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スピーカー 2
いや、ほんとにね、俺、シャンクスの気持ちだったよ。
スピーカー 1
え? ルフィよ。
スピーカー 2
そう、シャンクスが、いつかきっと会社に来いって言って、麦わら帽子渡すみたいな感じで、科学の新研究に参加に来た。
スピーカー 1
レンです。 エマです。
サイエントークは、研究者とOLが科学をエンタメっぽく語るポッドキャストです。
スピーカー 2
まさかの、高校生の弟子と語る回後編です。
はい、いきましょう、後編も。
後編になると思わなかったな。
スピーカー 1
そうですね。それだけ話が盛り上がったってことですよね。
スピーカー 2
そうね、ちょっと収録日自体は3日、4日空いちゃってるんだけど。
スピーカー 1
うん、前編からの収録日ね。
スピーカー 2
これ聞いてね、ポッドキャストのモチベーションが非常に上がったからね、
スピーカー 1
科学誌のね、めっちゃ準備もしてる。
スピーカー 2
ずっとちょいちょいやってたんだけど。
スピーカー 1
いいサイクルができてますね。
スピーカー 2
で、前回は札幌駅でサイエントークの、まじで初期からのリスナーの高校生、しみくんと僕が話して、
すごい考え深いよね、みたいな話とか、割と受験の話をしたかな。
スピーカー 1
そうだね、とか学問の話とかね。
そうね、そもそも学ぶってなんだ、みたいな、そんな話になると思わなかった。
スピーカー 2
でね、ちょっとまだ後編もね、いろいろ話したんで、その続きを聞いていきたいなと思います。
スピーカー 1
聞きましょう。
スピーカー 2
エマさんは完全処刑です。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
じゃあ流します。
はーい。
研究だったらやっぱ他人と比べられたりするんであれですけど、
僕最近、本当に最近になって気づいて、
比べなくて自分の方が面白い好きって思ったから勉強をするっていうのは、
やっぱ一番純粋な動機だなって思って。
ほんとにそう。
それがね、その位置が低ければ低いほどいいよ、多分。
じゃないとね、続かないね。
優秀な人探したら、どこにでも再現なきゃいけないし。
うーん、自分の価値って何だろうって思えば、自分にしかできないね、みたいな。
ほんとに後半か?
スピーカー 2
ほんとに後半か?
それこそ、SSHの研究も物理と化学とか生物がメインなんですけど、
数学の勉強は僕だけなんですよ、ほんとに。
それも若干逆張りチックなものがあって。
でも、好奇心はあった?
好奇心。けど中途半端に手を出しちゃったから、今すごい中途半端な研究をやってる。
でもそれなんか仕上げなきゃいけないんだよね、SSHは。スーパーサイエンスハイスクール。
論文書くんですよ。
論文書くんだ?
今一応書いてはいるんですよ。
それどこに出す用のとかあるの?
学校に提出。
学校に出すんだ?
ありますよ、論文。
論文あるの?見ていいんかな。
これ手直しの2回、2回手直しする前のやつなんですけど。
でも結構あれだね、普通に日本語論文の。
すげーな、これ全然わかんないけど。
僕もわかってないんですよ、ほんとに。
はー、フレミル積分。
サイン、エクスの2乗は0からのげまで積分するみたいな。
エクスの2乗っていうのが事前数の時は普通に拡張できるんですけど、
実数とかでやりたいなって思って、
最初の登記はそこだったんですけど、
ここから泥沼入っちゃって。
これ探求だね、完全に。
実数が実数が一般化を試みたんで。
え、これマジで新しいってことだよね、新規の。
誰もやってない。
多分やり意味がないからかもしれないですけど。
それこそこれ複素積分使うんで。
複素積分って書いてるの?
投入を赴くままに。
すごいな、めちゃくちゃ本格的な。
それがそんなことないんですよ。
ただ自分資質積分しただけなんだけど。
2枚しかないし。
スピーカー 1
これってさ、今の高校でさ、普通に論文って課されるのかな?
スピーカー 2
普通課されない。
スピーカー 1
じゃあ特別な学校に行ってるってこと?
スピーカー 2
補足すると、SSHって言ってたやつは、スーパーサイエンスハイスクールっていう制度があって、
高校に予算がついて、割と優秀な高校とかが選ばれるんだけど、文科省か。
文科省がその高校を指定して、その後の理数系教育の研究開発とか、
そういう系の実験とか、それこそ論文実際書いてみようとか、
そういう取り組みをね、やってるの。
高校生対象に。
スピーカー 1
じゃあ、その学校も選ばれるし、その学校の中で実際にそういう活動をする生徒もさ、やっぱり選ばれるって感じなのかな?
スピーカー 2
いや、みんなやるんじゃないかな。
指定校は。
すごいね。
理由が違うと思うけどね、さすがに。
スピーカー 1
大変だね、こんななんか、受験勉強もしながら、論文も書きって。
すごいな。
スピーカー 2
中3の時のお便り聞かれるのかな。
中3の時のお便りが。
恥ずかしすぎる。
ずっと残っちゃうからね。
たまに聞きますけど。
スピーカー 1
たまに聞くんだ。
スピーカー 2
いやそっか。
でもなんかあれだね。
実はそのスマホを封印して勉強頑張りますみたいなお便りしてくれたじゃん。
今さんと話したのはすごいねって思うけど大丈夫かみたいな。
早くないみたいな。
スピーカー 1
だってそれ高2?高1?
スピーカー 2
高1の頃よりぐらいですね。
もうスマホ封印して頑張りますからね。
しばらく封印したんですけど。
不便すぎるよね。
完全封印はちょっとやりすぎ。
そうなんですよね。
いい付き合い方をしないといけないですね。
そういい付き合い方しないといけないから。
っていう意味ではすごいなっていうのと同時にあんまりコンツメツキは出ないっていう話はした記憶がある。
そうですね。
スマホ封印したときラジオチキンを刺すぎてすっごいストレス溜まってる。
大好きなんでラジオ。
ラジオを聞くためにスマホがあるみたいな生活してるし。
いやーこれラジオ関係者の人聞いてくれてるからね。
これ言いますよ。
激アツですよ。
ラジオに熱い人はね。
ただ惹かれるんですよねラジオってやっぱり。
やっぱ想像力豊かな人が好きなんじゃないかなって気もする。
それこそ確立論の始まりの誰でしたっけ。
フェルマーさんじゃないかな。
パスカル。
パスカルかな。
もう誰かと手紙送り合って。
そうそうそうそう。
それと僕ラジオの感覚すごい似てて。
いつの時代だっていうね。
600年前くらいの。
昔の勉強が好きなんですよ。
手紙だからこそ議論上手くできたとこもあるかなと思って。
どういう気持ちで書いたんだろうとおっしゃった。
ある程度はしかもまとまった意見を送り合ってるから。
成功するし意見を。
お便り文化が結構好きっていうのはあるかもしれない。
ショートメッセージな感じじゃなくて。
考えて送るお便りっていうか。
今時代はベジタリブが発信でタブレットとかで教科書を使ってる人ですけど。
僕あれすごい苦手でタブレットで勉強する。
僕絶対に本なんですよ。
紙に書いてるから勉強できるみたいな感覚がある。
あれやってると多分良くない方向に行っちゃう気がして。
人生が。
でも使い分けは大事な気がする。
法律意味ではもちろん使えますけど。
アナログだからできる勉強みたいな感覚がある気がする。
俺らと同じ感覚。
僕のめっちゃ好きな本とか。
これは多分大事だなっていう本は紙で買ったりする。
デジタルネイティブ。
科学誌のこれ良さそうって思った本は紙で買ってて。
その紙を広げながらパソコンに打ったりしてる。
毎回参考文献じゃないですか。
その週ごとに全部読化してまとめてやってるんですよね。
同じ本から何個のエピソードも作れたりとか。
それがすごいと思うんですよ。
ちゃんと本を理解してるっていうか。
僕それすごい苦手なんで。
ずっと同じものを使い続けて理解深めるっていうか。
理解力じゃないですか。
めっちゃ書いてる。
とにかく書いてる。
書くってか最初ノートに返した時期もあるけど。
今は後から検査ができるように打ってて。
本を開いてめくりながらものすごい文字数を打ってて。
それを一回バーって並べて構成組み直してっていうのを一回やってるから。
プレゼンとか作るのと大体一緒な気がしてて。
プレゼン苦手なんですよ。
プレゼンはね、研究者にとってプレゼンめっちゃ大事ですよね。
俺が思ってるより重要だなって気がしてて。
やったことを発表するときも大事だし、これやりたいっていうのを提案するときも大事だし。
そもそもプレゼンの構成とかを考えるのと論文の構成を考えるのって
多分同じような構成を考える力っていうのかな。
俺も勉強中だけど。
お便り作ってたから。
そう、お便りとか文章をちゃんと作れる人は分かりやすいよね、話に。
読み手のことを考えるっていう。
そう、読み手のことを考える。
お便りはめっちゃ考えますね。
書き直したりするよね。
あの過程結構大事で。
そうだね。
ラジオがいいんですよ。
ラジオがいい。
ラジオがいいんですよ、やっぱり。
すごいな、なんか俺18歳と話してるとは思えないような話をしてるな。
スピーカー 1
いや、本当に。
スピーカー 2
すごいね、もう完成されてる感じがするよね。
表面上は。
表面上は。
中身が素晴らしい。
なんか聞いておきたいこととかある?
聞いておきたいこと。
まずは詐欺のトークを続けてほしいっていう。
それは続けますね。
聞き換えまで言われたらそれやばいよね。続かんかったら。
2年生からですよ。
暗黒時代を救ってくれたラジオなんて。
いや、本当に。
いや、よかった、なんか救いになってたら。
でもいるんじゃないですか、僕以外にもたくさん。
いるかな。
小4から聞いてるとお便りしないんじゃないですか、普通のラジオ。
しないよ。
小4からラジオ聞いてるのもなかなかイカツイし。
この時代に。
いや、そう。
なんかね、いるんだな、まだそういう人もって。
この前統計見たんですけど、ラジオ聞いてる人すごい少ないみたいな、現代人の人。
若い世代は増えてるっていうのもあったり、なんかどっちなんだって思うけど。
やっぱりね、動画とかに比べるとね、つきにくさも手間かかるし。
やっぱ好きになるっていう最終のハードルがね、なかなかないから。
いや、でもそう言われたら続けたいなって思うし。
俺もね、あの時のお便りくれた人、今どうしてんだろうって思う時あるんだよね。
さっきの激烈のボボ殺さもそうだけど。
大爆笑しました、あの人。
めちゃくちゃ面白かったけど。
昔お便りしてくれた人とか、また今も聞いてるのかなっていう思う時あるし。
一時期科学の質問いっぱい受けてくれてた人いるけど、1個2個ぐらいしかできなかったから、もうお金を辞めちゃったかなみたいな人とかもいるし。
離れるのが早いのはちょっと残念ですね。
こっちのね、あの供給ペースも週1だから、そのペースに合う人じゃないとやっぱり他のとこ行っちゃうっていうのが分かるみたいな。
木曜日の朝ですよね。
張り付いて木曜日の朝。
ダウンロードしながら学校に来るの。
えー、遅れられないな。
俺今日出したやつも昨日の夜12時くらいにやべやべって、更新ボタン。
それはね、言ってくれたことあるよね。木曜日楽しみにしてますって。
ライブ配信されてますよね。
ライブ配信、年一でやってて今年までできてないんだよね。
年々視聴者が増えてきて。
ちょっとずつ増えて。
今年は本当は4月中に毎年やってたんだけど、バタバタしすぎたから。
5月から6月にやると。
激アツ。
4周年。
もう4周年ですか。
あのライブ配信が年に1個ずつ増えてるっていう。
年一限定の。
とりあえず、ゆる言語ラジオさんとコラボするときの動画すごい見てましたよ。
めっちゃ人気だもんね、ゆる言語ラジオって。
あれはすごい話も面白いし、茶々の入れ方が上手いもんね。
でもなんかね、もうちょっとサイレントオークも頑張るかって思うんだけどね。
今の雰囲気を大事にしつつ、ちょっとずつ広がっていけるようになる。
そしたら多分もっといろんなジャンル扱えるようになると思うよ。
これ以上いろんなジャンル。
美学じゃなくて文学とかも。
文学まで行くかわかんないけど、それこそこの人の話聞きたいで来てくれるような場所になったら。
サイエンマニアもそうなんだけど、
本当はいつも話してる2人、プラス詳しい人が加わるみたいな形だと、
すごいいいんじゃないかなと思ってて。
次はそこかな。
サイエンマニアはサイエントークのコアのコースが聞きにくいみたいなイメージがある。
どっちもあるから、そのパターンを知るきっかけは圧倒的に多いと思う。
研究者の人とかはサイエンマニアは多分聞いてくれると思う。
多分難易度の問題。
難しい話聞きたい人もやっぱりいるよね。
いろんなジャンルなんで、やっぱり分かりやすく話すことが大事だし、
思いっきりわからない研究の話が面白い感じがあるから。