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はい、マモ〜です。今回は、子どもの教育に投資する時の考え方というテーマで話をしていきます。
結論、一番大事だと思う考え方は、子どもの教育に投資する時は見返りを求めないことだと私は考えております。
親御さんの中には、費用対効果の高いものに投資をしたい、将来役に立つものに投資をして、それ相応の成果を出してほしい、これは当たり前の欲求だと思うんですよ。
例えば塾に通わせるのであれば、成績向上を望みますし、志望校を合格してほしいという見返りを求めるのは当たり前ですよね。
ピアノのような芸術系の習い事をさせたとしても、もちろん上手くなってほしいし、場合によってはコンクールとかに出るぐらいすごい子になってほしい。
これ当然ですよね。スポーツをさせるにしても野球であれば、野球上手くなってレギュラーになって、場合によってはプロ野球選手のような
野球をやったからこそ得られる結果を出してほしい。そう思うの自然だと思うんですよね。
ただあまりにも見返りを求めすぎるといい方向に行かないなというのを、私はこれまでの学習塾での経験を通して感じております。
そもそも教育というのは事後性が高いもので、通した内容がすぐ成果として出ることはないと思っています。
例えば野球をさせてプロ野球選手になるのって大体10年以上は少なくともかかりますよね。小学校低学年に始めて高校生のドラフトに呼ばれるのも10年ぐらいですよね。それだけスパンがかかるわけですよ。
ピアノで日本のトップになるのも10年あるいはそれ以上かかりますよね。こういった形で直接的な教育による効果っていうのは10年以上かかるんですよね。
中にはこれをやったところで将来どんな役に立つんだろうと分からない習い事っていうのはあると思うんですよ。
ただそういったのも結局5年10年ぐらい経たないと、あるいはそれ以上の期間を経てようやく成果が出るし、最終的な子供の主観的な判断に委ねられるんですよね。
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例えば今やっているこれこれはあの時にやっていた あれあれが役に立っているなのようなイメージですね。
教育とはずれるんですけども、自分のキャリアで言うと今の学習塾に勤めてる前は人材会社にて電話で新規の顧客開拓をしていたんですよね。
この当時というのは今時電話で営業って何?時代遅れじゃない?と思っていましたし、電話で人と話すことって何の役に立つのかと思ってたんですよ。
というのもスラックなどのようなコミュニケーション、チャットツールがどんどん出てきている中で電話でやり取りする意味何なんだろうってずっと思ってたんですよね。
しかしですね今の学習塾は顧客とのやり取りはメインが電話なんですよ。
これもちょっと教育遅れてるなぁと思うんですけれども、デジタルの波に完全に乗り遅れてるよねと思うものの、当時の人材会社での経験が役立ったっていうのを今実感してるんですよ。
3、4年前には想像すらできなかったことがこういった形で過去の経験が今に生きているっていう感じなんですよね。
ここで思い出されるのがスティーブジョブズのスタンフォード大学での卒業式でのスピーチですよね。
彼はですね次のように言ってるんですよ。有名なのでご存知かと思うんですが
未来に先回りして点と点をつなぐことはできない。君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけだ。
だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかの形で必ずつながっていくと信じ続けることだと言ってるんですね。
まさにその通りだと。教育においてもこの考え方はすごく大事。親御さんが見返りを求めるのわかるけど最終的に過去にやってきたことがどう未来に生きるか今に生きるかって考えて判断するのは子供たちなんですよ。
親御さんにとって大事なスタンスは 親の子に対するエゴを極力抑えて見返りを求めないことが重要だと思っています。
実際にこれがうまくできなくて親のエゴ全面で 子供と接すると親子関係がギクシャクしてくるし
実際にそのような過程を多く見てきたんでやはり見返りを求めない。 親の子に対するエゴをグッと抑える。このようなスタンスは本当に大切だと思います。
参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。