声が枯れる原因と改善
どうも、声を聞けば猫背がわかる、ボイストレーナーみかです。
今日は、仕事帰りに声が枯れるあなたへ、ということでお話ししてまいります。
今日も昨日に引き続き、職場で撮っているので、後ろでね、楽器の音とか聞こえてくるかと思いますが、ご了承くださいませ。
さてさて、仕事で会議があったりとかね、伝え申すことがあったりして話し続けたそんな日、帰り道なんかに声がかすれて、
はぁー、なんて思うことありませんか?なんか今日はよく喋ったなぁ、みたいなね。
あれってしょうがないと思ってますか?
あれでしょうがなくないんですね。
ある程度のね、例えば3時間5時間喋りっぱなしで休憩もなしとかであれば、それはしょうがないとは思うんですけど、
普通にちょっと会議に出たとか、数分上司と喋ったとか部下と喋ったとか、そういうくらいで、
それが積み重なって積み重なって仕事帰りに声が枯れるのであれば、
声の出し方とかを気をつけたりすると、声が枯れていくというのがかなり軽減されるんじゃないかなというふうに思います。
実はね、喉に力が入りすぎているだけ問題。
そういう可能性がかなり強いかなと思います。
これ結構ね、無意識にやってらっしゃる方が多いんですけど、
ここのリラックスができると、声のかすれっていうのも改善されていくかなと思います。
ほな、ミカさん、どうしたら喉に力入れないで済むの?
ですよね。いやー、ほんとそうですよ。
なかなかこれって長年やってきた癖なので、
すぐにはパラッと変わるわけではないんですけど、
本当に毎日少しずつやっていくと良くなっていくので試してみてください。
では、喉のことを考えません。
すごいフェイント。喉のことを考えそうですけど、喉の話をするからね。
喉に力を入れないために喉のことを考えるではないんです。
というのも、人はね、意識し始めるとそこのことを考えちゃうというのがありますね。
カラーバス効果とかって言われたりするのにすごい近いんですけど、
象のことを考えちゃダメですって言われた瞬間にもう頭の中に象が思い浮かびません?
深呼吸と姿勢の重要性
白い象のことを考えちゃダメですって言われたらもう頭の中に白い象いるじゃないですか。
そんな感じで喉に力を入れたらアカンって思うだけでも喉に意識が行ってしまうので、
喉のことを考えません。
ほな、どこを考えましょう?
肩甲骨。肩甲骨を意識してみてください。
はい、天使の羽のところですね、背中の。
肩甲骨と肩甲骨の間、背中の真ん中の背骨の筋っていうのかな、
あそこを意識して深呼吸をしてみてください。
まず姿勢を整えたほうが吸いやすいので、
猫背の方はまっすぐ、出っ腹の方もまっすぐ骨盤を立ててまっすぐ座ってもらって、
肩甲骨の間、隙間にふーと息が通るような気持ちで深呼吸をしてみてください。
一回吐きましょう。ふー、リラックス。
吸って、背中の方に息が入る感じ。
で、吐く。
これ、鼻からでも口からでもどっちでもいいです。
はい、吸って。はい、吐いて。
はい、最後もう一回吸って。
背中の方に呼吸を通す。
で、吐く。
はい、この状態で普段からいると自然と声が出しやすい状態なので、
声がかすれたり枯れたりするのが少しずつ減っていくと思います。
もしできるのであれば会議の前とか、何かミーティングがある前に今の呼吸、
3回だけでもいいので肩甲骨の間とか背中に空気を通すようなイメージで深呼吸をして、
そこからしゃべる。
これで割と力間内で声が出す感覚というのがつかめる方もいるんですよね。
呼吸を変えただけで声が出やすくなるという方もいらっしゃるので、
よかったら試していただけたらと思います。
すぐに声に変化がない方の方が多いかもしれない。
でもこれって続けていくことで変化が起きることなので、
ぜひぜひ諦めずにやってもらいたい。
しかも声だけじゃなくて、姿勢とか呼吸が深くなるというのは
集中力が上がったりとか、メンタルにもよかったりとか、
声以外のところにもいい影響がありますので、
ぜひね、肩甲骨を意識して深呼吸をするというのをやってみていただけたら、
3ヶ月後とかに仕事帰りに声が枯れなくなっているかもしれないので、
お楽しみに。
ということで、今日もあなたの声のアウトプットを応援してまいります。
ボイストレーナー、みかんでした。
またね。バイバイ。