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はい、バーニング王爺のアウトプット読書術
本日の一冊は、10歳からの行動経済学天才デイビッドの大実験
僕たちが宿題をさぼる理由
こちらの一冊を紹介させていただきます
書者はダン・アリエリー氏
ニューヨーク出身の行動経済学研究の第一人者、デューク大学の教授
2008年に刊行された、予想通りに不合理は米国各メディアのベストセラリストを席巻すると
ダン・アリエリーさんの著書
これを金原瑞人さんが翻訳された一冊でございます
久しぶりですね
今年も本をしっかり読んでいこうかなと思っておりまして
2025年の一発目でございます
こちらの一冊ですね
内容がですね、行動経済学っていうことなんですが
主人公は10歳のデイビッドくんです
結構ね、中が漫画になってまして
本当に10歳ぐらいのお子さんでも読めるような
小学生の高学年ぐらいからでも読めるような内容になってまして
デイビッドくん悩むんですよ
どうして宿題ってできないのかな
いろんな誘惑に惑わされちゃってできないんですってね
みんなが誰しもが持っている悩みですよ
これがね、ストーリー帳で書かれてるんです
宿題を持って帰ってきたんですけど
なかなかできないと
お腹が減ったなと思って冷蔵庫パカッと開けるとね
そこにチョコレートケーキが入ってるんですよ
うわ、これはおいしそう
ちょっと一切れだけ食べようかな
だってお腹が減ってたら宿題なんてできないもんね
一口だけ食べよって食べるんですけど
どうにもこうにも口の中でチョコレートケーキが暴れ回っちゃって
もう一切れで収まらない
もうちょっと食べよってなって
で、お腹いっぱいになっちゃうんですよ
じゃあもうお腹いっぱいになったから宿題やろうかなって思ったら
兄弟が学校から帰ってきて
テレビでファンタスティック4見ようぜ
人気の映画ですよね
アニメかな
これを一緒に見ようってなって
そんなん見だしたら
僕も一緒に見たいじゃないってなって
なかなかできないと
それも一段落して
あー楽しかった
さあ宿題よって思ったらですよ
スマホで変顔アプリの動画が流行ってるっていうのを
また兄貴から見せられてですね
それ楽しそうだなってやってたら
僕も撮りたいって一緒に遊び出すんですよ
これでまたまたできないと
そして夕食を食べ終わったら
もういよいよやろうと思ったらですよ
ベッドの上に漫画が置いてある
あー漫画これ読みたかった続き
どうなってるんだろう気になるわ
と思って見出してしまうということで
そっからもうね
読みふけたら宿題やろうやろうと思ったんだけど
ぐっすり眠っちゃいました
っていうね
ストーリーから入っていくんですよ
で学校の先生に叱られるんです
デイビットどうしてやってこなかったの
あーでこんなことかって誘惑だらけで
僕はやろうとしたんだよって
でも結果じゃないでしょ
こうやってやろうとした気持ちが
大事なんじゃないんですか
先生だったらそういうところ評価してください
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なんてね
理屈は大人っぽく言うんですけど
ダメでしょそんなことじゃってなってね
親に署名をね
渡されるんですよ
デイビット君は宿題をやってこれませんでした
親の方でもしっかりと管理をしてあげてくださいね
こんなのもらっちゃったよ
お父さんお母さんにこんなの渡せないよってなって
そこからですね
実はこのデイビット君お家に
AIロボのワンちゃんがいるんです
ドット君
ここはちょっとね漫画調なんですけど
ドット君がいろんなヒントを与えてくれるんですね
デイビット君ダメだったね
宿題どうやってやっていこうか
なんてことを言うんですけども
ここでですね提案をするんですよ
こういった実験があるよっていう
マシュマロ実験皆さん聞いたことありますでしょうか
とあるねテーブルの上にマシュマロ一つ置きまして
そこに小学生の男の子女の子もたくさんの子を
実験台にしてですね
二つのグループに分けるんですよ
一つのグループには
どっちもマシュマロ置いてるんですけど
何もなくマシュマロ一つだけ置いた状態で
15分我慢してくださいねっていう風に伝えます
もう一つの一方のグループに関しては
同じく15分間マシュマロ我慢するんですけども
そちらには気を紛らわせるようなおもちゃがいっぱい置いてある
この15分我慢することができたならば
もう一個マシュマロをもらうことができるんですよ
だから食べちゃダメってことじゃないんです
食べたらそれ一個はもらえるんですけど
15分我慢しきったらもう一個もらえる
つまり二つマシュマロを食べることができるから
冷静に考えればそちらの方が得だよねってなるんですよね
こういった実験があるんだよっていうのを
このワンちゃんAIワンちゃんのドット君が紹介するんです
結果どうなったかと言いますと
15分間我慢できた方は
この気を紛らわせることができた
そのおもちゃがあったグループの方が
はるかに多かったんですよ
何もなくて15分我慢できた子はかなり少なかったと
ほとんどの子が食べちゃいましたってなったんですね
それでもってさらに言うと
15分間我慢できた子たちは
そこから何年も後を追って調査をしたんですが
ずっと学校の成績が良かったっていう
そんな結果が現れるんですね
つまり我慢できる子の方が忍耐力が身について
学校の成績も伸びやすいということが
この実験でわかったんだよってそういうことを言うんですよ
これを受けてデイビーとかはですね
やっぱり誘惑があると弱いんだなっていうことをね
認識するんですよ
だって何もなくさ
ただ我慢しろっていうのイコール宿題をしろってことでしょ
でも誘惑は僕はいっぱいあったから
マシュマロが近くにずっとあったから
そっちを食べちゃったんだよっていうことを言っちゃうんですよ
そういったちょっと歪んだね
あれを認識しちゃうんですけども
こういうのを受けてですね
じゃあお父さんお母さんはどうなのかなって
お父さんお母さんにもこの実験を仕掛けていくんですよ
そしたら結論ね
ここの部分は掘り下げないんですが
お父さんもお母さんも誘惑が近くにあると
我慢できないということがわかったんですよ
やっぱり大人もそうじゃないっていうことをね
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発見したんですね
この実験のやり方どうこうっていうことにも
この掘り下げて書いてあるのはすごく興味深いんですよね
ただですねここでわかったこと
大人であっても子どもであっても
やはり誘惑があるとそれには打ち勝てないと
これは気持ちの問題ではなくて
もともと持ち合わせた人間としての性質なんだよっていうことがわかりますよ
じゃあですねそれを受けて
僕たちはどうやったら集中できるのか
宿題をやらなきゃいけないのか
僕たち大人で言えば何か課題を取り組まなきゃいけないとか
仕事になかなか集中できないとき
どうしたらいいのかっていうことに進んでいくわけですよ
そしてその結論の部分
今からお伝えさせていただきます
デビット君がついに発見しました
実験を通して発見した
これでOK
誘惑に打ち勝つ3つの解決策
この3つをお伝えさせていただきます
まず1つ目
誘惑を近づけない
これがまず一番に大事
楽しいものを周りに置かないっていうことですよね
整理整頓をして周りにおもちゃとか漫画とか
それを置かないようにする
前の日寝る前にはちゃんときっちりね
本棚に片付けておくとか
そういうふうなことをしておくのが
非常に大事ですよということです
大人であればスマホにアプリを入れてたりするでしょ
そういうアプリはちゃんと消しときましょうとか
あとはスマホの新着通知をオフにする
こういった設定も非常に有効ですよね
スマホを離して置いてたとしても
ブブンとかピロン音が鳴ってしまうと気になっちゃう
それでなんとなく見ちゃったら
なんか楽しそうなやつが更新されてるな
とかなっちゃうので
それを離しておくってことが大事です
誘惑を近づけないことがまず第一
そして2つ目
ルールを作る
ルールを決めておけばいいんですよね
することしてはいけないこと
ここをはっきりさせることをやりましょう
これができればまっすぐゴールに
たどり着くことができるんですよね
例えば宿題ならばルールは2つ
まず宿題
家に帰ったら取り掛かろう
お家に帰ったらまず宿題をしようね
テーブルの上に教科書を広げる
ノートを広げるということからやりましょうか
1つ目
2つ目のルール
終わるまで
宿題が終わるまではゲームをしない
っていうこんなことですよね
だから例えば仕事だったら
まずはデスクに着いた瞬間には
この1日のスケジュールの管理から始めましょう
1日のトゥードリストを作るところから始める
簡単なメールチェックは後回しにして
頭を使うような作業をまずやる
っていうことをルールとして決めてしまう
これをこの時間までにやるっていうことを決めるとかですね
簡単なものでいいんですよ
ガチガチにしちゃうとハードルが高くなっちゃってできないので
簡単な2つぐらいのルールから始めてみましょうね
そういうことを言っています
そして最後の3つ目
ご褒美を用意する
楽しいこととかうれしいことが待っている
っていうのを考えてみると
そこに向けて頑張ることができる
それが人間の性質なんです
夕食前に宿題を済ませたらクッキーを食べるんだ
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とかですね
動画を見るとかね
例えば仕事がこれが1つ課題が済んだら
ちょっと楽しみにしてた
バラエティの動画を1つ見てみようとかね
漫画をちょっと1冊読もうっていうのを決めてみるとかね
大人だってご褒美与えようと思えば
いくらでもできるわけですよ
こういうふうに設定をすると
ちゃんと課題ができますよ
僕たちは宿題をすることができるんだ
っていうことを発見したんですね
まとめましょう
誘惑に打ち勝つ3つの解決策
1つ目
誘惑を近づけない
2つ目
ルールを作る
3つ目
ご褒美を用意する
こちらですね
この本本当にね
漫画調になっているので
お子さんでも読めるんじゃないかなって思います
2024年の9月に発刊されたまた新しい本ですね
こういった子供向けでも解説されている本っていうのはね
大人でもかなり転用できる内容が
盛りだくさんなんじゃないでしょうか
ということで
本日は10歳からの行動経済学
天才デイビットの大実験
僕たちが宿題をさぼる理由について
紹介させていただきました
ということで
明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日