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2025-01-24 08:33

#555「創造的自己効力感」は高めることができるのか?(Mathisen & Bronnick, 2009)

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本日の論文はこちら⇩

https://doi.org/10.1016/j.ijer.2009.02.009

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おはようございます。心理学者のじんぺーです。 Good morning. I am Jinpei, a psychologist.
毎日心理学の論文の紹介をしております。 I introduce psychology papers every day.
もし興味があれば、興味のある放送会だけでいいですので、 If you are interested, you can listen to my lectures.
聞いていってもらえると嬉しいなと思ってます。フォローをお待ちしております。 I am waiting for your follow-up.
今日はですね、創造的自己効力感の話をしたいなと思っておりまして、 Today, I would like to talk about imaginary self-impact.
自己効力感を上げるにはというようなボイシーなハッシュタグテーマがあって、 There is a hashtag theme on WeChat,
振れざるを得ないだろうと言うことがありましたが、 but I thought it would be difficult to handle it.
自己効力感という概念はとても広くて大きくて、なかなか扱いにくいなというふうに思っておりました。 The concept of self-impact is very broad and big, and I thought it was difficult to handle.
論文をいろいろと調べてみると、 There are a lot of papers about self-impact,
自己効力感というついている論文は本当にたくさんあるはあるんですが、 but there are too many.
たくさんありすぎて、それをどんどん絞っていく必要があると思うんですよね。 I think we need to narrow it down.
例えば、見つかったのは、癌患者さんへの自己効力感について調べた論文とか、 For example, I found a paper about the self-impact of cancer patients,
癌だけじゃなくて、いろんな病気、すごく絞って絞って絞って研究されているような印象を受けました。 not only cancer, but also various diseases.
低学生向けとか、この職業の人に対するとかね。 For low school students, for people in this profession.
だから今日は、その中でも自分の専門の方に寄せてお話をしたいなと思ってます。 So today, I would like to talk about my specialty.
創造的自己効力感、創造性を自分は持っていると。 I have a creative self-impact,
自分はクリエイティブな人間であるというような、そういう自己効力感について論じた論文、いろいろあるんですけど。 I have a lot of papers about the self-impact of being a creative person.
今日は2009年、ちょっと古いですが、たくさん引用されている、 Today, in 2009, it's a little old, but it's been used a lot.
なかなか業界にはインパクトを与えたような論文を紹介してみたいなというふうに思っています。 I would like to introduce a paper that has had a great impact on the industry.
この創造的自己効力感、自分は創造的な人間であるというような、 I would like to talk about the self-impact of imagination,
そういう信念を伸ばすことって、まずできるかどうかということを考えてみてもらうといいのかなと思うし、 I think it would be good to think about whether or not it is possible to extend such a belief.
自分はそんなクリエイティブな人間ではないですって思っている人が、 I don't think I'm such a creative person.
クリエイティブな人間ですって言うようになるのかどうかっていうね。 I don't know if people who think they are creative will be able to say that.
これ一つとってもすごく興味深い問いだなと思うし、 I think this is a very interesting question,
どうでしょうか。皆さん自分とか周りの人とかに当てはめてみて考えてみてももしかしたら面白いのかなと思うんですが、 and I think it would be interesting for everyone to think about it.
結論から言うと伸びることが多いんですよね。 In conclusion, there are many things that can be extended.
今回はどういうふうに伸びるような作戦を立てていたかというと、 This time, I would like to talk about how to extend the strategy.
本当に大掛かりです。 It's really a big deal.
なかなか一般人がすぐできるような感じじゃないんですけど、 I don't think ordinary people can do it right away,
五日間のコースを設けていると、その五日間のコースに参加した人、参加しなかった人、 and those who took part in the five-day course and those who didn't,
あとはその五日間のコースを一日コースに短縮してやった人たちっていうこの三つぐらいの条件。 and those who shortened the five-day course to one day.
この研究面白いのは学生にもやってますと、学生にやっている、 and this research is also interesting for students,
あとは自治体職員さんにも同じようなプログラムをやっている。 and also for local government employees.
あとは特別支援教育の先生、これ聞いてくださっている方にもしかしたらそういう方いらっしゃると思うんですけど、 and also for teachers of special support education. I think some of you may have heard of this.
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何も受けない人たちはまたこれは学生でっていう感じで、いろんなグループを対象にしてそのプログラムを実施すると。 And for those who can't get anything, it's like this is a student again, and they implement the program targeting various groups.
そのプログラムがどういう風に構成されていたかというと、これもなかなか専門知識のいる部分かなと思うんですが、 I think this is also part of the expertise,
理論的な要素から始まっています。 but it starts with theoretical elements.
大学の授業とかも在学から始まることが多いと思うんですけど、創造性とは何かとか、概念の紹介、個人の創造性に影響を与えるような要因についての研究紹介であったりとか、 In the case of university classes, I think they often start with theoretical elements, but it's like this, like what is creativity? Introduction of concepts, research on factors that affect individual creativity,
逆に阻害要因であったりとかを勉強してみる。それが3分の1。 and study the harmful factors. That's 1 out of 3.
で、もう3分の1が実際に頭を動かしてというか、実践してみると、ブレインストーミングをやってみる、ライティングをやってみるとか、 And the other 1 out of 3 is to actually move your head, or try it out, like brainstorming, writing,
グループで実践して、その実践成果物に対して講師からフィードバックを受けたりとか、そういうことをしています。 That's 1 out of 3.
最後3分の1が実践的な場面で応用するということをするということです。 And the last 1 out of 3 is to apply it in a practical situation.
これは職場かもしれない。自治体職員だったらその職場に応用するようなことをしてもらうというのもあるかもしれないし、 It could be a workplace. If you're a local office worker, you could apply it to your workplace.
そうじゃなくても生活にというふうに今回の講義を生かすかとか、創造的なプロセスを実装するかということを、計画を立ててもらうとか、 That's not it. It's about how to make the most of the lecture this time, how to implement the creative process,
そういうことが最後の3分の1になっていて、とても大がかりだなというふうに思います。 and how to make a plan. That's the last 1 out of 3. I think it's a big deal.
一日コースだとこれをギュッと短縮してやるというふうに書かれています。 It's written that if it's a one-day course, it's going to be shortened.
これを受けた人たちと受けなかった人たちの創造的自己効力感が上がったかどうかというのを調べています。 I'm going to share with you what kind of questions I got and what kind of questions I didn't get.
創造的自己効力感についても簡単にどんな質問で測られたかというのをシェアしたいと思います。 I'm going to share with you what kind of questions I got and what kind of questions I didn't get.
今回の実験とはちょっと違う日本語版を作ってらっしゃる方がいて、 There's a Japanese version of this experiment,
それを今回は概念こんな感じだよというのを紹介するにとどめたいと思うんですけど、 and I'm going to introduce the concept of this experiment.
例えば、込み入った問題であっても自分は効果的に解決することができるとわかっているとか、 For example, even if it's a complicated problem, I know I can effectively solve it.
もう本当に直接的に私は自分の創造的な能力に自信があるとか、 I'm really confident in my own creative ability.
友人たちと比べて私の想像力、これはイマジンの方ですね、イメージする方、 Imagine, the ability to imagine, and
創意工夫の能力は際立っているとか、こういうことを聞いて、強くそう思いますと同意しますということから、 I strongly agree with it, and I don't think so at all.
全然そう思いませんよということを聞いて、それを指標化するということをします。 I listen to it and evaluate it.
この点数がプログラム前後でどう変わるかというのを調べると、 If you look at how the score changes before and after the program,
結果、最初に言ったように、これ上がるんですよね、結構綺麗に上がる、 As a result, as I said at the beginning, it goes up pretty well.
自分は創造的な人間であるというふうに思えるようになるということが、 I think I'm a creative person.
今回の主要な結果になっています。 This is the main result of this program.
さらに、2ヶ月後に同じようにフォローアップでね、もう一回聞くわけです。 In addition, in the same way as 2 months later, in the follow-up, I'll ask you again.
創造的労力感の質問を聞くと、この2ヶ月後も効果を維持されたということであったりとか、 I'll ask you a question about the creative ability, and you'll say that the effect was maintained after 2 months.
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何なら、自治体職員さんに関しては効果がさらに増加する傾向があったみたいなことも書かれていたりします。 It is also written that there was a tendency to increase the effect of local staff.
すごい面白いなと思います。 I think it's very interesting.
とか、あとは細かい結果で言うと、これも当然じゃ当然かもしれないんですけど、 In addition, in terms of detailed results, this may be natural,
5日間コースの方がより大きな効果はあったんだけど、 1日コースであっても有意な自己効力感の上昇が見られたというので、 but the 5-day course had a bigger effect, and even in the 1-day course, I was able to see an increase in my creative ability.
なかなかこれも興味深い結果。 I think this is also an interesting result.
1日だけでもそういうコースを受けてみるというのは、一つね、自分のクリエイティブだなと思いたい人たちというか、 For those who want to be creative,
自己効力感を上げたい人たちにとってはいいのかなというふうに思ったりして、読んでおりました。 I think it's good for those who want to improve their creativity.
はい、いかがだったでしょうか。 How was it?
やっぱりフォローアップの2ヶ月後も効果を実績させたというのは、なかなか強い結果だなと思いますし、 I think it's quite a strong result that this course had a big effect 2 months after the follow-up.
だとするとね、何かやってみようかなって思える人も多いんじゃないかなと思うので、 I think there are many people who want to try something,
そういう点ですごくインパクトのある論文だったのかなというふうに思っています。 so I think it was a very impactful paper.
実は自分もこの創造的自己効力感というものを尺度を使って研究を行っていまして、 I have been doing research on the concept of creative self-improvement,
ちょっとね、まだ世には出せてないんですけども、 and I haven't published it yet,
高校のある高校の先生と協力して、高校生の創造的な自己効力感をどうやったら上がるかなということを考えていたりするし、 but I have been thinking about how to improve the creative self-improvement of high school students with the cooperation of a high school teacher.
自分作れるよとか、クリエイティブな仕事はできますっていうふうに思っていた方が、 I think it's better to think that you can create something or you can do creative work.
いろんなことに前向きに挑戦できそうじゃないですか。 So I think this concept is very important.
研究の道に進む人もいれば、就職したりとかする人もいるとは思うんですけど、 I think there are people who go to study or get a job,
どこに行ったとしても求められるというか、そういう自己が育っていれば活躍できるだろうし、 but I think you can be active if you grow up wherever you go.
豊かに生きれるんじゃないかなと思うので、 I think you can live a rich life.
この研究は実はちょっとずつやっていきたいなというふうに思ったりしています。 I want to do this research little by little.
キーワードはやっぱりアートなのかなと。 I think the keyword is art.
アートをやってみるとか、アートを鑑賞してみることが、 I think it's an interesting research question
どういうふうに想像的な自己攻略家につながるかというのは興味深いリサーチクエスチョンだなというふうに思っていたりします。 about how doing art or observing art can lead to creative self-improvement.
また自分の研究も紹介できる日が来ればいいなと思っています。 I hope I can introduce my own research someday.
最後まで聞いてくださってありがとうございました。 Thank you for listening to the end.
今日もいい一日にしていきましょう。 順平でした。心を込めて。 I hope you have a good day. This is Junpei.
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