そうですか、ありがとうございます。
石田さん、ご年齢知ってました?
僕は2回目なんですよ、今日お会いするのが。
だから今日すごいフレッシュな感じで驚こうと思ったんですけど、
1回めっちゃ驚いてるんで、今の顔がすごいフレッシュなのがわかりました。
これ開いた口伝わらないと。
本当に僕もこの仕事インタビューしたいろんな人会ってきてもう長いですけど。
ありがとうございます。
土木も抜かれましたでしょう。
ありがとうございます。
すいません、ちょっと挟んじゃいました。
60を機に。
完璧すぎたらもう何でもいろんなことやってみようと思って、
失敗しても命を捉えることはないし、
いろいろ捉えしようかなっていう気持ちにすごく満足しています。
前向きになれたんですね。
それも友達がたまたまこういうのがあるから申し込みなさいって言ってくれて、
全然私、さっき皆さんがおっしゃってたみたいにスカーフ神前大使って存在する実は知らなくて、
でもスカーフは好きだし、じゃあやってみようかなと思って応募したら良かったんですね。
それまでの人生、当然60年ある中でファッション関係のお仕事されてたとか、
端的にこれまでどういうバックグラウンドとかキャリア人生含めて。
娘が2人いたので受験があったから、それでいろいろお弁当作ったり送り迎えの生活、本当に普通の主婦の生活。
お母さん。
でもある日、あるパーティーに行ったら女性の方が皆さん名刺を持っていらしたんですよ。
何やっていらっしゃるのって聞かれた時に、私何もなくてそこで本当に愕然として、
私も名刺欲しいなっていう気持ちになったんですね。
40代かな、その時に受験が終わったので社会に出て、それで名刺をもらえるようになって、
3枚くらいもらえたんですね、いろんな名刺。
私がやりたかったのはこれだなと思って社会進出したんですけども、
でも50代半ばで仕事も辞めて家にいたんですけども。
そういったタイミングっていうんですかね。
もともと何かがあったんでしょうけど、ふつうふつと何かこういったことをやりたいっていう気持ちっていうのが、
今までされてこなかったのにそこに沸点がいったわけに上がっていったわけじゃないですか。
どうだったんですかね。
やっぱり私、あんまり物事を真剣に考えないでスタートしちゃうっていう癖があって、
いろんなことを始めるにも結局周りの人がアドバイスしてくれて導いてくれたってことが多いんですね。
このスカーフのことに関しても仕事に関してもなんですけど、
本当に川の流れに沿ってここまで来たっていう感じ。
よく僕もいろんな方インタビューしてて、やっぱり2パターンの方がいると思ってて、
自分でこうなりたいとか目標を逆算してそこから上っていく方もいれば、
いい意味ですけど展開、いろんな人とかそういう何か時代のタイミングとかで気づいたら今の場所にいたみたいな。
どちらかというと後者。
もちろん後者ですね。
その中でスカーフ神前大使にってことですけど、応募してどういう選考の経緯があるんですか?
スカーフ大使っていうのは女性の方に好感をもたらなくちゃダメなんですよね。
だから女性の方が親近感を持つような明るい方を選んでたみたいなんですけど、
すごいラッキーなことに年代別に取るんですよ。
だから良かったんです。
その神前大使に実際なられてどういうことをするんですか?
いろいろなイベントにスカーフを巻いて出て宣伝をしたり、
横浜スカーフの良さを知っていただくようなイベントを。
ただそれをやっているうちに結び方とかにもすごく興味を持って、
教えてくださる先生方とかを接しているうちに自分も資格を取りたいなという気持ちになったので、
資格を取りました。
それはスカーフの巻き方とかから、ココーディネートとかいろんなことを学ぶんですね。
そしてね、リエマ。
高野さん、ご自身のブランドを立ち上げられて、高野さんのお話を素直に聞くと、
40代ぐらいまでは普通のお母さんというところからいろんな縁があって、
神前大使になったというだけでもすごいと思うんですけど、
そこから今やそのブランドを立ち上げてということで、
本当にその展開型の人生、僕もいろんな方が知っていますけど、
それにしてもすごいなって思ったんですけど、
やっぱり神前大使になるというだけでも一つのターニングポイントだと思うんですけど、
そこからこのリエマ、立ち上げるターニングポイントとか、
この人がいたからみたいなターニングパーソナルだったり、
その辺何があったのかなって。
去年の3月にある有名な美魔女とランチをしたんですけど、
その時にリエちゃんもスカーフ自分で作ればいいじゃないって言われたんですよ。
自分でスカーフを作るってことは思いもしてなかったんですね。
ただ考えてみれば、自分が講師でいろいろ活動している時に、
こういうスカーフがあればいいのになっていつも思ってたんですね。
そうか、自分で作ればいいんだなと思って、
その方は韓国か何か行って作っちゃいなさいよなんておっしゃってたんですけど、
家に帰って考えてみれば、私横浜スカーフ神前大使なんだし、
横浜スカーフで作ろうと思って。
そうですね、せっかくなんで。
そこから作ることにしたんですね。
その時も漠然としてたんですけど、娘が2人おりまして、
次女がいるんですけど、その子と一緒にランチをしてる時に、
ママこんなこと言われたから作ってみようかなって言ったら、
その子たまたまグラフィックデザイナーなんですけども、
私じゃあ一緒にやるって娘が言い出して、
今日すごく辛かったんだけど、今日はママと会ってよかったって言われて、
私いいことしたんだなと思って、じゃあ一緒にやろうかって言って、
やることにしたんですね。
普段だったら絶対その子でいう子じゃないので。
それは嬉しいですよね。
嬉しいですね。あとカメラマンも友達の友達から探してきてくれたり、
そういう時点は全くないので、やっぱりそういうのは若い方の感覚なのでね、
助かりました。
そうは言っても、やっぱりご自身のブランド立ち上げるっていうのはね、
うまくいったとしても大変なこととか、やっぱりこんなはずじゃなかったとかトラブルとかって、
一番もし今立ち上げてきて、これは本当に大変だったなっていう苦労とか壁とかもしあれば、
そしてどう乗り越えたのか。ひょっとしたら今も乗り越えつつなのか分からないですけど。
そうですね。とにかく初めてのことなので、最初に何をやっていいのか全く分からなかった。
そうですよね。
どこにどうやってデザインして、それをどうやって自分で見ればいいのかって分からなくて、
結構無駄なことをいっぱいやってきたんですね。それが一番辛かったというか。
どうですか?必死にやってたって感じでもないんですか?大変だけど、やっぱり楽しんでいる方が大きかったのか。
そうね。もしこれが失敗したとしても、私のお金がなくなるだけで、別に犯罪でもないし、
やっぱり命割れるわけじゃないし。
人を殺す部分ないから、別にいいかなと思って。でも人生一度きりだから、とにかくやってみようと思ったんですよね。
なるほどね。すごいですね。今話を聞いているだけで、結構肝が育てるというか。
僕も思いました。
華やかな感じとは裏腹にちょっと勝負していたところがありますよね。
強さを感じましたよ。
あんまり深く考えないからじゃないですか。頭がいい方とか、すごい慎重な方ってできないんだと思うけど、あんまり考えずにやっちゃうんですよね。
でも考えすぎて行動できないですよね。
考えすぎて行動できないですよね。
そうです。考えたうちに歳とって死んじゃいますから、もう本当この歳になると。
今ここまでの幕府など伺いましたけど、ここからいよいよスカーフについても伺っていきたいんですけど、
ズバリスカーフ、正直僕今回のお話いただくまで、自分が着けるっていうのはまずないというか、
特に男性だから感じるんですけど、スカーフの魅力、男性にもっていうのもあると思いますけど、どういうところにあるんですかね。
顔周りに鼻が出るっていうか、だから明るくなるし、エコなオシャレが楽しめるんです。
例えばお洋服を何着も変え変えなくても、スカーフを変えるだけですごく印象が変わりますよね。
例えばお友達に会う時でも、こうやってお話しする時でも、上半身しか見えないじゃないですか。
だから上半身のスカーフを変えることで、全然その方の印象が変わってきますから、お洋服なんかそんなにいらないんですよね。
すごいシンプルな黒でも白でも、一着あればスカーフを変えるだけじゃなくて、結び方を変えるだけでも印象がすごく変わりますから、
それを女性の皆さんにも抗議の時にいつも言ってるんですけども。
スカーフっていうのはよく聞きますよね。
ハンカチからちょっとスーツに、チープみたいなの入れたりとかっていうところ、それぐらいのポイントとしてはあるんですけど、スカーフってまた別物じゃないですか。
スカーフってお会いした時から、やけにスカーフに目が行くようになって。
素晴らしいことでしょう。
街歩いてて、そういった方たち、ちなみに見てるといらっしゃるんですよね。今まで目につかなかったものなんですよ。
そうかもしれないですね。
チラッとこういった形でSNSを拝見したりすると、男性がつけてたりとか。
そうです。おしゃれなんです、男性をつけると。
これはちょっと知っていると差がつくかなっていう感じのものは感じましたね。
後ほどスカーフ、実演もちょっとしていただいて、僕らもどういう勘違いに合わせてみたいと思うんですけど、そこでもまたご説明いただこうと思うんですけど、
ズバリ選び方のポイントとか、どんなことに気をつければいいんですかね。
どのスカーフも素敵なんですけれども、結局こうやって結んで出るのは端と角なんですよ。
四角いスカーフで真ん中に素敵な模様があったとしても、結ぶと見えないんですよね。
そこがちょうど結び目になっちゃったり、首の後ろに行ったりして。
だからポイントとしては四隅とか縁の色、そこを見て自分が好きなものをお買いになったらいいと思います。
なるほど。いわゆるメインのデザイン、パッとこうやって見たところっていうよりも、出るところ。
そうですね。よくエリメスのスカーフなんかは一枚の絵みたいなんですよ。
そういうスカーフは額縁に入れて飾ったりする方もいらっしゃるんですけども、
でもそこにすごく綺麗な絵が描いてあっても結べば見えないんですよ。
そういうものなんです。だから四隅と縁、縁の色。
例えばこれだったらこの緑ですよね。この緑がこのグリーンと合いますよね。
そういうのを見て選ばれた方がいいと思います。
もう一つ伺いたかったのが、素朴な疑問というか、
幕っていうとやっぱりまず僕がまさに浮かぶのはマフラーとかなんですけど、
マフラーだったら当然冬じゃないですか。
ですからスカーフの季節感というか、それも色とかありきなのかもしれないですけど、
これは基本的にオールシーズンなんですか?
スカーフはオールシーズンですね。シルクですから。
特に春先からはコートも脱ぎますから、このスカーフのオシャレが本当に映えるときなんですね。
でも冬もシルクってとても保温性があるんですよ。
あったかいんですね。だから首に巻いてコートを着て、
それでも寒かったらその上にぐるぐるにオールのマフラー巻けば、
もう本当に怖いものなしっていう感じですね。
スカーフっていうのはもちろんファッションのアイテムとしてなんですけど、
今シンプルに保温性っていうのがちょっと驚いて、
つまり本当のマフラーごとじゃないにしても、実用的な機能もあるってことですね。
もちろんです。首元が寒くなると、とても全身も寒くなりますから、
首を温めるととてもいいことなんですね。
スカーフってシルクをすごく小さく折りたためますから、
いつもハンドボックスの中に入れておくと、
お出かけのときは暖かくても帰り夜寒くなったりするときに首に巻いたりするとすごくいいんですね。
しかもかさばらないですからね。
かさばらないですから。
実用的なことを聞くとスポキャスっぽく寄りなってきましたよね。
健康というか体を冷やさない。