1. サイエントーク
  2. 60. 論文ってそもそもなんだっ..

世の中に溢れる論文。そもそも普通の文とは何が違う?馴染みがない人にも知ってもらうべく、論文の基本的な事から作り方、探し方、価値の測り方などについておしゃべりしました。

毎月10日科学系ポッドキャストの日企画「論文」回です。


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【トピック】

・論文ってどんなもの?

・論文のタイプと構成

・世の中に出るプロセスを追ってみる

・論文の価値は何で測るのか問題

・どうやって論文情報を得るのか?

・ホントの価値を考えてみる。


論文については人によって様々な見方や価値の考え方があると思います。

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【参考文献】 ・ポッドキャストと視聴環境に関する調査論文

The relationship between environmental context and attentional engagement in podcast listening experiences

・歴史上最も引用されている論文

Protein measurement with the Folin phenol reagent, Lowry, O. H., Rosebrough, N. J., Farr, A. L. & Randall, R. J. J. Biol. Chem. 193, 265–275 (1951).

被引用回数の多い科学論文トップ100, Natureダイジェスト

・論文についてわかりやすく解説されている資料→ 学術論文の読み方


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【番組について】

おしゃべりな研究者レンと普通のOLエマが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。

人類の科学の歩みと2人の人生を重ね合わせるシリーズ「科学史と人生史」を更新中。

⁠⁠⁠⁠https://scientalkclub.wixsite.com/scientalk⁠⁠⁠⁠

【プロフィール】

レン:おしゃべりな研究者。企業研究職として働く博士。専門は有機化学と生命科学。趣味は科学者の逸話やクセ強めな研究収集。

エマ:自称普通のOL。 よく間違えられるが実は理系。番組のイラスト製作を担当。学生時代カナダに留学していた。

【サイエンマニア】

レンがゲストと世界を探求する番組

⁠⁠⁠⁠https://scientalkclub.wixsite.com/scienmania⁠⁠⁠⁠

【BGM】

オープニング:オリジナル曲

トークBGM:⁠⁠⁠⁠DOVA-SYNDROME

Table of Contents

論文とは何か
Speaker 1
今回は、論文の話。
Speaker 2
レンです。 エマです。サイエントークは、研究者とOLが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。
Speaker 1
突然なんですけど、ポッドキャストって暗いところで聞いた方が集中できて頭に入る気しないですか?
そうですね。 あ、します?
Speaker 2
なんか視界のさ、情報がなくなるからさ、より耳から聞く情報に集中できそう。
Speaker 1
だよね。 じゃあこれ、僕、新発見だと思うんで、紙にポッドキャストって暗いところで聞くと、内容に集中できて頭に入るって文章を書いたとして、これって論文ですか?
論文じゃない。 なんでですか?
Speaker 2
論文ってなんか、ジャーナルがあって、そこにサブミットしてアクセプトされて、そして世に発表されるじゃん。
いろんな人がレビューして。 そういうプロセスは経てないから。
Speaker 1
そういうプロセスがないと論文とは言わない。 うん。
Speaker 2
じゃあ小論文は論文じゃない? 小論文。
あのなんかテストとかに出てくるやつ、論文じゃないんじゃない? あれは小論文でしょ?
Speaker 1
あれは小論文。 じゃあ、そもそも論文ってじゃあ何ですか?
さっき言ったプロセスを経ないと論文って言っちゃいけないですか?
そんなイメージがある。
ざっくりね。 おっしゃる通りなんですけど、でも論文って何って言われたら、意外とスパッて言うの難しいなと思って。
Speaker 2
じゃあさっき私が言った論文は、もっと大きな論文という括りの中の一つの論文だったりするの?
Speaker 1
そうそうそう、今君が言ったサブミットしてアクセプトしてとか言うこと、こうやってなじみない人も多いと思うんですよ。
なんで今回は論文についてもっとしろう回です。
Speaker 2
論文とは何ぞやってことですか?
Speaker 1
何ぞやとか、どういう過程で世の中に出たものなのかとか、そもそも論文ってどうやって評価されるのかとか、
Speaker 2
この辺って、研究者の人はみんなわかってると思うんだけど、そうじゃない人との理解が結構違うところなんじゃないかなと思って。
論文の定義と条件
Speaker 1
なんかみんなさ、論文って言われたらさ、なんかちょっと硬い文章だなみたいな、そんな感じのイメージだと思うんですよ。
Speaker 2
なんでちょっとその解像度を上げようっていうことですね。
Speaker 1
あと、論文の価値って何だろうとか、ちょっとそういう話もしていきたいかなと思います。
で、なんで今回こんな話するかっていうと、今回ね、科学系ポッドキャストの日企画、ちょいちょいやってますけど、
今回は、奏でる細胞っていう番組のたつさんがホストで、論文について語ろうっていう企画を考えてくれまして、
Speaker 2
おもしろい。
Speaker 1
いろんな番組が論文の話してると思います。
僕ずっとやりたかったんですよ、論文の話。
みんなで論文をしろっていうのをやりたいなと思ってたんだけど、なかなかできなくて。
で、科学史で一体いつから論文ができたみたいな話すればいいのかなと思ってたんだけど、だいぶ先なんだよね。
Speaker 2
なるほど、なるほど、確かに。
Speaker 1
論文って、私がさっき言ってた論文は、すごい研究者の活動のメイン活動のひとつじゃん。
Speaker 2
だからね、そこをいろんな人に知ってもらえるっていうのはいい企画ですね。
Speaker 1
っていうことなんで、その企画に乗っかってやります。
これを聞いたら論文とお友達になれるかもしれません。
じゃあ、最初に、さっき僕が言った、ポッドキャストって暗いところで聞くと内容に集中できて頭に入るっていうことが、論文じゃない理由?
これなんかもっと細かいところじゃないですか?
Speaker 2
さっき言ったのはさ、論文として発表されるまでの過程を経てないっていうことだけど、
Speaker 1
それ以外のことで言ったら、ただの仮説じゃん。
Speaker 2
私の中での研究の論文って言ったら、イメージはちゃんと実験とかしてデータとか出して、
その仮説を証明したりとか、結論があるみたいな、そういうのが必要だから、
今、れんが言ったのって、ただの仮説で一言で終わりみたいな、データもない。
Speaker 1
仮説ってかもはや感想だよ。
Speaker 2
感想。それって感想ですよね。
Speaker 1
それって感想ですよねってことじゃん。
これ一言で言うと、根拠がないってことだと思うんですよ。
Speaker 2
根拠がない。
Speaker 1
で、論文と他の文章の一番の違いって、この根拠に基づいて書くっていう。
Speaker 2
なるほどね。
Speaker 1
これがね、一番ベースになってるとこ。
ポッドキャストと論文
Speaker 2
じゃあ、論文の定義は根拠に基づいて書く文ってこと?
Speaker 1
本当の最低限だね。
Speaker 2
じゃあ、まだ他にも条件があるのか。
論文。
Speaker 1
研究とか以外も含めた論文、そもそも論って論じるとかの論ですけど、
それってある仮説とかもある根拠があって、それに基づいて言うとこういうことが論じられますっていう文章だから、
最低限やっぱ根拠は必要だと。
で、その中でも一般的に論文って言うと学術論文みたいなイメージが強いんで、
Speaker 2
今の社会で言う論文って言うと、その分野で行われている研究の結果を根拠とともに示してるみたいな。
Speaker 1
っていうのが論文ってことですね。
Speaker 2
じゃあ、さっき言ったポッドキャストを暗いところで聞くみたいな話って、どうやったら根拠を示せると思います?
根拠?実験するんじゃない?
なんか、いっぱい人集めて、で、明るいところで聞く人と、暗いところで聞く人でどれぐらい覚えてるかみたいな実験したらいいんじゃん。
Speaker 1
そうそうそう。
やったら複数人にもう同じことが言えるのかとか、複数の条件を変える。
明るいところでやるのと暗いところでやるっていう、その2つがないとさ、どれぐらい暗いところだったらいいのかとかもわかんないじゃん。
みたいなのを複数回やって、統計的に意味がありますよっていう根拠を持って示せば、それは論文として発表できるっていうことなんですよね。
で、このポッドキャストの話って実は本当に論文になってる内容なんですけどね。
Speaker 2
そうなんだ。
Speaker 1
これはね、ポッドキャスト視聴体験における周囲の環境と注意力の関係っていう、日本学者はそういう論文が出てまして。
Speaker 2
どこの国の人が出したの?やっぱアメリカ?
Speaker 1
どこの国?あ、著者?
Speaker 2
なんかアメリカってやっぱポッドキャスト一番進んでるイメージがあるから。
論文の種類と構成
Speaker 1
イギリスですね。イギリスのヨーク大学っていうところの人と、あとはBBCのリサーチアンドデベロップメント、ロンドンが論文として、
2023年1月16日にフロンティアーズインサイコロジーっていう論文に出してました。さっき言ったの。
で、実際の内容は、そのポッドキャストのリスナーの人と人にいろんなアンケート答えてもらったり、
あとはポッドキャストを聞きながら何かをやるっていう人がそのアンケートから多いことがわかったと。
あとは聴取場所が静かであるほど注意力が高くなるっていうか、割と当たり前っちゃ当たり前なこともあったりするんだけど、そういう論文も出てると。
だからちゃんと根拠を示してれば、最初に僕が言った一見めちゃくちゃなことでもちゃんと論文にはなるんですよね。
Speaker 2
なるほどね。
Speaker 1
っていうことです。なんで、ただこうやってもうやってるっていうパターンもあるじゃない。
Speaker 2
そうだね。もうすでに誰かが発表してるっていうパターンね。
Speaker 1
そうそうそう。っていうのもきちんと調べないといけない。
だから根拠があるだけじゃなくて、これまでに他の人本当にやってなかったのかっていう参考文献、こういうリファレンスとか言いますけど、
みたいなのもちゃんと載せて、これは新しいですっていうのを言うみたいな。
Speaker 2
なるほど。
Speaker 1
それも論文の1個ポイントとしてありますね。
じゃあ、絶対新しいことを書いてあるのが論文なのかっていう、これどう思います?
Speaker 2
新しくなくてもいいんじゃない?
Speaker 1
新しくなくてもいい。
Speaker 2
過去のこの分野の研究のまとめみたいな、そういうのでもいいんじゃない?
Speaker 1
そうです。日本語で言うと創設とか言いますけど、英語だとレビューですね。
レビューって本当に言葉のままでレビューなんで、再び見るみたいなんですけど、
学術論文の構成
Speaker 1
その分野の論文をまとめて、分野のまとめた知見みたいな感じの論文もあると。
だから、論文イコール新しいものが全てではない。
Speaker 2
なるほどね。
Speaker 1
そう。大きく分けると、そういう学術論文の中でも新しいことを書いてる論文。
で、それをまとめてるレビューみたいなのがあったりします。
Speaker 2
じゃあ、結局、論文のなんだろう?大きな枠組みでの論文は、定義はなんだっけ?それもう言ったっけ?
Speaker 1
一番大きいのは、だから根拠に基づいて書いてるっていうのが一つ。
で、その中には学術論文、だから研究の実験と結果みたいな、そういうのも根拠に基づいて書いてるっていうのもあるし、
小論文もちゃんと論理的に書いてある文章っていう意味で論文の中には入るけど、
まあ、研究とはちょっと違うよね。
Speaker 2
小論文とか学術論文以外に論文って何かあるの?他のグループ。
Speaker 1
他のグループで言うと、これ論文っぽくないんだけど、教科書も昔の論文を集めてるものですよね。
だから、大きい意味の論文には入るんですよ。テキストブック。
だから、そのレビューをさらに進化させたやつが教科書みたいな。
Speaker 2
あー、なるほどね。
Speaker 1
っていう意味で言うと、大きい論文のくくりの中に教科書も入ってくる。
まあ、論文っぽくないけどね、一般的に言う。
Speaker 2
え、じゃあさ、新聞記事とかはさ、論文になるの?ちゃんと根拠を示してて、そしてリファレンスを書いてたら。
Speaker 1
なるんじゃない?
Speaker 2
うーん、なんか何でもそれで言ったら論文になりそうだな。
Speaker 1
広い意味だったね。
だけど、現代において一般的に論文って言うと、学術的な方の論文を指すことが多いんで、
基本的には学術論文のことを指してるって感じですね。
Speaker 2
なるほどね。
Speaker 1
で、ちなみに、さっきレビューとあとは普通の論文ってありますって言ったけど、
普通の論文の中にもジャーナルとレターって2種類あって、これはまあ長さですね。
比較的文章が短いパターンの論文、これレターとか言います。
これはね、結構速報っぽい感じのが多い。
Speaker 2
で、まあそこそこ長くて、フル版みたいな、はジャーナルって言われますね。
速報だったら、まずレターで速報出してからジャーナル出すみたいなパターンもあるの?
Speaker 1
そういうパターンもある。
まあでも、レターだけの論文もあったりするし。
それはそれぞれですね。
で、ここからだから学術論文の話しますけど、
結構大事なことって、構成とかだと思うんですよ、論文って。
ある程度決まってる構成があって、
てか、そもそも論文って、ちゃんと事実をねじ曲がらないように書かなきゃいけないんで、
みんなオリジナルの書き方でやっちゃうと、めちゃくちゃになっちゃうんですよね。
なんていうか、俺はまずこういうことをやったぜっていうのを最初にバーって書いて、
で、その背景を後からめっちゃ書いてみたいな、書き方もできるし、
逆に、この分野はこういう発展をしてきてっていうのをバーって書いた上で、
じゃあ僕はこれをやりましたって一番最後に書くみたいなパターン。
まあどっちも論文としては正理すると思うんだけど、
みんなそれをやっちゃうと、もうめちゃくちゃになっちゃうので。
ある程度パターンは決まってる。
で、最初にタイトルがあって、
で、だいたいその次アブストラクトってやつがありますね。
これようやくですけど、論文の内容を簡潔に書いてる文章。
これアブストラクトって言います。
だいたいその論文ざっくりつかめるのもアブストラクト読むってとこですよね。
Speaker 2
パッと見てすぐ読めるように。
だいたい何書いてるかわかるかなみたいな。
Speaker 1
そうそうそう。
で、気になる内容だったら本文読むみたいな。
で、その次にだいたいイントロダクションがありますよね。
序論ですね。
これがこの研究内容、自分がやったやつはこういう分野で、
過去にはこういう実験とか研究もやられていてっていう最初に説明がイントロダクションで入る。
で、その後に、これ論文によって順番は違うかもしれないけど、
だいたい実験の方法、マテリアル&メソッドとかリザルトですよね、結果ですよね、っていうのが続くと。
論文の構成
Speaker 1
で、その後にディスカッション、これは考察とか、この結果から言える考察みたいなのを書いてるとかがあって、
結論書いてあって、で、最後にだいたいリファレンス、参考文献がついてる。
Speaker 2
こういうセットですね、論文っていうと。
Speaker 1
えまさん、論文読んだことあるんで。
Speaker 2
なんとなくその並びは知ってますけど、でも今の話聞いて、普通に高校生とかが作るようなレポート、
高校生じゃなくてもいいか、普通の大学生の1,2階生とかが作るような実験レポートとかもだいたいそういう項目でレポートすんじゃん。
Speaker 1
そうね。
Speaker 2
だからそれも論文と言えるのかな、ある意味。
Speaker 1
うん、それも論文と言えるんじゃない。
世の中に発表する新しいことじゃないかもしれないけど、多分言ったら論文書く練習みたいなもんですよね、やってるのって。
で、多分人間がこの長い歴史の中で、ちゃんと根拠に基づいて書くっていうのはこの方式がいいですよっていうのを作り上げてきた形みたいな。
それが論文だと思うんですけど、みたいな感じですね。
論文って、だから自分で今この紙に書いたとして、それだけだと発表できないんで、当然論文を発行する雑誌みたいなのがあるんですよね。
言ったら漫画家が少年ジャンプに投稿して、ワンピースが発行されてますみたいな、論文も全くそのプロセスは一緒。
で、研究者が学術雑誌に論文を投稿して、それが発行されるっていう形。
もう撮ってますね。
でも、この雑誌側は何でもかんでも論文ですって提出されたものを載せられるわけじゃないと。
それはそうだよね。
だって、俺が午後3時になったらおやつを食べたくなりますみたいな文章とかめちゃめちゃに送りまくってさ、
それをはいはいはいつってさ、適当に論文として発行しちゃったら、もう世の中情報めちゃくちゃになっちゃうわけじゃん。
Speaker 2
そうだね。
Speaker 1
みたいなのがないようにちゃんとチェックしないといけない。
Speaker 2
だけど、多分提出することはできるよね。
誰でも提出できる?
Speaker 1
うん、提出はできると思う。
Speaker 2
一般人でもできるの?
Speaker 1
一般人でも登録ちゃんとやれば、あと雑誌によって所属ちゃんとしてるとか、
その時点でダメなとこもあるかもしれないけど、基本的には出せる。
いろんなジャーナルあるからね、世の中に。
Speaker 2
その論文を雑誌の出版社に提出するのがサブミットって言ってるやつですね。
Speaker 1
提出するっていう意味ですけど。
Speaker 2
だから、こないだれんくんはコイン届をサブミットって言ったわけですね。
そうですね。コイン届が論文だとしたら、それは市役所に提出する。それがサブミットです。
Speaker 1
論文も一緒。論文を出版社にサブミットする。
っていう過程があって、で、それを編集部みたいなとこが受け取るわけじゃないですか、まず。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
はいどうもっつって。だいたい今オンラインですけどね。
で、まず編集部が確認すると最初に。
で、この時点ではじかれるパターンもあります。
Speaker 2
なるほど。編集部っていうのはどれぐらいの人なの?
Speaker 1
どれぐらい?
Speaker 2
割と専門家でしっかり深くチェックする人たちなのか、それともそれよりも知識がない人とか、
全くのど素人が見て、これもうあかんわみたいな感じでチェックする。
チェックじゃない、はじくのか。
Speaker 1
いや、結構ね専門性はある人だと思う。
Speaker 2
うーん。
Speaker 1
例えば有名なアート、ネイチャーとかあるじゃないですか。
ネイチャーだったらそのネイチャーの編集部みたいなとことか、あとはその編集部の人がある程度専門性持ってる人が見るっていうパターンもあれば、
その編集を取りまとめてる大学の教授。
うんうん。
みたいな人が大体その責任者みたいな感じでツイスたりするんですよね、その役職に。
Speaker 2
で、その人がパッとそれ見て、もうダメだったらもうダメってなっちゃう。
Speaker 1
うんうん。
これね、結構あるパターンですね。
Speaker 2
いや、これは全然まだこの雑誌に載せるレベルの論文じゃないよってなったらもうその時点ではじかれちゃう。
Speaker 1
なるほどね。
で、この拒否されるのはリジェクトって言いますね。
Speaker 2
うんうんうん。
これは非常に悲しいことです。
リジェクト、はい。
Speaker 1
研究者にリジェクトって絶対に声をかけてはいけません。
Speaker 2
はい、はい、はい、はい、気をつけます。
Speaker 1
なんかの受験生に落ちるっていうのと一緒だと思う。
Speaker 2
なるほどね。
Speaker 1
うん。
論文の査読プロセス
Speaker 1
で、まあ編集の人はまあこれは大丈夫そうだなってなったら、次は査読っていうプロセスに進みますね。
英語で言うとピアレビューとか言いますけど。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
で、この査読っていうシステムがまあ結構難しいシステムで、
Speaker 2
はいはい。
Speaker 1
で、その出した分野の自分以外の研究者に、
Speaker 2
うん。
Speaker 1
まあ大体3人ですけど、送って見てもらって、
で、この分野的にちゃんと新しいことやってますよとか、新しいこと書いてますよっていうのを、
研究者がチェックするっていうプロセス。
Speaker 2
なるほどね。
その分野のことわかってる人がちゃんとチェックするんだ。
Speaker 1
そうそうそう。
まあ大体大学の先生とかがやりますけど。
Speaker 2
その分野で有名な先生とかがやるの?
Speaker 1
有名な人ももちろんやるし、
まあでもいろんな人やると思いますよ。
僕の友達の虚教になった人とかも全然レビューしてる人もいますし。
Speaker 2
それは何?なんか雑誌側からレビュー案になってくださいみたいな依頼が来るの?
Speaker 1
そうそうそう。
メールできたりするっていう感じですね。
Speaker 2
それはレジェクトできるの?
Speaker 1
どういうこと?
ああ。
Speaker 2
やりたくないって言って。
Speaker 1
まあできなくはないんじゃないかな。
あんま聞いたことないけど。
Speaker 2
お金もらえんの?
Speaker 1
お金もらえないんじゃないか。
もらえるパターンあんのかな?ちょっとわかんないそれ。
もらってない気するけどな。
学術論文のレビューと改訂
Speaker 2
でもそしたらただバカたらきだよね。
Speaker 1
そうね。
で、これはまあ匿名でやるんですよね。
誰が見たみたいなのが基本的にはわかんない形になってる。
Speaker 2
何人ぐらいが見るの?
Speaker 1
3人かな、大体。
まあちょっと違うのもあるかもしれないけど。
まあそのレビューは3人選ばれて、
その3人がチェックしてそれぞれコメントをつけて、
で、自分に返ってくるとテストしたらね。
まあこれ大体レビュアー2番厳しい説みたいなのあったりするんだけど。
これなんかみんな結構いろんなジャンルで聞くから、
なんかそういう感触があるのかもしれないけど。
これ俺もある。
なぜかレビュアー1番はめっちゃこの論文はいいねって書いてるけど、
レビュアー2番はいやこれはもっとこういうデータが必要だから、
今はダメですみたいなこと言われたりする。
まあいろんなこと言われますね。
Speaker 2
3番は?
Speaker 1
3番はじゃあだからどっちかなみたいな。
プロレスの審査判定みたいな感じ。
なるほどね。
で、ここで一発で通るってパターンもあるんですけど、
まあかなりそれは少ないっていうかほぼない気がしますね。
Speaker 2
大体はリバイスっていう改訂するっていうことが必要になる。
Speaker 1
だからレビュアーが論文読んでここはもうちょっとこう書いた方がいいとか、
ここのデータがもっと足りないから追加で必要ですみたいな。
のが来たらそれに答えなきゃいけないね、論文訂正した人は。
っていうのがあって、これが結構程度があって、
ほんとちょっとしたこと直したらいいよっていうのがマイナーリビジョンっていう、
ちょっとした修正みたいな感じですけど、
メジャーリビジョンっていう結構でかい訂正必要ですよこの論文はみたいな。
来たらこれ結構大変、場合によっては1年とか伸びたりするね、論文出るまでに。
Speaker 2
大変ね。
Speaker 1
大変だよ、実験やり直さなきゃとかなったり。
で、あとは本当にダメだったらもうリジェクトされちゃいますけどこの時点で。
Speaker 2
そっか。
Speaker 1
そう。
で、このレビュアーの要望にちゃんと答えて、
論文の認定とビジネスモデル
Speaker 1
で、もう1回送ってOKですよって出たらやっとこれが論文として認められて、
Speaker 2
編集部もOK出して、で、アクセプト。
めでたく。
Speaker 1
めでたく論文掲載OKですっていう受け入れがされて、やっと論文になると。
そういうのを経たのが学術論文なんで、いろんな人の目には触れるわけですよね。
で、そこから先も、例えば論文発表しました、で、編集部で発行しました、
で、今だったらネットで見れます。
でもこれおかしくねみたいなやつとか、これなんかちゃんと実験再現しないぞとかなって、
Speaker 2
論文が取り下げられたりすることもある。
それはスタップ細胞とかですか?
Speaker 1
そうね、スタップ細胞とかも取り下げられましたけど、
とか、あとはちょっとした修正をあげるとかもあるけど、論文ここちょっと違ったんで、
文言修正しましたっていう改訂が出たりもする。
結構論文ってだから生き物なんですよね、生物なんですよ。
いろいろ変わったりもするし、出てたはずのやつが取り下げられたりもするから、
Speaker 2
ちゃんといつの時点で出てたとかも一堂大事にはなってくる。
なんかさ、スタップ細胞とかって結局再現できなくて取り下げられた?だっけ?
とか、あとはデータの捏造とかって多分あったりするじゃん。
そういうのは、さどくとかの段階で気づいてるとかってできるのかな?
Speaker 1
うん、もちろん多分それで気づいてっていうパターンもあると思うよ、世の中には全然。
Speaker 2
このグラフなんか同じじゃね?みたいな、コピペしてね?みたいな。
Speaker 1
うん、そうそうそう。
まあ、でもどうしても3人だから、で、その3人が気づくかって結構難しいところで、
そこで気づかなかったら、世の中の誰か気づかないともう世に出ちゃうわけだし、
そのチェックはかなり難しいですよね。
当然編集部でもやったりすると思うけどね、そういうグラフとか図のチェックとか。
まあでも今でもやっぱありますよ、そういう捏造論文とか。
Speaker 2
あるよね、たまにニュースとかで聞くよね。
Speaker 1
だからある意味論文が出るっていうのがゴールじゃないですよね、全然。
結構出てから始まりみたいなとこあって。
で、そっからやっぱいい論文だったら評価されていくし。
Speaker 2
うんうん、なるほどね。
Speaker 1
っていう感じですかね。
Speaker 2
論文ってアクセプトされたら謝礼金みたいなの出んの?
いや、逆のほうが多くて、むしろ払うパターンのほうが。
Speaker 1
掲載料ってことでお金払うって感じが多いね。
だから論文出して、それで儲けるみたいな感じではない。
Speaker 2
まあでもその人の実績になるから、その人にとってはもうお金を払ってもやりたいことなんだね。
Speaker 1
うん、もちろんもちろん。
やっぱりそれでこういうところで論文をしっかり発表しましたっていうのをもって、
例えば国から研究費もらったりとか、会社からお金もらったりとか、そういうのは発生するから。
確かにね、意外と論文出したらお金もらえるかって思ってる人もいるかもしれない。
漫画だったらもらえるもんね。
Speaker 2
そうだね、論文のビジネスとしては、著者側が払って、
そしてあとは論文出たものを買う人が払って、
で、レビュアーにはおしゃれも得りなくて、
もう全部あれだね、論文側としては、雑誌側としてやるべきことは、
ちょっと編集して、作読してってぐらいで、人件費ぐらいしかかかんないから。
Speaker 1
だからめっちゃすごいビジネスモデルと言われてますよ、出版社は。
まあ儲かるもんね、そりゃ。
Speaker 2
そうだね。
Speaker 1
で、結構やっぱ論文が権威化してるというか、
それもちょっと後でインパクトファクター的な話とかもちょっとしようかなと思うんですけど、
まあそういうのもありますよね。
論文の出版プロセスとアーカイブ
Speaker 1
ただでも社会的にはやっぱ、もう結構インフラみたいになってますよね、一切。
Speaker 2
でも普通の出版社とは違うもんね、普通の本とは違うじゃん。
Speaker 1
本とか漫画とかとか。
そしてあんま紙に印刷されること少ないんじゃないかな、年代において。
もうネットで公開するだけみたいなのが多い気がするね。
Speaker 2
そうだね。
Speaker 1
まあでも管理とかホームページとか、いろいろ仕事あると思いますよ、出版社も。
レビューはお願いしてとかはあると思う。
あと最近アーカイブって言って、その作読前の論文を世の中に発表するってパターンもあったりするね。
そういうオンラインのなんちゃらアーカイブとかでみんなで見るみたいな。
まあそういうのは結構多いですね、特にコロナウイルスの論文とかは結構そういうバイオアーカイブとか、アーカイブ系にボーンって出てて、っていうのは結構多かったかな。
で、そっからちゃんとした論文に掲載されるやつは掲載されるしって感じ。
Speaker 2
それはどういう論文がアーカイブされるの?
Speaker 1
なんでもだと思うよ、なんでもそういうのはあると思う。
Speaker 2
でもプロセスの一部にデフォルトでついてるわけではない?
Speaker 1
っていうわけじゃないね、そこに出したい人は出しているみたいな感じだけど、それが最近ちょっと一般的になってきたかなっていう感じですね。
Speaker 2
なるほどね、そしたらでもいいね、もっと3人以上の人に見てもらえるから、よりなんか信頼性が上がりそう。
Speaker 1
結構みんな、もちろんそこで出てるやつがちょっと違くねみたいなやつがある可能性も上がるんだけど当然、作読前論文が出るわけだから。
だけどみんなで見れるっていうのは良いことではあると思いますよ。
で、出版社だからいっぱいあるんですよね、いろんな雑誌があって、さっき言ったネイチャーとかサイエンスとかセルとか、みたいな雑誌って本当に大量にあって、数えきれないほど雑誌ってあるんですけど、でもなんか違うわけじゃないですか、レベルがあったりするわけじゃない?
論文の評価指標
Speaker 1
この論文の雑誌はレベルが高いとか低いとか、それって何で評価されると思います?
Speaker 2
一般の人からのレビューで。
Speaker 1
一般の人からのレビュー、だいぶ難しいんじゃないか、それ。
星5、星4、星3。
Amazonレビューみたいな。
それ結構難しいな。
Speaker 2
リファレンスの数。
Speaker 1
リファレンスの数、リファレンスにされる数だね。
Speaker 2
そうそう、リファレンスにされる数っていう意味。
Speaker 1
言ったら引用されるかどうかっていうのが結構論文の指標として古くから使われてる方法。
例えばなんだろうな、例えばDNAってこういう二重螺旋構造を取ってましたっていう論文が昔出たわけじゃないですか、それってこのDNAの構造をこうやって解析するとみたいな、その論文からさらに違う論文が出てくるわけじゃない?
とか、この構造が本当にこうなってるかを確認する論文とか、あとはDNAがこういう形だっていう前情報があったから出せたみたいな論文。
それって言ったらリファレンスにされる、引用される論文ってことになるんで。
Speaker 2
じゃあさ、それってさ、そのDNAで言ったらさ、DNAの二重螺旋の論文が直接引用されてなくても、最近の論文で、それをすごくたどっていったらDNAの二重螺旋の論文が引用されてるみたいな、そういうのでも1に数えられるの?引用されてるっていうふうに。
Speaker 1
いや、それは数えられない。
あ、そうなんだ。
Speaker 2
言ったらもう教科書に載ってるレベルの話じゃん?ってなるとね、逆に引用数そんな上がらないんですよね。
そうだよね、なんか当たり前すぎて。
Speaker 1
そうそうそうそう。それって結構構造的に言われてることで、言ったら分野によっても違うんだよ。その引用されやすい、例えばこの分析方法を作りましたっていう論文だったらさ、結構いろんな人使いやすいみたいなやつだったらさ、すごいやっぱ評価上がっていくわけじゃない?
それが便利になった論文だけど、別にめちゃくちゃインパクトがあるかって言ったらどうだろうみたいな、論文でも引用数はめちゃくちゃ上がるみたいな現象って結構起きるんですよ。
で、この引用の数を元に出してるのが、言ったらインパクトファクターって言われる、IFとか呼ばれますけど、指標っていうのが雑誌ごとについてる。
だからここの雑誌に出したらだいたいこれぐらいの数引用されますよみたいな指標ですね。
ネイチャーだと69とかなんですよ、最近で言うと。だからここに出したらだいたい69個の論文に自分の論文が引用されるぐらい、それぐらいのインパクトがあると。
最も引用された論文の例
Speaker 2
それってさ、いつからいつの期間測ってんの?
Speaker 1
これね、過去3年分のデータを使ってるかな。過去3年分のデータから一応そういうね、インパクトファクターを算出するような科学技術文献情報センターみたいなやつがあって、そこが出してるみたいな感じ。
で、結構やっぱインパクトファクターインパクトファクターってなるんですよ、論文のレベルというか雑誌になると。
でも結構最近はその流れもちょっと変わってきつつあるというか、インパクトファクターだけ見るのはあんま良くないというのも言われてて、さっき言った分野によって違うよねとかはどうしても発生しちゃう。
例えばさ、一番引用された論文って何だと思う?
Speaker 2
ん?一番?分野計わらずってこと?
Speaker 1
そう。
Speaker 2
わかんない。
Speaker 1
わかんないよね。
広すぎて。
一番歴史上最も引用された論文って、タンパク質の量を決める分析法を書いてる1951年の論文で、これ30万5000回以上今まで引用されてるような論文なんですけど、
これをね、書いた本人も別にこの論文そんなにめっちゃすごいこと書いてないのは自分でわかってんだけど、こんなに反響があってちょっとびっくりしてるみたいなのを書いてる感じで、でもこれはその方法としてすごい良かったからこんなに引用されてる。
Speaker 2
やっぱり方法系はめちゃくちゃ引用されやすいんだね。
Speaker 1
そうそうそう、だしこれやっぱタンパク質を使ってる人がいっぱいいるっていうのも反映されてる。
Speaker 2
なるほどね。
Speaker 1
っていうことなんですよね。
Speaker 2
はいはい。
Speaker 1
でね、これちょっとすごいわかりやすい例があったんで言うと、今までこの世の中に出た論文を全部1ページ目だけ印刷して積み上げていくと、その引用が多いもの順から積み上げていくみたいなことをやるとするじゃん。
だからザーって積み上げたときに、上から引用が多い論文の順番、だからさっき言ったやつだと30万5千引用されたやつが一番上に1枚目ぺらってくる。
で、そのあと引用された順に紙どんどん積み重なった束を想像してほしいんだけど、それキリマンジャロぐらいの高さになるらしいんですよ。
Speaker 2
おー。
Speaker 1
6千メートルぐらい紙の束が。
全部の論文を回したら。
Speaker 2
ほうほうほう。
Speaker 1
だけど、で、そんだけ積み上がったやつの中で1000回以上引用されてる論文、これって1.5メートル分ぐらい。
Speaker 2
うんうんうん。
Speaker 1
だから5千9百メートルぐらいの高さになる紙の束の中のうち、1000回以上引用されてる論文って1.5メートル分ぐらいしかない。
1万5千本分ぐらい。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
1万5千ページか。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
で、そっからしたってほとんど引用されてない論文なんですよね。
Speaker 2
うんうんうん。
Speaker 1
ほとんど全部。
Speaker 2
うん。わかりやすいね。
Speaker 1
うん。みたいな状況なんだけど、でもこの1000以上のやつも、なんか必ずしもすごい優れたやつがランクインしてるかっていうと、別にそうでもないと。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
これって結構問題なんじゃないっていうのは言われてるよね。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
その、下に引用回数がそんなに多くないけど、めちゃくちゃインパクトがある論文っていうのは結構いっぱいって、例えばあとアインシュタインの特殊相対性理論みたいな。
うんうん。
めちゃくちゃすごい論文みたいなやつも、結構すぐ教科書に載っちゃって、
Speaker 2
あー。
Speaker 1
引用数が増えないみたいな。
Speaker 2
うんうんうん。
Speaker 1
ことって、わりと現代で起きてるらしい。
Speaker 2
うんうんうん。
Speaker 1
だから、現代においてその引用数だけで論文の評価って決めらんないよねっていうのが結構最近。
Speaker 2
うん。でもさ、そのアインシュタインレベルとかになると、教科書に載っちゃうっていうのはわかるけど、
でもさ、結構最近の論文で、まだ教科書に載るほどじゃないというか、
あの、すごく新しすぎて教科書にも反映されないほどだけど、
でもすごくインパクトのあるようなさ、論文だってあるわけじゃん。
インパクト評価の手法と問題点
Speaker 1
あるね。
Speaker 2
じゃあ、どうやってインパクトを測るんだろう。
何をもってレベル高いって言うんだろうね。
Speaker 1
だから、それって難しくて、
うん。
Speaker 2
だから、この指標を見たら論文のインパクトを測れますみたいなのって、
Speaker 1
うん。
Speaker 2
基本的にないんですよね。
うーん。
Speaker 1
まあ、いろんな指標あるけど、例えば今だったら、
SNSにどれだけ掲載されたかみたいな回数カウントされたりとか、
Speaker 2
それってさ、変な論文とかがバズりそう。
Speaker 1
いや、そうなの。
うん。
とか、まあ、引用数とかでもそうだけど、
例えばさ、不正にさ、いっぱい自分が論文出しまくったやつで、
全部自分のやつ引用しまくってってやって、数稼ぐこととかもできるわけじゃん。
Speaker 2
うーん。
まあ、SNSもしっかりですよね。
Speaker 1
うーん。
Speaker 2
ってなるから、結局こういう数値から論文の重要性を測るのって、
うん。
Speaker 1
できんの?っていう。
Speaker 2
うーん。
Speaker 1
まあ、結構これ未解決の問題なんですよね、今でも。
論文の評価は中身を見ることが重要
Speaker 2
うーん。
Speaker 1
だけど、まあ基本、本当にざっくり言うと、そういういい出版社とかは、
Speaker 2
うん。
Speaker 1
あったりして、で、そこに載ったら引用される確率はまあ上がるっていうのは間違いないと思うし、
Speaker 2
うーん。
Speaker 1
っていう、まあ結構曖昧な状況の中、世の中の論文って出されてってる。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
で、評価されてってるって感じ。
だから、まあ大事なのって、やっぱ論文の中身を見るっていうのがいかに大事かっていうところっすよね、これ。
Speaker 2
そうですね。
とか、やっぱりノーベル賞とかにさ、
Speaker 1
うん。
Speaker 2
ノミネートされたりするようなのはいいじゃん。
ノミネートって言うのかな、ノーベル賞って。
Speaker 1
ああ、まあノミネートっていうか。
Speaker 2
まあ、選ばれ、受賞するような研究の論文は、たぶんすごいよね。
Speaker 1
そう、それはすごいね。
Speaker 2
うーん。
Speaker 1
だから、大事なのは、いい傾向にあるけど、そういうインパクトファクターが高いイコール素晴らしいっていうわけでもないよっていう。
Speaker 2
うんうんうん。
Speaker 1
ことを、まあ知っておくのは大事なことかなと。
Speaker 2
うんうんうん。
Speaker 1
思いました。
はい。
あ、じゃあ最後に。
はい。
これ論文どうやって見つけてんのっていうのも簡単に言っておくと。
Speaker 2
見つけてる?君が喋るときってこと?
Speaker 1
とか、そう、世の中の研究者ってどうやって論文探してんのとか。
Speaker 2
うーん。
Speaker 1
自分が欲しいって思ったやつを。
Speaker 2
うんうんうん。
Speaker 1
そういう紹介だけしとくと、個人によって全然違います。
Speaker 2
うん。
Speaker 1
一番スタンダードなのは、やっぱさっき言ったホームページにアクセスして見るっていう。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
で、だいたいその出たばっかのやつとかは、そのジャーナルの番号が付く前のやつとかも。
Speaker 2
うん。
Speaker 1
もう、さどくしたてほやとほやみたいな。
Speaker 2
うん。
Speaker 1
論文もオンラインだと見れたりする。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
結構、自分の関連する分野のジャーナルとかはホームページ見て、大事なやつチェックしてるとか。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
するかなって思いますね。
Speaker 2
はい。
Speaker 1
やってました?そういうの。
Speaker 2
うん、やってましたね。
Speaker 1
ですよね。
Speaker 2
うん。
Speaker 1
それが分野の最新情報ってことになるんで。
うん。
ポッドキャストの情報取得方法と論文への応用
Speaker 1
とか、あとは、僕は個人的にホームページいちいちチェックするのめんどくさいので。
Speaker 2
うん。
Speaker 1
ホームページが更新されるっていうときに、RSSフィードって情報が吐き出されて、それ読むっていうアプリがあるんで、それで読んでるんですけど、これポッドキャストと仕組み一緒なんですね。
Speaker 2
うん、ポッドキャストではどうなってんの?
Speaker 1
ポッドキャストのこのRSSフィードってやつに情報がポンって出て、そこに音源のファイルも入ってて。
Speaker 2
うん。
Speaker 1
それを今これを聞いてる人たちは、アップルだったらアップルポッドキャストのアプリでRSSフィードを読み込んでサイエンスの情報を聞いてる。
うん。
で、スポーティファイだったらスポーティファイが読み込んで聞いてるみたいな。
Speaker 2
ふんふんふん。一緒ですね。
Speaker 1
そう、一緒。で、論文もそういう感じで、僕はフィードリっていうアプリ使ってますけど、そのアプリで開いたら論文いろんなホームページから取ってきて、ポッドキャストが更新されたみたいな感じで見てると。
Speaker 2
うんうん。
Speaker 1
っていう感じなのとか、まあいろいろやり方はありますね。まあもちろん検索して引っかかってくるのもあるし、ググっても出てくるしね、論文結構。
Speaker 2
うんうんうん。
Speaker 1
で、まあ例えば最近ポッドキャストの論文だったらポッドキャストって検索するとか、あとはWordでデータベースみたいな論文のいろいろあるんですけど、まあそういうのに入れてみるとさっき言ったポッドキャストのリスナーの注意力の論文が出てきたりとか、まあそういうのも出てくると。
これはもう僕がポッドキャストって検索して出てきた論文、新しいやつ見たらそれだったんで、
Speaker 2
うんうん、一番新しいやつ?
Speaker 1
まあ一番新しいと思う。
Speaker 2
うん。
Speaker 1
他にも結構ありますよ。
ポッドキャストが研究コミュニティに与える素晴らしい影響のことみたいな、そういうの書いてる論文とか、なんかね結構いろいろある。
Speaker 2
いいじゃんいいじゃん、君じゃん。
Speaker 1
え?
Speaker 2
君じゃん。
Speaker 1
どういうこと?
Speaker 2
え、わかんない、君も研究に素晴らしい影響与えてんじゃない?
Speaker 1
いやーわかんない、論文にはなってません。
Speaker 2
論文にはなってない。
Speaker 1
これはそれはまだ根拠になれてないです。
Speaker 2
うん、でもさ、こうやって科学を配信することによってさ、将来の科学者を生み出したりとかさ、するじゃん、そういう意味でさ、貢献してる。
一時情報の扱いと論文の重要性
Speaker 1
ポッドキャストを引用に入れるみたいなことをやってる論文もあるらしいよ。
Speaker 2
えー面白い。
Speaker 1
面白いよね。
Speaker 2
それはポッドキャストで、なんだろう、言った、例えば科学だったら科学のないよ、みたいなそういうことを引用しちゃってるのか、
それともなんだろう、ポッドキャストで話してる、なんか会話の仕方とかで、なんかこういう現象が見られるみたいな、そういう感じで起きてるのか。
Speaker 1
いやーでも、あんま適切じゃない気するけどね。
だって、ポロって出たことかもしれないじゃん、会話だったらね。
Speaker 2
うん、だって論文じゃないもんね。
Speaker 1
うん、そう、ちゃんとたどったほうがいいよなと思う。
だからサイエントークは絶対に引用しないほうがいいと思う。
サイエントークを聞いて知った本の内容とか論文の内容だったらいいと思うけど、これよく一時情報たどれとかいう話でありますけど、まあね、まああんまないと思うよ。
だからあのwikipediaを、学校のレポートでwikipediaを参考文献にあまりしないでね、みたいな、言われるとこもあったりする、俺も言われたことあるんだけど、書き換わっちゃったりするしとか。
誰でも編集できるし。
みたいなのをいろいろ遡ると、やっぱ結構論文っていうところに行き着くことは多いですよね、やっぱり。
一時情報ですってことで。
Speaker 2
そこがなんだろうな、一般の人からしたら、一般の人っていうか私からしたらちょっとめんどくさいって思っちゃうんだよね。
Speaker 1
論文が出てきた時点でどうでしょう?
Speaker 2
いや、なんかたどっていくのが、それが正しい姿なのかもしれないけど、そこでもさ、なんか研究者に向いてるか向いてないかみたいなところも出てきそうじゃない?
Speaker 1
そういう調査をできるかってこと?
Speaker 2
ちゃんと一時情報までたどってしっかり読んで、これは正しいとか正しくないとか、自分で解釈するとか、そういうのって結構根気がいる作業な気がする。
根気いるね。
だから私はなんか中田のyoutube大学見て、うーんって言ってそれで終わり。
そこから特に本を読んだりはしないっていうタイプの人間ですけど。
Speaker 1
でもそこから研究するわけじゃないから、情報を知るっていうことでは全然それがいいことだと思うけど。
それでいいと思う、研究者じゃなかったら。
Speaker 2
世の中にはわかりやすくまとめてくれてる人とかサイトとかいっぱいあるから、それは使った方がいいと思うけど、結局何でを遡ると論文に行き着いて、確かにそれを深掘りするのは研究者に向いてるっていう人かもしれないね。
Speaker 1
今結構便利なツールいっぱいあるしね、論文取ってきて、ちょっとまとめるとか。まとめるツールが間違ってる場合もあるから気をつけなきゃいけないけど。
チャットGPTみたいなやつにまとめてって言って、なんか微妙に違えぞみたいな抜き出しとかされたら。
微妙に違うときもあんの?
100%正しいわけじゃないと思うよ。
例えば数値のデータを本当は書いてるけど、その予約したらそれがなくなっちゃってて、すごい曖昧な感じの予約が出来上がってるみたいなとか全然ある気がするから。
大学使うのにはいいよね。でも自分の研究分野の論文はやっぱり読んだ方がいいと思う。
あと一時情報だっていうのが難しいよね。俺ちょっと面白いなと思ったのが最近。
なんか論文一時情報だって言われるじゃん。でも本当の一時情報って俺論文にできないと思うんだよね。
Speaker 2
まあ論文も結局何かまとめてるからね。
Speaker 1
そう。てか一時情報であったら論文にできないというか。
Speaker 2
だって初めて実験とかして見る情報が一時情報だよね多分。
Speaker 1
そうそうそうそう。
論文とは何か
Speaker 2
それをまとめてるのが論文だから、正確には二次情報なのか。
Speaker 1
そう二次情報三次情報ぐらいじゃん。正直その抽象化されるっていう。
ポッドキャスト暗いところだと集中できますって気づいたのが一時情報というか。
そう思った人が一時情報でそれがいろんな人に適応できるかっていう抽象化をされた上で論文になるからそれって二次情報じゃん。
だけど調査の段階になると論文が一時情報になるわけじゃん。
なんか面白くないですか。
そうだね。
これ特にオチあるわけじゃないんだけど、そういや論文って一時情報じゃねえよなって思ったの最近。
Speaker 2
確かに。
Speaker 1
よく言われるけどね。
Speaker 2
調査してまとめて形になるっていう意味では一時情報ね。
Speaker 1
そうそうそうそう。なんかずれてるよねちょっとね。面白いですね。
そんな感じです。
はい。
じゃあまとめると今回話は論文って普通の文と何が違うんですかっていう話。
これちゃんと根拠を示して書こう。
でまあ多くは学術的な意味なんでまあその実験とか研究の方法とかを書いてその結果とかを元に考察したりしてる文章でまあサブミットして査読してっていう辛く険しいプロセスがあるよっていうこととか。
あとは論文の真の価値って数値化するの結構難しいよねっていう話でした。
はい。
Speaker 2
なんか最後のその真の価値を数値化するの難しいですよねっていうのは初め言ったようななんかレビューとかできないかなって思った。
Speaker 1
レビュー。
Speaker 2
まあなんか一般の人がレビューするのは難しいかもしれないけどその分野の研究者たちが見たらこれは素晴らしい論文だとかいうのがさ多分その人たちだったらわかるじゃん。
そういう人たちがさレビューするみたいなさ仕組みを作ってさ各分野ごとになんかそういうのあったらいいのになってちょっと思った。
Speaker 1
確かにふんわりはあると思うけどね。
その分野のそれこそレビュー創設の方のレビューが出た時にそこにちゃんとまとめられてるかとか。
Speaker 2
まあそういうのでふわっとはもちろん評価されてるし引用も増えるんだろうけど。
数値化する。
Speaker 1
数値ねやっぱポイントにするの難しいなっていうところよね。
まあでもその尺度を自分で持っておくっていうのが大事なことなんじゃないですか。
とかまあその分野でこの人がすごいその分野について広くよくわかってるっていう人のレビューを参考にするとか。
で自分の中のその尺度を作っていかないといけないんじゃないですかね。
Speaker 2
でもその尺度ってさあまあ重要だと思うけどさなんか頑張れば数値化とか一般化できそうだよね。
発想の斬新性とかさ。
Speaker 1
実験の。
それが難しいんじゃないか。
Speaker 2
でもなんかさ何個か項目作ってさ。
サイエンプロジェクトと応援ページについて
Speaker 2
どれぐらい斬新ですかとかってこと?
考察がそれ難しいか。
結局訂正的になっちゃう。
Speaker 1
そうこれなんつーの。
ポッドキャストに点数つけるの難しいじゃん。
そんな感じだと思うよ。
でも最終的にはそうなるよね。
最終的にそうなっちゃうのはしょうがないんだけど。
Speaker 2
言ったらさ商品レビューとかも結局そうじゃん。
個人の感想じゃん。
Speaker 1
そうね星はつけれるけどまあ本当かわかんないしね。
でも星がいっぱいついててよかったらまあいいんだろうなってなるみたいな。
Speaker 2
なるなる。
Speaker 1
まあ論文もそういう感じだと思うよ。
いろんなやつ引用されてちゃんと評価されてるなっていうやつはあると思うから。
Speaker 2
結局自分で見ましょうってことですね。
Speaker 1
自分で見たりまあ誰かに聞くでもいいし。
Speaker 2
ちゃんと調べるってことですね。
Speaker 1
そうちゃんと調べるっていうことですかね。
で僕もちょっとこれちゃんと調べようって思いましたね改めて参照して。
頑張りましょう。
そんなとこですか。
じゃあ最後に前回シュンポシオン2周年のやつありがとうございました。
Speaker 2
はいありがとうございます。
Speaker 1
ここでも発表したんですけどサイエンプロジェクトっていうプロジェクトをやりますって言っててメンバーを募集してます。
なんか手伝いたいよとか発信したいよっていう人はこれの概要欄にURL載っててそれの中に資料も一応見れる形で入ってるんで気になった方はちょっとクリックしてチェックしてみてください。
Speaker 2
いつまでだっけ。
Speaker 1
5月31日まで受け付けてます。
なんですけど連絡いただいた人にはもう一応ディスコードの案内を送ってましてそこでもうなんかすでにちょっと交流が始まりつつあるっていう感じなんですけど今20名くらいいますねすでに。
Speaker 2
いいですね。
Speaker 1
なんかいろいろできそうですよ文章作って記事作ったりとかイラストを書きますっていう人もいたりとか。
ポッドキャストをやってみたいですっていう人もいたりとか結構いろんな人いて一応サイエンプロジェクトの名義というかそういう枠組みでポッドキャストちょっと番組やりたいっていう人もいたら是非やってほしいなっていうところでその代わり結構ちゃんと考えて僕もやりたいなって思ってるんでもし興味があったらね是非。
あとすごいありがたいことにそのサイエンプロジェクトって基本的に参加してくれる人はちょっと何かしらをやってもらおうかなと一緒にやろうかなっていうアクションをするっていうのは前提にはあるんですけど参加はちょっとなんかやるっていうのはできないけどお金で応援したいっていう方もいましてすごいありがたいんですけど。
でそういう方に向けてちょっと今まであんまりそういうの受付とか募集してなかったんですけど今回ちょっと応援ページを開設してみましたでえっとこれがアルファベットでオフセっていうサービスをちょっと今回使ってみてます。
Speaker 2
アルファベットでどういうスペイン語ですか?
募金サービスの紹介
Speaker 1
これのリンクもポッドキャストの説明欄に書いておきますけどこれなんか自分で寄付したい金額を決めてあとなんかメッセージも一緒に送れますみたいな本当になんか募金みたいな感じ単発の募金みたいな感じのサービスなんでこれも特別なお便りフォームとしてちょっと置いておこうかなと思うんで。
もしそれで応援してくれますっていう方がいたらね大変ありがたいですあの収録機材とか書籍費とかもろもろポッドキャストで使うものでお金買ってるやつもあるんでちょっとそういうのに使わせていただきたいなと思います。
Speaker 2
もしそういう方がいたらって感じですねなんか配信でも言ったけどちょっと月額簡易みたいな作ってコミュニティやりますっていうところまだちょっとちょっとまだできなさそうなんでそこに向けてなんか作るって結構大変じゃんそれはまぁちょっとまだもうちょい先やるとしてもっと少し先かなっていう。
そういうお問い合わせもあった?
あったことはある昔にそういうのやんないんですかみたいなまぁだけどちょっとまだかなぁってめっちゃフィーリングだけどねだからこそそのプロジェクトでなんか無料でもなんかやりますっていう人をとりあえず募集してるって感じなんではい応援してもらえると嬉しいですはいお願いしますはい次回はやっと科学誌です
いつぶり?
Speaker 1
1ヶ月ぶりぐらいかもしれないまぁまぁちょっと4月盛りだくさんだったんでねメタジェンとかなんだっけシュンポシオンとかもろもろ次回からちょっと通常回久々に戻りますんで
Speaker 2
はい今月は科学ニュース会やらないんですか?
Speaker 1
科学ニュース会は次回次回というか来月まとめてちょっと2ヶ月分やろうかなと
Speaker 2
わかりました
はいすいません体力の限界です
休んでください
Speaker 1
はいというわけでありがとうございました
Speaker 2
ありがとうございました
51:24
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