声と体の関係
こんにちは、東洋医学セラピスト🌱おもていり)かおりです。
私、今歌を習っていまして、この週末に歌の1年に1回の音楽の発表会がありまして、それに出るんですけど、歌詞が覚えられなくてですね、朝も練習していたんですけど、
ちょっとそれで今日は声が枯れてるというか、しゃがれ気味になっているんですが、ちょっと歌の練習というか歌を習い始めて、気が改めて感じたことがあるので、今日はその気づきを話したいと思います。
それは体の状態って声にそのまま現れるなぁと改めて感じています。
東洋医学では体の状態を見るときに、見るポイントの一つとして声も見るんですよね。
例えば、漢方内科とか漢方のお医者さんだったり、神経、針、お経ですね。
私の場合だとサロンですね。
いらっしゃったお客さんを体の健康の状態を見るときに見るポイントっていうのがいくつかあるんですけど、その一つが声なんですね。
どこ行っても病院行っても神経とかサロン行っても問診票みたいな、何かチェックしたりとかお名前変えたりとか書くと思うんですけど、
そういう問診票も気になっている悩みとして参考にするんですけど、その他にその方の声だったり顔色だったり、そういったところから情報を収集してその方の健康状態を見ていくっていうやり方があります。
例えば、声を出すっていうのもエネルギーなんですよね。エネルギーが足りてなかったら大きな声も出せないので、そういうような声だったら出すエネルギーも減っているんだなっていうエネルギーが不足しているって考えるんですよね。
実際に見ていて、そういう声の方は虚弱体質の方が多いなと感じます。
力を抜くことの重要性
実際に私が声学を習っていて感じることなんですけど、声が通る方、例えば先生、すごい上手なんですけど、当たり前なんですが、声が通る方っていうのは体的に見ると喉の奥が開いていて、胸も開いて余計な力、肩とかギュッとなってなくて、
力がいい感じで抜けているんですよね。そういう感じでいい感じで抜けているとやっぱり遠くまで声が届きますし、響くなって思うんですね。
でも反対に肩とか力が入ってたりとか緊張状態になっていると喉が閉まってしまって、声もちょっと安定感がないし前に届いていかないんですよね。
糖尿医学的に見ると、やっぱり緊張しているとお腹が固くなって食べたものを消化する力も弱くなりますし、それによって食べたものを栄養に変える力も減ってきてくるので、
貧血とか生理不順とかめまいとか起こりやすくなりますし、あと冷えとかにもつながりやすくなりますし、あとは呼吸が浅くなってきたりすると眠りも浅くなったり疲れが取れにくくなったりっていう、
健康とは言えない状態になってくるんですよね。
大事なのは、やっぱり力を抜くっていう、いい意味の抜け感。
そして、イメトレみたいなイメージで、息を深くスーッと下に下ろすっていうのが、声も体、健康においても大事だなって思います。
スーッと深く流すことによって、声も体もめぐりが良くなっていくっていうところにつながると思います。つながってきます。
実際に私自身も、この声学のレッスンを重ねていく中で、力を抜けるように、肩の力を抜けるようになって、イメージ的に下に下ろして声は前に飛ばすっていうイメージでやっていったら、声がやっぱり届くと言いますか、響くように。
その状態ができるようになると、普段でも呼吸を下に流したりとか、変に力を入れない抜け感を作るっていう状態が、普段でも作りやすくなってきているなと感じています。
声を意識することで、体の使い方も上手に使えるようになるなと感じています。
というわけで、力が抜けることで、声にも体の状態にも健康にもいいので、普段肩の力とかギュッと入っちゃっているなという方は、まず抜くことからちょっと意識してみると、声も体も循環して良い変化を生むと思いますので、ぜひ意識してみてください。
それでは、最後までお聞きいただきましてありがとうございました。それではまた。