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2012-12-17 15:33

第63回:『本気で念じていると事象は変わっていく』山崎直子さん

いつ宇宙に行けるとも分からない状況の中、11年間訓練に取組み続けた山崎さんを支えた考え方とは。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、様々な業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本気の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクト小宮です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は最終回になってしまいましたが、これまで3回もあたってお話をしていただいた
山崎直子さんにゲストとしてお越しいただいております。
本日は解釈力が違うというテーマでお話ししていただこうと思うんですけれども、
11年間の訓練期間を経て宇宙に飛んだという、
11年の訓練の間とか、相当ポジティブな解釈力を持っていないと
乗り越えられないかなと思うんですが、
そういう点においていろいろ伺ってみたいなと思いますね。
それでは本日もどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは山崎さん、最終回になってしまったんですけれども、
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は出来事の解釈が違うというテーマでお話ししていただこうと思うんですけれども、
前回までのお話でも何度かあったように、
山崎さん実際に宇宙飛行士として選抜されてから、
宇宙に飛べるまでの期間が11年間あったということで、
本当にその長い間ひたすら訓練をし続けていて、
11年目にしてやっとその夢が叶ったということなんですけれども、
いつ行けるか分からない状態の中で訓練をしているというのは、
精神的にかなりきついんじゃないかなと思うんですけれども、
その時の気持ちというか、
なぜ辞めずに続けることができたのかというのが気になるんですけれども。
自分は訓練は結構楽しかったんですね。
一つ一つ宇宙船のことを学べたり、
いろんな人と一緒に訓練できたりというのは、その都度楽しかったんです。
だから、将来は宇宙につながるということにつながれば万々歳だし、
それが決してそのゴールが来なかったとしても、
今やっている訓練はどこかでまたつながって役に立つといいなと、
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そういうふうに思っていましたね。
でも、中ではスペースシャトル・コロンビア号の事故の後とか、
あるいは自分が行く時給が通っている間とか、
やりたくても訓練できない時ってありますよね。
そういった時の方が逆につらいといいますか、不安になるので、
焦ったり不安になったりする時もあったのは事実です。
でも、その時も決して焦るでもしょうがないので、
その中で自分ができることを長い目でやっていこうという感じでした。
だから、訓練ができる時は逆にすごくありがたいなと思っていましたね。
あとは言っても、訓練の中にもいろいろありまして、
体を使うサバイバル訓練のようなものですとか、飛行機を操縦するものとか、
体力を使うものもあれば、座学、いわゆる教室に座って行う授業も半分くらいあるんです。
英語とかロシア語とか、他の国の言葉を大人になってから新しい言葉を覚えるというのは大変なんですけれども、
そういったのを地道に覚えていく訓練もあります。
時間が決まって何時から何分、ここでこの訓練をやりますというのは、
その場に行かないといけないから、もちろんきちんとやるんですけれども、
自主的に任されていることもありますよね。語学とか、あるいは体力訓練とか、
自分でプラスアルファである予習・復習とか、
そういったのは、やっぱり今日ちょっと疲れたな、無足だな、風邪気味だな、なんか嫌だなという時もやっぱりありますよね。
人間ですからね。そういう時は本当に大変な時は、辛い時は休むとかありますし、
でも迷う時っていうのは案外本当はできるような時なんですよね。
本当は辛い時は寝込んでいる時というか、休まないといけない時ってなるんですけれども、
どうしようかなって迷う時は案外ね、多分できる時だと思うので、
そういう時は明日はさばっちゃうかな、でも今日はちょっとやってみようかなって逆に思ってたんですね。
今日はそれでちょっとやってみて、明日になったらまたその明日は休んじゃうかな、さぼっちゃうかなと、
でも今日はちょっとやってみようかなみたいな形で、案外目の前のことをその都度やっていたというような時もありました。
なるほど。実際に宇宙に行けずに終わってしまう方とか、何人ですかね。
そうですね、いろいろな状況の中で宇宙船自体の問題だったり、本人の問題というよりは他のいろいろな環境の影響で、
途中で道を転向するという方も確かにいらっしゃいます。
規律でいうとどれくらいなんですか。
日本人では今のところいないです。アメリカ、ロシアとかですと、パーセントで言えば少ないとは思いますけれども、
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何人かいらっしゃると。
そうすると宇宙飛行士になりました。そうするとほぼ自分の気持ちが変わらなければ、いつかは乗れるという感じですか。
そうですね。
それぐらいないとでも心配ですよね。
そうですね。ちょっと安心しました。いつ飛べるかは分からないけれども、いつか必ず飛べると。
ただ確証は全くないです。その間に健康がだんだん落ちてくるわけで、いろんな病気が出てきたりして、それで宇宙に飛べなくなるというリスクは常にあるんですよね。
だから時間が立てば立つほどちょっと不安は高まってしまうというのも事実ではあるんですが。
他に山崎さんが今まで生きてきた中で意識されている思考はありますか。
はい。その正しさとか価値観というのは決して一つじゃないんだろうなというのは思います。気をつけています。
自分がこれが正しいなと思っていたとしても、私も結構頑固なところがあるのでついそう思ってしまうときがあるんですけど、やっぱり他の人から見たりとか、あるいは時代が変わって、他の場所、他の文化の人から見たりしたら全く違うんですよね。
だからそういった意味では常に客観的に、ちょっと自分だけの価値観にこだわらずに広く視野を持たないといけないのかなというのは思います。
宇宙に行くとまさにそれを実感するんですけれども、地図の通りに例えば見る地球の姿って向きがなってないんですね。地図の上下通りになっていない、逆さになっている状態で見たり、あるいは地球を下に見るものだと思って、飛行機のように思っていても実は無重力ですから、上の方に地球が見せるんです。
ただ上下って言っただけでも会話は通じない。常にあなたから見て上を見てくださいとか、私の下の方を見てくださいとか、座右軸を言いながらじゃないと会話も通じない。不思議な世界になるので、絶対軸っていうのがいっぱいあるわけじゃないんだなというのは痛感させられます。
物事って本当にバランス、いろんな相対的な上に成り立っているんだろうなということは感じさせられます。
本当に宇宙に行くと価値観が変わりそうというか、想像もつかない場所なので、いろんな価値観が山崎さんの中で変わられたのかなっていう、多分一言では言い尽くせないだろうとは思うんですけども、そういった経験をなさったんじゃないかなと思うんですが。
そうですね。だから、私も訓練の間これで大丈夫かなとか、ある意味発砲下がり的な状態になる時もあったんですけれども、また多分違う見方からすれば、どっかに何とか抜け道はあるはずなんですよね。
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どんなに熱症発砲下がっていると思っていても、自傷は動いていきますね。ずっと同じ状態が続くわけじゃなくて、物事が流れていくんでね。良いことも続かないし悪いこともそんなに続かないという面もあります。
だから、その時に、これはカウンセラーの方に言われたんですけれども、本気で念じていると自傷は変わっていくの。だから、その時に自分はどうしたいのかなとか、どういう方向に行きたいのかなというのを案外本気で考えていると、だんだんと周りにも伝わってきます。
そういった物事が流れていく中で、少しずつ理解者が出てきたり、物事が変わっていくということがあるので、やっぱり、踏ん張る時というのは必ずどこかであるので、そういった時にも焦らず本気で念じているということは教わりました。
今、宇宙飛行士は引退され、JAXAの方は退職されたんですけど、今されていることですとか、もし今後こうなっていきたいなというビジョンとかがあれば、ちょっとお伺いしたいなと思うんですけど。
ありがとうございます。今、昨年JAXAを退職して、2人目の次女を出産したんですね。ですから、しばらくは家族の方、今度は力を、時間を費やして、仕事の量は少し減らしてバランスをとっていきたいなというふうに思いました。
今は内閣府の宇宙政策委員という委員を、今年の夏から勤めていまして、なので公的な仕事になってしまうんですけれども、宇宙広く、今度は宇宙ステーションだけでなく、広く宇宙がもっと身近になるような、そういった方向を考えているところなんですね。
だからこれ、今の私の夢としては、やっぱり宇宙が身近になってほしいなって、そのための下支えを、今までいろんな人に支えてもらった分、今度はいろんな人の下支えを、私もできるようになれたらいいなと思いつつ、それがまた一段落したら、自分自身また宇宙に行ってみたいなと思っています。
これまでこういった宇宙飛行士の方とお話をするっていうこともなかったので、本当にえーって驚くような、宇宙に8分で行けてしまうっていうお話も驚きだったんですけれども、本当に身近な存在になったら、きっといろんな人の価値観も変わったり、新しい可能性が生まれるんじゃないかなと思いますので、ぜひ頑張ってというか、ご活躍していただきたいなと思います。
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ありがとうございます。
はい、お話を伺っている中で、山崎さん、非常に物事を大きく捉えて、まさに宇宙から物事を見るような感じで、物事を見ているのかなっていうふうに言っておけたんですけども、その中でも私が今回、ぜひ参考にさせていただきたいなと思ったのが、何かやるのが面倒くさいなと思ったときに、
今日サボるんじゃなくて、明日サボっちゃおうっていう考え方をしながら、今日はとりあえずやってみようっていう、その考え方はすごくポジティブだし、とりあえずやってみることで、意外とやる気が出て、そのまま本気で飲み込んでしまうみたいなこともあるなと思うので、ぜひ参考にさせていただきたいなと思いました。
そうですね。大変なんだけどプレッシャーもあるだろうし、でも自分でやりたいことだしっていうね。やっぱり羨ましいよね。恵まれてるというか、言い方は失礼ですけど、自分でやりたいことっていうのが注目されることでもあり、そこに夢もあり、それが成し遂げられたって運もなきゃいけないじゃない?
そうですね。
だからなんかこう、よかったですねって本当に素直に思える感じがしましたけどね。
そうですね。本当に。もちろん大変なこともたくさんたくさんあったことはあるんですけど、自分が夢に描いてたことを実現されるっていうのは、なかなか二人ともできることではないので。
素晴らしいですね。
そうですね。本当に8日にわたっていろいろとお話をしていただいたんですけども。
ぜひまたお話をちゃんと伺いたい方ですね。
そうですね。ということで、8日にわたりまして山崎さん本当に素敵なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。
本日のトークはいかがでしたでしょうか。
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