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マモーレス本ラジオでは、異業者の転職を3回経て、現在は学習塾に勤務する私が、キャリア子育て幸福についてお話をするチャンネルです。いかがお過ごしでしょうか。今回は、親なら子どもの世界を広げようというテーマで話をしていきます。
例えば、休みの日に家族でお出かけをするとなった時に、子どもに何をしたい?どこに行きたい?という問う親御さんいると思うんですよね。
一見すると、子どもの意思意欲を尊重しているので、めっちゃええやんって思うと思うんですよ。
まさに我々家族も、妻や私は娘にそんなことを聞いています。もちろん意思意欲を尊重するためにですね。
これ一見めっちゃええやんって感じなんですけれども、一方でこれだと子どもの世界が広がらないよねっていう問題もあると考えています。
何をしたい?どこに行きたい?と言われた子どもというのは、過去の子ども自身の経験からあれが良かったなぁ、これが良かったなぁという感じでチョイスをして
これをしたい。あれそこに行きたいって言うわけですよね。例えば、うちの娘であればショッピングモールに行きたいとか、そこでスタバを飲みたいとか、31アイスを食べたいとか、もしくは家の近くの公園で鉄棒をしたい
とか言うわけですよね。これはこれで望ましいかなと思いつつも、世界が広がらない。
自分が今学習塾に勤めている子どもの多くの悩みっていうのが、将来やりたいことがないんですよねみたいな感じなんですよね。
そりゃそうだなって思ってるんですよ。なんでかっていうと、学校の勉強と部活しかしてない子に将来やりたいことが見つかるわけがないんですよね。
体験の母数があまりにも少ない。でも親御さんはやりたいことを見つけろって言うけれども、見つかるわけないじゃんって旗から見て思ってるんですよ。
そりゃ勉強と部活しかしてない子に、これがやりたいなんかあるわけないと。というかやりたいことなんていうのは幻想で、やってみないとわからないっていうのが真実だからですね。
そうするとやっぱり子どもの世界を広げるためには、いろんな体験をする。一緒にする。あるいは子どもにさせてあげるっていうのがものすごく大事だと思うんですよね。
これ何もお金をかけましょうではないです。教育費をかけて留学したりとか、お金がかかる習い事をしまさせましょうとかではないんですよね。
例えば美術館に行くとか、絵を描いてみるとか、デッサン教室に行ってみるとか、料理を一緒にするとか、そういう身近にできることでいいんですよね。行ったことのない場所に行くでもいいんですよ。
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子どもが体験したことない、お金をかけるとかかけないとかではなくて、やったことのないものを一緒にやる。やらせてみるっていうのがいいんじゃないかなって思うんですよね。
で、やっぱり人間誰しも初めてのことって不安なのでやりたがらない、あるいは抵抗を示す時があるんですよ。まさにうちの娘もそうだったんですけれども、新しい場所に行くとか、例えば最近は体操教室に始めたんですけれども、それもやっぱり最初は抵抗を示してるんですね。やったことないから。
ただ、これで子どもの意思意欲を尊重する。このパターンでは違うなっていうふうに思っています。 まずやってみないと、それが自分に合ってるのか合ってないのか、好きになれそうかそうじゃないのかっていうのがわからない。
だったら、まずは正直強制的にでもやらせてみるっていうのはフェーズとしては大事だと思ってるんですよね。
半年、1年やって、おおよそその物事のちょっとした面白みがわかってきた中で、やっぱり面白くないよね。であれば、やめさせるっていうのは、やめるっていうのは選択肢とあり、だけれども、やったことのない、その物事の面白みがわからない、わかってないゆえに、知識経験がないゆえにですね、そういう状態でさせないっていうのはやめさせるっていうのは違うかなっていうふうに個人的には考えています。
3年5年やってもう嫌だってなったら、やめさせる。子供の意思を尊重するのはあり、だけれども、そこまでに至ってないのにも関わらず、やったこともないのにも関わらず、やめたいで、やめさせるは違うかなっていうふうに思いますね。
やっぱり、子供の意思意欲を尊重するというのはものすごく大事で、自分がその学習塾でいろんなご家庭と接する中で、その意思意欲を尊重できていない親御さんっていうのはやっぱり子供との関係がうまくいってないんですよね。親子共々もやつれていくっていうのはいくつも見てきました。
なので、子供の意思意欲を尊重するというのはものすごく大事だし、本当に良い親子環境を築くのであれば、多分それが一番大事だよねって思うぐらい必須だと思ってるんですね。ただ一方で、意思意欲ばっかり尊重させても違うのと、世界を広げるためにはちょっと子供が抵抗を示しても一緒にやる、やらせてみるっていうのももちろんというか、それもそれで重要だと私は考えております。
こんな偉そうなことを言いながら父親として娘にそれができているかと言われると、ちょっとんなことないんですよね。そんな奴が何を偉そうに言ってんねんって感じかもなんですけれども、これはあくまで自分の忌ましめとしても収録をさせて発信をさせていただきました。やっぱ娘の世界を広げる、それが自分の父親としての務めの一つであると考えてるんですよね。
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だからやっていこうかなというふうに思ってます。参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
