1. ジャスタアイディア!
  2. 狩猟のはなし|リアル狩猟体験..
2021-04-06 22:21

狩猟のはなし|リアル狩猟体験会に行ってきた

狩猟のはなし|リアル狩猟体験会に行ってきた


↓今回ご紹介したものはこちらからチェック↓

狩猟体験記 

◆Profile◆

北詰至:脱力系サウナー/エッセイスト/小説家/歌人

Twitter @wak1027

公式HP 「サウナと旅と豆ちしき」

http://kitazumeitaru.tokyo/

サウナエッセイ、サウナ短歌の執筆制作のご依頼は下記よりお問い合わせください。

◆執筆制作依頼・お問い合わせフォーム

http://kitazumeitaru.tokyo/contact/

00:09
皆さんこんにちは、ジャスタアイディア!北詰至です。
このポッドキャストは、知的好奇心旺盛なマルチポテンシャライトの私、北詰至が日々思いついたジャストアンアイディアを配信する雑談系ポッドキャストです。
今回のテーマは、狩猟の話です。
私ですね、実は先日狩猟の1日体験会に行ってきました。
今日はその時のお話と、体験会に参加して私が狩猟について思ったことをお話したいと思います。
狩猟と言ってもですね、ゲームのモンスターハンターの話ではありません。
モンハンもね、昔はすごいハマって、親指の付け根にアザができるぐらいですね。
PSPの時代ですね、モンハンが。
その時はすごくハマってやっていたんですけれども、
今回お話する狩猟の話は、ゲームのモンスターハンターではなくて、本当のリアルの狩猟のお話になります。
またぎとかね、漁師さんイメージすると思うんですけど、
その狩猟のノウハウ塾というのに参加してきました。
1日講習で午前中は座学をしました。
座学で今の狩猟の実態とか、じゃあ狩猟ってどういうことをやるのとか、
あとは狩猟に関する法律なんかについて体系的に全体図を教えていただきました。
午後は実際にフィールドに出て狩猟の現場を見せていただきました。
といっても実際に銃を使って狩る狩りの現場ではなくて、
罠を山の中に点々と仕掛けてあるんですけれども、
その罠の現場をですね、見て回りながらこういうところに罠仕掛けてるんだよとか、
実際に狩猟をしてる現場はここだよみたいな感じで車に乗ってですね、
1時間から2時間くらいかけて現場をいろいろ見させていただきました。
現場を見に行った時に、罠にもしイノシシかなんかがかかっていたら、
03:07
獣の捕獲してる場面も見れたと思うんですけれども、
私が参加した時は残念ながら罠に獣はかかっていなかったので、
空の罠を見せていただきながら、いろいろ質問をしたりっていう時間でした。
そもそもですね、なんで私が狩猟のノウハウ塾に参加したかっていうと、
なんで私が狩猟のノウハウ塾に参加したかっていうお話からしたいと思います。
あの、アマゾンプライムでカリグラっていうバラエティ番組やってるの知ってますか?
馬田孝司さんと東野孝司さんがやってるバラエティ番組なんですけど、
地上波でできない際どいことをやろうっていうアマゾンプライムならではのバラエティ番組です。
で、その中でですね、東野孝司が狩猟体験するっていう会があるんですね。
で、東野さんが実際に銃でハンティングしてる人について行って鹿狩りをしたり、
あとは罠漁をやってる人のところに行ってイノシシを飼ったりするっていうやつで、
アマゾンプライムオリジナル番組ならではですね、結構際どいシーンがたくさん出てきます。
多分苦手な人も多いと思うんですけど、実際そのね、鉄砲で撃たれた鹿が血を流して倒れてるところもちゃんとカメラ映してますし、
東野さんが解体する様子とかもね、あのモザイクなしでちゃんと撮って映像として流れています。
なので血とかね、苦手な人はちょっと辛い番組だと思うんですけど、
私はたまたま東野さんが元々好きなので、東野さん狩猟するとこって面白そうだなと思って、
本当にやましい興味本位で見たんですね。
なんですけど、東野さんも最初やっぱりいつもの調子でヘラヘラしてるんですよ。
両親に怒られたりしてるんですけど、やっぱりね、命が目の前で尽きた瞬間を見るとやっぱり東野さんの顔つきが変わってくるんですね。
だんだんふざけないで真剣になっていくんですよ。
06:01
で、それは私自身も同じでした。
私自身もやっぱり東野さんと一緒で、最初は結構ヘラヘラした気持ちで見てたんですけど、
実際目の前で横たわってる鹿とか、猪に槍を突き刺す瞬間とかね、見るとやっぱり笑顔ってなくなって、なんかすごく真剣な気持ちになったんですね。
で、私一番その番組を見て感じたことは、自分のことをすごい大事にしようって思いました。
で、なんでそう思ったかっていうと、狩猟の現場見てよくネットとかで目にする意見としては、
命の大切さを学んだとか、いただきますの本当の意味を知ったとかね、そういう感想多いんですけど、
私もそういう感想の延長線上で、自分はこの今テレビで目の前で死んだ獣たちの命をもらって生きてるんだ。
だから自分は自分の命を無駄にしちゃダメなんだなって思ったんですよ。
他の動物や植物の命の犠牲を、犠牲の上で自分の命が成り立ってるんだから、
自分の命を粗末にしたら、そういった自分のために犠牲になってくれた動物や植物たち、みんなの合わせる顔がないなって思ったんですね。
ちゃんと自分のことを大事にしないと、それが今まで摂取してきた命に対する責任だなって思ったんです。
やっぱり私、いろいろ普段生活している中で、自分の健康とか命をないがしろにする瞬間ってどうしてもあるんですね。
例えば仕事で、自分の体がしんどくてもムチ打って頑張りすぎちゃったりとか、っていうことがあります。
もちろん仕事をやっている上で時にはそういうことって必要なんですけど、やっぱり自分を大切にするっていうのは、何においてもプライオリティを一番上に持ってこないといけないんじゃないかなって思ったんですよね。
カリグラの狩猟の現場を見た時に。
そういうふうにちょっと自分の意識が変わったので、この狩猟っていう体験をテレビを通してだけじゃなくて、実際に自分が目の当たりにしてみたいなっていうふうに思いました。
09:18
実際にその自分がリアルな現場に行って、リアルな現場に身を置いた時に、またどういうふうに自分が感じるかっていうのを知りたいって思いました。
私が結構いつも大切にしていることって、テレビとか本を通して知れることもたくさんあるけど、実際現場に行って知れることってまた違うんですよね。
自分の体や気持ちがどういう反応するのかっていうのは、いつも知りたいと思ってます。
そういうきっかけがあって、狩猟のノウハウ塾というのに申し込んで、1日ですね、午前中座学と午後は現場に行くっていう体験会に参加しました。
会員の代表の方と会員の方とで講座をしてくれたんですけれども、その時の参加者は私とあともう一人でした。
コロナっていうこともあって、人数少なめの開催でですね、みんなマスクをして講習会をしたんですけれども、もう一名も女性でしたね。
最近女性のその狩猟者っていうのも増えているそうです。
実際その狩猟の現場がどういう風になってるかっていう話を聞いたんですけど、色々聞いた中でも今日は私がすごく印象深かったお話をしたいと思います。
まず狩猟の実態として、環境省がですね、大体その野生の獣の数、その生態数っていうのはこれぐらいに抑えたいよっていう目標値があるそうなんですね。
ただ実際の日本の状況としてその目標値は達成できていません。
ここ直近ぐらい、もうちょっと前だったかもしれないですけど、10年間で個体数を半減させたいっていう環境省の目標値があったそうなんですけれども、
12:08
それは結局達成は全然できてなくて、ほぼ横ばいでですね、個体数は減っていないという実情があるそうです。
狩猟には大きく2種類分けて、本当に趣味としての狩猟ですね、があります。
もう一つはそういった狩猟者が市区町村とか農協さんとか、そういう被害をこむっているところ、来獣の被害をこむっているところから依頼されて、駆除という形でハンティングをするっていう2種類があるそうなんですね。
趣味の狩猟については狩猟期間っていうのが決まっていて、大体秋から冬の間になります。
一方で有害、なんて言うんですかね、そういう害を及ぼす獣の駆除については狩猟期間以外でも通年を通して行って良いということになっているそうです。
環境省が目標にしているのは、おそらくその有害の駆除っていうところを考慮して個体数をこれぐらいに抑えたいっていう目標値を設定しているんだと思うんですけど、
ちょっとこれは私実際環境省のホームページとか見て調べたわけではないので、おそらくこうだろうなという私の予想です。
そういう形で環境省としてそういう目標を定めるぐらい、日本には獣が多いっていうことですよね。
多いし、あと山の結構奥まで人家、民家が建っているので、そういうところで獣の被害、人と獣がすごい近い距離で暮らしているっていう事態もあって、獣の被害っていうのは農作物に被害があったり、または人体に被害があったりっていうのが発生している。
っていうのが今の実情、現状だそうです。
狩猟者不足、後継者不足っていうニュース私事前に見聞きしてたので、そうなのかなって思ったんですけど、実際としてはその狩猟者の獣の所持とか登録とかそういうのは結構順番待ちになるぐらいですね。
希望者ってのは多いそうです。
ただ、獣の所持許可が3年ごとの更新なんですけど、1回取ったとしても3年後の更新のタイミングでドロップアウトしてしまう人がすごく多いって言ってました。
15:15
ドロップアウトしてしまうので登録者数としてはそこそこ数がいるんだけど、実際狩猟者としてずっと活動している人は全然増えていない。
現在そのいる狩猟者のだいたい半分以上だったと思うんですけど、は高齢者です。60歳以上の高齢者が半分以上を占めているっていう現状になっているそうです。
これはなんでみんな狩猟に興味を持って登録申請しているのに3年の更新期間の時にドロップアウトしちゃうかっていうと、まず狩猟をできる場所がないんですね。
あとは狩猟って一人でやるわけではないので、狩猟を一緒にする仲間ができない。あとは経験値でノウハウっていうのがすごく大事なので、そういう経験やノウハウを教えてくれる師匠を見つけられない。
そういったいろんな事情があって、なかなか数が順増していかないっていう状況だそうです。
これは私結構意外だったんですよね。そもそもそんな狩猟やりたい人が多いと思ってなかったし、免許取ったらなんかできるんじゃないかなって勝手に思ってたので、取ってもなかなか実践できないでドロップアウトしてちゃうっていうのもすごく意外でした。
狩猟の一番狩猟者が増えなくてハードルが高いところは、危険性もすごく高いっていうところですよね。狩猟ってそういう困ってる人を助けるっていうその苦情っていう側面もあるし、
あとはその純粋にね、そのハンティング、趣味のハンティングとしてね、山のことも知れるし、獣のことも自然のことはたくさん知れるっていうのを私ノウハウ塾ですごく学んだので、自然が好きな人にとっては本当にこう総合的に自然のことをね理解できるすごくいい趣味だなって思ったんですけど、
その一方でやっぱり銃を所持したり罠を設置したりとか、それって一歩間違えると人体に被害を及ぼす可能性がすごく高いんですよね。
18:05
一歩間違ったら人を殺しちゃうかもしれないし、自分も死んじゃうかもしれないっていう、やっぱりそれだけ殺傷力がある銃っていうものを手にするわけだし、
あとはその獣っていうその人間では抑制できないぐらいのね、すごいパワーを持っている動物と相対するわけなので、そこに対してもリスクっていうのはありますよね。
私ノウハウ塾ですごくその通りだって思ったのは、やっぱりその狩猟をする上でねチームワークとかそのチームのメンバー同士の信頼関係っていうのは本当に大事だっていう風に何度も何度も教えてもらいました。
本当にそのノウハウ塾に行くまで私狩猟って何だったら一人でできるんじゃないかなとかね。
とりあえず申請すればなんか適当な山いてできるんじゃないかなみたいな、そういう軽い考えがあったんですけど、もう全くそれは間違えて、気をつけなきゃいけないポイントって本当にいくつもあるんですよ。
私1日その講義してもらっただけでも、あれも考えなきゃいけない、これも考えなきゃいけないっていうのをすごくたくさん教わったし、きっとねもっともっといろいろあると思うんですね。
やっぱそういう風に気をつけなきゃいけないポイントがたくさんある中で、メンバー同士の信頼関係がなかったら本当にそれ危ないですよね。
一人でも何だろう勝手に行動する人とか、この人何考えてるかわからないみたいな人がいたら、もうそれが本当に即その人命に関わってきちゃうんですよね。
そういうリスクをちゃんと管理できない人も中にはいるような感じでしたね。そこをちゃんと管理できてないところもあるような感じで、具体的にどこどこの団体がダメだみたいなことは言ってないんですけど、
やっぱりそういう危険性はあるから、そういうのは気をつけてやってるっていうようなお話はすごくしてくれました。
というわけでですね、本日は私が狩猟のノウハウ塾に行ってきたお話をしました。
21:07
狩猟の体験記ですね、狩猟のノウハウ塾の体験記を今日からブログで記事にし始めました。
何回かに分けての投稿になると思うんですけれども、今日20分間でお話しできなかったこととかもですね、書いていこうと思いますので、もしよかったら概要欄のリンクから狩猟体験記の方も読んでみてください。
はい、というわけで北爪イタルのジャスタアイデア、ご意見ご感想取り上げて欲しいテーマがありましたらTwitterのDMをお寄せください。
Twitterアカウントはwak1027wak1027です。
ぜひお待ちしております。
それでは本日はこの辺で、また次の配信でお会いしましょう。
22:21

コメント

スクロール