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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さてさて。
まだ暑いですね。
まだ暑いですね。
さて、いきますかね。
今回はITソフトウェア、社員さんが50人いる経営者の方というふうに書いてありますね。
ご質問いただきました。
いきたいと思います。
任せるとは権限の異常だと思っていますが、井上先生は任せることと責任を担保することは別に考えられていますでしょうか。
ということですね。
これ、人材育成論の中でやっぱり3つポイントがありますよと。
教えるっていう段階も大事だし、次にやっぱり少し進むと、自分で考えさせて意見形成させるって大事なので、
導く、単純に講演しなさいって教えるんじゃなくて、導いてあげるスタンスでいてほしいというポイントもあると。
それからもう1個は、任せるってすごく大事で、できるようになったことはどんどん任せていきましょうと。
この育成上3つのキーワードがありますよと。
任せる、導く、教える。
教える、導く、任せる。
教えるっていうのはやっぱりやり方とか最初の手順、特に新入社なんかで入ってきた新人のうちなんていうのは、2、3年はやっぱり教えなきゃいけないのでどうやるかとかね。
それが正しいかどうかではなくて、我々はこうやってるんでまずそれを覚えなさいみたいな時期が大事。
でもその次にはどうしたらいいと思うっていうこととかを含めて考えさせる時期が必要なので、思考の訓練も含めて導くと。
やれることは次に今度全面的に任せてみて、この任せると導くの差は何かっていうと、まさにここでいうこの問いかけの責任っていうことにちょっと近いかもしれないんだけど、任せる時の私なりにはやった結果を自分でちゃんと評価しなさいって意味も含めてるんですよ。
つまり、あなたのやり方でやりなさいよっていうことで考えてここの部分はやってねとやったら結果はどうだったっていうのは自分でまず評価するっていうことまでやらないと完結しないと思ってるんですね。
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任せると自己評価はセットなんですね。
そう僕は思ってる。
だからそれでよく言うのは任せられるようになるっていうのはイメージで言うと32、3ぐらいになってしっかりとちゃんとできるよねと言ってから任せるっていうイメージを持つ人が多いんだけど、そうじゃなくて変な話、できるようになったらまずちっちゃなことでもうこれはお前できるようになったよな、じゃあ任せるよって任せるっていうのを。
例えば配達行く時のこの道も全部わかってるし手順もわかってるからこのルートは任せるよだっていいしね。
そういうのは任せるっていうのはいろんな世代っていうかいろんな時代いろんな経験の中で重さはだんだん重くなるだろうけど軽いものから含めて任せるよっていう声がけも大事だと思ってるんですよ。
なので任せる。
これを言った時に多分じゃあ責任を持たせなくていいんですかっていう話は思ったんじゃないんでしょうか。
ここで大事なのは責任って何っていう。
そうですね。
責任の定義をしないと語れないかな。
確かに。
よくある責任を持てよっていうのは結果の責任を持てよとそれによって評価を悪くするとかね。
場合によっては大失敗しちゃってペナルティを受けるみたいなイメージを持つかもしれないんだけど公式なペナルティ会社としてのペナルティを受けるかどうかは
ここは逆に言えば上司がちゃんと責任を持って俺が責任を取るって言ってあげないといけないと思う。
もちろん失敗したことのミス、エラーによって起こったことは例えば評価の時点であれは今回はこの期間はあれはマイナス評価だよということはあっていいんだけど
そういうのだって責任の取り方の一つだと思う。
要するに結果が出たことに対してそれによって起こったことの影響を受けるか受けないかがやっぱり責任の一つの取り方
取るか取らないかということだと思うので
だから責任を取るということはやっぱり結果が悪かった場合にそのマイナスを自分で背負うかどうかということだと思うんですよね。一つはね。
で、そのマイナスの取り方によっては僕は育成上は任せた側の責任もあるので
僕はやっぱり上が責任を取るべきだと思う。そういう意味の責任。
結構ある責任っていうのはやっぱり起こったことに対してちゃんと全てを説明できるというか
なぜそういう展末になったのかとかいうことがちゃんと説明できて
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自分がやったことをちゃんと言える。結果こうだったということが自己完結できているかどうかというのも責任の一つだと思うんですよ。
だからちゃんと起こったことに対して相手に対しても、もし相手がいるんなら相手に対しても説明ができるかどうか
その説明責任が追えるっていうのもこの責任の中の1個だと思う。これは追わせた方がいい。
この上司の方が追う責任っていうのはそういう意味でいうと何の責任?
例えば左遷されちゃった。
例えばね。首になるとまでは言わないだろう。
組織上の評価されるポイントの部分はその任せた方の上司だけど
その起きた展末における説明責任は本人だよということです。
だからこそ僕はさっき言った最後に自己評価させなきゃいけないっていうのはそういうこと。
つまり起こってきたいろんなスタートして結果が出るまでの間のことを振り返って
自分なりにここは良かったと思います、ここはちょっとまずかったと思いますとか
っていうのを全部自分の中に落とし込まないと。
そういう意味での責任っていうのはやっぱり取るべきかなと。
なるほどね。上司は評価上の責任を取り、部下は説明責任を追うと。
ってことは任せることと責任を担保することは別ですかというと
一部あっていて一部種類によっては責任は取らせない、担保させないというのもあるんじゃないかな。
これ一般的に責任、会社組織上で責任を追うっていうと
例えばだけどお客さんからクレームになりました。任せた結果クレームになっちゃうと大問題が起きました。
どうするんだよっていうのは対応をする責任はやっぱり場合によっては上司が出ていかないと相手はなくしないよね。
っていうことで言えばそういうのはやっぱり上の人が責任を取って
当事者としてその問題の解決の責任者となるっていうのはやっぱり上司だと思う。
ただ実際にそれを起こっていることに関してちゃんとどうして起きたかをわかっていて
その結果自分の中で反省も含めていいから自分の中でそれを人にも説明できるし
自分の中でもこれは私が私がやったんですと言えるかどうか。
だから私が当事者ですと言えるかどうかがもう一つの責任だと思っているので
オフィシャルな責任者は上司だけど当事者っていう感覚は
本人は責任者として責任を持つっていう感覚でいないといけないかもしれない。
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なるほど。
じゃあ任せるっていう時にはここにも書かれている
任せるとは権限の異常だと思いますかという話で言うとそれはあっているんですね。権限の異常。
権限の異常。つまり任せたのにいやそうじゃないよダメだよそれやっちゃうというのは任せてるとは言わないので
だから任せた異常は決定させるということなので決定権者にさせるということだから決めさせることなので
結果は悪いことが起きたらいざとなれば僕が出るよと
負うべき責任は上司が通るよと
ただ私がやりましたとは思いなさいよということ。
あースッキリした。なるほど。
責任は私ですと。
責任はその代わりに俺が取ると。結局器ですね。
でもそれやらないと逃げちゃったら絶対任されなくなるからね。任せてくださいと言えなくなるからね。
権限異常してもらえない人ですねその場合は。
でも何かが起きたら説明できるというのは要は私です。
なるほど。
手挙げてちゃんと謝る必要があれば謝る。説明する必要があれば説明する。
ということですね。
いやいやスッキリしたじゃないですか。私はスッキリしましたけど。
何か他の件ありますかね。
まあないとは思うんですが。
されてましたよね。
でもやっぱり私ですって言えるかどうかって。
任された方がね。
決めたのも私です。
だからよくはこの間も研修やってたら。
うちの会社の文化では文化はって言い出して。
新任管理職の研修やってたんだけど。
うちのが上がいいとこ取りするんですよねっていうのがすごく出てて。
2、3人が言っててね。
十何人の会社で。
えっみたいな。人事の人が。
えっそんなのかさみたいな。
あったけど。
だからいいとこ取りしちゃうのはダメよね。
これも責任の裏側にはいいことがあったら。
評価として。
やっぱり大いに称賛しなきゃいけないという。
これそのパターンで言うと権限の異常をした場合。
何かあったら責任は上が多いじゃないですか。
権限の異常をしたんだから。
そこで出た功績は上がもらうっていう発想なんじゃないですか。
功績をもらう感覚でいたらまずいかな。
だけど結果そのチーム運営に対しての評価というのはされる可能性はある。
いいチームを作ったよねっていう評価は
実際の仕事上の功績だけではなくて
そういうチームを運営していると。
チーム成果を出せる運営をしているということは評価されている。
権限異常した以上そのパフォーマンスを出して結果出したら
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それは出した本人が評価されるべきである。
あなたですと。私ですっていうのは言ってあげないといけない。
でもダメだったときは責任は上が多いと。
だからやっぱ器ですねこれもう。
井上先生の皆さんコンサル図鑑スタンプありましたけど
勝手にポッドキャストの界隈のスタンプ作っていただいてましたが
あの中に井上先生の器を置きっていうコメントがありますが
それを思い出させるばかりですね。
いやいやいや任せるね。非常にシンプル。
端的にまとめていただいたので心痛い方ばかりだと思います。
私も含め頑張りたいなと思います。
というわけで本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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