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2016-06-16 15:33

第49回「質問:値上げを決意したものの、正直怖いです。対処方法を教えてください。」

第49回「質問:値上げを決意したものの、正直怖いです。対処方法を教えてください。」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト、自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、わかりやすく解説します。
こんにちは。遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング、
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日も質問が来ておりますので、ご紹介してまいりたいと思います。
読みます。
いざ値上げをしようとすると、おじけづいてしまいます。
対処方法を教えていただけないでしょうか。
修行の方ですね。
修行の方ですね。
修行の方とかの話なんでしょうね、きっと。
よく聞く話ですが。
そうですよね。
まず、私も修行なんですけれども、値上げをするという時に
皆さん悩むのは、いつやるべきなのかとかね。
あと、いくらぐらいにすべきなのか。
そういうことを悩むんでしょうね。
まずはそうでしょうね。
そして決まったところで、何て伝えればいいんだろうみたいな。
そういうのって一番悩むんじゃないですかね。
その時に重要なのは、何て伝えようかではなくて
その前の自分の感覚とか信念を変えないと伝わらないですよね。
なるほど、面白いですね。
値上げをしようとすると、おじけづいてしまうという方の信念は
値上げをしてはいけない。
値上げは相手に不快なものだと。
いいとこつきますね。
どうなんでしょうか。
例えば、遠藤さんならどんな信念があると思いますか。
こういう状態の時には。
値上げをしようとすると、おじけづく方の信念。
何ですかね。
おじけづく方、多くの方はおじけづくのは最もじゃないですか。
その中において、おじけづいちゃっている時に持っている信念、考え方。
相手に嫌われてしまったらどうしようとか、
顧客を失ってしまったらどうしようとか、
そういう恐れじゃないですかね。
そうですよね。
という言葉ですよ。
そのベースにある信念は、
例えば、3万円のものを5万円にしましょうという時に、
5万円の価値を与えることができなかったらどうしようというところに基づいているのが大きいですね。
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そうですね。
ここで実は多くの方が見落としている考え方があるんですよ。
何だろう。
特に修行の方についてなんですけど。
何ですか、教えてください。
5万円だったら5万円にしますと。
その5万円の価値は自分だけが提供するものと思っているんですね。
提供するのは自分だけなんじゃないですか。
そうですよね。
その中で5万円分の価値というのは自分だけで作ると思ってしまうと必ず限界が来てしまう。
なるほど。
逆に言うと価値は自分では作れないんですよね。
自分だけでは。
相手が感じるものですもんね。
そうです。
感じるものだし、自分が提供するサービスとその顧客、相手の力を利用して最終的な価値が生まれるわけですよね。
それも相手の中で。
確かに。
そういうことは一番最初にやらなくてはいけないのは例えば3万円の5万円にするということは
事業の方が相手の能力とか価値観とか存在も使ってこの価値は作れるに決まっているじゃないかと。
つまり相手に対する能力とか存在価値の信頼をしていくことが重要なんです。
提供側がクライアントに対してということですか。
この提供している3万円から5万円であれば、その5万円になった価値をちゃんと受け取れる人間であるということを信用するということですか。
はい、受け取れる。
プラス、僕とあなたが組めば5万円の価値は作れますよね。
ですから自分が提供するものだけで何とかするのではなくて、事業の方のリソースは身の前のクライアントであるということなんですね。
ですからサービスといった場合に、簡単に言うと自分のサービスかける相手の資質で価値が作られるということを知っておかなくてはいけないんです。
新しい公式が今ポツンと出てきましたが。
確かにそうですね。
そうか、でも確かに価値って自分だけでは作れないですもんね、相手と一緒に作るものっていうと。
というのも私自身も値上げというか価格改正は当然していくんですけれども、その中で大きく変えた時っていうのはやっぱり怖かったですよね。
ここで日本一高いコーチナじゃないかという噂も出るぐらいの。
私ね。
その時に思ったのは、なんだ私はクライアントのことを信頼してないのだと思ったんですよ。
なるほど。
その時にお辞儀づくというか、上げられないと思った時は。
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この価値というものをこの人と組んだ場合作れないということは、相手の能力価値観存在を低く見積もっているんだなぁと。
そうではないんだと。
私とあなたが組めばこのぐらいの価値なんか作れちゃいますよという感覚にならないで、この金額は提示しちゃいけないなと思ったんですね。
なるほど。先ほどの自分が提供するものと相手の支出という掛け算で価値が決まると考えるのであれば。
確かにそうですね。
ですからそういうふうなことを見ていった場合に、まず最初としては掛け算で物事を捉えるということ。
相手のサービス×相手の支出。
もう一つは、いやいや僕そんな力ありませんよと相手が思うかもしれません。
そこはクライアントさんがまず最初に自分のことを低く見積もってしまうことも多いので、
提供する私たち側が相手の素晴らしさというものを先に知っておけばいいわけですよ。
この人はまだ気づいてないだけだと。
それを提供する側が信頼していくということですよね、先に。
なるほど。値上げを怖気づく方の対処方法にそうきましたか。
面白いですね。
そうなると、まずこの方に一つ推測ですけれども、読めることは今の。
相手方への信頼がまず足りてないんじゃないかと。そこをまず見てほしいということですかね。
そして自分だけでその価値を作ろうとしていっちゃ、当然価格的には限界が生じちゃいますよと。
なるほど。
ちなみに、値上げ経験とかもされているジョーズさんだから答えれるかなと思ったんですけど、
値上げの金額の決め方で、あえてコーチング的観点から言うと何か回答できるものってあるんですか。
金額をいくらに設定するか。
いくらかっていうのは難しいと思うんですけど、要は感覚としてこういう数字に変えた方が値上げとしては適正みたいな、
そういう話あるのかなと思ったんですが、なかったら無茶ぶりですみません。
いえいえ。それすごい重要なところで、特に修行の方の場合は、
私もある方のアドバイスを受けて考えたんですけど、その方が私に教えてくれたんですよ。
ジョーズさん、いくらまでやるつもりなのと。
年収で考えた場合は。
年収で考えた場合は。それを先に決められるのが修行なんですよ。
なるほど。
そうすると例えば年収1000万とか2000万とか3000万とか、もっとかもしれませんとかありますよね。
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それをまず自分で覚悟して決めるっていうことがポイントです。
まずそこ。まず出口みたいな感じですね。
そうするとじゃあいくらぐらいになるねといきますと。
そうするとじゃあそれって月に何人ぐらいそういう時間を作れるのか作りたいのかっていうのが出るわけじゃないですか。
そこで重要なのが30日間1ヶ月あるんですが、30日間フルにやっちゃダメだということですよね。
例えば私だとすると15日間ぐらいでとか計算するんですよ。
そうすると1年間の金額が出てそれを月15日って考えていくと単純に単価っていうのが出てきてしまいますよね。
それを設定していくってことをやりましたね。
意外と合理的ですね。
そんな感じなんだ。
その数字が例えばですよ。
例えば今まで10万だったものが例えば30万という形で今のコースでやり方をとったら出ちゃったとするじゃないですか。
10が30と感覚的にはズタボロにやばいなという感じになりますよね。
無理だろうみたいなね。
ここに対してはどうやってアプローチしていくんですか。
それはさっきの掛け算の方式で私とクライアントが組んだら当然30ぐらいの価値は作れる人たちをターゲットにしていけばいい。
当然足りないところは自分のスキルアップも含めてやるし。
もちろんそうですね。
そうするとおのずからどれぐらいの送付たちに対してこのサービスを提供するかっていうのが分かる。
値上げってしていくと当然ですけど顧客の層が変わっていくじゃないですか。
あれって金額を変えたから払えるお客さん層だからたまたまお客の層が変わっていくっていう風にも考えられますけど
そうじゃなく違う側面でもありそうですよね。
そうなんですね。
先に自分がいくら稼ぐかイコールどういう世界に出ていくかということをコミットして
そのためにどういう人にアプローチしていくか。
当然そして足りないものは足さなくちゃいけないんですけども
そうやってみていくと私たちが関わる人の層が結果的に変わる。
それをイメージするときにまだ全然ダメだ無理だっていう方はその金額をもう一回設定し直してもいいのかもしれません。
最終ゴールのところ。
要はジョーさんでいうとコアビジョン的世界観から見直すってことですよね。
本当にその世界観作り上げたいのかと。
まだ自分はそういう領域になってるのかということも含めて。
なるほどですね。ビジョンから見る値上げ面白いですね。
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そのビジョンから見る値上げってことを考えていった場合に
どういう人たちにアプローチしなくちゃいけないのか
その人たちに対して自分は対峙できるマインドを持ってるかどうかってことが重要なこと。
そしてなぜそれが機能するかというと
資本主義経済社会という枠組みの中ではあるんですが
例えば自由ではなくて賛寿の方がいるじゃないですか。
その方というのは資本主義経済社会という枠組みにおいては
影響力が高いわけですよ。
なのでその人と私が組めば掛け算だとすると
当然賛寿だったら賛寿の価値は作れるわけですよね。
その人が例えば私はコーチングという分野で考えた場合
その人が変革を起こせば
同じ社長さんだとしても1時間終えただけで
経済的価値というのは変わってきてしまいますよね。
そういうような捉え方をしていくことが重要になってきます。
なるほど。
まさに今ほとんどこのご質問いただいた値上げのおじきづくものを
どうやって対処できるのかというお話の回答であったと思うんですけれども
まずは行動としてこの方に最後にアドバイスがあるとしたら
何から始めるというのがいいですかね。
行動というかまずここからいきましょうと。
まずそれに悩んでいるということ自体は
その方にとって次のステージを考えるシーンに来ているなということですよね。
そうですね。
その時に次のステージというのはどんなステージなのかというところをまず見て
そうするとこのステージに行くということは大体
練習ベースで言うとこのぐらいかなという枠組みを決めてから
そこから逆算していく。
その過程の中でコミットしていくということが重要になってくると思います。
その時にふさわしいマインドを自分で持っているのかというのをチェックしていく。
そのマインドがそこのステージその世界にちゃんと機能するのかと
そういうマインドチェックをするということをしていくと
やっぱりここの信念を書き換えなきゃとか
ここの価値観が邪魔していたのかということが分かってくると思いますよね。
価値観とか信念の話はまた別の回にもいろいろ言っていますので
ぜひその辺は聞いていただいて参考にしていただけたら面白いですね。
ビジョンから見る。
値上げでした。
上手いですね。
上手くないじゃないですか。
何が上手いですか。
非常に面白い話だったと思います。
資料の方だけじゃなくいろんな方に値上げしていくことは
ビジネス上多いと思いますので参考にしていただけたらと思います。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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