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心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについてお伝えしています。
自分がですね、こういうふうに考えられたらいいな、こういう思考回路になったらいいな、こういう人間になれたらいいなって思うことってありませんか?
ポジティブに考えられるようになったらいいなとか、もっと鈍感だったらいいのにとか、心が強ければいいのにとか、そういうのですね。
当たり前のことなんですけれども、こういう考えっていうのは、頭の中に思い描いているだけだとほとんど効果がないか、あってもなかなか定着しなかったりと、結局元に戻っちゃうんですよね。
それにずっと頭の中に置いておくのもエネルギーがいるので、疲れやすくなったりして、逆に自分に負担になるということもあります。
それよりも、実際に何かしらの行動に移した方が変化が起きやすくなるんですよね。 そういった行動の一つに、人に宣言をするっていうのがあります。
例えば、ダイエットをする人が自分の食事とか体重とかをSNS上で報告したりとか、
自分が大事にしていることを友達に話したり、なんなら少し持って話したりとかですよね。 こういうのってないでしょうか。
これは実際に効果があるっていうことがわかっています。 ただやはり話を盛りすぎたりとか、できないことを宣言していると、
自分を逆に追い込んでしまったり、話を聞く人から長期的には誠実性がないなっていう印象を与えてしまうかもしれないです。
使い方を気をつける分には、良い効果をもたらしてくれるっていう方が大きくなりますので、試してみるといいんですね。
冒頭でお話をしたように、普段こうなれたらいいなっていうものがあると思います。 例えば、もっと断れるようになりたいとか、
テキパキ動けるようになりたいとか、運動を習慣にしたいとか、いろいろ本当に様々あるかなと思います。
そういう時にはご想像通り、人に宣言する力を使うんですね。 ただこれは今の自分にできないレベルは逆効果になりますので、
目標がある方はいつも通りスモールステップになるように分解していくことが大事です。
例えば全く普段運動しない人がいきなりジムに通えるようになりたいっていうのはしんどいかもしれません。
なので細かく分解して、自分でもできそうだなっていうレベルまで小さくするんですね。
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毎日散歩を10分するとか、1日1回はしっかりスクワットをするとか、 他にも自分の思うままにNOって人に言えるようになりたいんであれば、
コンビニの買い物であえてレシートが出るのを待って結構ですって言うとか、 街中で例えばね街頭セールとかアンケートを聞かれそうな街にわざと行って、
そこでウロウロ歩いていたりして、声かけられたら断るとかね。 そういったことから試していくことを目標にします。
ポイントは普段の自分の能力の110%から120%くらい。 それくらいの努力でできそうだなっていうことがいいですね。
この程度はですねあの全然主観でいいので、自分がそうだなって感じるレベルで選んでください。
もちろんそれを決めただけで動けるんであれば、それに越したことないですね。 特に人に言ったりとかねしないで自分で動けるよって言ってあれば、それを試していただくといいかなと思います。
これを sns 上とか周りの人たちにあえて話すんですね。 自分は今こうこうこういう状態だからこうなりたくてこうしてみようと思うんだとかですね。
そして1日過ごしてみてこうできた、こうできなかったっていう風に話すんですね。 もしできなかった時はレベルが高すぎると思いますのでレベルをまた下げて設定します。
それをできなかった自分も責める必要はありません。 今自分はそのレベルにいるっていうことがわかっただけです。
このように実際に行動をしてみようっていう風に決めてやってみようっていう風にする。 実際にやれるかやれないかはともかくとして振り返る。
それだけで目標に対する自分の正確な位置っていうのがわかってきます。 するとより取り組むレベル設定っていうのがわかりやすくなって乗り越えた時の進んだ感がよりはっきりと
自覚できるようになると思います。 こうやって人に宣言する力を使ってやっていくと少しね
自分の行動に対する責任が生まれるのでそれでね 動きやすくなるっていうことなんですけれども
ちょっとねあんまり負荷を上げすぎずに自分のプラス10%20%くらいのレベルで試してみるといいかなと思います。
それでは今日もあなたが自分に優しくありますように 心理師のはるかめでした