研究費の中にはすごくいろんなタイプがあるんですね。
で、どんな人が応募できるかや、期間と金額によっていろんなタイプがあります。
今回は基本になるかなと思われる7つの科研費を紹介していきます。
7つね。
7つごとどころじゃないけど、まああの。
いやいや全然すごいよね。これ7つだけでもさ、私達も知らないことたくさんあるからさ。
そうだね。
改めて見ると。
じゃあ金額が少ないものからいきましょうか。
はい。
金額が一番少ない科研費、ババン。
研究活動スタート支援。
反応に困る。
あれ?
あ、そっか、すいませんでした。
これはですね、研究機関に採用されたばかりの研究者や、育児休業等から復帰する研究者等が一人で行う研究のことを言います。
期間は1年から2年、単年度あたり150万円以下の研究費がもらえます。
でもこれ採用されたばかりの若手からしたらすごくありがたい研究費かなと思いますね。
そうですよね。私これ育児休館の人とかも取れるの知らなかったですね。
取れるらしいよ。
なんかね、取れるっていうか応募できるらしい、普通に。
うんうん、応募ができる。
次は、ドゥドゥン、若手研究。
これは博士の学位取得後8年未満の研究者が一人で行う研究に対して与えられます。
期間は2年から5年が選べて、合計で500万円以下になります。
つまりあれだよね、大体単年度あたり100万以下ぐらいって考えたらいいのか?
5年って申請しないでさ、短く申請して年間200とか150とか使ってる人もいるよね。
そうだね、確かに。
その研究がどれくらいで終わり得るのかっていうのと予算の関係で皆さんいろいろ戦略があると思ってます。
じゃあ次になります。
ドゥドゥン、挑戦的研究。
これは一人または複数の研究者で組織する研究計画で、
これまでの学術の体系や方向性を大きく変革、変換させることを目指して、
飛躍的に発展する潜在性を有する研究が求められているものになります。
ここには2つのタイプがあって、開拓と邦画があります。
開拓は3年から6年間で500万円以上2000万円以下、邦画は2年から3年で500万円以下です。
邦画の方は探索的性質の強いあるいは芽生え期の研究も対象にするということで、
多分期間が短く金額も少し小さくなっています。
次のレベルの研究費の申請に役立てるような立ち位置というか位置づけなのかなってね。
私まだこの辺のどうやってどれに自分の点を出していくかまだ決めきれないというか、
あんまりわからずにいる飛躍的研究者です。
じゃあ次紹介します。
その次は基盤研究。
これは4タイプありまして、基盤S、基盤A、基盤B、基盤Cっていうのがあります。
順番にすごい金額が大きくなっていて、
Sは原則5年間で5000万円以上2億以下の結構まとまったお金がもらえます。
基盤Aは3年から5年間で2000万以上5000万以下。
Bが3年から5年間で500万円以上2000万以下。
基盤Cが3年から5年で500万円以下になります。
ここら辺から共同研究者がいていいし、
3から5年ってことだけが変わらなくて、S以外はA、B、Cは。
金額のレベルがSが高くて、次にA、B、Cってなっていってるって感じだね。
そうだね。結構なんかストレートな進路としてはさ、若手研究出して、
次、基盤の方のCとかBから挑戦していってっていう感じでみんな取っていってるんじゃないかなっていう。
そうだね。それが王道。確かに確かに。
それが私もよく見かけるルートだし、自分もたぶん次は若手研究に出してるから、
若手が出せなくなったら、若手研究も2回までだもんね。
そうだね。制限とかあるんですよね。いろいろ。
そうだよね。最多く2回されちゃったら次たぶん基盤に出さなくちゃいけなくて、
若手じゃないともう見なされるのかな、結果研究の中だと。
なんか私さ、周りの共同研究者とか先輩たち、
なんかその申請書、今度基盤Bに出すんだけどとかって、保険?
基盤Bとか金額が上がっていくにつれて採択率が落ちていくんだよね、きっとね。
だから保険として、朝鮮的研究のほうが研究に出そうと思うんだけど、
そっちも合わせてコメントいただけますかとか、お声掛けいただくときとかあるんだけど、
そっかそっかと思ったら、朝鮮的研究のほうがとかは、
結構ほうがって芽生え期の研究も対象としてるから、
あんまりこれまでの裏付けデータがありますとか、そういったデータがなくても、
前データがちょっと取れてたら、論文とかそれについてなんか取ってたりとかしなくても、
チャンスがあると考えていいのかなって思っていて。
研究自体がどういう研究のタイプなのかっていうのによって使い分けもできるし、
基盤研究に出すか朝鮮的にするか、たぶんそれが本来ではあるけど、
応募自体は複数出せたりもするから、
保険としてね。
そのあたりも考えてやってるんだろうな、みんないろいろ。
そうだね。お金が途切れないように戦略を持って提出前、大体秋だよね、提出。
小さいお金は秋で、スタート支援と大きいお金は春って覚えてる。
そうだ、スタート支援春に出した。
だからその時期の、ちょっとそれに間に合うようにみんな戦略を持って、
次で全部切れちゃうってなったら、何もかけに来ていないってなったら、
みんなじゃあ2つ出そうみたいな、保険かけとこうとか。
いくら自信があっても落ちるとき落ちるもんね、この手のやつ。
っていう感じですかね、基盤研究とその朝鮮的研究の。
もし間違ってたりとかしたら、ぜひコメントで教えてください。
はい、次ですね。
次は、学術変革領域研究。
こちらは、学術変革Aと学術変革Bの2タイプがあります。
いろいろと書いてあるんで、ざっくりと金額だけ言っちゃうんですけど、
Aは5年間で、人研究グループあたり5000万以上、3億までもらえたりします。
で、必要であれば3億を超える応募も可能っていう。
結構ドカーンと、ここで規模がまた大きくなっています。
で、学術変革Bの方は、3年間で、1研究グループあたり5000万以下っていう風になっています。
これは、たぶん少し基盤研究と違うのは、
少数とか小規模の研究グループが合同で行ったりするっていうところが含まれ出すっていうのがちょっと違いかなと思います。
ここら辺からかなりインパクトが高い研究してるなって思う。
例えば論文化してたりプレスリリース見てても。
あとさ、この辺からさ、この後ちょっと説明しようと思ったけど、面接とか入るよね。
あ、やっぱそうなんだ。
確か。
なんかJSTとかの、JSTの総発とかは面接あるじゃん。
いや、この辺も面接あると思うな。
あ、あるんだ。
なんかその、私のイメージ的にはさっき言ってた基盤のS以上ぐらいからすごい、なんか、ネイチャーとか出してる。
わかる。
基盤S以上から、なんか定期的にっていうかその、バンって感じじゃなくて、すごくコンスタントになんかネイチャーレベルみたいなのを出してるイメージね。
イメージ、勝手なイメージだけど私は。
そうだね。
ちょっと逆にこう私の未知の世界からここら辺を取ってるビッグラボっていうかその。
確かに。
いや、でも私たちもきっと10年、20年経ったら出せるかもしれない。
よっしゃ頑張ろう。
メラメラ、メラメラ。
はい、では次に参りたいと思います。
次はどんどん上に上がっていきますが、どどん。
ちょっとだけ研究計画書何書くかっていうのを説明しておくと、
結構シンプルで、2つしかなくて、
1つは研究の目的、研究方法などを書くっていう大きな欄があって、
そこに、
うん、なんかそうだよね。で、研究目的とか方法に至るまでのその分野、当該分野の背景とかだよね。
物語調で書く感じだよね、なんか。
そうそうで、どうしてその着想に至ったのかとか、
で、その欄がバーっと何ページか、でもそんなにないよね、2、3ページぐらいだよね。
あの、若いやつは、若手が出せるやつは。
うん、やつはそんな長くないけど、たぶん、
あの、さっき言ってた、取れるお金が大きいものとかは、ビッグ予算はたぶん、
ね、ページも違うんだろうね。
うんうんうん、そうだね。
そうだね、で、プラスでもう本当に1枚ぐらい応募者の研究遂行能力および研究環境を書くっていう感じになります。
で、よく言われる研究書を書くために大切なことは、
なんかそんなない気がするなと思ってるんですけど、超当たり前なんだけど、分かりやすく書くということ?
いやーでもこれ、その、まあ、書いてくれてるけど本当に一番難しいよね。
なんか分かりやすく書くって。
難しいと思う。で、なんか私が最近思ってるのは、日本の場合って審査員が分野外の人になっていると思っていて、
うん、ことも多いよね。
そうそう、なんか、いやもちろんみんな研究者だし、審査員してくれるのは研究者なんだけど、
日本の研究計画書の課金費って日本語で基本的に書いてもいいことになってるから、
日本語読める人が審査員なんですよ。そうなると国内の人しか審査員いなくって、
でさ、なんか生物のこれについての分野やってても、その中でもめっちゃ細分化があって、
あるよ、あるよ、あるよね。
でさ、しかもさ、なんだろう、なんかいい例あるかな。
ペプチドのことやってますってなるとさ、ペプチドってさ、いろんな生き物が持ってるものじゃない?
なんか扱ってるさ、モデル紙が違ったりする人が審査員になることも全然あって、
あるしさ、なんだろう、
私とか普通に生物分野だからさ、動物やってるけど植物の先生審査員のこととか全然あるって聞いてるもん。
あ、それはあるよね。
うんうんうん。だからさ、まじでさ、なんか論文書くっていう時と研究計画書書く時ちょっとやっぱなんかコツ違うなーって思う。
だから専門性がさ、高い言葉とかもさ、使うとよくないじゃん。
だって何これってなるし、知らない人からしたら。
そうそう。
だから絶対に、例えばそういう専門用語を書きたい時は、論文もそうだけど初めて出す時は説明を加えたり、
何々という○○っていう説明文をちょっと枕言葉で加えたりとか、
そうやってわかりやすく流し読みする時に、なんだこれってなるものがないようにしないといけないみたいな。
わかるわかる。それはすごい私も言われたかも。なんか読んでて引っかかるところをまずなくしなさいみたいな。
まあだって向こうめっちゃ読んでるもんね、審査員はね。
いやーそう、審査員のこと考えて書かないといけない。
大量に送られてくるだろうから。
あと結構かぶってるけど、なんかすごい言われてたのは、これを書けって言われてることをちゃんと書くっていうのも大事って教わってて、
研究目的とか研究方法のところには説明書きが書かれていて、ちょっと読むんですけど、
学術、これまでの多分この業界の流れや新たな展開など、どのような学術背景の下で、どのような学術的問いを設定したのかを書けって書かれているので、
もうこの通りに書くのが絶対大事だし、
この課題研究の学術的独自性や創造性、着想に至った経緯、国内外の研究動向と研究の位置付けなどの記述を求めてますって書かれてて、
これ書かれてるってことは、この研究の独自性は何なのか、創造性は何なのか、どういう着想で至ったのか、
もう多分全部書かないと本当はいけなくて。
だってあれだよね、多分審査員ってこの点について点数をつけないといけないから、
多分そうだよね。
テストと一緒だよね。テストと一緒でこれ、その例えば着想に至った経緯について何点とかって決まってたら、
それに対する答えが書いてないと点数つけようがないからってことだと私は認識していて、
確かに、いや多分そうだと思う。