HSPとその特徴
おはようございます。心理学者のじんぺーです。 Good morning. I am 心理学者のじんぺー.
このチャンネルでは毎日心理学の論文の紹介を行っております。 I am doing a video about psychology every day on this channel.
心理学が面白いなと思ってもらえると嬉しいなと思っています。 I hope you find it interesting.
今日も論文紹介に行きたいなと思っておりまして、 Today, I would like to talk about HSP again.
HSPの話をしたいと思います。 I would like to talk about HSP.
Highly Sensitive Personという言葉を数年前から流行っているので I think many of you have heard of it because it has been popular for a few years.
聞いたことある人も多いと思うんですけど、 I think many of you have heard of it because it has been popular for a few years.
論文になっているものもたくさんありまして、 There are a lot of articles about it.
日本の研究者の飯村先生という先生がすごく有名なんですけど、 Iimura-sensei is a famous Japanese researcher.
飯村先生の論文を紹介したいなと思っております。 I would like to talk about Iimura-sensei's paper.
HSPの尺度を大学生に聞いて、後は幸福感、フェルビングの尺度を聞いて、 Iimura-sensei's HSP was written by a university student, and then he wrote about happiness.
その関連を調べたような論文を紹介したいと思います。 I would like to talk about it.
飯村先生の書いた別の論文、実は結構前も、一昨年なのかな、 Iimura-sensei's other paper was written quite a while ago,
序盤の方に紹介していて、過去の放送を引っ張り出してきましたので、 Iimura-sensei introduced it at the beginning of the video, so I will put it in the summary column.
ここに概要欄に貼っておこうと思いますので、 I will put it in the summary column,
ぜひそちらも合わせて聞いていただけると、 HSPに関する理解が深まるんじゃないかなと思っております。 so if you listen to it, you will have a deeper understanding of HSP.
よろしくお願いします。 Thank you.
はい、HSPの話をまずしていこうと思いますが、 First of all, I would like to talk about HSP.
そもそも何なのかというところで、 In the first place, what is it?
Highly sensitive person.
感覚処理の感受性が高い人、ハイリー、高い人のことを指していまして、 It refers to highly sensitive people.
特徴がいろいろとあります。 There are various features.
まずは、感覚刺激、強い刺激を受けやすい。 First of all, it is easy to be stimulated by strong sensory stimulation.
刺激自体は同じでも、それを感受しやすいような、敏感と言った方がいいのかな、な特質の方を指していまして、 It is also easy to be stimulated by strong sensory stimulation.
環境刺激に対してもまず高いですよね。音とか光とか匂いとか、外部刺激に対して敏感であると。 It is also sensitive to sound, light, and smell.
それだけじゃなくて、例えば他人の気分とか顔色を伺ったりとか、その場の雰囲気とかね、 It is also sensitive to other people's feelings, facial expressions, and the atmosphere of the place.
そういう社会的な刺激に対しても敏感であるような人であるという風に言われています。 It is said to be sensitive to such social stimuli.
その刺激があまりにも高くなると圧倒されて、ネガティブな感情を抱いたりとか、しやすいという風に言われたりしております。 It is said that if the stimulation is too high, it will overwhelm you and cause negative emotions.
調査と結果
別にネガティブな要素だけじゃなくて、例えば美的な感性が豊かであったりとか、状況とか細部をよく観察して、他人が気づかないような日々変化にも気づくというような特徴もあったりするので、このあたりは必ずしも悪い傾向ではないのかなという風にも思います。 It is said that it is not only a negative factor, but it is also a characteristic that you notice changes that others do not notice.
今回は割とそれを直球で調べたような、そのウェルビーングとの関係を調べたような論文で、大学生を対象にしています。 This time, I am targeting college students in a paper that looks at the relationship with well-being.
これが1回だけのアンケートじゃなくて、それが面白いんですけど、4回、1月に4回、1週間に1回アンケートを取っていて、それで時系列というか時間の変化とともに分析をしていたりします。 This is not a one-time questionnaire, but it is interesting that I take a questionnaire 4 times a month, 4 times a week, and then I analyze it with the change of time.
今回は分かりやすく結果を報告するぐらいにしようと思うんですけど、何回も同じ人に聞くことによって日々の変化というか、月ごとに1つ決まったら楽しい日もあれば、悲しい日というかイライラする日とか、特に刺激に関しては刺激を強く感じてしまう日もあるだろうし、あまり感じない穏やかな日もあるだろうしということがありますので、こういう何回もアンケートを取るというのはすごく有効な手段なんじゃないかなと思っています。 This time, I think I will try to report the results in an easy-to-understand way, but by asking the same person many times, there will be a change of days, or if you decide once a month, there will be a day that is fun, a day that is sad, or a day that is annoying,
やってることはシンプルで、HSPに関する尺度に答えてもらうということと、あとは幸福感、例えば元気で落ち着いていると感じたみたいな、そういう幸福感にもいろいろありますが、そういうふうに聞いています。 I'm simply asking people to respond to my questions about HSP in a simple way, and also the feeling of happiness, for example, I felt like I was calm and calm, there are many things like that in happiness, but that's how I hear it.
あとは、週ごとのイベント、直近1週間で経験した印象深い出来事について、自由記述で回答するということもしてもらっていて、 Also, I was asked to answer the impressive events that I experienced in the last week of each week, in a free way,
それがポジティブ・ネガティブな影響をどれくらい与えたかということも評価してもらっていたりするようです。 and I was also asked to evaluate how much positive and negative influence it had.
こういうシンプルな調査なんですけど、分析自体は結構複雑にやっていますので、もし興味ある方はぜひ論文を読んでみてください。 It's a simple survey like this, but the analysis itself is quite complicated, so if you are interested, please read the paper.
結果、シンプルにお伝えしようと思っております。 I'm going to tell you the results in a simple way.
どういうことですか? HSPの方って幸福感が低いのか高いのかということで言うと、どうですかね。 What do you think? I said in the beginning that it was not only negative,
今回の結果で言いますと、これもやっぱり時系列で見ていた甲斐があるというか、イベントを報告してもらったりすることにも意味があったのかなと思うんですけど、 but in this case, I think it was also worth looking at the events in chronological order.
本当に簡単に言うと、ポジティブなイベント、漢字性、HSPの方というか漢字性が高い、HSP尺度の得点が高い大学生というのは、ポジティブなイベントから大きな恩恵を受ける、一方で、ニガティブなイベントには敏感で幸福感を低下させやすいというような、これが結果のまとめです。 I think this is the summary of the results.
だから、ポジティブなことに対しては、一一倍ポジティブに受け取るというか、より幸福感を高めるということもある。一方で、ニガティブなことが起こると、幸福感を低下させるという、モロ派の刃みたいな感じがするんですけど、どっちもあるということですよね。
漢字性が高いということなので、なんとなく納得感のある結果だなと思うし、自分は読む前にそういう想像をなんとなくしていたので、やっぱりそうなんだということを思ったりしておりました。
ただ、100名ぐらいのデータだったりとか、大学生を対象にしているとか、いろいろと議論の余地はありそうだなと思いますので、こういう結果もあったよというぐらいで聞いてもらったらいいのかなと思います。
はい、今回の結果はいかがだったでしょうか。
HSPの構造
最初に紹介した、だいぶ前に読んだ論文のところで、井村先生の論文であることには変わりないんですけど、そっちでは本当にHSPというものが主に3つの構造に分かれていますよという話をしたんですよ。
ぜひ聞いてもらいたいんですけど、その中の1つがまさに美的感性というそういう概念があって、これが今回の結果に結構効いてたんじゃないかなと思うし、
個人的には嬉しい結果というか、そういう美的な感性、例えばいい音楽を聞いたりとか、美しい景色を見たときに、それに深く感動できるという、それが感受性というものの一側面だと思うんですけど、
それが広告家に聞いているとなると、なかなかそのあたりも研究しがいがあるなと思いますし、
もし自分がHSPっぽいなとか、いろんな本を読んでいると当てはまるなと思う方も、そのHSPが否かということでもないと思うんですよ。
グラデーションでHSP傾向がちょっとあるかなとか、この要素はちょっとあるかなとか、3つの解釈度があると言いましたけど、そのうちの1つがちょっと当てはまりがちかなというぐらいの捉え方をしてもらえるといいんじゃないかなと思いますし、
やっぱり誤解も多いのかなと、流行りだして数年経ってはいるもののHSPというものに対する言葉がちょっと強いからね、
分かりやすい意見とか対応策とかを考えたくなっちゃうんですけど、グラデーションであるというふうにね、いつも通りですけど、捉えてもらうといいのかなと思っています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい1日にしていきましょう。
神平でした。心を込めて。
