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こんにちは、近藤ナオです。今日は、近藤ナオという生き物の第13回をお話しできたらなと思っています。
前回は、ちょっと1回思考を変えてというか、僕が人生で影響を受けた人たち、25歳ぐらいまでをちょっと話したんですけど、
今回は、また日本のリサーチ編に戻って、日本でいろいろやってきたことの中の1個で、結構学びが多かったことの1個話ができたらなと思っています。
それは、新潟県の三条市のオファーをいただいたのは市役所ですかね。そこがスマートウェルネスっていう、
自治体だけっていうよりは、日本中で市町村単位でスマートウェルネスみたいなことを推進していこうみたいなことを、どこかの大学教授が1個の考え方として提唱した
というのが最初だった気がするんですけど、それを新潟県の三条市も考え方だけなので、具体的に何をやるかとかあんまりなくて、スマートウェルネスっていうのは
めちゃくちゃ簡単に言うと、健康で暮らせる街はいい街だみたいなことを、それぞれの自治体でいろんなやり方で実行していくみたいな形で、新潟県の三条市は当時の市長がスマートウェルネス推進室みたいな部屋まで作って、
ちょっと1個市の政策の柱としてやっていこうみたいな形になり、
高齢化も超都市部とは違うので、高齢化がどんどん進んでいく中で、高齢者の方々がずっと家にいるという状況ではなくて、
できれば1日1回でも家を出るみたいなことっていうのが何かできないかっていう、確か当時のデータで、
そういう地方になればなるほど、車の移動がほとんどで、出歩いたとしてもすぐ車に乗っちゃって、もしくはもう1日1回も家を出ないみたいな形でずっとテレビ見て、
こたつの部屋にいるみたいな形になっていったりするんですけど、でも確か1日1回でも外に散歩とかに出歩くっていうことだけで、
病院に行く率とかも何倍も差があるみたいな、すみませんデータがちょっとあやふやで、もう15年ぐらい前なんでデータもっと変わってきてるかもしれないですが、
興味ある人は具体的に調べてくださいっていう感じなんですけど、確かに1日1回でも外に出る人の方が健康そうなイメージは僕もあるし、
それを真面目にやっちゃうと、1日1回外に出る理由を、本当に体を動かすだけみたいなことばっかりで、
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健康になりましょう、健康になりましょうってことだけを言って、正直僕らも体が痛かったり怪我してたりしたらマイナスの状態なので、
それをゼロに戻すために病院行ったりとかリハビリしたりとかする気にはなりますけど、
自分の体が健康なのにこれ以上時間を使ったりとかして健康になっていこうっていうのは、違うモチベーションがかなりないと、
筋肉がついた美しい体が欲しいみたいな思う人はジムとか行くだろうし、
でも行政がやると、やっぱりそういうより健康になった方がいいですよみたいな形で、体を動かすための集まって、
ヨガじゃないけど体操とか教えたりとか、あと散歩をするための散歩マップ作ったりとか、
いやもうそんなこと、もちろんそれに興味ある高齢者はいると思うんですけど、
それじゃあ三条市内の高齢者全員が家を出るなんてことはないと思いますよって話を市長にしてて、
だから1回100人ぐらい人を集めて、どういうことに本当は興味があるかっていうアンケート調査みたいなのをしましょうみたいな、
多分紙だけ配っても本当の意味で聞きたいぐらいの意見みたいなのが集まってこないはずだから、
市長と、当時の市長結構高齢者の人にも人気があったりとか、背も大きくてイケメンだったりとかもして、
おばあちゃんとかもまあまあ集められたりするような人だったので、
彼と一緒に100人ぐらい集めて、講演会的なスタイルっていうか公開アンケートみたいな形でアンケートを取っていって、
ちょっとアンケートの取り方の詳細は忘れちゃったんですけど、どういう欲求に興味があるかみたいな、
やっぱり女性の、男性も多かったんですけど、女性は8割以上がまず食欲に興味がある。
9割近いところだと神話欲っていう言い方というか、コミュニケーションですかね、
友達と何かするみたいなコミュニティみたいなものに対しての興味がすごい高かったりとか、
あと女性だと3番目に入ってきたのが確か8割ぐらいの人たちが奉仕欲っていう形で、
誰かに対して何かできることをするみたいなことが入ってきたりとか、
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男性とかがもうめっちゃ、びっくりはしなかったのが1番は8割、9割が物欲というか、
まだお金があれば何かを、お金的な欲求に近いのかな、
まだまだ何かが欲しいみたいな感覚だったりとか、
その次ぐらいに入ってきたのが知識欲みたいな形で、
まだまだ勉強して新しい知識を得たいみたいなのは男性の方がかなり高かったですし、
男性の77%に3番目に入ってきたのが結構面白くて、
色欲っていうその年でも異性に対する興味みたいなものが入ってきてて、
なんかもう何ていうのかな、
行政主体で健康になりましょうっていう健康になりたい欲みたいなものとは、
結構距離がある者たちが多かったなと思っていて、
なので僕がそのとき提案したのは、
だから本当、食欲は食欲を満たせるような場所を作りましょうとか、
物欲だったり、物欲の部分に近いのかな、
健康麻雀とか、健康麻雀っていうのはお金をかけずに麻雀をやるような場を提供するっていうようなサービスを出してるところとかもあったりとか、
そういう人間の中にある欲求みたいな部分を刺激して、
いろいろ家から出るようなことをやっていったらいいんじゃないかなっていうのをそのときは提案して、
だからいっぱいやりましょうみたいな、
1個のことを大きくドーンってやるんじゃなくて、
10種類も20種類もいろんなタイプの欲求を刺激することをやりましょうみたいなことをやりましたね。
その中の1個が今ちょっと話した健康麻雀って、麻雀ってどんだけ健康つけてもまだ少し日本だとイメージ悪いなと思って、
なので僕らは健康ギャンブルって呼んで、ポーカーとかブラックジャックとかそういうものを教えて、
でもやってることは別に健康麻雀と変わらないんですけどお金もかけないし、
っていうような形の場を提供してくれる、
そのとき偶然出会った三条市の隣町の元保育士の男性が、
保育士を辞めてギャンブルの面白さを伝えられる人になりたいっていうなかなか不思議な人に出会ったので、
彼に定期的に三条市内の公共施設とかそういうところで、
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お金かけないギャンブルを提供してもらったりとかをしたりとか、
あと何やったかな。
あとは食に関しては、三条市がカレーが生まれた町って言われてるみたいなストーリー、
そんなこと言ってる町いろいろありそうなんですけど、
カレーってよりはスパイスっていう形で、
ちょうど三条市内にスパイスの一個のターメリックを育ててるおじいちゃん農家がいて、
そのターメリックを起点にスパイス料理を提供するようなレストランを公共施設の中に入れたりとか、
あとはやっぱり高齢者になってくると一人の人も多いので、
一人だけでしか、お一人様しか参加できない団体旅行みたいなことをやったりとか、
だから全員お一人様で来るから、
もう自分だけ一人みたいな気持ちにならない旅行パックっていう、
これもイギリスとかで結構うまく成功してるモデルみたいなのがあったので、
そこをヒントにある。
僕がいるっていうよりは、町で出会った人たちで、
そういうサービスを提供したい若い人だけじゃなく、
年配の人がサービスを提供してたこともあったし、
いろいろなんですけど、やりたいっていう人を見つけて、
最低限事業化できるというか、
やりたい人が毎日というか毎週のように続けてても、
疲弊しないように心が、
ただの無理した方針よくだけで回していくと疲れちゃうので、
その辺をポジティブにやれるような仕組み作りっていうのを僕はサポートしていて、
あとやったのは、65歳以上しか入団できない劇団みたいなものを作りましたね。
それは東京から三条市に結婚して移住した元劇団員の方がいて、
彼女が自分の劇団を作りたいみたいな思いがあって、
僕はスマートウェレネスっていうのをやっているので、
コンセプト的に例えば65歳以上しか入れない劇団みたいなことをやってくれるなら、
僕が全力でサポートできるよみたいな話をしていたら、
でも確かにそれは特徴的だし面白いかもってなって、
その後、実際その活動自体が新潟県全体の面白い取り組みみたいな、
名前忘れてた、なんかショーをいただいたりとか、
結構でかい劇場でゲストに呼ばれるようになったりとかして、
活動としてはなかなか面白い展開を見せたりしたのもありました。
あと何があったかな。
あとは歌声喫茶っていう活動。
主催者は60代とか70代の方が主催で、
結構集客力すごくて100人ぐらいの年配の方が集まって、
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ピアノでカラオケの、全員で歌うカラオケみたいな感じですね。
ピアノを弾ける人が弾ける曲みたいなのがリストになった本みたいなやつ。
多分年配の方にとっては懐かしい曲たちが載ってる本の中から、
次の曲何がいいですかみたいな感じで希望を聞いて、
それをただ順番にピアノの方が弾いていって、
100人ぐらい全員で歌うっていうのを1時間とかぐらい。
それ本当にすごい集客力で俺めちゃくちゃびっくりしたんですけど、
あと何があったかな。
男性の方が物欲に近いのかな。
会社を引退した後、まだビジネスとかをやりたいとか、
自分で経営者になりたいみたいな時に、
小規模な事業、いきなり自分で飲食店始めるとか、
うまくいかないリスクも高いので、既存でやっている飲食店とかをやめたいという方、
M&Aを、すごい小さなM&Aを仲介するような仲介会社みたいなことをやりたいって人がいて、
その人が間に立って飲食店引き継いだり、
すごい小さなスポーツジムみたいなのを仲介したりとか、みたいなのもやってましたね。
あと、なかなか面白かったんですけど、便利屋さんみたいな年配になってきて、
なかなかあんまり高いところの物を電球買えるのとかちょっと怖いしとか、
そういう時に異性しか来ない便利屋さんっていう、男性が頼むと女性しか来ない、女性が頼むと男性しか来ないっていうサービスを、
これはちょっと女性しか来ないっていうサービスは東京でやっているところがあって、
そこは新潟の方での実施はかなわなかったんですけど、
男性しか来ない便利屋さんみたいなこととかはやり始めた人たちがいたりとかして、
こういう形で結構、どれだけ年配になったとしても、いろんな欲求を持っている人たちが、
当たり前なんですけど、一つのことだけで全員が同じ方向を向くっていうことはないなっていうのを、
かなりやっぱり65歳以上の人たちに何百人と接する機会っていうのは流石になかなかなかったので、
一つの市町村とはいえ、それぐらいの人と直接話したりとか、
そういう人たちがどういう瞬間に楽しい顔をするのかとか見えたっていうのは、
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僕にとってはすごい良い経験でした。
じゃあまた次回に。