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心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについてお伝えしています。
今回よりですね、水曜日を他の日よりもよりメッセージ性の高い日にしていこうかなと思います。
なのでね、タイトルの先頭にですね、かっこMSGというふうに書いてあるメッセージの略ですね、書いてありますので、水曜日はそんな日にしていきたいと思います。
私はこういうことについて、こんなふうに考えているよっていうような感じで、私の主観が大いに含まれるとは思いますけれども、私の経験とか考えも含め、学術的な知識ですとかエビデンスからこう考えているんだよっていうふうにしていきたいと思います。
より私が重要だと思っているネタについて話していく日だと思っていただけるとありがたいかなと思います。
なので、日曜のフリー雑談のような日よりはしっかりはしてるんですけど、他の日よりはより私が訴えたいよ、メッセージ性が強いよっていうものになってきます。
それに伴って一旦木曜日にしていたセルフコンパッションデーなんですけど、これをもう一度金曜に戻してみたいと思います。
その方がバランスが取れますのでね。
いろいろ動きがあって大変申し訳ないんですけれども、試行錯誤しながら良くしたいと考えておりますので、どうぞご容赦いただけるとありがたいです。
また今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。
さて、ということで、今日はですね、情熱とか熱意、これは仕事を始める前から持っていなくていいんだよっていうメッセージになります。
よく求人を出す会社がですね、熱意がある人募集とか意欲があれば大丈夫ですみたいな風に書いていることがあると思うんですけど、
あれって科学的にはそんなもの別に必要ないよっていう風に言えるんですよね。
そもそも情熱とか熱意がある人に何を期待しているのかが非常に曖昧なんですよね。
なんとなくその方が良さそうだなっていうんじゃないかなっていう風に思えてしまうんですよね。
情熱とか熱意があると、そのスタッフはいいスタッフだっていう根拠なんか全然ないと思うんですよね。
そういった人が入社しても結局いなくなっちゃうよっていう風に言いたくなるんです。
実際、情熱や熱意があると転職していってしまうとか、理想との違いに早期退職するっていう可能性が高くなるわけです。
会社側はその情熱とか熱意がある上で入社してくれるっていう人が前向きに仕事に取り組んでくれるんじゃないかなっていう妄想を抱いていると思うんですけれども、そこに根拠がやっぱりないんですよね。
このあたりが日本の多くの企業のまだまだ進歩が遅いというか残念な部分になってきているかなと思います。
それよりも企業側が心理的安全性、これを持ったフード体系にしていく方が何十倍も大事ですし、企業にとっても働く人たちにとってもメリットが大きいと思うんですよね。
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そうすれば、その企業に愛着とか信頼を持った上で、仕事に適した熱意を持った人材が後々育っていくと勝手に生まれていくっていうことになります。
心理的安全性のある職場っていうのは、いろいろな要件を備えている必要があるんですけど、例えばどんな意見を言ってもOK、大丈夫だって思えるフードであったり、失敗やチャレンジをウェルカムだってする空気がちゃんとあって、働きやすいよっていうふうになっています。
別にね、ぬるい職場とはちょっと違うんですよね。
この辺りはおいおいまた話せればいいかなと思うんですけど、もともとはアメリカで提唱された会店なんですけれども、近年は日本でも一部でこの重要性に気づいた人たちが今導入を進めているところなんですよね。
よくわからない職場だけど、なんか情熱や熱意だけ求められて入ってみないとわからない職場っていうのと、心理的安全性を謳って職場でどのような人同士のやり取りが行われているのか、そういったことが入社前からわかる職場。
どっちに入りたいと思うでしょうか。そしてどちらの職場を好きになるでしょうか。
おそらく多くの人が後者を選ぶと思います。空回りな情熱っていうものは必要なくて、自然で穏やかな空気感の下でもいろいろなアイデアが集まってきます。
意見も自由に言えますのでブラッシュアップもしやすいんですよね。そうすると当然そういった職場では成果が出やすくなるわけです。
逆に心理的安全性がないと、ここでは全てではないんですけれども、情熱や熱意を求める職場のことを言っています。
その心理的安全性がない職場であれば、人っていうのは都合が悪いこととか失敗とか否定されそうな意見っていうのは隠してしまいますし、あるいは出してこないんですよね。
これでは個人も企業も当然成長しません。そして嫌な気持ちがたまってやめていくわけです。
そうするとやっぱり答えはどっちがいいかなっていうのは出ているわけですね。
そういう職場はどこにあるんだっていう話ですけれども、求人情報のキーワードをよく見ていただく必要があるかなと思います。
スタッフ同士のやり取りとか仕事の進め方、そういったものに心理的安全性を感じる表現があるか、その具体的な内容が示されているかっていうところは見るポイントになるわけで実現できている可能性が高いんですよね。
逆に表現が抽象的でお金のこととか情熱とか熱意意欲とかそういったものばかりの表現が多かったりしたら安全な組織である確率は下がっていくと思います。
なのでもしお仕事探しとかねされている方がいらっしゃいましたら参考にしていただけると幸いです。
それでは今日もあなたが自分に優しくあげますように心理師のはるかめでした。