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2024-09-17 13:19

#92 アルバイトか正社員か、20代女性の人生の岐路

▼ハスノハサイトはこちら!
「アルバイトで働くか正社員に戻るか」
https://hasunoha.jp/questions/72419

📻 お悩み相談会:人生の岐路に立つあなたへ

今回のエピソードでは、20代女性からの「アルバイトで働くか正社員に戻るか」というお悩みに、蓮城院副住職のコウブンがアドバイスします。経理の資格を持ちながらも、体を動かす仕事に魅力を感じる彼女。将来への不安と自分の適性の間で揺れる心に、コウブンが仏教の智慧と自身の経験を織り交ぜながら答えていきます。

🔑 キーポイント:
- 様々な経験の重要性
- 柔軟な姿勢の大切さ
- 正社員神話への疑問
- 若さを活かしたチャレンジの勧め
- 資格を活かす工夫の提案
- 失敗を恐れない心構え

人生の岐路に立つ全ての人に聴いてほしい、勇気と希望を与えるエピソードです。あなたの人生の選択肢を広げるヒントが見つかるかもしれません。

#お悩み相談 #キャリア選択 #人生の岐路 #仏教の智慧 #働き方 #自己実現 #チャレンジ精神 #standfm
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おはようございます。コウブンです。 栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
本日はお悩み相談会をお送りしたいと思います。 このお悩み相談会というのは、ハスノハというお坊さんが答えるお悩み相談のウェブサイト、
そちらに寄せられたお悩み相談を、私、コウブンが答えるといったものでございます。
ではですね、早速お悩み相談の方に行きたいと思います。 20代の女性の方です。
題名がアルバイトで働くか正社員に戻るか、 といったタイトルですね。
では本文の方に行きます。 私は現在転職活動をしています。
その間にタイミーで単発バイトを入れて働いています。 私は経理のお仕事が主択、
保機二級やパソコンの資格などオフィスワーク系のいろいろな資格を働きながら主職しました。
書類専攻が通り、面接に行き、仕事内容などその会社で聞いてくるのですが、 やはり私にはオフィスワークは向いてないのかなと思いました。
ずっとパソコンで向き合って座りっぱなしより 体を動かして
体を少しでも動かしている方が好きです。 接客業は3年ほどあり経験があり、私自身体を動かしたり
接客をするのは好きな方だと思います。 今日タイミーで働きそこの
店舗の方は忙しくても みな優しくしてくださって大変だったけど最後までやりがいを持って働けました。
その店舗はアルバイト募集をしていたので、そこで社会保険に入り 働き続けようかなと考えています。
社員にならないと福利構成や今後が心配という声を結構聞きますが、 この先何十年も生きようなんて思ってないです。
バイトでも少ないお金で生きていけるならそれでいいなと考えています。 でもやっぱり資格を取ったのに関係のない
飲食店でバイトというのももったいないなと思いました。 自分に合っているのかわからない仕事を知らない土地でわざわざ引っ越しをしてやるのも
どうかなと悩んでいます。 求人は地元では少なくどうしても県外になってしまいます。
自分に合っていて楽しいなやりがいがあるなと思う仕事を地元で働くのか、それとも 引っ越しをしてまで自分のやりたいと思った仕事をするのか
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リスクがありすぎて悩んでいます。 恥ずかしながら高校を卒業して2年ほど社員で働きましたが、
辞めてその後4年ほどは親の扶養に入りバイトで働いていました。 世間の目も怖く親にも申し訳ないのでできたら今年中に考えて決めたいなと思っています。
というような辞め相談でした。
アルバイトか、それとも正社員かというところですよね。
仕事というのは、自分が生きていくだけの食い物を稼ぐだけであったらアルバイトでもいいんですけど、
やっぱり人間はそうはいかないですよね。 生活の中で
安心した状況が欲しい。どうしてもそう思ってしまいます。そうなってくると、やっぱり正社員は捨てられないなと思っちゃうわけですよね。
このことに関して私なりに答えていきたいと
思います。
正社員なのかアルバイトなのかというところですけれども、私の経験でお話をさせていただくと、
私はお坊さんをやる前に
ある企業に勤めていたんです。その企業というのは自動車の
開発をする企業ですね。自動車を作る。
工場で作るんじゃなくて開発ですね。どういう車を作っていくのかというのを設計したものをテストするというね。
そういう仕事ですね。かっこよく言うとテストドライバーですね。 その仕事をする前には
やはり私もアルバイトをしていました。 アルバイトじゃないな。機関契約社員ってやつかな。
ほとんどアルバイトみたいなものですけれども、それは工場だったんですよね。 そこは自動車の部品を作る工場。
そちらで働いていて、その中でご縁があって、
自動車を開発する企業の方に就職したという感じですよね。
もともと車が好きで、車とかバイクが好きで、
そういう仕事をしたいと思ってたんですよ。
で、
短大の方に私は行きまして、仏教の学校にはいかず一般の学校ですね。ほとんど専門学校に近いような
ところだったんですけど、そこの短期大学で 自動車整備士の資格を取って、まずは
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中古自動車店のサービスマン、整備士をやりました。 そこをとある事情で辞めて、
さっき言った機関契約社員の
仕事ですね。 あとその間にね、その機関契約社員をやる前に
新聞配達のバイトをやったりとかしましたね。
で、機関契約やって、正社員やって、で辞めてお坊さんやってというのは、私の仕事の遍歴なんですけども、
まあね、その経験からすると
好きだなと思っていた仕事をやってみて、それをやってる自体は幸せでしたし、
アルバイトでもやってても幸せだったんですけども、 やっぱりね、自分の人生をどうするのかって考えたときに
節目節目で仕事を変えていったという経歴、経験があるんですね。
なのでこの相談者さんは、
いろんな経験をね、やっぱりしていただくのが一番かなと思います。
地元の人、地元の人というか世間の目だったり、親に申し訳ないという気持ちはあるのはわかります。
だけども、確かにそのね、周りの人の目を無視するのは良くないですけども、それよりも自分の興味とか関心とか、あとは成長、
そういったところに目を向けて仕事を選んでいただきたいなって思います。
私の場合はそのね、自動車の仕事、自動車が好きでずっと自動車の仕事をしたいなって思ってはいたんですが、
それでも、もともと生まれがお寺でしたし、
仏教というものに対して、
後から関心を持ったという部分もありますし、
あとはね、お寺を守らなくちゃならないというような、そういう責任感もありましたし、
あとは、うちの父親がですね、病気になったというのもあります。いろんな要因があって、人生がね、ガラッと変わったりもするんですよ。そういうことが人生にはあるんですよね。
なので、今自分が選んだことがずっと続くというわけではないので、
そういう気持ちでね、仕事を選んでいただいていいと思います。
つまり、何かがあったらもう変えちゃうというね、柔軟に対応していくというね、それが大事かなと思います。
固執をしないということですよね。
あとは、生社員というものに対してもですね、絶対的な信頼を持ちすぎないのも大事かなと思います。
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なぜかと言いますと、会社に入ってみるとですね、やっぱりね、いい人ばっかりじゃないんですよね。嫌な人もいるんですよ。
会社を辞める原因のほとんどは、人間関係のパターンが多いですよね。
もちろんね、労働環境とかの部分もありますけども、労働環境を構成するのはやっぱり人間関係の部分ですから。
やっぱりね、そういうことを考えると、生社員だから安心なのかって言ったら、そんなことはないんですよね。
なので、そういうね、いつでも仕事を変えられるんだというようなね、柔軟な姿勢というのは大事だと思います。
同時に、どんなことがあっても大丈夫なんだというように、いろいろなね、勉強するというのは大事かなと思います。
興味関心を持って、いろんなことにトライする。
それはね、今は若いんですから、今のうちにいろんな仕事をやってみるというのも大事ですよね。
タイミングを使ってね、日当ですよね。私は使ったことないんでよくわからないんですが、
その場の仕事をいろんなところを点々してみて、点々としてみて、より自分がね興味を引くものというものをトライしてみる。
もっと深掘ってみるというのはね、大事かなと思いますね。
せっかく取った仕事をね、それはそれでもったいないという気持ちはあります。それはわかります。
ですので、それを活かすという部分もね、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。
書類専攻でね、なんか違うなと思ったとしても、
まあ、そのお店じゃなくても、他にもその書類、自分の資格を活かせる仕事って何かなって、しっかりと考えてみてね。
そして、例えばね、小売店、小さいお店ですよね。
お店とかだったら、接客業をやりつつバックオフィスもやったりとか、そういう場面もありますので、そういう仕事をやってみるというのもいいかもしれませんね。
自分の強みのオフィスワーク系の資格を活かしつつ、接客業もできるというね。
まあ、そういったことも含めてもろもろね、いろんな可能性がまだまだありますから、
いろんなことにトライしていただいてね。そして、いろんな失敗をしていただいて、
その中でね、自分の判断というものをね、よりね、
良いもの、より自分の経験をね、深みを増して
いただければなぁと、そのように思います。そうやって、
生きることで、そうやっていろんなことにトライすることで、
柔軟な思考というのも獲得できて、さらにはね、あの、
なんて言うんでしょうね、いろんな経験をするからこそ、どんな現場でも対応できるというようなね、
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どんなことがあっても生きていけるんだという自信にもつながってくると思います。
そのようなね、堂々と生きることができるのであれば、きっと親御さんもね、安心すると思いますし、
そうしたらあの、人間としてもね、すごく魅力的だと思います。
どうぞね、あの、そのようにね、チャレンジしていただければと思います。
はい、えー、
あまりね、仏教的な視点で、あの、アドバイスはできませんでしたけども、
ぜひともこれからの人生、まだまだ長い人生ですから、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。
はい、では本日のお話はここで終わりたいと思います。
本日のお話を聞いて、ご意見、ご感想等あれば、ぜひともコメント欄の方へよろしくお願い致します。
またですね、人生相談、悩み相談等あれば、
私の方に直接ですね、あの、連絡いただければ、
この放送を通じてお答えすることも可能です。どうぞそちらもご検討ください。
はい、では、蓮城院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
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