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2022-12-22 18:36

#75:フリーボードってどんなアプリ?

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iPad Workers Podcast第75回は「フリーボード」についてのお話です。

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フリーボードはビジネスツール?

iPadOS 16.2で新しく追加されたアプリ「フリーボード(英語名は「Freeform」)」は、無限キャンバスの電子ホワイトボードアプリです。

フリーボードを使ってみるまでは、Apple標準のメモアプリが無限キャンバスになったようなものかな?と考えていました。ですが、実際は共同作業を前提とした、どちらかと言えばビジネス寄りのアプリでした。

アプリの位置付けとしては、MiroFigma and FigJamMicrosoft WhiteboardのApple版といったイメージです。

もちろん1人で使うこともできますが、本領を発揮するのは共同作業で使用するケースでしょう。そのうちMiroやFigma、Microsoft Whiteboardなどにあるテンプレート機能なども組み込まれるかもしれません。

このフリーボード、既存のメモアプリとは一体何が違うのでしょうか?

詳しくはこちら👇

https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-75

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今日は、フリーボードの話をします。
フリーボードってなんだっけ?
Appleが出した無限キャンバスのメモ?ノートアプリ。
あ、新しいOS。16.2に入ってきた新しいアプリのやつ。
iPad iOSの16.2で、MacOSも対応しているフリーボードっていう新しい独立したアプリケーションで追加されているので、
ソフトウェアアップデートをすると、iPhoneとかiPadとかのホーム画面に一個新しいアプリがどっかに生まれてるはず。
あれによって、俺のホーム画面が乱れた。大したことじゃないんだけど。
一番最後じゃなくて、変なとこに入ってた。
フリーボードってなんなのかって、簡単に説明すると、
Appleが作っている純正のアプリで、無限のキャンバス。
キャンバスに端っこがない状態で、どこまででも書いていけて、
写真を貼り付けたりだとか、図形を入れたりだとか、もちろん手書きで図を書いたり、字を書いたりができるアプリ。
ファイルも貼れる?
ファイルも、添付はできるんだけど、あんまり賢くないんじゃないかな。
対応しているフォーマットであれば、プレビューっていう、普通の標準で入っている機能を使って表示ができるっていう感じ。
すごく大雑把な言い方をすると、OneNoteだよね。
OneNoteとか、あとは、サードパーティー系でいうと、ProDraftっていう、自分が一番好きな無限キャンバスアプリ。
あれにかなり近いアプリ。
だとすると、ProDraftがやべえかもしれん。
それがですね。
このフリーボードに関しては、今現状は、ツールキットっていう手書き系のキットが、iWorkシリーズのものを引き継いでいる。
違うの?
違う。
Pages、Numbers、Keynoteっていう、Appleが作っているオフィス系のアプリケーション内で使える、その手書きのキット。
鉛筆があるんだけど、クレヨンみたいなツールとか、あとは塗りつぶしのツールとかがあるツールパレット。
だから、メモのツールとは違うので、水彩のインクっぽい表現とか、万年筆のペンとかは使えない、今は。
蛍光とかもない?
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蛍光はある。
蛍光はある、鉛筆の書き心地が違う定規もない?
定規もない。
なんか、その、あれなんだ。メモ帳の知識がそのままいかせないんだ。
違うものになるんだ。
違うものになる。
なんか、あの、○も書けないって言ってなかったっけ?そういえば。
○がきれいに補正される機能、○とか□とか☆とかって、
Appleのメモ帳で書いてたら、ペン先離さずにずっとホールドしてると、清書されるっていうか、きれいな形に変わるんだけど、
それは、iWorkシリーズにはない機能なので、このフリーボードでは使えない。
ダメじゃん。
その代わりと言ってはなんだけど、図形の挿入ツールっていうのがあるので、
図形ツールを使うと、ほんと、ページ図、キーノート、ナンバー図で図形を入れるみたいな形で、
図形が選べる、なんて言うんだろう、オプションというか、選択も、見た目ほんとそのまんま。
極論、一枚絵のキーノートってこと?
そう、極論はそう。あの、描画モードに特化した、えっと、キーノートみたいな。
あの、ピタってくっつくとかあったりするの?
ある。ガイド機能みたいなので、えっと、成立もできる。
あの、左寄せとか、中央揃えとか、右寄せとか。
あ、じゃあ、ほんとにキーノートなのに、手書きというよりは、手書きもできるけどキーノートぐらいのイメージの方が、
俺的にはなんか近いような印象を受けるかも。
印象的にはそうかもしれない。
なので、個人的には、その、Appleのメモ帳で使えるあの、鉛筆ツールがすごい好き。書き心地が好きで。
で、Appleのメモもたくさん使っている身としては、
メモとこのフリーボードが、うまく連携してくれることを期待してたんだけど、
今現状のフリーボードでは、それはできない。
その、メモ帳アプリのメリットが、書いたデータをそのまま渡せるっていうやつだったんだけれども、
フリーボードとメモ帳では、それができない。
はい。試したところ、Appleのメモ帳で書いたもの、手書きのイラスト、文字を、
ま、くるっと囲んで、選択ツールで、で、えっと、スプリットビューとか、画面分割した状態で、
ドラッグ&ドロップでこう、持ってくると、どうなるかというと、
Apple描画フォーマット.drawingっていうファイルとして添付、ファイル添付がされるだけで、
書いたものがそのままフリーボード上に貼り付けることはできなかった。
メモ帳チームと完全に別の人たちがやっていて、
その、資源も共有していないところで作り上げたんだ。多分。
ま、もともとそのiWorkシリーズの描画パレットっていうのかな?
その、描画をするときに使っていたツールっていうのが、ちょっと特殊なものというか、
それとAppleのメモのやつは、もう全然違う。
ぱっと見、同じに見えるんだけど、中身が違うっていうのは、ずーっと前から言ってたんだけど、
06:01
もうそれをそのままなんか引き継いだ状態で、フリーボードはiWorkシリーズの炎上と言うんだ。
iWorkなのね、イメージとしてはきっと。
だから、間違いではないんだけど、今のところそのAppleのメモ、標準のメモとの使いやすさ、
使い合わせて使うっていうのにあんまり向いてないアプリになってる。
なんか結構さ、Appleが売りにしてるのは、なんていうんだろう、みんなで使うだよね、これを。
そうだね、このフリーボードに関しては、共有機能を強化していて、
複数人で一つのファイルを編集できるっていうものだったんだけど、
これちょっとね、試したんだけど、URL、共有用のURLを入って、そこにアクセス、試してもらったんだけど、
できなかった、今、まだ。
え、そうなんだ。
わかんない、これがその、
たまたまのエラーなのか。
なのか、わかんないんだけど、なんか聞いてみたら、自分も試したけどできませんでしたっていう人がいたので、
結構な人数の人がまだできないんじゃないかなっていう、
まあ、割とベータ的な、一般化、
パブリック版で追加された機能ではあるけど、まだちょっとベータ寄りな感じはする。
点いくつのやつは間に合ってなくて、年内って言ったから年内に入れるしかないっていう感じで出されてしまった感じなのかな。
年内に追加予定みたいに書かれていたから、とりあえず入れたけど、まだまだ不安定っていう印象はあるアプリ。
ただやっぱ、無限キャンバスっていう意味でどんどん書き広げていける。端っこを気にせず書き広げていけるっていうのはすごいメリットだし、
あとはその書いた手書きのイラストとか文字に関しても、
Appleのメモではできない拡大縮小回転っていうのが簡単にできる。
やっぱオブジェクトベースになっていて、そのキーノートだよね。やっぱ触った感じが。
完全にキーノートってできていた手書きで書いたオブジェクトを大きさを変えて回転させてっていうのが、このフリーボードではそのままできるようになってる。
やっぱメモ帳が自由に書き散らかしてシンプルに書ける、書きたいことだけを書きましょうっていうのに対して、もうちょっとその整って書くというか、そういう印象があるのかな。
仕上げる、中間化、メモ帳よりはもう一段階進んだところに何か使うようなイメージなのかな。
これもやっぱり用途によるんじゃないかなと思う。
そのAppleのメモは最強なのって、やっぱりそのクイックメモとか、あとはコントロールセンターから起動ができるとか、
スリープ状態のiPadでもメモが起動するっていうような、ほんとさっと、今すぐ書きたいっていう時に書けるのがAppleのメモで、
09:08
フリーボードは、いちいちそのアプリを立ち上げてからやるっていう話になるので、用途、使用用途としては分かれるかなと。
ただ個人的な希望としては、そのAppleメモでさって書いたやつを基本に、それをベースに今度そのフリーボードに持っていって、
なんかこう広げていきたいなって思った時に、今やり方としてはApple標準のメモで書いた手書きのものなら、
画像化して一回写真アプリに保存するとか、ファイルアプリに保存するとか、
画像としての書き出しをした上で、フリーボードに画像として貼り付けるっていう方法でしか今のところできない。
まあ、あんまり意味ないやん、だよね、それは。
そう、どうせなら書いたものを再編集できる形でフリーボードに持っていって、
そこでまた広げていったりとか、考えを付け出すみたいなことができたら一番ベースなのになって。
それが今現状で言うとできるのが、ProDrafts。
ProDrafts、拡大縮小も独自搭載してるんだよね。
独自搭載してる。だからAppleのメモで書いた手書きのオブジェクトがProDraftsに持っていくと回転もできるし、拡大縮小もできる。
少なくとも、はるなにとって現状はっていう限定はつくけれども、ProDraftsの方がいいんじゃないか。
本当に単純な理由でAppleの鉛筆ツールが好きだから、キーノートとかページズ、ナンバーズで使える鉛筆ツールは、
鉛筆であって鉛筆でない。
メモ帳が鉛筆であってかなり鉛筆なの?
よく見てほしいんだけど、書いたら全然質感が違うっていうか、
なんて言うんだろう、濃淡がないキーノートの方の鉛筆ツールは。
デジタルの偽鉛筆って感じだね。
エッジが白か黒かのどっちかだけで表現されているちょっとザラザラ感っていう。
Appleのメモで使えている鉛筆は、ちゃんと濃淡がある。
エッジのところが白か黒かだけじゃなくて、グレーも入ってて、ちょっと馴染んでる感じのグラデーションじゃないけど、
そういう質感があるザラザラ。
やっぱりキーノートのやつが、多分Apple Pencilというものが搭載される前からあった手書き機能で、
そこに色を付けようとするっていうか、風に鉛筆風にしようとするから、
このぐらいしかまだできていない古い仕様で鉛筆にしているっていう印象があるかもね、それでいうと。
まあでも、まあまあ時間経ったからそろそろ統合してよって、ずっとツールパレットが違うのが気になってて、
iWorkシリーズと、あとAppleのそういうメモ帳で使えるツールと、
あとさらにマークアップで使えるツールっていうのが、3つ種類があったの今まで。
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で、ようやく今回そのiPadOS 16のアップデートで、図形のボタンとかテキストボックスのボタンっていうのが、
Apple帳のツールにも追加されたことによって、一応マークアップのツールとAppleメモのツールはほぼ同じになった。やっと。
iWorkはさ、やっぱ図形を描画っていうのがあるから、なかなか手書きじゃない部分の機能まで変えないといけないから、
意外と難しい気がするな。
多分ね、だからいろんなその、わかる、なんとなくで、今まで来たやつをガラッとこう変えないといけないから、
難しいみたいなところは非常にわかるんだけど、やっぱね、その統合してよみたいな、
Appleってそういうの一番嫌いなんじゃないのっていう感じでは。
うん、まあね、その統一的な体験みたいなものとは結構外れている印象はあるかな。
だから、究極これは良かったけど、はるなはProDraftの方が良かったっていうことなのかな。
そう、今現状の話でいうと、ProDraftの方が優秀なところが多い。
それはAppleのメモと同じ鉛筆ツールが使えることと、丸三角四角とかがきれいに清書できる機能っていうのがついていることと、
あとは、選択ツールって、マーキングツールっていう、あれで図形とか写真と一緒に手書きのオブジェクトも選択ができるかできないかで、
ProDraftはできるんだけど、フリーボードは手書きの描画オブジェクトしか選択できない、選択ツールではね。
そういうその細かな仕様の違いとかもあるんだ。
そう、指でドラッグして複数のオブジェクトを選択する場合は、写真とか図形とか付箋とかっていう、そういうアイテム全部を触れるんだけど、
ツールパレット、手書き、描画の最中に選択ツールって、斜めの斜線が入った白っぽいペンみたいな、
あれ選択ツールを使って、ぐるっと囲んで選択するときは、描画オブジェクトのみしか選択ができない。
ある意味いいのかもしれないんだよね、それは。
ただ、今回のそのフリーボードで、付箋の、付箋を貼るっていうのがもう一個の独立したメニューになってるんだけど、
その上にテキスト入力じゃなくて、手書きでこう例えば書くとすると、付箋の画像データと手書きの描画オブジェクトと2種類あって、
それが描画オブジェクトを選択すると、文字だけしか動かなくなっちゃう。
指で両方を選んであげれば、一応動く。
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一応動く。
だから、謎の難しさが発生してしまうよ。
そう、だからちょっとね、手書きももちろんできるんだけど、手書きがメインかって言われるとちょっと怪しいというか、
タイプして文字を入れて、一部そういうので面倒なとこを手書きするぐらい。
うーん、っていう感じで、いちいちそのツールを切り替えないとうまくできないことっていうのがあるので、その手書きもできるっていう感じかな。
リアルタイム共有とかをしようと思うと、おそらく難しい制限なんかもあって、
多分これの理想ってさ、複数人で同時に触れて同時に動くものまでできるように、確かしようとしてるやつだよね。
リアルな、その速度で動かそうとするとそういう問題とかもあったりして、まだいろいろと試行錯誤しているところでもあったりするんかな。
うん、それはもうすごい感じるので、今の時点ではっていうのを強く強調した上で話してるけど、
今日の話は聞いてもらったらいいと思うけど、現時点では、はるなは無限キャンバスアプリなんか一個って言われたら、
ProDraftをおすすめするし、自分自身も使ってる。
まあ少なくともその半年一年ぐらいは多分その優位は変わらなさそうだね。
まあしばらくはそのままいけるんじゃないかな。
あとはそのAppleがApple独自連携みたいなのを組み込んでて、
例えばそのKeynote、Numbers、PagesとこのFreeboardを組み合わせるとなんかすごいいい感じに使えるとか、
Appleの目元も今みたいな感じじゃなくてもっとその連携度が上がってくると、もっと使い心地は良くなるのかなっていう感じ。
ただ手軽に無料で無限キャンバスのそのなんかアプリを一個選ぶっていうんであれば、
こっちのFreeboard、AppleのFreeboardを使うっていうのもいいんじゃないかなと。
まあそもそも無限キャンパスというものが何がいいかも多分使ってみないとわからんだよね。
俺いまだにわからんからね。
まあそのやる作業とか何をしたいかによって結構大きく変わってくるので、
前もさ、なんかの時にその無限キャンバスのメリットはもちろんあるけどデメリットもあるっていう話で、
Pageの概念がないことが良いことにもなるし悪いことにもなるから、それはもう用途によって違うので、
誰でも無限キャンバスがいいかっていうとそうではないし、
どういうことをするかに合わせて使い分けてもらったらいいんじゃないかなと思います。
その辺、無限キャンバスの向き不向きとかどういうことに使えるかっていうのは過去のiPadWorkersでもコンテンツにしているので、
そっちを参考にしてもらえたら嬉しいです。
18:00
本にも書いた。
本にも書いたね。このiPadWorkers2って呼んでるやつ。
なのでそういうのもチェックしてもらえると嬉しいです。
ということで今日はAppleが新しく追加したFreeboardという無限キャンバスアプリのお話でした。
番組への感想やリクエストなどは#iPadWorkersのハッシュタグをつけてツイートしてください。
それではまた来週。iPadWorkers Podcastでした。
バイバイ。
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