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2024-03-07 05:52

#278 親の正論は子どもには届かない

#子育て #教育 #親子関係 #親子のコミュニケーション #親のサポート #毎日配信 #受験勉強
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はい、マモ〜です。いかがお過ごしでしょうか。 今回は、親の正論は子どもには届かない、というテーマで話をしていきます。
私が勤めている学習塾に、ものすごく勉強へのモチベーションが低く、勉強への抵抗感が強い生徒さんがいるんですね。
で、その子の親御さんの特徴として挙げられるのが、 めっちゃ正論を子どもに振りかざしてるんですね。
例えば こんな成績だと
学校も選べないし、最終的に望む大学ないし、就職先に入れないよとかですね。
普段から復習しておかないと、試験前にがっつり勉強したところで追いつかないというか、全ての試験範囲を網羅できないよとかですね。
その考えに関しては何一つ否定できるような場所がなくて、本当にその通りだなっていうふうには思うんですけども。
ただいくら親御さんが正論を言ったところで、子ども自身には響かないというか、むしろ勉強への拒絶感が高まるだけだと思っています。
というのも子どももわかってるんですよね。 自分が勉強しなきゃいけないことぐらいわかっていて、
ただどうも気が進まないとか、他にやりたいことがあるとか、そもそも好きじゃないから別のことをしたいっていうのがあるわけですね。
なのでそういった子どもの心理状況なのにも関わらず親御さんが正論を振りかざしたところで
子どもは情報からシャットアウトするだけですね。 で正論を振りかざしてなかなかやらない子に対してよく親御さんが取る行動として
勉強の管理をしようとしますね。 例えば
この日は数学と英語をやりなさい。 何時からこの教材を使ってやってね。
で進捗状況を追うみたいな感じですね。 で子どもがここまでやってきたと言っても決してよくやったみたいなことはなく
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なんか思ったより進んでねえじゃねえかっていう話になると。そういうふうなフィードバックをされた子どもっていうのは
よりやらなくなるし勉強が嫌になるっていうふうのスパイラルに陥るんですね。 そうなると結局どんなに親御さんが熱を張ってサポートしようとしても
その方向性だとうまくいかないっていうのは私がいろんな生徒さんを見た上でそう言えるかなっていうふうに
思っています。じゃあどうするかっていう話なんですけども これ待つしかないんですよね正直っていうのと
内発的動機づけを高めるっていうのが勉強の 理解習得につながるんでその内発的動機づけを高めるっていう点でいうと
選択肢を提供して選ばせるっていうことですね 何時からやろうかとか数学と英語どっちからやる
みたいな感じで子供に最終的に決定権を委ねる もちろん子供の勉強のことなんで当たり前なんですけども意外とそこが
できてねえな親御さん主体になってるなっていうところがあるのでまず決定権を子供に戻す っていうこととあとはどちらかというと親御さんがああだこうだ話すのでは
なくて子供の考えを聞くっていう立場に変わるっていうことですね それをやった上でのサポートですね
何か子供が目指す場所に向かうために親としてやれることはないかっていう問いを 子供に投げかけて子供がこうしてほしいああしてほしいっていうのを言うのを待つっていう
のがいいんじゃないかなというふうに思います これだとじゃあいつ
そういう状況になるんだと言うても受験まで1年もないようにそんな悠長なことを言って られるかみたいな
ヘン返答反論はあるのは最もだと思うんですけども 長い人生で見ると結局学生時代にやらされだと割とそこが大人になっても
同じような感じになるんで最終的に子供の幸福を考えた時に良くないんじゃないかな というふうに思ってますね
というのも幸福のファクターで大事なのが健康と人間関係に続いて自己決定なんですね 要は自分の人生を自分でコントロールしている感覚決めている感覚っていうのが幸せに
大事なのでそれをやっぱりもぎ取ってしまうっていうのは子供の幸福引いて親御さん 自身の幸福にも影響するんじゃないかなというふうに私は考えております参考
になれば嬉しいです最後までお聞きいただきありがとうございました それでは良い一日をお過ごしください
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