻ってもう一回体験したいなって思うな。
今はもうちょっとメンバーがね。
今はもうね、メンバー抜けちゃったから体験できないからね。
そうなんだよね。
話を戻すと、この4曲目ですね。
これはもうヤバいっすよね。
一つここでちょっとハイライトが来る感じですね。
そうですね。
サビの盛り上がりというか。
サビの盛り上がりが。
そうですね。
これはもう本当にうわーってなりますからね、サビって。
うわーってなるよね。
サビの前にちょっと落ちるじゃない。
Aメロで結構はっきりバーンって入って。
その勢いで続いていくんだけど、サビの前でちょっと落ちるんですよね。
すごいまったりするというか。
そっから一気にサビに持っていく。
そこのそうですね、グーイって来ますからね。
シガーロスの曲ってどうやって作ってるんですかね。
誰が4Cが主導で作ってるのか。
どうなんだろうな。
どういう感じなんだろう。
結構わかんないよね。
割とすごい時間かけて作ってるっていうのは見たことある気がするけど、
誰主導とかはあんまないんじゃないかな。
バンドですごい作ってるっていうイメージはあるけど。
あんまり特定の誰かっていう感じはそんなないかな。
ちょっとイメージになっちゃうけど。
でもこの曲はすごい歌が立ってるけど、
サウンドとしては結構重厚感ありますよね。
そうだね、割とヘビーというか。
ベースは結構重々しい感じでなってるし。
割とシガーロスにしてはバンドっぽい。
そうですね。
サビをここまでやっぱり盛り上げてるのも他にはそんなないですもんね。
ないですね。サビの広がりっていうか。
サビの爆発力みたいなバンドが。
すっごいっすよね。
すごい。
なんだろうね、このシガーロスの。
ポジティブなだけでもないしネガティブなだけでもないっていうか。
いや、ほんとそうですね。
すごい痛みとか苦しみを歌ってるような感じもするし。
そうですね。
18:00
そういうのも込みで人生を祝福しているというか、人生参加というか。
はいはい。
そういうのがすごい感じますよね。
そうですね。
なんかもう喜怒哀楽みたいな。
そう、それをなんかもういっぺんに詰め込んで。
そうですね。
それを祝福してるっていうか。
なんだろうな、その辺なんかほんとそうなんですよね。
アイスランドっていうのもなんか関係してるんですかね。
土地もそうだもんね、厳しい環境というか。
そうですね。
厳しい自然。
厳しい自然みたいなのが。
そこでもやっぱね、生きていかなきゃいけないわけだし。
そうですね。
そういう厳しさみたいなのが自然にある状態というか、
共存していくのが当たり前というか。
なかなか東京のこのビルのジャングルの中では、
出てきづらい。
出てこない音ではあるね。
そうですね。
確かに。
コンクリートジャングルではほんとに。
アイスランドはでもすごいですよね。
そのシガーロスのライブDVDとか持ってますけど、
めちゃくちゃ映ってる自然がすごくて、
ここで育ったら、
そりゃあなんかもう感性全然違うよなっていうのは、
自然、普通に思いますね。
結構最初のアルバムのハイライトっぽい4曲目があって、
その次5曲目が、これはヌイバッテリーですけど、
これが、このアルバムからは2曲目のシングルカットらしいですね、これが。
1曲目のシングラーなんだ。
1曲目は2曲目のスヴェンギーエングラー。
なるほど。
ヌイバッテリー。
なんかヘビーだ。
これは割とそうですよね。
ヘビーですよね。
ベースがメタル。
基本そのフレーズがずっと繰り返されてて、
ドラムが入ってきてすごい激しくなって。
そうそうそう。
こういうところで、メタル好きだよって。
そうですね。
確かに言えるというか、ルーツが見えるっていうか。
ヘビーに感じますよね。
確かに。
でもなんか、このアルバム改めて聴いてて、結構ベース存在感あるなって。
あるね。
思いました。
それまで持ってたイメージに比べて、改めてすごい意識して色々聴くと、
ベース、やっぱゲオルグオリジナルメンバーだけあるなって。
ベースがリフを弾いてる感じだもんね、これ。
そうですね。
21:00
そうですね。
ドラム入ってくるの後半なんだね、これ。
だいぶ後半の方ですね。
そっから一気に加速していく感じはあるけど。
この激しい部分ってすごいですよね、シガーロスの。
でもこの曲も最初から激しくなってもそうですけど、めちゃくちゃ重苦しい雰囲気があって、
この雰囲気ってすごいですよね。
すごいダークだよね。
ダークですよね。
何を背負ってるんだろうっていう。
なんか冷たい海を暗く、そんな感じの情景が。
シガーロスはヘビーな時はとことんヘビーだもんね。
そうですね。
ゴーオン、ゴーオンじゃん。
そうですね。
ほんとゴーオンですよね。
いやほんとなんか自然を表してるなぁ。
そういう嵐の時もあるっていうもんですね。
そうですね。
これがまあ、また8分ぐらいある曲ですけど、
最後かなり盛り上がって終わって、で、次が6曲目ですけど、
ヒャテズ・ハマスト。
これもベースから始まるんですよね。
確かにそうですね。
これも結構なんかダークな雰囲気が。
ちょっと似た感じが続きますよね、雰囲気的には。
これもでもそのイントロの中でギターもかなり荒ぶってますよね。
そうそう。
後、後ろで。
後ろで。
あれすごいっすよね。
あの音がまあ、まさに4Cのギター。
あのギター、まあ弓で弾いてるからできることなんだろうけど、
すごい低音の部分と高音の部分と同時に鳴らすじゃん。
確かにそうですね。
ゴーっていう重低音とキュイーンっていう、あれが共存してる感じがすごいたまんないですよね。
すごいっすよね。
確かに確かに。
シームレスに音が鳴らせるっていうのが弓弾きの特徴がもろ出てる曲ですよね。
そうですね。
そこにさらにディストーションでリバーブかけてるからすごいっすよね。
すごい音圧だよね。
24:01
まさにウォールオブサウンドっていうか。
こういう形で鳴らしてるバンドっていうかギタリストはいない。他にいないっすよね。
そうですね。
聴いたことないっすね。
なんかもはやギタリストって呼んでいいのかっていう気すらするっていうか。
まあこの曲もすごいですよね。なんか迫りくるものがあるっていうか。
そうですね。まさに迫りくるっていう感じがありますね。
サビとかもなんかすごいちょっと緊迫感がありますもんね。
緊迫がある。
すごいなあ。なんか何を体験してたらこんな感じの表現ができるんだろうっていう。
サビでドラムが消えるんだよね。
そうなんですよ。
リズムがなくなってすごい不安定というか。
不安。
不勇感があるんだけど、あの不安な感じはすごいっすよね。
この曲それがすごいですよね。サビでいきなりそうなるっていう。
そうそう。いきなりなんか基盤がなくなっちゃうっていう。
音楽の基盤がなくなってすごい不勇感があって、ものすごい不安な感じを煽ってくるっていう。
そうですね。そうそうそう。それが本当聴き手にも不安定さをこう与えてくる感じですよね。
いやーすごい表現だなあ。
すごいダークな感じ、ダークな雰囲気なんだけど、なんか一筋の光はあるというか。
メロディーにすごい悲しみとか痛みとかを感じるんだけど、それだけではないみたいなのはやっぱシガーロスの特徴だなあっていうのは。
そうですね。
最後の方はなんかすごいストリングスが入ってきて。
ララララララララ。
あれいいっすよねなんか。あれいい。
ブオオオオオ!最後ノイズが。
俺でもすごいダークですよね。
ダーク。ダークシガーロスがなんかここでも。
Bでダークな部分が。 暗黒面。
シガールスはでも本当にそのフレ幅がすごいですよね。
フレ幅がすごいですね。
めっちゃ美しい部分と、めっちゃ激しい部分。
このアルバムで今話しているのが6曲目までですけど、
ここまででもめちゃくちゃすごいですからね。
ね。
2曲目でワイトをゆったり入って、
27:00
3曲目ですごい美しい感じでストリングスとか入って、
4曲目で1回サビでドーンと上げて、
ちょっとクライマックス作って、
で、5、6とめちゃくちゃ一気にヘビーな感じに落とすっていう。
いや、なかなかすごいですね。
すごいすごい。
どの曲もメロディーがものすごい綺麗ですよね。
本当に美しいというか。
ですね。そこはやっぱり共通しているというか。
そうですね。
全ての曲に共通しているというか。
なのでそれがあるから変に聞きにくい感じとかないですもんね。
めちゃくちゃ実験的というかなことをやってても、
このメロディーがあれば商品として成立しちゃうみたいな。
そうですね、確かに。
それはまあありますね、確かに。
四肢の声もそうだけど。
そうですね。
確かに四肢の声と美しいメロディーみたいなのがあれば、
あとはどんな音でもやっててもいろんな実験ができますよね。
確かに。
四肢の声はすごいですよね。
すごいですね。
これありえないよね。
すごいですよね、本当に。
シガーロスサウンドの根幹をなすのはやっぱり四肢のボーカルだと思うんですけど、
あの声は本当ありえないよね。
いやー奇跡ですよね。
奇跡だよね。
すごいなんというか優しい音というか。
本当シガーロスのキャッチコピーで、
世界で最も音楽に愛されたバンドっていうのはあるんですけど、
まさにそういう感じだなっていう。
確かに。なんか選ばれた声って感じしますもんね。
音楽の神に愛された声ですよね。
あれはないもんな、他に。
似たような系統の声すら聞いたことがないっていうぐらいの異次元の声ですよね、あれは。
そうですね。
その4曲目がかなり地声で一番歌ってると思うんですけど、
他は完全にファルセットってわけではないですよね。
なんか中間で出してんのかなみたいな。
そうだね。
それがでもすごい独特というか。
まさにね、中間って感じだよね。
性別とか国籍とか人種とか、そういうのすべて超越したような声してますよね。
30:09
そうですね。
特に歌ってる言語としても、そもそもアイスランド語っていうのが英語でもなくて、
全然音だけ聞いてもどんなことを意味してるのかとかがわかりにくいとかっていうのも余計にそう思わせてるのかなって感じもありますよね。
何歌ってるのかわかんないけど伝わってくるよね。
そうですね。
すごいアルバムの中での浮き沈みもあり、だいぶ山場があちこちにあるなって感じですけど、
今6曲目まで話してきましたけど、1回ここで切ってまた次7曲目から話していきたいなと思います。
次回へ続きます。
31:14

コメント

スクロール