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2024-12-02 10:56

#145 仕事へのやりがいか、安定か

▼ハスノハサイトはこちら!
「仕事へのやりがいか安定か悩んでます」
https://hasunoha.jp/questions/73211

今回は20代の男性から寄せられた仕事の悩み相談について。

転職後の収入と結婚を控えた将来への不安について、お坊さんとしての経験と視点からアドバイスをお届けします。

キャリアの悩み、人生の選択に対する心構えを、わかりやすく解説しています。

#キャリア相談 #転職 #仕事の悩み #人生相談 #お悩み相談 #仕事と結婚 #コウブン #ハスノハ #人生の選択 #仏教の智慧
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00:06
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日はですね、お悩み相談会をお送りしたいと思います。
このお悩み相談会というのは、
ハスノハというお坊さんが答えるお悩み相談のウェブサイト、
そちらに寄せられたお悩み相談を、私、コウブンが答える、といったものでございます。
ではですね、早速、お悩み相談の方に行きたいと思います。
20代の男性の方より、タイトルが、仕事へのやりがいか、安定か、悩んでいます。
今年の10月に、別の仕事に転職をしました。
前の仕事よりお休みは増えました。
ただ、手取りは20万いくか、いかないかくらいに減ってしまい、
さらに、今の会社にはボーナスがありません。
ボーナスがないのは入ってから知りました。
契約時に確認しなかった僕の落ち度でもあります。
技術職の見習いなので、仕方ないことは理解しています。
また、転職する少し前に彼女ができまして、そちらは順調で、結婚も考えております。
ただ、結婚して生活をしていくにはお金が必要です。
やりたい仕事ではあったのですが、今の仕事を続けても、
家賃や他の支払いで毎月ギリギリの生活で貯金もできません。
友達にスーパーで働いている子がおり、話を聞くと給与も年齢分ぐらいの額面で、
休みは取れて、夏と冬に2回ボーナスももらえるから安定はしていると言われました。
僕も学生時代、そこでバイトをしていたこともあり、仕事の大変さなどはなんとなくわかっております。
ただ、ここで辞めたら逃げ癖がついてしまうのではないかといった不安もあります。
今の仕事を続けるのか、常期のような安定を選ぶのか、どうすればいいのか悩んでいて、
回答いただければと思い、質問をしましたといったお悩み相談でございました。
仕事の悩み、キャリアの悩みですよね。
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仕事というのは、自分の一生の時間の中でかなりの時間を費やす部分ですよね。
だからとても大事なことですよね。
私もお坊さんをやる前に、実はサラリーマンをやっていたんですよ。
過去の放送、もし聞いてくれれば時々言っていますけれども、
サラリーマンを17年、16、17年くらいはやっていたんですね。
その中で転職も2回ほどしております。
そのような経験を私も持っておりますので、この方の気持ち、少しは理解できるつもりでおります。
なので、その経験をもとにお答えをできればと、そんなふうに思っております。
ではですね、どこから行こうかな。
最初に気になったところから行きたいなと思います。
逃げ癖がついてしまうという部分、書いてありました。
逃げ癖って何でしょう?
逃げないほうがいいのかな?どうなんですかね?
頑張ること、どうなんでしょう?というふうに私は思います。
何が言いたいかというと、逃げ癖なんていうのは、自分の心構え次第でね、どうとでもなることなんですよね。
気にしているのは多分この方自身ですよね。自分自身ですよね。
つまりプライドがあるわけですよね、仕事をね。
仕事というのはずっと続ければならないという固定概念があって、
なのでそれに反することはプライドが許さない、かっこ悪い、ダサい、そういうふうに思っているわけですよね。
なのでね、そういうプライドはいらないと思います。
それよりも大事なのは、プライドよりも大事なのは、自分の人生をどう大切にするかという部分ですよね。
なので、本当にね、自分が給与で経済的に不満があるのであれば、そちらを優先した方がいいですね。
逃げ癖なんていうのはね、つまらないプライドです。
それよりも一時の嫌だなという感情よりも、ずっとこの仕事にしてよかったなって思う人生の方がいいじゃないですか。
というのを最初に言いたかったところでございます。
そんなわけで、私はどちらかというとね、転職は推進派ですね。
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より良い人生を目指すのであれば、どんどん職を変えるべきというふうに思っております。
とはいえですよ、まだ転職したてで、またすぐに次に変えるというのもなんだかなという、その気持ちもわかります。
なので、まずはですね、今の仕事をしている場所、好きな仕事をやっているわけですから、
ちょっとそこで足掻いてみるのもいいんじゃないですかね、最初には。
まず第一段階として足掻いてみる。
どういうことかというと、今は生活ギリギリであると。
今は見習い期間であるというふうに本人は理解しているというふうに書いてありますけれども、見習い期間が終わったらどうなんでしょうか。
そこをきちんとまずは確認しましょう。
ずっと続くわけがないと思うんですよ。
というのはね、見習い期間ってその名の通り見習いなんですよ。
まだ正式な社員じゃないんですよ。
なので会社としても正式な人じゃないのに、しっかりと給与払うわけがないんですよ。
普通に考えてね。ボーナスだって出ないですよ、それは。だって見習いですから。
だからね、まずはその見習い期間が終わって、自分がその会社にきちんと貢献できる技術を身につけたとか、
そういったところになった時にどうなるのかというのをきちんと確認していただきたいと思います。
あとはどういう貢献をすれば、例えば何かの資格を得るとか、目標の売り上げを達成するとか、いろいろあると思うんですが、
何を会社に対してどういう貢献をすれば、どういうキャリアにつながっていくかというロードマップを確認した方がいいかなと思います。
特に給与の面ですよね。もちろん、福利構成の部分というのも確認は忘れちゃいけないんですが、
まずはその給与の部分、どうなっていくかというのを確認した上で、確認してどうしても自分の望むような状態ではないというふうに分かったのであれば、転職を考えましょう。
でもね、せっかく入った会社、いきなり辞めるんじゃなくて、仕事をしつつ何かキャリアを、キャリアじゃないですね、自分のスキルを身につけて、そのスキルを活かして転職するという方がいいんじゃないかなと思います。
もちろんね、過去に経験しているスーパー、そこもいいとは思うんですが、そのスーパーの給与の状況を教えてくれたそのお友達の方、その方はいいことしか言いませんよ、それは。
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物事はね、いいことも悪いこともありますから、いいところだけ見てフラフラしちゃうとね、また失敗というかね、ボーナスがないという確認不足でしたというこの方が書いてありましたけど、そのような事態に陥る可能性もあります。
なので、全てを鵜呑みするんじゃなくて、マイナス面もきっとあるんだということを考えつつ、いろんなところを検討するといいと思います。
その際にはですね、ちゃんと自分の望むこと、給与の面であったり仕事の面であったりというところをなるべく叶うような形で仕事を探すという方がいいのかなと思います。
その転職をするのにも有利になるようにスキルを磨くというのは大事にしていただければ、それを実職に続けるのであればきっと自分の望みに近い人生を歩むことができるんじゃないかなと思います。
なので、勉強をする、学ぶということをしっかりとやってみて、そしてより良い人生を築いてみてください。
今日のお話はここで終わりたいと思います。
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では、連常院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
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