1. 経営者のマインドサプリ
  2. 第48回「質問:人間社会におけ..
2016-06-09 15:58

第48回「質問:人間社会におけるマウンティングとは!?」

第48回「質問:人間社会におけるマウンティングとは!?」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
00:04
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業までエグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術について
分かりやすく解説します。
こんにちは。遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
はい。
さあ、今日も質問が来ておりますので、早速ご紹介してまいりたいと思います。
はい。
が、よろしいですか。
はい。お願いします。
読みたいと思います。ちょっと年齢とかがわからないんですが、質問を読みます。
ビジネスにおいてマウンティングが重要と言いますが、
なぜマウンティングが重要なのでしょうか。
シンプルな質問ですね。
はい。
マウンティング。
マウンティング。
ジョーさん、マウンティングのほうがなんかね、されなそうなイメージありますけど。
ああ。
あの、そう見えますかね。
はい。
印象としてはね。
うん。
質問を通して結果的にマウンティングしちゃったかもしれませんが。
あの、それ私詳しくはなかったんですが、
はい。
ドラマでマウンティング女子とかそういうのが流行った時があったんですが。
ありましたね。
はい。
遠藤さんはご存知ですか。
見てはないですけど、流行ってましたよね。
ね。
はい。
こうなんかこう、相手に対してこう優位に立つっていうようなイメージがあるんでしょうかね。
ああ。この動物的にはどうなんですかね。マウンティングって。
そうですね。あの動物的には特にこう集団を形成するときのマウンティングっていうのがあるわけですよね。
自己優位性の方針みたいな。
そうですね。自己優位性の方針。その通りです。
例えば猿なんていうのは集団においてマウンティングをすると。
はい。
で、これの意図としては争いをなくしていくということなんですよ。
ああ。
その毎回毎回こうマウンティングをし合っていくと、
はい。
猿だったら猿としての集団っていうのが傷つけ合ったり弱くなっちゃったりしますよね。
うんうん。
あと時間がかかるじゃないですか。
はい。
ですから統率をとるという意味でマウンティングをとって序列を作り、序列を作ることによってスムーズに物事が流れていくんですよ。
ああ。じゃあ集団としての合理性を分かるための手段みたいな。
そうですね。
別にじゃあ戦いですけども戦いには先の意味があるわけですね。
そうですね。
集団においてはその意味。
集団ではなくて他の動物の相手のマウンティングの場合は境界線の取り合いだったり。
03:04
ああなるほど。
うんうん。
あとはライオンとかはですねよくやりますよね。
マウンティング。
はい。
雌同士、雄同士。
えーとですね、雄同士というかライオンにおいてはその雄が集団のボディーガード役をしているわけですよ。
ああ。はい。
で、そこに対して他の雄がですね採用されるために戦ってマウンティングをすると力を漕じするのでその集団を奪えるわけですね。
ああ、その集団というのは雌の群れってことですね。
そうですね。
まあこれをビジネスで例えた場合は何でしょう、外部から他の社長が乗り込んできて優位性を見せてその組織を買い取っちゃうみたいな、そんなニュアンスでしょうかね。
なるほど。雇われ社長とかまさにそんな感じじゃないですか。
そうですね。
ライオンの雄も雇われているわけですよね。
はい。ですからこう雇われ社長とかが来た場合部下の人たちはこの人は前の社長よりも優秀かどうかってことを非常に観察する。
なるほど。
まあということがまあまあまあ動物界でも人間とかビジネス界でも起きたりします。
うんうん。
で、実は私のマウンティングの捉え方は優位性ではあるんですがちょっとニュアンスが違うんですよ。
うーん。
どんな?
言葉としてはよく社長さんにもやっつけろって言葉を使うんですが、このやっつけろということは相手の中にいい感覚を起こせということなんです。
やっつけろとは相手の感覚の中にいい感じを起こせ。
そうです。
なんだそれは。はい。
動物の場合はですね、いい感覚を起こすというよりもいかに自分が強いかということを示せばいいわけですよね。
なんか自分の下にするっていうかね。
そうですね。
下坊くんにするじゃないですか。
その下坊くんにするときに強いということをただ示せばいいわけですよ。
うんうん。
その腕力とか。
ええ。
でもその仕掛けになるのは、その使徒感を守れるという安心につながるということですよね。
動物はそうですね。
私たち人間界、または資本主義経済においては、その経済を動かしていくということが前提なので。
うんうん。
じゃあどうやってその経済が動いていくかというと、相手の感覚を変えた人が勝ちなわけですよ。
もうちょっと具体的に補足していただいてもいいですか。
はい。
例えばですね、顧客がいる場合、顧客に対してマウンティングをするということは、その人を心地よくさせるわけですよね。
おお、なるほど。
例えば営業とかも、相手方がそれを手にしたことで、ああこうなるなっていう心地よさによって結果的に商談が決まったりするっていう。
その通りです。
それは騙すということじゃなくて、いい状態に変えていく。
うんうん。
そもそも私たちの商品とかサービスというのは、相手の感覚を良くするためにほとんど、全部と言ってもいいぐらい商品とかサービスってありますよね。
06:08
ああ。言われてみれば感覚が変わりますもんね、商品って。
例えば車を買うと言っても、車を買うことによって感覚が変わるわけですよね。
うんうん。その欲しい感覚の車を選びますしね。
はい。ということは経済において、商品自体が相手の感覚を変えるものだとすると対峙している間はやっぱり同じことで、
自分の商品を買ってくれるということは、営業番の方は相手の感覚を変えることができるかどうか、という意味のマウンティングなんですね。
ほう。という意味でマウンティングとは、定産の解釈で言うと、やっつける。
やっつける。
相手の感覚を良くするでしょうね。
そうですね。
ほう、新しい解釈ですね。
要するに、相手が良い状態にならなかったということはやっつけられなかったので、やっぱり買ってもらえないわけですよ。
うん。ビジネスにおいてはそうですね。
で、やっつけるために何をすればいいかというと、自分の商品が如何に良いかではなくて、相手が何を望んでいるかということをまず見極めて、
そこの望んでいるものの感覚に対して、自分たちの商品をどうアジャストさせていくかということが多分一つ重要になってくる。
そのためのプレゼンですし、表現ですし、質問ですしと。
はい。
なるほどですね。
これはマウンティングにおいて対顧客じゃないですか。
はい。
実はもっと重要なことは、経営者の方、社内においては部下に対してマウンティングを取る必要があるわけですよ。
まあそうですよね。
そのマウンティングを取るということはエバルとかそういうことではなくて、やっぱりやっつけるんですよ。
そのやっつけるというのは先ほどの解釈と同じです。
そうです。
部下の社員の感覚を良くする。
ですから字で書くと、やっつけるの後にハートマークが付くぐらいな感じですよ。
なんかジョーさんっぽい表現でいいですね。
ですから私は社長さんに、部下のことやっつけてますかと。
はい。
そういうことはよく問いかけます。
そのやっつけるっていうのは、やっつけるに端子なわけじゃないわけですね。
そうですね。
こう感覚でいうと部下から見て、ああ社長にやっつけられたと。
やられたって感じですか。
やられたって感じです。
例えばすごいなとか。
あ、惚れてしまうみたいな。
そうですね。
あ、憧れるとか。
その感覚がマウンティングか。
はい。
その種類って今遠藤さんが言ったように、憧れてしまうっていうのだったり、
あ、僕のことこんなに見てくれてたんだとか。
あとチャンスを与えてくれたんだとか。
適格なアドバイスをしてくれたんだみたいな。
そういった意味でやられるということですよね。
09:01
やってやらなきゃいけないわけですね。
社長というか、さっきちょっとおっしゃいましたけど、上のマネジメントの話ですよね。
そうですね。
マネジメントをする方は常に部下をやっつけられると。
面白いですね。
なぜかというと、やっつけられた部下がどうなるかということですよ。
どうなるか。
感覚が良くなって仕事頑張る。
そう。
ちょっと端的でしたけど。
例えばの事例で言うと、上司の方が部下をやっつけたと。
本人が気づかなかったような、彼のグッドポイントをフィードバックしてあげたとか。
そうすると、あ、僕ってこんなところがあるんだってやっつけられますよね。
そうすると、やっつけられた部下は上司に対して仕返しするんですよ。
逆マウンティングですか。
マウンティング返し。
マウンティング返しをしたくなるんです。
わあ、良いことされた。
ちっくしょう、だったら上司仕返ししてやるって言って、
俺も良いことやってやるぜってことですか。
確かにそうかもしれない。
やり合いですね、マウンティングの。
そうです。
下からのマウンティングってお上手な部下とかね、
従業員っていますよね。
うっかりやられちゃったやつね。
そうなんですよ。
言い方変えると、手のひらコロコロという言い方もあるかもしれないですね。
そうですね。
優れたね、そのよく九州とかである女性とかが男をうまくこう、
結果的に育てていくというか、成長させていくっていう、
手のひらコロコロある種の逆マウンティングですよね。
そうなんですよ。
このポッドキャストを聞いている方、マネージャーの方もいれば、
部下の方もいますが、まずマネージャーの方は部下をやっつけてほしいんですよ。
部下の方は上司をやっつけてほしい。
なぜかというと、実はマネージャーの方、上司の方はやっつけられたいんですよ、本当は。
それは人間なものとですか。
人間だから良い感覚になりたいでしょうってことではなくて。
それは一つあります。
もう一つは、例えば私が上司で遠藤さんが部下とします。
遠藤さんが部下なので私をやっつけるということは、
例えば良い成績を取るとか、
あとはこっちの意図に合わせながらもより良い提案をしてくれると。
ということはやっつけられる側には必ず良いことが起きるわけですよね。
確かに確かに。
定義でいうとそうですよね。
ですからどこかで上司の方は自分がやっつけられるのを待っているんですよ。
そういう意味で言うと下の人間も当然にしてマウンティングされたいって待ってますよね。
そうですね。そうするとマウンティングのやり合いですよね。
ただ最終的には上の人が勝ってほしいんですよ。
それが本当のマウンティングですよね。
12:01
ですから本当に良い組織、活性化している組織を見てみると、
上司の方が部下をあの手この手を使ってマウンティングしようとしてますね。
なるほど。
それに応えようとして、
いいね!またあの上司に俺は触発されちゃったとか、
すごい感動させられてしまったとか、
すごい良いアドバイスをもらっちゃったと。
あいつすげえ!ちっくしょう!俺も仕返してやる!と言って、
上司を喜ばそうとして力を発揮したり。
その感覚は言語ではなくてうっかりですよねきっと。
そうですね。
やり返してやるではなくて次頑張っちゃうみたいな。
その通りです。
このポッドキャストの中では実はマウンティングをする方法としていくつかを伝えしてきているんですよね。
例えば何回か忘れてしまいましたが、
価値観をフィードバックするみたいなのをマウンティングを取る方法としては
すごい良いテクニックだと思います。
なるほどですね。
信念とかもそうですかね。
そうですね。
いろいろお話しされてきた、いろんなテクニックあるような話。
例えば他にありましたっけ?
例えばやっぱりコアビジョンをしっかりと伝えていくというと、
うちの社長はそっちの方に向かっていくのか、それは良いなと言ってもらうマウンティングですね。
そういう意味ではバリューとかビジョン、ミッションみたいなものも
マウンティングとして機能する一つの手段だわけですね。
はい。
ですからコアバリューが部下が惚れていないということは
マウンティングしていませんよと。
仕切れていないと。
はい。
マウンティングとはやっつけること。
何となく私の聞こえとしては惚れさせることぐらいの感じで聞こえましたけども。
上手い表現ですね。
その表現もすごいぴったりですね。
ジョーさんの解釈からするとそんなニュアンスを感じましたが。
惚れさせることができるのか。
あ、なんかこうお笑い芸人の方でいましたね。
ああ、惚れて舞うやろうみたいな。
あれもマウンティング。
うん。
惚れてしまうぞみたいな感じですね。
そうですね。
そういうふうに解釈するとマウンティングって決してグリップされるとか制圧されるとか
嫌なものというよりも少し心地いいものに感じますよね。
その通りで心地よさというのがその人の可能性を解放してあげたり
自分たちの美女に向かって突っ走っていく原動力になっていくと思います。
まさに自分の可能性を解放するという意味で
マウンティングの重要性が分かったのではないかと思います。
はい。
ぜひマウンティングの試合を日常でやっていただきたいですね。
今ちょっとしゃべってドキドキしたのは
じゃあ私は今回のこのポッドキャストでリスナーの方をマウンティングできたのかなみたいな。
15:01
マウンティングされた方はぜひ質問をコメントでお問い合わせいただけたらと思います。
はい。
本日もありがとうございました。
はい。ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか?
番組では秋山城賢治への質問を受け付けております。
ウェブ検索で秋山城と入力し検索結果に出てくるオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
またオフィシャルウェブサイトでは無料メルマガも配信中です。
ぜひ遊びに来てくださいね。
15:58

コメント

スクロール