00:05
はい、バーニング大家のアウトプット読書術
本日の一冊は
読書をする子は◯◯がすごい
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は榎本博明さん
1955年東京生まれ、東京大学教育心理学科卒
現在MP人間科学研究所の代表を務められている心理学博士
この方が書かれた一冊でございます。
このシンプルなタイトルね
読書をする子は◯◯がすごいの◯◯が気になる
ここ何、これ何書かれてるんですか
どうですかね
お子さんお餅のお父さんお母さん
読書してほしいなって思いませんか
習慣身につけさせるってなかなか大変なことじゃないですか
本が読むのはいいのはわかってるのよ
でもうちの子はね
もう外で遊びに行くばっかりやし
家にいてもゲームばっかりする
本なんて無縁なんですよ
もううちはできません
諦めるのはまだ早いですよ
ということでございますよ
この子どもに読書習慣を身につけさせるヒントを
この一冊を通して与えてくださるんですよ
期待していきましょう
まずもってね
この本を読むってことの前に
言語能力っていうのは
どうやって身についていくんですかね
人はっていうところから解説されてるんですね
これ時系列でね
小さい時から1歳頃から1語2語と言葉を覚え始めて
2歳3歳だんだんと喋れる言葉が増えてね
2歳頃から言語能力の爆発という
一気にね
親の話す言葉をモデリングして身につけていく
1日で10個ぐらい覚えるらしいんですよ
忘れるも含めてなんですけど
どんどんどんどん吸収するっていう
そういう時期を経てね
子どもたちっていうのは
言葉を身につけていくんです
さらに掘り下げると
親子で過ごす時間が長ければ長いほど
子どもの言語能力が高く
そして脳が発達していることが分かったと
こういう研究データも示されてるんですね
そうなんですよね
結局親をモデリングするっていう
すごい真似するじゃないですか
どこで覚えたみたいなことでも
それ妻の口癖に似てるな
みたいなことよくあるでしょ
子ども真似するんですよ
真似で覚えていくんですよね
なるほどそれは分かりましたと
そうでしょうねっていう感じなんですが
言語能力ね
今の時代ってAIすごいじゃないですか
言葉なんて別にググれば分かるじゃん
でちょっとチャットGPTとかで聞けば
03:01
なんか文章ばーって作成してくれるじゃないですか
もうそういう時代になってきてるんじゃないんですか
自分で言語能力を身につけるよりも
そういうコンピューターに指示を出せる能力の方が
今は高まってきてるんじゃないのっていう考えも
一理あるかもしれない
しかしここでまた面白いデータを
紹介されてるんですね
国立情報学研究所というところが研究していた
ロボットは灯台に入れるのか
いやこれまた興味深い実験されてたんですが
これが2016年にロボットは灯台には入れません
断念をしたっていうことが朝日新聞ね
当時2016年11月25日の新聞に載ったらしいんですよね
その当時のAI2016年時点でも
関東だったら南韓大学ね
マーチ呼ばれるところ
関西だったら関韓同率レベル
ここの合格率80%以上と呼ばれていて
これは期待できるぜってなってたんですが
灯台は無理だ
そして今後も無理だと言われているそうなんですよ
なんでなのか
灯台は記述式の問題
これが重視されてるんですよ
人工知能文章の読解
これが圧倒的に苦手なんですよね
新しい文章を紡いでいくという
次の言葉を予測して
つないでいって作成するってのは得意なんですが
読み解くということが圧倒的に苦手なんですよ
そうなんですね
だから言語能力扱うことよりも
読み解くという力
これが人にしかできないことなんですよね
そうなんじゃあ身につけたいじゃないですか
読解力
じゃあそれは何から得るかというと
親の会話では言語能力身につくということ
先ほど紹介しましたが
読解力これは読書から身につけなきゃいけないんですよ
っていうことなんですね
うわぁそうなんですね
そして読書の効果ということも紹介されてますよね
5つこの一つ目が先ほどの読解力ということであれば
2つ目自分以外の視点が手に入って
客観的に物事を捉えることができる
そうその主人公になりきってとかね
自分以外の視点で
この主人公はどういう考えで
どういう動きをしていくんだっていうことをね
推測することができるんですよ
客観して物事を捉えることができるんですよね
そして3つ目知らない世界が開け
知りたいっていうこの知的好奇心が刺激されるんです
そう面白いとかこの先が知りたいっていう好奇心ね
これを刺激されることによって
世の中に出た時にもっとこれを知りたい
これはどうなってるんだよ
それを掘り下げていくっていう
大事そうめっちゃ大事そう好奇心身につけたい
大人になったらどんどん減っていく
ここの好奇心ね
06:00
これを身につけることができるんですよね
そして4つ目豊かな想像力が手に入ります
物語でも何でもそうですよ
この先を読む力とかね
推理小説とかでもそうでしょう
これはこうなってるから犯人誰なのかなとかもそうですけど
作者の心情だったりとかね
主人公に対して出てくるこの脇役たちも
どういう考えをしているのかなっていうところに
想像力を膨らませる
相手の気持ちを知るということにもつながってきますよね
そして5つ目語彙力
これはつまり自己表現能力ですよ
なかなかねこの語彙力っていうのがないから
ちっちゃい子供の時っていいとか
いやーとかなって物を投げたりとかなるんですよ
これをちゃんと自分の気持ちを正しく表現できる
ということを身につけるのは読書からなんですよね
いやもう十分わかりました伝わりましたよ
その読書させたらいいことがあるよくわかりました
東大入るぐらいの学力っていうのも
まあ身につくと読解力は身につく
それはいいよね
世界で羽ばたける人材に育てたいんだったら
読書が大事ですよとこれはわかりました
でもそれをさせることができない
どうやったらさせられるんですか
はい最後にここ大事なところね
しっかりお話しさせていただきます
一つダメな例から紹介
いろいろダメなこともあるんですが
ご褒美あげたらどうなんでしょう
っていうのを紹介されてるんですよ
これとある学生を対象にした実験をされたんですよ
1日目にパズルを解きます解かせますね
いやー楽しいなって思う人はいいですよ
2日目にこのパズルが一問解けるごとに
お金を与えるということをするんです
めっちゃ嬉しいですよね
パズル好きじゃない子もテンション上がりますよね
そして3日目はまた報酬お金を与えないっていうことをすると
なんと1日目2日目よりもガクンと読解力
このパズルを解けるという
好奇心が減って一番成績が悪くなっちゃったんですよ
これはつまり単なる知的好奇心をお金を与える
ということによって奪われてしまって
つまりお金を得る手段になって
心から楽しめなくなってしまうということになるんです
でこれは幼稚園児でも一緒なんですよ
1日目にお絵かきをさせました
楽しんでやりますよね
2日目お絵かきさせて
1枚かけるごとにお菓子を与える
そしたら3日目お菓子もらえないと
やる気なくなっちゃうんですよ
不思議ですね
そうだから本能的に手段になっちゃったら楽しめなくなるから
ご褒美を与えて読書をさせるは絶対やめたほうがいいんです
じゃあどうしたらいいんですか
最初に少しヒントを与えてるんですよ
子供の言語能力はどうやって身につくのか
親のモデリングですよね
真似するんですよ
そういうことか
本をたくさん読む子供の親は読書をするんです
09:00
親が読んでいる姿を見せる
これ親の要因が一番でかい
その中での提案3つ
1つ目親が一緒に本を読む
お家の中で読むんですよ
この習慣をまず身につけさせましょう
本を一緒に読んであげるでもいいんです
読んであげることも含めて
一緒に親と読書を楽しむということを
お家の中でやりましょう
2つ目図書館や本屋さんに
子供たちを連れていくっていうことですよね
本を僕のところでもやってます
本屋さんに行ったら
1冊は絶対何か買ってあげるよ
本は上限なく欲しいものは買ってあげる
でも1回本屋に行ったら
1冊買いましょうっていうルールにしてたり
図書館ですね
これも1回行ったら10冊借りて2週間っていう
だから月に20冊借りてこよう
僕も同じく20冊借りて
今これやっていることも
読書のアウトプットですよね
一緒に読んだり
図書館や本屋さんに連れていく
ということをやりましょう
そして3つ目家の中に本がたくさんあるという環境
本が身近で当たり前という環境を与えてあげましょう
これもいろんなデータで示されてるんですね
家の中で500冊以上本がある子の学力が
一番高かったりっていう
そんなデータも示されたりしてるんですよ
当たり前にある状況を作ってあげる
中学生のアンケートとかでも
これ文部科学省が2017年にやった
小学生と中学生対象のアンケートでも
一番本を読むのが身についたよ
読書をよくする子どもたち
この一番の要因が
学校で朝の一斉読書
こういう習慣があったからって答えた子は
2番目に多い要因
一番は家族が一緒に本を読んだり
図書館に連れてってくれることなんだよ
これが51%を占めるということで
一番読書習慣身についた子どもたちの要因としては
やっぱり家族と一緒に読む習慣
本屋さんや図書館に連れてってもらえる習慣が
そこにあることだったそうなんですね
いや興味深い
はいみなさん読書をする子は○○がすごい
いろいろ紹介させていただきました
改めて聞き直していただいても
いいんじゃないでしょうか
まずは親が読むことから始めましょう
というわけで
明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日