1. 名盤ラジオ
  2. #65-4 アルバム最重要な一曲?..
2024-08-29 54:04

#65-4 アルバム最重要な一曲?「Black Star」~後々のレディオヘッドの未来を照らした曲とは?

RADIOHEAD『The Bends』特集④!8曲目「My Iron Lung」、9曲目「Bullet Proof ... I Wish I Was」、10曲目「Black Star」を語る! (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 別次元?突然変異?「Street Spirit」~そして『The Bends』期のレディオヘッドを総括!【名盤ラジオ #65-5】 https://youtu.be/gIBqV5z6mSk ※前回まではこちら RADIOHEAD『The Bends』特集!苦悩しながらも立てたスタートライン!~制作過程から見えるレディオヘッドの本質とは?【名盤ラジオ #65-1】 https://youtu.be/PAsS4pm9cuY 『The Bends』序盤3曲の聴きどころを語る!レディオヘッドの特徴、アルバム冒頭の音の強さ!【名盤ラジオ #65-2】 https://youtu.be/Dd_bo4iyYPQ 「Fake Plastic Trees」と「Just」は対極?~『The Bends』ギターの特徴は?【名盤ラジオ #65-3】 https://youtu.be/YH7FWvP1YRE -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- ■『Pablo Honey』特集 なぜレディオヘッドは神格化されたのか?バンドの特徴&各メンバーについて語る!【名盤ラジオ #39-1】 https://youtu.be/fMenbvtj-Lk レディオヘッド結成から『Pablo Honey』まで~1993年という時代背景も【名盤ラジオ #39-2】 https://youtu.be/m61yTqP_sKw Radiohead「Creep」を語る!時代を背負ったアンセムとその苦悩について【名盤ラジオ #39-3】 https://youtu.be/LS7Vdyc8zV8 縦軸/横軸で見て重要な過渡期のアルバム!大学生っぽいレディオヘッドの魅力を味わう【名盤ラジオ #39-4】 https://youtu.be/Wc356LbIW30 『The Bends』/RADIOHEAD 1. Planet Telex 2. The Bends 3. High & Dry 4. Fake Plastic Trees 5. Bones 6. (Nice Dream) 7. Just 8. My Iron Lung 9. Bullet Proof ... I Wish I Was 10. Black Star 11. Sulk 12. Street Spirit (Fade Out) 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/45XLBem ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/35UJLpClj5EDrhpNIi4DFg?si=2Ys--P3lRbWmYYiEUZyK2Q ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/the-bends/1097862703 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、レディオヘッドのザ・ベンズ特集やっております。
たくやです。よろしくお願いします。
こんにちは、こんばんは。お疲れ様です。えぬぞうです。
こんばんは、名盤レディオのひできです。よろしくお願いします。
名盤レディオのベンズ特集4回目。
やっていきますか。
聞いてる人少ないけど、頑張ってやっていきましょう。
ねえ、我々も心が折れそうになりながら。
なんで少ないんだよ、バカヤロー。なんで少ないんだよ。
心が折れかけてますからね。
そんな面白くないの?
気兼ねなくできるよ、もう。
そこそこ面白いと思うんだけどな。
誰も聞いてないからね。
長野とか聞いたら面白いんじゃないの?これ。
長野さんね。長野っつって。
共感していただけそうな気がしますけどね。
ぜひコラボしましょう。
とてもないですね。させてください。
突然のラブコーナー。
じゃあ続き。今回は8曲目。
マイアイアンラングからです。
また病院ソングですか、これ。
病院ソングだね。
だってアルバムタイトルがさ、ベンズってさ、なんだっけ、なんか呼吸のあれでしょ。
潜水病みたいな。
潜水病みたいな。
で、マイアイアンラングでね、鉄の肺っつって。
病院ですよね、体の病気と肺と。
肺の病気なんだろう、お前ら。お前さ、みたいな。
肺の病気なのに、俺の肺は鉄だ、みたいなさ。
そういう曲ですよね。
息苦しそうですね。
これは1回目でも触れてましたけど、先行シングルというかEPみたいな感じで、これが最初に出てるやつですね。このアルバムの中で。
先行シングルはこれなんだよね。
これですね。
すごいマニアックなところから出してるよね。
曲的にはね。
曲の中にある一説がね、これが俺たちの新しい曲、前のと同じだろうって。
時間の無駄だぜって。
03:01
っていうね、一説があるんで、そこを1つ目に出したかったのかな、みたいな。
真っ先にこれを。
要するにめちゃくちゃクリープを意識してた曲なのに。
そうですよね。
レコード会社からクリープを超える曲を出してくれって、作ってくれって言われて。
分かりましたって。ほら。
そっくりだろうって。
この曲もさ、前回でジャストで話しましたけど、そこの呪縛から逃れきれてないんですよっていうのを感じてしまうんですよね。
分かる。
歌詞で多分言ってるから、そのままだと思うんですよ。自分たちも多分思ってると思うんですよ。
クリープを超えた曲をどうにかやらなきゃ、出さなきゃ、この先はないと。
で、なんとかコテスチを工夫をしてやりますけど、ガチャガチャしたものをやりますけど、どうしてもあの曲の影響下にある。
いやー、そこには超えられなかったよね、というか、超えてないよね、みたいな。
それを逆にアイロニカルにファーストシングルにしちゃうっていうところが、面白さでもあるし、そこがその時点のレディオヘッドの限界でもあるし、みたいなところを感じちゃうんですよね。
確かに。
そこをなんか野遊して、自分たちで野遊して、やろうとしたけどこれですよ、みたいな。
はいはいはいはい。
感じちゃう。
で、そうっすね。2週半ぐらいして野遊して、でもやっぱ気にしちゃってるじゃん、みたいな。
ボワリッツみたいな。
っていう気はしちゃいますよね。
そうですね。
そこを超えて、フェイク・プラスティック・トリーズで正面からぶち当たって超えられたっていうのがあの曲だと思うんで、そこですごいあの曲は感動的に響くんだよな、個人的には。
なんかあの曲で本当のスタートが切れたみたいな、なんかそんな感じの。
ジュバックからちょっと何て言うんですかね、月花垂れた的な感じなんですかね。
フェイク・プラスティック・トリーズ。
俺あの曲、アルバムのもっと後ろにあってもよかったかもなって思いましたよ。
06:09
全部見せた上でフェイク・プラスティック・トリーズでちゃんと超えられましたよっていう曲順でもよかったかな。
それ結構熱いっすね。
まあ確かに。
もがいてもがいてっていうのを。
そうそうそう、もがいてもがいてっていうのを見せた上で、あれを出されても多分感動しただろうなと思いますけど。
他はなんかバンドの意図がどうだったかわかんないですけどね。
本人たちはあんまわかんないかもしれないけど、感じてないかもしれないですし。
聞いてみて結果論として、リスナーとしてね、そういう。
そう来たら結構熱かったかもしれないなって思うなっていうところなんですけどね。
確かに確かに。
決してこの曲が面白くないかといえば全然そんなわけではなく、やっぱ面白いんですよね。
ガチャガチャした感じの音楽とか。
ガチャガチャしてますよね、これも。
めちゃくちゃガチャガチャしてるじゃないですか。
そこのハチャメチャ感がやっぱ。
ハチャメチャ感すごい。
ハチャメチャ感でまたガクンと落としてね。
そのハチャメチャ感がやっぱね、クリーツを意識してそこをどうにか破ってやろうっていうのを感じちゃうんですけど。
でも面白いっちゃ面白いし。
その辺がね、やっぱボーンズとかナイストリームとかでもあったけど。
そうですね。
割となんかベンズのそういう曲だよねみたいな。
ベンズのちょっと激しめなロックな曲。そこなんですよね。
割と自分の中でも共通項で括られてる曲。
そうそうそうそう。
ガチャガチャするなーって。
いきなりガチャガチャし出すみたいな。
始まったみたいな、来た来た来た。
収まったみたいな。
収まった。
いや、この頃のRadioheadね、そういうの楽しかったんだろうな、みたいな。ライブでそういうのやるのが。
09:04
その辺がね、ほほえましいところではありますけど。
ほほえましいっす。
まあね、ギターバンドというか、そういうところでの見せ場でもありますから。
まあね、パフォーマンスとかもね、しやすいというか。
しやすくね、もう。
暴れがいがありそうな。
想像つくもんね、もう。
想像つく。めっちゃ想像つく。
手に取るようにわかる。
そういう時期だったんですよ。
なんかどうにかして自分たちの個性を手に入れようとして工夫してた曲だなーって感じはしてますけどね。
確かに同時代のバンドだとこういうアプローチしてるバンドってなかなかいないんだよね。
そこがやっぱ個性だと思うし面白いところなんだけど。
やっぱすげービートルズ的なんだよなー。
ビートルズってなんか割とこういうことやってるよねっていうところをあえてやったのが個性であり。
ビートルズの変な部分、たまにやる変な部分を原型で。
そこを多分持ってきたんだろうね。
そこを拡大解釈してやってる感じが。
それっていうのは同時代のバンドはあんまりやってなかった部分なんだけど。
オアシスとすごい真逆のアプローチというか。
真逆ですね。オアシスはそのポップな面を引き継いでやってる中で。
レディオヘッドはそのマニアックな部分を抜き取って。
それはすごい納得できる解釈ですね。
そういう感じするよね。
それはお互い反発するなっていう。
ある意味兄弟みたいな感じなわけですね。
生き分かれた。
生き分かれたね。生き分かれた。
いやー確かに。そりゃ仲悪くなるわなって感じですよね。
でもノエル・ギャラガーとかすごいレディオヘッド好きじゃん、あの人。根本的には。
認めざるを得ないみたいなところがある。
リアムは死んでるけど。
ノエルはすごい好きなんだよな、レディオヘッドって。
そこら辺がやっぱなんか、根本的には同じところというか、やっぱビートルスっていう、抗えない抗えないね、そういうのがあって。
12:11
アプローチが違うっていう。
そこの存在感って、僕ら日本人と彼らみたいなイギリス人ってまた違うでしょうね、全然。
ルーツ的に入ってる部分の。そこはだからあるんでしょうね、きっと。
ここは俺らには理解しきれないところでもあると思うし。
彼らはもう本当、遺伝子レベルで染み込んでる部分なわけですから、イギリスの国民からしたらね。
確かに。
オアシスとレディオヘッドって、ビートルスの全く別々の遺伝子を受け継いだ兄弟って感じしますよね。
面白い解釈ですね。あんまりそういうふうなのは言われてない気はするけど、確かにって。
根本は同じだと思うんだけど、意図的に全く別の方、要素を受け継いだ兄弟って感じがしますね。
じゃあ次の曲に行きますか。
次が9曲目。バレットプルーフ。アイビシャイバズと。
ここからまた雰囲気が変わっていく感じしますけど、アルバム的には。
ここから終盤にかけて。
ここで真面目モードになるんですけど。
個人的にね、ここからなんですよっていう。
ここからいよいよ急に真顔になって。
これもパッと聞いた曲調ではトイレソングじゃないですか。ここで休憩かなみたいな。
ダルーンとね。
ダルーンとした感じなんですけど。
僕的にはね、これがめちゃくちゃ好きというか。
これいいっすよね。
こんな美しい曲ありますっていう。
思いますね。バレットプルーフ。
ものすごい精筆なバラード。
前編通してね、そんな盛り上がるところがない。
15:02
割とアコースティックな感じで展開する曲なんだけど。
すごい優しい感じの。
優しくてダウナーで。
シャビ的なところもあんまり歌いすぎず、ギターが盛り上がってみたいな感じになったりして。
その辺がまた確かにいいっすよね。
バレットプルーフはもうめちゃくちゃ好きですね。
こんな美しい曲ありますって感じ。
この曲がめちゃくちゃその後々のレディオヘッドの要素をちょっと含んでるなぁと思うんですよね。
本当に思った後の。
ヘールトゥーザシーフとかインデインボーズあたりの要素もすでにここで見えてる。
確かに確かに。
ここの音っていうのは本当バンドでやってるんだけど。
すごいエレクトロニカなんですよ、この曲って。
ちょっとバンドに回帰したヘールトゥーザシーフ。
先取りしてる感じのね。
確かに確かに。
スキャッターブレインとか。
そうそうそうそう。
スキャッターブレインとか。
割ともうこの続編といってもいいんじゃないかくらいの。
そこら辺の音像がすでにここで見えてて。
それがすごい結構重要というか。
それをバンドサウンドだけでやってるのがすごいと思うし。
この方があってもここでちょっと見えてたんだなっていうのも振り返ってみると思うしっていうのがありますね。
この先のレディオヘッドの未来を照らしてる曲。
大げさに言うとですけど。
先の可能性がちょっと見えてるような曲だなって思ったりしますけどね。
これでも結構、制作的にも割となんか面白い話があって。
なんか曲の根幹の部分はこれはトムとコリン、ベースのコリンとドラムのフィル。
18:08
3人が中心になってなんかベーシックなところは作っていたらしくて。
で、エドとジョニーはなんかそこに何をどう被せようかっていう。
なんかそんな感じだったらしいんですよね。だから割とこう分かれてて。
で、そこに対してギターにめちゃくちゃリバーブかけて。
みたいな。途中入ってますけど最初の方とか。
あの辺をなんかジョン・レッキーのアイディアで、そのベーシックなトラックを聞かずにそういうのを入れたりとか。
結構なんか実験的なやり方を割としてるっぽい。
なるほど。
じゃあやっぱでもこんな曲が結構後の…
実験要素もありつつアプローチで。だから後に生きてるって意味では本当にあるかもって気はしますね。
純粋にたぶん今までのなんかスタジオに入ってみんなで合わせてとかっていう感じではないアプローチも取り入れてる感じはやっぱあるんで。
はいはいはい。
そうだろうねー。
なるほど。すごい面白い話だなーって。
何でもできるんだーって。
そうそうそう。
さっきまでズッズッピャーズッズッピャーってやった。
そうそうそう。
ああいうのはめっちゃね、想像できるもんね。そのスタジオで仕上げてる姿がね。
想像できる。
バンドでやっててっていうところ。そこからちょっと外れたやり方を試してる感がやっぱこの辺の曲にあるんで。
それはすごい面白い話ですね。それは。
まさにその後々のレディオヘッドの曲の印象に近いっていうのは、まさしく正しいんじゃねえかというか。
そうですね。
ああ、そういう方法論で作ってんじゃんみたいな感じですね。
そうそうそう。
なるほどね。
広島さんね。
なるほどなるほど。
まあでも美しい、この曲は。
いやー美しいですねー。ずっと聴いてられるなーって感じ。
儚いし切ないし。
アルバムの中の小曲というか、小さい曲というか、トイレソングで終わりそうな曲なんだけど。
21:05
これこそが後々のレディオヘッドを照らす曲じゃないかなっていうか。
なんかね、曲を作る方法論にしてもそうですし。
で、出来上がったこの曲の美しさ、儚さ、切なさっていうのは、
俺はこれが好きでレディオヘッド聴いてんだよーみたいなのがなんかここに詰まってるよなーっていう。
なんかそれぐらい思っちゃう曲ですね。
バレット・プルフ・アイ・ウィッシュ・アイ・ワズっていう。
これも切ないじゃないですか。
アイ・ウィッシュ・アイ・ワズって。
そうですね。
それだけ強くあったならっていう。
このセンチメンタリズムがやっぱりレディオヘッドなんだよなーっていう感じるところですしね。
バレット・プルフ・アイ・ワズ、ほんと好きですね。
いいっすよね。
いや、いいっすね。
この空気感がね、ほんといいっすよね。めっちゃ。
染みるよね、なんか。
めっちゃ染みる。
心に染みてくる。
これでね、ちゃんと心を落ち着け、一旦落ち着けることができるというか。
後半の切り替わりにやっぱいいあれですよね。
一回ここで本当になんか。
そうですよね。
モードを切り替えるには。
ガチャガチャした後に。
ガチャガチャした。
なんかガチャガチャしてたなーっていうところをこうね。
もう落ち着きをここで、心の平穏をこう。
場面外なんか一つ切り替わりますよね、ここで。
切り替わる感じありますよね。
だから後半。後半というかもう終盤に行くっていう。
終盤に入る。
感じがありますよね。
バレットプルーフはぜひ飛ばさずに聴いていただきたい曲だなーって思いますよね。
そうですね。これは確かにそう。
ね、ともすれば冒頭の雰囲気で飛ばしちゃうじゃないですか。
確かにな。
ふわふわしてる。
そう、なんかふーんってなってくからなんかもう。
いつ始まるんだろうみたいな。
そうそうそう。
これ飛ばすやつだみたいな。
ロックバカはさ。
待ちきれない。
そうですよ、もう冒頭の30秒以内ぐらいでこう。
この曲ふわっとしてんなーってもう飛ばしちゃうんですけど。
スタビン・ザ・バックがいいとか言ってるバカはさ、俺みたいなね。
24:01
ドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥっていうのが正義だっていうバカは割と飛ばしちゃうんですけど。
ちょっと待ってくれと。
あれちょっといいから聞いてくれよっていう感じですよね。
ですね。
ほんとに。
ほんと美しいっすよね。
いいっすよ、これほんと。
いい。
これー。
というね、場面が切り替わり、そっからまた終盤続いていくわけですけど、そっからもやばいですからね。
はい。
次が10曲目。
ブラックスター。
ここでまたね。
これはもうやばいでしょ。
アックスターはどうなんですか?
これはもうやばいっすね。
これはたまらんっすね。
たまらんっすかこれ。
大好きですね。
大好きですかこれ。
大好きですよ。
これは自分はほんと5本の指ぐらいには絶対入る。
いやーこれはアルバムを代表する曲ですよね。
そうなんだ。
お、意外とあれですか。
えんぞうさん的には。
僕的にはどうですか。
どんな感じですか。
いやー正直ね。
この曲はちょっとね。
いや、過小評価されすぎじゃないこれ。
あーそうっすよね。
これ、過小評価されてる感じなんですかね。
どうなんですかね世の中的に。
いやだって、あんま言われないじゃないですかブラックスターって。
レディオヘッドへと言えばブラックスターって言われないですね。
言う人あんまいないでしょ。
いないけど。
見たことないもん。
いやもうこれほんと。
やばいっすよねこの曲。
そういうやつがいてもいいと思うし。
僕は割とそれぐらい思ってる曲だなっていう。
そうっすよね。
だよね。
この曲はほんと全レディオヘッド曲の中でトップ中のトップに入ってくる曲ですね。
マジでこれは。
いやーこの曲。
ストレートだと思うんですけど、ストレートなギターロックサウンドだと思うんだけど。
やっぱりそこでレディオヘッドのソングライティング能力とそれを拝見する演奏力、歌唱力ってやっぱり半端じゃねえと。
27:02
それをストレートに叩きつけてる曲だと思うんですよね。
ソングライティング力。
そんな気をてらったような曲じゃないんですよ。
そうっすね。そうだと思います。
だけどめちゃくちゃ響くんですよ。
めちゃ響きますよね。
シンプルにいいんですよね。
ですよね。
シンプルなんだもん。
もうほんとシンプルにいいんだよね。
シンプルにいいよね。
シンプルにいいものには抗えないですね。
抗えない抗えない。
結局そのシンプルにいいのを本当に高い次元でやれるのがレディオヘッドの強さだし、それがあったからこそその先があったんですよね。
オーケーコンピューターだし、キットウェイだしっていうのが。
それをひしひしと感じさせてくれる曲だなって思いますよ。
ストレートに何のひねりもなくバーンってやってこの曲が出てくるんだみたいな。
それはすごいことだよっていうのは感じちゃいますよね。
レディオヘッドってめちゃくちゃ本当に素材がいいんだなっていう。
もうほんと基礎能力が高いんだなっていうのがこれするとめちゃくちゃわかるんですよ。
めちゃくちゃわかりますね。
何もやってないんだもんこれだって。大したことはやってないんですけど。
それが一番強いんだよなっていうのをすごい感じる。
結構ネットで調べてみると、ブラックスターとかはストレートな曲、当たることは何もないみたいな。
言ってる奴がいて、割とそういう評価っぽいんですよ。
その中がそうなんですか。
その中、あんまり革新的なものはない、新しいものはないみたいな。
ストレートなことをやってるだけの曲だから、別に語ることはないみたいな。
なるほど。
書いてあって、え、お前バカじゃねーのって。
お前何聞いてんだこの野郎つって。
それはそういう人はやっぱジャストだよみたいな感じなんですかね。
そうそう、ジャストとかは評価高いんですよ。
30:01
あと、結局後の方のレディオヘッド。
OKコンピューターとかKid Aあたりの曲の評価がすごい高かったりとか。
なるほどね。
ファブロハニー・ベンズはそこまででもない、全体的に。
で、その中でもブラックスタバの語ることはない。
お前こそお前。
バカ。
おい。
何を言っとんじゃん、あれと。
バカだねって思います。
レディオヘッドのね、それはもう1名しか見えてないよ、お前はってことですよ。
なるほどな。
いろんな魅力があるわけで、このバンドはね。
まあでもなんかそういうのも想像できる気はしますね。
レディオヘッド好きの人のそういうのがわかる気がする。
そういう人がいるのが。
レディオヘッド好きってそっちしか見えてない奴が結構いるんですよね。
音の革新性とか新しさとか。
尖った部分。
そうそうそうそう。尖った部分みたいなのが。
そことさらにこうね、フィーチャーして、自分はそこでわかってますよみたいな。
そうそうそうそう。それすごいあるんだよな、レディオヘッドファンってさ。
俺はこれわかりますよ、この新しさがわかりますよっていう。
なんとなく、ニュージーンズおじさん的な感じの、あれかな。
いや、カットでも大丈夫らしい。
いやなんかね。
ニュージーズの良さがわかるっていう。
最近のやつ出てきたね。
なんかね、今言ってたような、さっき話してたような方々と結構通じるところがあるのかなっていう。
現代版?
現代版の、そんな感じの。
自分はなんか、この新しさとかこの尖ったかっこよさはわかりますよっていうののアピールに使うみたいな。
はいはいはい。
そういうこと?
そういう、本当に。
レディオヘッドってやっぱりそこがすごい尖ってるから、音の斬新さとか。
これ俺わかりますよ、レディオヘッドわかりますよっていうのがなんか、自己堅持欲とか、自分は音楽わかってますよ、ロックわかってますよっていうアピールにつながるあれになるんですよ、やっぱレディオヘッドって。
33:00
そこも一つの魅力なんだけど、そこだけじゃないんだよ、やっぱり。
何のひねりもなくやって、すごい高いレベルのものを出してくる。
そこの魅力が、やっぱこのブラックスターには詰まってるんじゃないかなっていうところですよね。
なんかやっぱその、Kid Aとかもこの背景にこのブラックスターがあるっていうところがやっぱ結構、なんていうのかな。
このブラックスターをやってた人たちですよっていう。
そうなんだよ。そこなんだよ。
そこが結構ありますよね。
レディオヘッドのすごさってそこなんですよ。
これやってた人たちですよね。
これやってたバンドがあれをやったからすごいわけで。
そうなんですよね。
そこが結構重要ポイントですよね。
重要重要。
いきなりゼロからKid A出したのとちょっとやっぱ違う。
違うんですね。
違うんですよね、そこ。
こんだけの、この曲を作れる人たち、作った人たちで。
そこだよね、やっぱレディオヘッドのすごさっていうのは。
最初からあの時代にああいう音、Kid Aあたりの音を出してたアーティストっていないわけじゃないんですよ。
やっぱりエフェクスツインだったりとか、大手家にしてもボーズオブカナナにしても割とああいう音は出してるわけなんだけど。
こういうブラックスターとかフェイクプラスティックトリーズとか。
こういう曲をやってた人たちがあそこに行ったからすごいっていうのがレディオヘッドの本当の評価だと思うんですよね。
そうですね。
やっぱりそういうなんか単純な曲の良さっていうか、何のひねりもないオーガニックな曲。
で、これだけの曲を出してきてしまうレディオヘッドのすごさをなんかここで感じてほしいなっていうのがありますよね。
本当に本当に。
この素材の良さね。シンプルに素晴らしいっていう。
この曲はフィルのドラムが冴え渡ってますよ。
この曲はね、フィルのドラムは本当にね、秀逸めっちゃ冴え渡ってますね。
この曲はだってさ、ドラムがそんな目立つような曲ではないじゃないですか。
言ってみれば歌者の曲なので。
めっちゃ歌者の曲なんですけど、この曲はフィルのドラムプレイの中でもかなり一二を争う秀逸なプレイをしてると思います。
36:10
個人的な評価としては。
ドラマ的に?
そうですね。サビの音のドラムとかね、すごいんですよ。
なんかやっぱりサビがメロディに絡むドラムを叩いてるんですよね。
っていうところが、ドラムがフィルを叩いてるんですよね。
それが、メロディに絡んでるんですよね。
そういうのを入れてきてるのもあるし。
あとイントロのドラムとかも、
タタッツタタタンってやるよね。
そこのタタッツって、そこでハイハットが入る入れ方とかね、そこもすごいめっちゃセンスいいなっていう絶妙なところで、
ハイハットがすごい効果的に入ってくるんですよね。
すごい印象的な感じに入ってくるっていうのもあるし、そこもセンスいいなと思うし、
あとAメロとかが結構わかりやすいんですけど、
シンプルに刻んでるとか、バスドラムは、
頭のところでドドッタンって、16部の2連打を一番小説の頭に入れてくるんですよ。
ドドッタン、ドドッタンっていう。
そこもね、それをそこで入れてくるのすごいね、心地よくなる。
このバラードでこういう16部のバスドラを頭に入れるっていう、すごいそれ効果的だなと思ってて、気持ちいい。
オチオさん。
割と普通のアプローチだとそれは8部で入れるの?
そうなんですよ。ドドッタン、ドドッタンなんですけど、これはドドッタン、ドドッタンってドラムにしてて、
これ、グラビティあるじゃないですか、ルナシーの。あれと同じようなリズム。
すごい似てるリズムパターン。あれもすごい、こういう聴かせる、ちょっとバラード寄りな曲で、これを入れるのがすごくいいんですよ。
これがなんかね、ドドッタン、ドドッタンっていうリズムだとやっぱ違う。
39:05
確かに違うね。それは違うな。
違うんですよね。ドドッタン、ドドッタン、ドドッタンっていう。
なるほどな。
16部を意識させる。
見せかけのリズムというか、パッと見たリズムは8部なんだよね。
でも、その実演奏してる人たちは多分16部で録ってるんだよね、この曲とかって。
ドラムがそれを表してるから、そこが気持ち良いんだろうな、たぶん。
ノリとしては多分本質的には16部なんですよ、これとかは。
ですね、ですね。
確かにテンポ感いいですもんね。
BPMはゆっくりなんだけど、 そんなにゆったりしてるわけではないっていうところで。
ゆったりしてる風でこう… グルーブ的には16分。
細かいリズムを感じてるっていうね、 そこの気持ちよさが。
それがなんかフィルのプレイに現れてる。
そうなんですよね。
のが気持ちっていうところですよね。
全員16分のフレーズを入れてるっていう。
すごいね。
仕事してますね。
だからゆったり、ゆったりしてるんだけど、 なんか緊張感ある。
そうですね。
いやー、なるほどな。
面白い話。
あんまりリズム的に考えたことなかったから。
自分的にはメロディーの美しさだったり、 高度感だったりっていう。
あと空気感だったりっていうところしか見てなかったから。
リズム的にそうなんだっていうのは面白かったですね、 今の話は。
気持ちよさがさりげなくそういう。
めっちゃ曲に馴染んでるから、全然こう…
わかんないよね。
溶け込んでるっていうかめっちゃ馴染んでるから、 目立つ感じではないんですけど。
すごいな。
ぐっちょぶなんじゃないですか、めっちゃ。
確かに。
ラックスター語ることがねえって言ってる奴らが いっぱいいるからさ。
語ることがねえって言う。
いやー、もっともう…。
あとはでもこの曲がもうやっぱサビのギターがめっちゃ…。
あれたまんないですね。
ギターもねえ、ギターもいい。そこはまじでもう。
あれやばいっすよね。
なんであんなエモーショナル。
ドラムも絡みついてるって言ったけど、 ギターもあれすごい、なんていうか。
42:06
やっぱりねえ、すごいんですよ。
ジョニー・フリーズなのかね。
泣いてるんですよ、あのギターが。
泣いてるね。
泣いてる。
あのね、2番のサビかな。
はいはい。
そこだけハーモニクスが入ってる。
ハーモニクスが入ってる。
それはまじでそれは。
ジャガリンってこう。
ピャーって鳴っちゃう。
強すぎてそう。
ハーモニクスがねえ。
いや、俺だよねっていう。
あそこは。
混ざるのがたまんないっすよ。
あそこは。
そこは本当。
あそこだよね。
あそこやばいっすね。
あれがやっぱりねえ、ジョニー・グリウッドって。
とんでもねえなこいつって思いますよね。
やっぱりすごいですよ、あの人本当に。
かっこいいっすよね。感情がこもってこう、そうなっちゃったぐらいの感じの。
感情が振り切れてしまってるのが。
振り切れて。
あそこで表現されてるじゃないですか。
それっていうのはやっぱクリープのジャガッジャガッの感想だし。
要所要所で入ってくるんですよね、あの人の。
エモーショナルなギターサウンド。
感情がちゃんとパッケージングされてるのがすごいっすね。
すごいっすね。
下手するとミストーンで、ここハーモニクス入っちゃったから、
無しでみたいにジャッジする、ジャッジしかねない部分なんだけど、
それをちゃんと採用してるっていうセンスも素晴らしいし、
そここそがロックだよなっていうのが、思いますね。
あれは、サビのギターはめっちゃいいな、本当に。
いい。
あれはたまんないっすね、本当に。
あれがあってこその。
ですね。そう思いますね。
サビに入る直前のギターも割と好きなの。
なんかBメロっぽいかもな。
分かる分かる。
テーテーテーみたいな。
そうそう、それ。
テーテーテーテーテー。
それ、それそれ。
あれいいよね。
ルルルって。
そっかね。
ジャラララ。
いやー、いい。
45:01
めっちゃいい、めっちゃいい。
いやー。
いやー、この曲、やばいね。
最後のAメロでコーラスがかぶさってくるところもたまんないよね。
最後だけAメロにコーラスがかぶさってくるっていう 最後のAメロの静かになったところで
ハモってくるっていう ハモってくるっていうそこだけ
いやー 憎い
あとこの曲 出だしもね なんかフェードインで入ってくるし
うーん 珍しいですよね 珍しい珍しい
なんか バレットプルーフからの繋がりの感じがすごい
そこからの繋がりでフェードインで入ってるのかなぁ そこの繋がりを考えた
のかもしれないですね なんか
わかんないですけど いきなりバーンって入るとベンズっぽくない?
確かに確かに
ジャラーンジャーズジャジャジャーンっていきなり ベンズと同じ感じがするから 曲名のね
だからちょっとなんか工夫したのかなぁと思いますけど 今パッと思っただけだけどね
確かに ちょっと変顔っていう意味では そうかもしれない
とか思いますけど
でもフェードインってなかなか珍しいですよね あんまねやらないですよね フェードインって
フェードアウトはいっぱいあるけど そうそうそう
フェードインってなかなかないから そこもやっぱ面白いところですよね
フェードインで思いつくのはなんか ビートルズのエイトデイザーウィーク
あああああ まあ
割とビートルズって名前出てきますけど この回ね
やっぱりねえまあイギリスのバンドだから どうしても
影響下にはあるというか 強いもん
受け継いでる なんかもう絶対あるなぁ
みたいなあるんですね
その辺のね関連性が あとはこの曲で触れておくべきはあの
この曲だけ あのナイジェル・ゴドリッジが
プロデュースなんすよね あそうなんだ
あこの曲 そうなんですよ
うわこれそうなんだ へー
ナイジェル・ゴドリッジはこのアルバムには そのエンジニアの一人として関わってるんですけど
48:03
でまあプロデューサーとしてはジョン・レッキー ってまあここまでも話出てますけど
ジョン・レッキーがなんかこれを撮るときに なんか不在で
いなかったらしくて それでなんかナイジェル・ゴドリッジ主導でこの曲はなんか
やって撮ったみたいな なんかそんな感じの
あー えー
ナイジェル・ゴドリッジといえばもうね 後々レディオヘッドの第6のメンバーという
第6のメンバーですね 次のアルバムのOKコンピューターからはもうプロデューサーとして
もうずーっと一緒にそこからやっていく人ですから
それその人がまあ この曲に関してはその関与度としてはそのプロデュースっていう感じで
関わって だからベンズンだからこの曲が多分そのナイジェル・ゴドリッジ的には一番
関わり的にはあるんじゃないかなって感じなんで
そういう意味でも面白い 俺はもう
それもなんか答え合わせですよ 自分的にはもう
この曲にそれだけ特別なものを感じてる自分の感性は正しいじゃねえかと
ナイジェル・ゴドリッジがやってんじゃねえかと あーお前がやってたんだよみたいな
ねえ そうですよね
その人も最重要の人物になるわけですからね
その人がやってた ディレクションしてたというならば
そういうことかっていうなんか負に落ちますよね だからこそやっぱこれだけ素晴らしい曲になってるんだろう
と思うし それを語ることがない曲ってキリしてる母は
何を聞いてんだって話ですよね
いやーほんとに でしょやっぱこれが最重要曲の一つだよ絶対
いやーでもなんか面白いほんと面白いなと思うのは そのこっからそのOKコンピューターキットへアメニジアックとかをやってくナイジェル・ゴドリッジが
この一番そのシンプルというかストレートな
曲をなんか手掛けてるっていうところが まあなんかいろんな選択肢があったわけじゃないのかもしれないけど
結果的にアウトプットとしてそういうストレートなものになってるってのも面白いなと思うんですよ
それも面白いですね 先鋭的な要素を入れ込んでるわけではないっていう
ナイジェル・ゴドリッジだからといって先鋭的なわけではない
51:04
でもだからこそすごくやっぱ根幹をちゃんと理解してるんだろうなっていう そうなんだよそこなんだよ
そこだと思いますよ本当に ですよね
そこを理解してるからこそこれ以降第六のメンバーと呼ばれるくらいに徴用されるんだよね
そこはね面白いな こいつわかってんなーって思ったんでしょう多分
フィルがね
フィルがフィルが多分思ったんですよ 裏のドンみたいな
フィルがなんか いやでも本当そうだと思うな
ですよね なんか本当にちゃんとわかってるっていう
その生かし方を
バンドの中 確信を捉えてくれるこの人はっていうのは感じたんだろうなーっていう感じしますよね
まさにそう思う それがねこの曲だったと
結構俺はこのアルバムの中では最終要曲の一つだと思いますよ ランクスターは
ですね で単純に音聞いてそう思ってたし
で今パックの話聞いてもやっぱりあーそうだったんだっていう なんか不意に落ちたんで面白い話でしたねそうですね
じゃあはい ベンズ回
4回目をそんな感じで ここで終わることでしょそんな時間経ったの
はいだいぶレイカー予定だと思うこれ全部 全局終わってる
はずでしたよねー 残念ながら
今今頃 次回はあって
しゃべりすぎだったよー みんなして
もうちょっと黙れよ いやーこれもしょうがないですよこの曲はこのアルバムは
そうですねそうですか
まあ次回5回目突入ということで うわー5回目行く
またあれ誰も聞いていないのに 今これを聞いている人はね
5回目楽しみにしてくれると思うんでぜひぜひ もう少し楽しみましょうですね
お付き合いください ではでは次回へ続きます
54:04

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