2025-12-20 59:29

#151 令和人文主義

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最近取りざたされている令和人文主義について教えてもらったり、考えを話したりしました

サマリー

令和人文主義という新しい概念が谷川よしひろによって提唱され、若い世代の人文学の潮流を生み出そうとしていることが語られています。このエピソードでは、令和人文主義の背景や関連する著名人についても触れられており、その広がりと批判について論じられています。特に、政治への言及が少ないことへの懸念や若手哲学者の影響力について考察されています。また、小峰さんの批判も紹介され、その内容を基に深い議論が展開されます。世代間のギャップや価値観の多様化にも触れられ、特に若者が感じるプレッシャーやコミュニケーションの課題が指摘されています。このエピソードでは、令和人文主義を巡る論争や三宅加穂さんの影響力についても論じられており、哲学や批判的思考の重要性、現代社会におけるそれらの役割について考察されています。令和人文主義では、批判や観戦行為が新たな形で表現され、エンターテイメントとして楽しむ視点が強調されています。

令和人文主義の提唱
スピーカー 2
令和人文主義、哲学。
スピーカー 1
この番組は、哲学を知りたい3人が知らないながらも素人をあがく番組です。ミソです。
スピーカー 3
モーです。
スピーカー 2
トモキです。
スピーカー 1
いやいやいやいや、もうシバスも中バスよ。
スピーカー 2
いやいやいや、ほんとだ。
スピーカー 1
ねえ、ドラクエワン2クリアしましたよ。
スピーカー 2
またドラクエの話してる。おめでとうございます。
あー面白かったー。
スピーカー 1
あーそうっすか。
感動したわー。
スピーカー 2
エンディングとか?
スピーカー 1
そう、エンディングがめちゃくちゃよかったよ、ほんと。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。やっぱちょっと違うんですか?
スピーカー 1
全然違う。
スピーカー 2
あ、全然違う。
全然違う。
へー。
スピーカー 1
すごいなんかエモい感じでしたね。
スピーカー 2
へー。
あ、まあやっぱエモを求めてるんですね、時代が。
スピーカー 1
そう、だからざっくり言うと、ドラクエ1,2,3って、その伝説の勇者が3の勇者で、で、1と2の勇者っては子孫なんですよね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そう、その3の主人公の子孫が1と2に出てくるキャラクターたちなんですけど、3の勇者が最後やり残したことみたいなのがあるんですよ。
それを、その何百年の時を経て、それをやり残したことをやって最後終わり?みたいな感じの演出になってたんで、なんかもう涙が結構出てくるぐらい感動しました。
スピーカー 2
なるほど、それはすごいね。ちゃんとリメイクをもう1回やった人を感動させるってすごいですよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 3
よくちょっとさ、2人さ、よくまあさ、ほんとだんだんポッドキャスターだよね。
なんで?
急にさ、全然違い話してた2分30秒前までは。
スピーカー 2
たしかにね。
スピーカー 3
タイトルコールして。
スピーカー 2
ずっと全然違う話してた。
スピーカー 3
全然違う話してた。私今まだ切り替えられてないわけ。感情的だからもうなんかもう全然切り替えられない。
僕まあそんな急にドラクエの話で、そうっすよねってかって、何者なの?何者なの?ほんとに。
スピーカー 2
僕はドラクエすらやったこともないのにね。
スピーカー 3
なんかエモっすよねとか言って、もうそこに行ってるみたいな。
スピーカー 2
いやいやいや、その時代がね、やっぱエモを求めてるんだなみたいな。
スピーカー 3
なんか切り替え早すぎるのか、2分30秒前までは話聞いてなかったのかどっちかだよね。
スピーカー 2
まあどっちかだね。たしかに。
スピーカー 1
いやいやいや、違うんすよ。
スピーカー 3
すごいわ、もう。
スピーカー 2
違うんすよ。
スピーカー 1
違うんすよ。
スピーカー 3
さすがですよ、ほんとに。
スピーカー 1
さすがでしょ。
スピーカー 3
びっくりしちゃった。ついていけないわ、私ほんとに。
もうすごいわ、ほんとに。
スピーカー 2
もうさんがずっとすごい顔してたからね。
スピーカー 1
もうさんがでもあれですよ、たぶん酔っ払ってるからですよ。
スピーカー 3
もっとね、頭がしっかり働いていれば乗っかってこれたんじゃないかなっていうふうに思って。
スピーカー 1
ドラクエの話はちょっと無理かなって思うんだけど。
スピーカー 2
いやいやだからね、違う角度からね。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
で、なんだっけ、本編は何?
スピーカー 2
本編は、令和人文主義ですよ。今話題の巷で。
スピーカー 1
全然知らないんだけど。
スピーカー 3
それ巷じゃないと思うけど。
スピーカー 2
巷でもう発狂をにぎわしている。
何で令和人文主義って、マジで知らない。
もうハッシュタグで令和人文主義でみんながつぶやいているみたいな。
へー。
知らんけども。
スピーカー 3
でも私もそれに反応しててちょっとなんか恥ずかしかった。
なんかそれを知ってしまっていた自分みたいな。恥ずかしいというか、
なんかそういうのを求めているのかなって思って。
はいはいはい。
なんかいろいろ教えていただきたいです。
スピーカー 2
いやいやいや僕も全然知らないし。
なんかこう、まあちょっと前か。
今年の9月だから、もうちょっと前かな。
ぐらいから概念として提唱されていて。
新たな人文学の潮流
スピーカー 2
9月だって、そんなに前だったっけ?
そう、確か。
スピーカー 3
そう。
スピーカー 2
谷川よしひろさんっていう哲学者の方が、この人若いんですけど、
1990年生まれとかの人なんですけど。
スピーカー 1
そんな若いの?
スピーカー 2
スマホ世代の哲学みたいな本を書いてらっしゃる方?
スピーカー 3
そうですよ、ほら。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 3
私は結構ポッドキャストが好きで、谷川さんの。
スピーカー 2
そうそう、この人もポッドキャストやってるし。
スピーカー 1
あ、そうなんですね。
スピーカー 2
そう、っていう人が、ちょっと聞いてくださいよみたいな感じで。
あれ、ポッドキャストの中で提唱したのかな?ちょっとわかんないんですけど。
なんかあとは朝日新聞の新聞の記事にもなってたし。
へー。
今のこの時代を表す何かこう、
人文系の言葉みたいなのをちょっと考えたんですよねみたいな感じで、
令和人文主義ってどうすかみたいなフレームワークというか枠組みみたいなのを考えたんですっていうのを提唱しましたと。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 3
すごいよねー。
スピーカー 2
今の時代の潮流みたいな。
で、その中に谷川さんが真っ先に挙げていた人が、古典の深井さんとか、みたいなのが上がってくるんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
古典の深井さんとか、あとはそれこそ地を描いたうごとさんとか。
スピーカー 3
ヤムチャさんは入ってなかったっけ。
スピーカー 2
ヤムチャさんは入ってなかったと思うけど、谷川さんの中ではね。
違う違う。
スピーカー 3
古典語の水野さんとか。
スピーカー 2
あとは三宅科学さん。
スピーカー 3
バンコクに住んでる。
スピーカー 1
なんか書いてあるのだと、田村正介さん。
スピーカー 2
僕もわりと知らない人いっぱいいたんですけど、
40代から20代後半くらいの比較的若い世代の人たちが、今人文の潮流みたいなのを作り始めていて、
これって今までにはなかった新しい動きというか、地の営みみたいなものが始まってるんじゃないのっていうのを言葉で表したくて、
そういう命名をしました、みたいなことを言ってるわけですよ。
古典ラジオとかを聞いてる人とかは、まさに谷川さんが言う、令和人文主義という潮流の一部であって、リスナーの時点で。
我々もそのもはや一部として、これを語らねばならぬのだろうなと思ったので、話したいなみたいな感じですね。
谷川さんが定義する漢字だと、結構文体がわかりやすく、できるだけわかりやすく伝えようと頑張っている。
一昔前の人文主義というか教養主義というか、そういうのって難しい言葉を重ねれば重ねるほど頭がよく見えて、それこそが地なんだみたいな。
それこそ無理することが地なんだみたいな風潮があったけど、そうではなくちゃんと伝わる言葉で伝えなきゃダメだよねっていう潮流が生まれてきている。
スピーカー 1
わかる気がするぞ、めちゃくちゃ。本とか読んでてもすげえそういうのって昔感じたもんだけどもさ。
スピーカー 2
無駄に難しい言葉使うみたいなね。
スピーカー 1
でも結局わかりやすいところからのインプットのほうが楽しいし、総論的な部分になっちゃうけれどもさ。
結局覚えられるし、それを元に語れちゃうみたいなところもあるんで。
そうだよね。
確かに難しい哲学書とか歴史書とかそういうのなんて読みてえななんてかけらも思わなかったね、昔から。
スピーカー 2
あとは結構会社員とか、深井さんとかもそうだけど、ビジネスパーソン向けにわりと語りかけているというか。
今までは学生たちよ、もっと頑張って勉強するんだ、これを無理して勉強してインプットしろみたいな押し付けみたいなところも若干感じていた部分から、
社会のメインというか、勉強っていうのを一回終えた人たちに向けて、もう一回ちょっと学び直してみませんかみたいな語り口で、
会社員とかビジネスパーソンに向けて、新しく顧客を開いていっているみたいなのとかが、さっき挙げた前の人たちに共通する潮流だよね、みたいな。
あとはアカデミズムに対しても、一定の尊敬というかちゃんとリスペクトをしながら、その学者さんたちの本とかを引きながら、それを我々がわかりやすく説明しますみたいなのとか。
あとは政治的なメッセージがあんまりない、なのも多分大きい。これであんまり谷川さんは言ってなかったかもしれないけど、共通点みたいなのを谷川さんがいろいろ挙げてるんで、それはいろいろ調べてもらえば簡単に出てくるんでいただければと思うんですけど。
谷川さん的には、僕はこういう枠組みどうっすか、みたいな。この人とかこの人とか、令和人文主義な気がするんすよとかっていうのを挙げていったりとか、こういう概念が今の潮流っぽい気がするんすよね、みたいなことを言っていって。
令和人文主義っていうのを、ある意味雑に使ってもらって、その概念を育ててほしいんですよね、みたいなことを言っていて、おもろいな、みたいな。確かにそうやって雑に使うことによって批判を浴びたり、これも令和人文主義に入れてもいいんじゃないですか、とか。
それこそ、モウさんがさっき言ってたヤムチャさんとかね、オコウトユウミンさんとかね、そういう。僕から言わせれば青柳兄弟とかだって入れてもいいと思うし。潮流としてはなんかね、そうそうそう。
概念の炎上とその影響
スピーカー 2
そういう誰がとか、どこまでとか、それはどうなのとかも含めて、なんか概念で遊んでもらえたら面白いんじゃないですかね。
スピーカー 3
でも怒ってたよ、ヤムチャさんとは話したくないとか言ってたよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。そういう怒り方なんだ。
スピーカー 3
わかんない、話したくないじゃなくて、仕事はしたくない人たち、みたいなのの名前に入ってたんだけど。
スピーカー 2
いや、そう、まあ何かだから。
スピーカー 3
最近のね、それはすごい最近のだけど。
スピーカー 2
そっかそっかそっか。
スピーカー 3
わかんないよわかんない、ちょっとちゃんと確認しないといけないけど。
あの、谷川さんが言って思ってらっしゃるのは、なんか豊博さんとか哲学者の豊さんとか、あとチューヒチョルさんとか、なんかあの100分で名庁に出てて、私すごいなんか結構話聞いてて、
あのこの前言ってたのバザールとなんだっけ、違うなんだっけ。
スピーカー 1
バザールとクラブ。
スピーカー 3
クラブとバザールだっけ、バザールとクラブの話をしてるチュさんとか書いてあるね。
書評家の渡辺スケザネさんとか、結構クイズノックの人ね、さっきの田村さんっていうのが出てますね。
その方たちは挙げてらっしゃるけど、ヤムチャさんは挙げてないから。
ここではね。
結構面白いね、そのなんかやりとりがね。
その年代の方たちで、私たちなんかよりも若い年代の方たちばっかりだからね。
令和のね、ほんとにね。
スピーカー 1
面白いね。
なんかこういう置き換えとかわかりやすく語るみたいなのはね、それこそ深井さんなんかっていうのはあんまり嫌う部分だけどさ、
なんか今のあの話聞いてて思ったのは、なんか音楽とかの話とかとも似てるなって思ってさ、
クラシックとかってさ、もう本当になんか、もういろんな音楽の歴史とかさ、そういうのめっちゃ勉強してさ、
もう本当、こうコンディション一つでも大きく評価が変わるみたいな話とかあるじゃないですか。
そういう堅苦しさを嫌ってさ、そこから自由になったものがロックだと。
ロックだって定義みたいなものもねえみたいな感じでさ、自分がロックだと思ったらロックなんだみたいなさ、
そういう感じで育ってきたみたいなところもあるじゃないですか。
なんか結構そこの話と近いなっていうふうに思ったし、そうイメージするとすげえイメージしやすかった。
スピーカー 2
たしかにそうだよね。そうやって概念と育っていくみたいなね。
スピーカー 1
そうだよね。概念を育てるって意味が本当にそんな感じですよ。
スピーカー 2
そうだよね。だからその、そうだね。
谷川さんはそうやって、最初は概念を雑に扱ってもらって、
どこまでかとか、それは言いすぎだからもうちょっと縮めたほうがいいとか広げたほうがいいとかっていうふうに
遊んでもらいたいみたいなニュアンスで僕は捉えたんですけど、
昨今、わりと令和人文主義という言葉自体がなんとなく炎上気味になっているというところもあって。
そうなんだ。どういう意味で?
令和人文主義っていう言葉とファスト教養みたいなのが、わりとイコールに結ばれつつある感じなんですよ。
はい、お手軽にYouTubeで見て、その気になってる人たちね、みたいな。
確かにガチ勢からしたら、そう言いたくなる気持ちもわかるというか。
スピーカー 1
浅い意識高い系みたいな、そういうことかな。
スピーカー 2
そういうことかな。はいはいはいみたいなね。
令和人文主義の普及
スピーカー 2
お手軽にね、実際本も読んでないのに、その動画を見てわかった気になってる人たちみたいな感じで、
わりとそういう炎上の仕方というか批判が出ていて、それを助長している人たちはどうなんですかみたいな。
スピーカー 3
でもここに名前出てきてる人たちはプロでちゃんとやってる人たちだからね。哲学者とか評論家とかさ。
だからその人たちを主義者というんじゃないの?その令和人文主義者というのはね。
スピーカー 2
谷川さんが挙げた人たちだけじゃなくなっちゃってるわけですよ。
ある意味本当に雑に令和人文主義が広がりすぎていて、
もはやその批判をしている人たちからすると、たぶんもっと広がってんじゃないのかなと思うんですよね。
その人たちの定義に誰が入ってるのかは知らないですけど。
誰かって挙げるとあれだけど、YouTube大学とかああいうのとかさ。中田敦彦さんのとかさ。
炎上しやすそうじゃないですか。言いやすそうだしみたいな。
そういう見て満足してるのねみたいな風になっていってるみたいなところもあって。
でもそれも含めて、おもろみたいな感じで見てるんですけど。
ちゃんと炎上してってるってことは、この概念が広がっていって育ってってるんだこれみたいな。
スピーカー 1
確かにそうだよね。
スピーカー 3
めっちゃすごいね。
私谷川さん結構ずっとフライヤーのブックキャンプっていうのの講座も受けてるぐらいで、
お話いろいろ聞いたりとかしてる人で、若いからいろいろ迷いながらも、
本当に哲学者と名乗ることさえも、たぶんすごく、哲学者って名乗ることさえ。
スピーカー 2
あえて哲学者って名乗ってるんですよね。
哲学研究者とか、哲学の学者というわけじゃありませんと。
私は本物の哲学者ですみたいな。
スピーカー 3
そこもすごいこだわりがあって、結構見た目とかすごいふんわりしてて、結構いろいろ話も今までも聞いてるんだけど、
オンラインとかでも。
でもすごくふんわりしてるんだけど、やっぱりね、なんか尖ってるものがあるのよね。
話聞いてると、どうしても伝えたいものみたいのが、まだ私もよくわかってないんだけど、結構私は彼の本持ってて、
あとで見せるけど、感動した。
谷川さんがそれを言い始めて炎上してるのって、みんなが気にしてるってことじゃん。
スピーカー 2
そうそう。本当に。
スピーカー 3
めっちゃすごい。
スピーカー 2
批判を恐れ、有名になったら絶対批判出てくるに決まってるからね。
それなりに広がったっていう証でもあるし、その概念が。
スピーカー 1
それにとりあえず雑でいいから使ってくれみたいな感じで言ってるっていうのもさ、
要はそれでもっと広がってほしいよみたいな話があるわけなんでさ、
広がれば広がるだけうぞうむぞうが増えるからクオリティは当然下がるっていうのはわかるけど、
スピーカー 3
でもそれもやっぱり意図して覚悟してのことなんじゃないかなって気も、ちょっと今聞いてて思った。
それをだから、私はヤムチャさんとか面白いからよく読んでるからノートとか、
それで谷川さんのも読んでるし課金して読んでたから、全部は読めてないんだけどいっぱい出てくるから、
お二人ともすごく真面目に書いてらっしゃるの。
でもヤムチャさんユーモアがあるの。
だって多分哲学者とは名乗ってないし、多分大学で教えてたりとかしないじゃん。
だけど谷川さん大学の先生とかやってるし、やっぱり責任があるよね。
だから多分もっとおちゃらけて話しちゃったりとかしてもいいじゃんとかってちょっと思っちゃったりするの、谷川さんとかは。
だけどやっぱり違うよね、その表現の仕方が。
両方私は面白いっていうか、すごい興味深く読ませてもらってるんだけど。
スピーカー 1
立ち位置とかあるよねとか思って。
若手哲学者の視点
スピーカー 1
おもろいね。
スピーカー 2
そうね。
あとは何だっけな。
こみねひずみさんっていう、この人もいろんな本を書いてる人なんですけど、
比較的若い著述家みたいな方なんですけど、
この人がガチで、令和人文主義に異論ありっていうノートを書いていて。
ガチガチの学術的にというか、いろんな視点で分析してみたいな感じなんですけど。
すげえ長いんで、僕も全部はちゃんと読んでないんですけど、
ザーッと読んだ感じ、なんというか。
この人ね、たぶん、いわゆる左翼の人なんですよ。
なんというか、資本主義とかにあんまり乗っかりすぎると危ないよっていうことを、
いろんな著書の中で言ってらっしゃるんだと思うんです。
僕もちょっと読んだことないんで、なんとも言えないんですけど。
その中で、今の令和人文主義の人たちって、ビジネスパーソンに向けて発信してるでしょ。
それは市民社会を育てるみたいなふうにはなかなかならなくて、
結局ビジネスパーソンに地位を与えて、資本主義の強化になっていってしまうという構造的な危険性があるよね、みたいなのとか。
あとはやっぱり、最近の令和人文主義の人たちは政治について語らないから、市民社会が育たないというか、
今までの過去の人文とか教養とかを大事にしてた人たちは、まず政治ということを全面的に語っていて、
そこを大事にしていたのに、そこをやらないと、それこそ地のつまみ食いみたいな感じになっていってしまい、
政治的議論の重要性
スピーカー 2
自分たちの社会を良くするみたいなことにはつながらないみたいなことを、おそらく言いたいんじゃないのかなって僕は解釈したって感じです。
スピーカー 1
まあまあ、ごもっともなのかもしれないけどさ。
そういう批判をする人っていうところに対してはちょっと思うところっていうのはさ、なんかそれこそ歴史を見てりゃ、
とりあえず転がるところなんて誰もわからんじゃないですか。しかも今の概念的な話の部分で言ったら、さっきのロックンロールっていうところもそうだしさ、
なんかちょっと別の似たもので言うとさ、宗教とかでもさ、すごい修行しなきゃいけないようなものだったのがさ、
民衆にももっとわかってほしいからっていうことで生身たぶつ唱えたらさ、極楽にいけるみたいな、わかりやすいとか出たわけじゃないですかね。
スピーカー 2
ファスト教養だよね。
スピーカー 1
ですよね。別にそれは多分当時のさ、そういう修行してる系の坊さんたちからはめちゃくちゃ批判は出たのかもしれないけれども、
でもなんかそれによって社会が何か悪い方向に行ったのかって言ったらさ、別に長い目で見たときにおかしな方向に行ってるふうには見えないし、
まあそれも一つの文化みたいな感じになってるしさ。そういう、いやまあ批判をするのはいいと思うんだけど、
でもそれを、例えばじゃあ今のこの潮流を止めろみたいな感じで言ってるんだとしたら、なんかちょっとそれは、
ちょっとそれもまた傲慢じゃないかなっていう気もしない。やってみることを否定するみたいな感じ。
スピーカー 2
ああ、そうね。えっと、小峰さんは否定まではしてなかったと思いますね。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
なんかまあ面白い試みだなみたいなふうには言っていたと思うし、なんかまあ今後それによって社会がどうなるのかなみたいな。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
今まではでもこうだったよねっていう、でもこういう面も大事だよねみたいな。
だから、小峰さんが前提としてる人がちょっといまいちわからないので、
誰をちょっと危ないとか思ってるのかっていうのがわからないんですけど、
なかなかこのままいくと潮流としては慎重になったほうがいいんじゃないかなっていう警鐘を鳴らしていくみたいな感じかなとは思いますね。
スピーカー 1
まあまあ多分そうだよね。
反対意見を出すっていうことは、反対のふうに思ってる方々っていうところに対して共感を求めるっていうところとか、
同じように思ってる人たちがいらっしゃるとか、
令和人文主義を見てる中の方とかでも違和感抱いてる方とかの一つ継承になればなっていうか、
別の視点で捉えてくれればなみたいな意味合いになるかもしれないですね、確かに。
スピーカー 2
そうですね。
まあまあ僕らは本当にその令和人文主義をめちゃくちゃ享受してるなという感じを僕自身は思っているので、
自分自身でもいろいろ歴史を調べたりとかしながら、
その調べたものを学者先生が書いた本を読んで、それを自分の言葉で伝えるみたいな。
うわ、まさに谷川さんが言ってるムーブメントを自分自身もやってるかもしれんみたいな感じも思ったので。
この概念がどこまで育っていくのかとかも楽しみだなって感じもしますし。
スピーカー 1
なるほどね。面白いね。
こんな面白い話してて、一番その話聞きたい知りたいって言ってたものが緊急事態につき今離席中っていうね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
かわいそうに。何があったのかちょっとわかんないですけど。
スピーカー 2
わかんないですけどね。
スピーカー 1
大変なことじゃなければいいなって感じでございますけれども。
なるほどね。帰ってきた。
おかえりなさい。まだおかえりなさいじゃない?
スピーカー 3
ごめんね。
スピーカー 2
全然?大丈夫ですか?
スピーカー 1
止めちゃってる?今大丈夫?
スピーカー 3
止めてない止めてない。
本当?すいません。お話すいません。全然聞けてなくて今。
いやいや。
スピーカー 1
大丈夫ですか?
スピーカー 3
息子が私が作ってあったカレーを温めてたんだけど、なんかスメルがするなと、匂いがするなと思って、消さないで小さくするだけにしちゃって、そのまま45分とか経っちゃってたみたいで、匂いがしたから、えーって思ったら。
スピーカー 1
焦げ付くか。
スピーカー 3
すみません。初めてそんな事態になっちゃって。すいません。
スピーカー 2
誰もが経験したことあると思いますんで大丈夫です。
スピーカー 3
そうですか?すいません。一通りお話終わっちゃいました?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
うーん、そうね。
スピーカー 1
でも、なんか騒論的なところがあるんじゃない?大丈夫?
スピーカー 2
騒論的なことか、なんだろうな。確かに小峰さんの批判とかを見て、小峰さんの批判の中には政治的な話をしなさすぎだよね、みたいなとこもあったわけで。
それはちょっとわかる部分もあって、あえて避けすぎだなという感じは、わりとするかなとは思う。
スピーカー 1
なんか言ってたよね、それトムキ氏もね、どっか民生家かなんかで。
スピーカー 2
民生家でも言ってるかな。
日本人は本当に政治的な部分についてもっと話すべきだつってね。
そういう話が単純に僕が好きなだけっていうのもあるけど、確かにそういうのが市民社会っていうのを育てるっていう小峰さんの言ってることはすごくわかるなという気もするので。
スピーカー 1
そういうのも含めて、令和人文主義が育っていくというか。
スピーカー 2
リベラルってそういうところなのかもしんないよね。
スピーカー 1
リベラルっていうか、リベラルってどういう意味だっけ。新たなっていうかなんですか。
スピーカー 2
自由主義ですけど。
スピーカー 1
自由主義かリベラル。じゃあちょっとイメージ違うけど。
そもそも政治の話をしないだとか、そういうような話とかって、これも日本人の文化みたいなところとか、暗黙のルールみたいな。
スピーカー 2
あるかもね。
スピーカー 1
そういうところだと思うんですよね。
そういうのをもっと話していったほうがいいよとかっていうような話って、そもそもやっぱり日本人の根底にある考え方だとか、空気を読むみたいな。
そういうところ自体を少し緩和していこうぜみたいな部分に近いような気がしていて。
なんかもっと議論に対して自由にやろうぜみたいな。
なんかそっち側のような気がちょっとしていて。
スピーカー 2
だからそうなのかもね。
小峰さんが言いたいのは、過去の人文主義とか教養主義っていうのは、そういうのをもっとちゃんと考えなきゃダメなんだよっていう説教臭さもあったけど、
ちゃんとそういうのを考えてる人たちが考えって言ってたから、説得力もあったし、
本当にそれこそ魂を燃やして命を懸けて、魂の叫びとしてそれを言っていたみたいなところがあったのを、そういう話もせず、
分析として最近はこうですよね、みたいな。
それはまあそうかもね、みたいな。
スピーカー 1
それはお前の魂の叫びなのか、みたいなのを感じているのかもなとかはちょっと思った。
令和人文主義への批判
スピーカー 1
もうすいませんね、谷川さんの提唱している令和人文主義に対して、ちょっとアンチテーゼ的な感じのものを書いた小峰さんっていう方の話を。
スピーカー 3
ノート見てる。
スピーカー 2
ノート自体はめちゃくちゃ長い。
そうなんだ。
長いっす。
スピーカー 3
でもすごいよね、これが。
スピーカー 2
これを真面目に反論するのがすごいと思うしね。
スピーカー 3
かっこいいよね。
かっこいいよもうね、私。
スピーカー 2
これだけ労力使って。
スピーカー 3
そうだよ。
スピーカー 1
哲学だね。
スピーカー 2
別に誹謗中傷でもバリ増言でもない、ちゃんとした批判をするという。
スピーカー 3
言ったじゃん前さ、私が初め全然わからないときにさ、今もわからないけど、悪口と批判は何が違うんですかって聞いてたの覚えてる?
私まだそれもよくわかってないけど、でも最近わかってきたのは批判はやっぱり、なんか批判っていうか、自分の意見とこれは違うっていうことを本当に戦わせてるのが最近やっとわかってきた。
やっぱりだから悪口だなって思っちゃうのもあるけど、読んでると。
だけど今これねパーッと見ると、私ちょっとそんなに早く読めないけど、かっこいいよねこれだけちゃんと裏付けを持って。
でもそれを多分谷川さんも望んでるんじゃないかとかって思っちゃったりして。
スピーカー 1
なんか書いてあったね。周りがこの騒がしい感じだと今は話せないけど、もうちょっと落ち着いたら話したいですねって。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 3
あーそうだよね。
スピーカー 2
そうかもね。自分はこう思ってんだよねって言っちゃうとそうなっちゃうからね。谷川さんが今言っちゃうとね。
スピーカー 3
黙ってて偉かったねって誰かが言ったっていう話も書いてあったよね、どっかに。
あーそうなんだ。
でもそれがかっこいいよね。やっぱりさ、なんか私ほんとスポーツと例えちゃうけど、なんか本当になんか我慢比べなのよね。テニスとかだと。
例えば。なんか出し方とかもあるわけじゃん。で本気だから。だから本気だからやっぱここまで書けるっていうのもあるんだ。かっこいいよね。
最近そっちのテニスのやっぱここでこのショットだよねっていうのが、やっぱりこの本気の人の書いてることを読むと、なんか重いなって全部理解できてないけど思います。
スピーカー 2
なんか今のももさんの話を聞いて、小峰さんがまさに悪口論っていう本を書いてるんですよ。
スピーカー 1
えー。
スピーカー 2
ちょっとすげー読んでみたいなって思いましたね。
スピーカー 3
ほんとだ。悪口論って書いてある。
でもすごい、やっぱりかっこいい。これだけちゃんと正々堂々と言えるってかっこいいなと思って。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 3
なんかポッドキャストとかでこそこそグチュグチュ言ってる人とかやっぱり聞いちゃうけど。
スピーカー 2
うちらもそう言っちゃう。
でも私たちは別に戦いを挑んでないっていうか。
はいはいはい、まあそうか。
スピーカー 3
そうそう、全然なんか理解したいって思ってるだけじゃん。
なんとかして。
スピーカー 2
こういうのが楽しかったよねみたいな話をしてるけどね。
スピーカー 3
どういう、うん、なんか知りたいねっていう話だけど、やっぱり。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 3
言い方とかで違いが。
スピーカー 2
そうなんだね。
正々堂々と批判するみたいなのも含めて、これは人文主義には足りないよみたいなことを言ってるのかもしれない。
世代間のギャップと若者の課題
スピーカー 3
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
わかんないですけど、そのスタンスも含め。
スピーカー 3
そういうのあるよね、ちょっとね。
スピーカー 2
あるかもしれないよね、確かに。
スピーカー 3
若い子たちにグジュグジュ感があるなっていうのは、なんとなくこういう大人、おばさん的に言うと、ぶつかってこいよみたいなのはあるのかもしれないね。
あるのかもしれない。
もしかしたらわかんないけど。
スピーカー 2
コンビネーションさん自身も若いとは思うんだけどね、多分。
スピーカー 3
そうなんだ。
スピーカー 2
相当若いんじゃないかなと思うけど。
スピーカー 1
それこそね、ストレングスファインダーのアッキーさんとこの間飲んだけどさ、最近の日本人の特性、若い子たちの特性でめちゃくちゃ上に現れるのが、
スピーカー 2
昭和性と親密性っていうのがめっちゃ上に現れるって言ってましたね。
スピーカー 1
人と争いたくないみたいなんとか、そういうような意識っていうのがやっぱりすごい。
特に会社員に対して絡んでるからっていうのもあるんでしょうけど、もうその辺の特性っていうのが上の方にめっちゃ出てくるって言ってて、やっぱそのグジュグジュ感みたいなもんさんが出てくるっていうのは。
スピーカー 3
ごめんね、言葉が足りなくて。
スピーカー 2
まあでも、立ってんなっていうか、実際その体感として実際そういうのを感じてらっしゃる方っていうのもいるよなっていうのはありますよね。
スピーカー 3
でも怖すぎるのよね、多分なんか。
ぶつかるのがね。
スピーカー 2
ぶつかり方もわからないし、表現の仕方がわからないっていうのもあるんだろうし、調和をしなきゃいけないみたいな脅迫関連みたいなのもあるのかもしれないし。
スピーカー 1
逆に価値観が多様化しすぎちゃっているし、コンテンツみたいなものっていうのに関しても、
みんな同じものを見るみたいなのっていうのもほぼほぼないみたいな感じじゃないですか。
身近なところではね。オンライン上とかではそういうので集まったりっていうのはあると思うけど。
そうなってくると、そこのところで、今の価値観的な部分の話で言っても、
なんか他の人が好きみたいなところっていうのに対してヘダに突っ込むと揉めるみたいなのっていうのを、
スピーカー 2
体感的にわかってるんじゃないかなっていう気もする。
そりゃそう。それはそう。
スピーカー 1
お客さんたちは結局それをわからずにズカズカ行くから嫌われるのよ。
スピーカー 2
まあそうだね。それはそうだわ。
スピーカー 1
老害、老害の一秘策ってことですね。
スピーカー 2
そうなんだろうな。確かにな。
こんなのも知らねえのかとかね、言っちゃうみたいなね。
スピーカー 1
そこまで露骨に最近言う老人もいないかもしれないけれども、でもなんかね、あるよね、そういう。
今の子はそういうのも知らないんだなあ。やっぱりカルチャーギャップ、ジェネレーションギャップ感じるわーっつって。
別に何らおかしいことは今この老人も言ってないんだけど、でもなんか若者にとってはちょっとプレッシャーにかかっちゃうみたいな。
スピーカー 2
そうだよね。そりゃそうでしょみたいなね。
スピーカー 1
でも上のその人たちの方がよっぽど何もわかってないとかっていうこともあったりするから。
スピーカー 3
すごいむずいよ。話が通じないなっていうことが結構最近よくわかってきて。
話、わかってきてっていうか、話ってこんなに通じないんだなっていうか、なんていうのかな。
価値観の多様性と教育の重要性
スピーカー 3
なんていうのかな、なんか本当に話をしなければいけないときに、
本当になんか今までだったら経済成長のためっていうのってすごく簡単なことだったんだなって思ってて。
スピーカー 2
目標がね。目標目的。
スピーカー 3
めっちゃわかるそれ。
それはあまりよくわかりあえてなくてもできちゃってたんだなっていうのがあって。
スピーカー 1
めっちゃわかる。
スピーカー 3
今本当に何か、あの価値観とかが違うと、同じ方向に進めない感がめちゃくちゃあって、
でもそれを何か納得するには、
同じだなって思うときまでの話がみんな多分そこまで考えてないから、考える癖をつけられてないから、やっぱり教育とかで。
だからなんかすごく大変だなって最近すごく思ってて。
スピーカー 1
平和な、でもそれ一つの平和の時に訪れる、それも歴史的な再現性のある出来事な気がしますけどね。
スピーカー 2
確かにな。
経済成長とか戦争とか一緒かもね。
スピーカー 1
やっぱりね、平和な時代が来ると少子化になるだとか、
大敗的な感じになっていくだとか、
人に対してあんまり興味をみんな持たなくなっていくみたいなんとかっていうのは、
なんかやっぱり江戸時代とかローマの市民たちの話とかからでもなんか読み取れる部分ってあるような気がするんですよね。
そういう大敗的な停滞感というのが限界に達した、もしくは外圧とかがあった時に、
政府に対してすげえ不満が爆発して、そこを倒すみたいな動きが出てきたりとか。
それを政府倒して、また新たな成長フェーズになれば成長の方向にみんな向かっていくんで、
一つの方向で成長していくみたいな感じになり、
そしてまた平和になったら停滞感が起こるみたいな。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
戦後の復興期みたいな状態。
平成に入る直前ぐらいまでは本当に単一価値観でいけたけれども、
やっぱ平成入ってからだんだんその辺の歪みみたいなのが出てきてるよなっていうのは、
ちょっと思うところはありますね、確かに。
すいません、これはファスト教養的な知識ですいません、本当に。
まじでこういうのだろうな、多分ね、批判されるのって。
スピーカー 2
いや、そうなのかな。
スピーカー 3
そうなのかな。
スピーカー 2
別にそれは自分で考えて言った言葉だから、ファスト教養とは全然違うと思うんですけどね。
スピーカー 1
それ以上の深い話は別にできないわけで、
数字とかエビデンスを持って話すことはできないわけなんで、こういうのかなと思っちゃったんですけど。
スピーカー 2
いや、たぶん違うと思います。
読んだ本をさっくり説明します、みたいな。5分でわかりやすく、みたいな。
スピーカー 1
そういう系ですよ。
スピーカー 2
わかんないけど。
スピーカー 3
でもそれが必要だったのよ、経済成長をしたいときの日本にはファスト教養が必要だったのよ。
だからそれがいいのかなっていうのがまだそのまま続いちゃってるっていうのはあるよね。
本当は私たちのときに超必要だったのよ、YouTube大学とか。
めちゃくちゃ必要だったのよ。
でもなかったじゃん、インターネットで。
みんなだから一生懸命その頃実用書とか、たぶん半年経ったら全然使えないような実用書がいっぱい出てて、
それで一生懸命読んでたのよ、みんな。
どうすればいいのか、みたいな。
でもその頃はまだそんなにこんな情報型みたいに言われたことなかったし、私とかが20代のときとかは。
経済もまだ一応バブルは弾けちゃってたけど、まだ頑張ればなんとかなるみたいな、
24時間働けますか、みたいな言ってたときだからさ、
じゃあ24時間働くためにはどうしたらいいんだろう、みたいなことを考えたり、
24時間働けばなんとかなると思ってたから。
だからファスト教養は今はそんなに必要ないはずなのに、
違う、それが必要なものじゃないはずなんだけど、
やっぱりまだその名残が残っちゃってるっていうのはあるのかなとか思っちゃったりする。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 3
それを信じてる人たちが多いのかもしれないね。
なるほどね。
まだ、まだ。
スピーカー 1
その令和人文主義のコアに名前が出てる人たち、
深井さんぐらいしか知らないけど、深井さんなんてあれじゃないですか、
もう自分で誇り持ってる感じで、
もう僕めっちゃ勉強してるんで、学畜生のごとく言ってるじゃないですか。
だからそういう発信者は別にそういうふうな、
もう本当に教養っていうところに関しては気使っていろいろやってるし言ってるけども、
捉えて側のところがやっぱり簡単、
とりあえずそれを知っておけばなんか語れちゃうとか、
なんかそれをこう表面上のところだけ捉えてひけらかしちゃうとか。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
捉えて側のやっぱり問題だよなって。
スピーカー 3
アベラブルだからだよね。
そうそう。
スピーカー 2
使いやすいし。
使いやすいし。
なんか、僕でもわかったって気になっちゃうみたいなのを含め、
危ないよみたいなね、そういう傾向なのかもねっていう気はする。
その伝えて側は本当にわかりやすく頑張って伝えようとしているっていうだけなんだけど。
スピーカー 1
でもさ、なんかその表面的なところかもしれないけれどもさ、
例えばコテンラジオを聞いてさ、これめっちゃ面白かったよね、
こういう話あるよねみたいな感じでさ、
初めて聞いた人がさ、お便り送ってきたりとかさ、
コミュニティでそういうのを同意を求めてさ、やり合うみたいなさ、
なんかそれだってまさにフィロソフィーじゃねえかなっていう気がするんだよね。
三宅加穂と炎上
スピーカー 1
それをやっぱ、その火種を止めてしまうみたいな感覚っていうのもちょっとやっぱり違和感感じるよなっていう気もするし。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
難しいね。主義主張って難しいよ、本当に。
スピーカー 2
だからなんか、一昔前の教養を重んじるみたいなので、
主に担い手がアカデミズムの人たちしかいないぐらいの感じ。
あとは評論家というか諸評家みたいな人たち。
そこが今、三宅加穂さんになっていて、
三宅加穂さん自身もちょっと炎上してるみたいなところもあって、
それで諸評家名乗るなよみたいなことを言ってる人たちとかもいるわけですよ、
おじさん連中が。
ルサンチマンでしかねえだろみたいなふうに思うわけですけども。
ガチでやってる人たちしか担い手がいなかったのが、
ちゃんとこっちが今広がってきたからこそ、
それこそだって大卒の人たちとかがだんだん増えてきたからこうなってるわけじゃんとかっていうだけなんじゃねえのみたいな。
それはだんだん広がってきて、語れる人たちが増えてきて、
その需要もあってて、
すごい、これはいいことなんじゃないんですかみたいな感じはしなくはないんですけども。
スピーカー 3
三宅加穂さんが人気だからみんな嫉妬してるでしょ。
嫉妬してる。
話が下手っぴなおじちゃんとかが面白くないとか。
だって三宅加穂ちゃん可愛らしいし、
こういうルッキ図むの言っちゃいけないかもしれないけど、
スピーカー 2
やっぱりいろんなところに出てて。
スピーカー 3
彼女の話も私も結構いろんなところ、オンラインで聞いたりとかしてるけど、
気合入ってるから本当かっこいいのよ、本当に言ってることが。
自分がどういうところが足りないかとかっていうことも、
ちゃんと聞けばいろんなところで言ってるから、
だけど言わなきゃいけないことがあるんですって言ってるから、
かっこよ、みたいな。
もう怖いだろうけど、
多分めちゃくちゃ勇気を出して言ってると思うし、
と思ったりするんだけど。
スピーカー 2
炎上が絡み合ってるんですよ。
哲学の役割
スピーカー 2
三宅加穂さんと令和人文主義の炎上みたいなのが、
絡み合ってみたいな。
スピーカー 3
でも嬉しいんじゃない?
たぶん力かけたところに炎上してるんだから、
燃えてるほうがいいんじゃないの?
スピーカー 2
そういう人たちはもしかしたら。
スピーカー 1
人間そこまでやっぱり強くないっていうかさ、
はためから見たらさ、
そんなノイジーマイノリティなんてほっとけよって、
見なきゃいいだけのことじゃんって思うけど、
でもやっぱそれを仕事にしている人たちにとっては、
やっぱり見てしまうし、
見たらやっぱり悪意向けられるって、
とても人間きついですからね。
スピーカー 3
そうだよ。
スピーカー 1
僕も仕事とかで悪意向けられるみたいなのって、
別に冷静に考えればほっとけばいいのにっていう感じなんですけど、
やっぱ向けられるととても痛いですよね、心が。
スピーカー 2
そうだよね。本当に削られるよね。
スピーカー 3
でも戦ってると思う。
三宅嘉穂さんとか本当にたぶんすごい、
たぶんこれは女性だからという問題とか、
若いからとかっていう問題とかにね、
すごくあると思うんだけど、
そういうの想像してて、
めちゃくちゃなんかやっぱ、
そのいいところと、
たぶんまだ未熟なところが、
他の方からすればあるのだろうけれども、
スピーカー 2
だろうけどね。
スピーカー 3
でもまずはいいところからいかないでしょうかね、
伸ばしていくみたいなことを考えないですかね、
とか思っちゃうけど、
もし批判とかすごいしてる人がいるんだったら。
スピーカー 2
あなたが読めなかった読み方をできてるでしょう、
彼女はっていうのとかね。
スピーカー 3
めちゃそう。そうそうそうそう。
とか思っちゃうけど、わからないけど、
ごめん、全然違う話してた?
スピーカー 2
いやいや、してないですよ。
本筋ですけどね。
スピーカー 3
でもすごいわかってきた、
なんか哲学の昔からの歴史が、
この討論みたいな、
討論って言っていいのかな。
そういうので、
本当に魂を燃やすっていうのを、
ノートミ先生がどっかで言ってて、
わかんない、違う、
それはノートミ先生が言ったんじゃなくて、
ソクラテスが言った?
スピーカー 2
ソクラテスあたりは言いますよね。
スピーカー 3
言ってたの?なんかよくわかんないけど。
スピーカー 2
哲学はね、死に向かう練習なんで。
それもよくわかんないんだけど。
スピーカー 3
死に向かう練習なんて誰が言ったの、そんなこと。
スピーカー 2
ソクラテスです。死への練習みたいな。
死への何を練習するの?
いやだから、
鍛錬ってこと?
スピーカー 3
鍛錬、そう。
スピーカー 2
死を乗り越えられるんですよ、哲学制は。
スピーカー 1
いやなんだけど、怖いんだけど。
まあでも乗り越えたほうが怖くないじゃないですか。
スピーカー 3
じゃあもう二人はいいかもしれないけど、
私はまだ怖いよ。
救ってくれるわけ、これ。
スピーカー 2
そうそうそうそう、救ってくれる。
死への恐怖ごとき乗り越えられる。
スピーカー 3
魂を燃やせば。
スピーカー 2
魂を燃やせば、哲学すれば。
魂を燃やすイコール哲学するかもしれないですね。
よく生きるかもしれないし。
スピーカー 3
どこに魂があるかもわかんないのに。
スピーカー 2
そうね、ちょっとスピリチュアルがわからないんで。
スピーカー 3
ねえ、嫌いだからね。
みすちゃんわかる?今言ってること。
スピーカー 1
全然わかんない。
全然わかんないけど、わかったような気になってみるっていう、
スピーカー 2
ファスト教養的な発想で言いますか。
いやでもまあだから、確かに本当に、
令和人文主義という概念、言葉を紡いだことにより、
新たな哲学が始まっているというか、
現代で討論が始まって、
令和人文主義をあえて否定するとかね。
令和人文主義の展望
スピーカー 2
めっちゃワクワクした。
さらにそれにかぶせてくる概念とかも出てくるかもしれないし、
レッテル割りみたいのも始まってるわけですよね。
令和人文主義はファスト教養でしょ、みたいな。
そういうタグみたいのがいっぱいついていき、みたいな。
楽しみですよ。
スピーカー 3
それはもうストリートファイターズじゃないよね。
ストリートファイターみたいなもんだよね。
スピーカー 2
そうだね。本当だわ。
俺より強いやつにあいにくですわ。
スピーカー 3
たぶん。みんななんかお勉強できる、
なんかぼんやりした感じかもしれないけど、見た目は。
中身は燃えてるのよ、あの人たち。
スピーカー 2
燃えてるんだろうね、確かにね。
じゃないとできないよね。
スピーカー 3
無理だよ、もう本当。
いっぱい本読んでんだよ、絶対。
スピーカー 2
だからファスト教養とか言ってるやつ舐めんなって、
本当は絶対心の中で思ってるけど、あえてそれ言わない。
スピーカー 3
相手にしないと思う、たぶん。
同じその場に、
なんていうの?
何?ほら。
ちょっと今出てこない。レスリングとかするとか。
レスリングね、同じリングに立ってない。
だろうね。
スピーカー 1
そういうことだよね、結局ね。
スピーカー 3
そんなやつらを相手にしてもしょうがないってことだよね。
スピーカー 1
かっこよ。
でも、そういううぞうむぞうの攻撃はさっきも言ったように、
効きますからね。
深井さんの中ではめっちゃ効いてるから、
スピーカー 2
まぼろしか言ってるんでしょうけどね。
そうだね。
そういうことか。
だからその辺が面白かったなって、
最近思ったっていう話ですね。
スピーカー 1
ありがとうございます。
とりあえず1時間喋ったんで、終わりの方に行きますか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 3
すいません。
スピーカー 1
いやいや、もうさん途中でね、
ちょっといいところ聞けなかったんで残念でした。
スピーカー 3
配信楽しみにしてます。
スピーカー 1
はい、どうぞ。
またわからなくなる。
また、もう何を、
締めるのもうさんっていうことを忘れてるね、完全に。
スピーカー 3
忘れてますね、ほんとに。
スピーカー 1
結構酔っ払ってるよね、もうさん今日。
スピーカー 3
酔っ払ってないわよ。
そうかな。
ほんとボケてるだけだから、
あと5年もすると何言ってるかわからなくなるから、
気をつけて、ほんとに。
もうね、自分に自信がなくなってきたから最近。
なるほど。
何も。
いいですか。
じゃあ今日も最後までテツセカお聞きいただきありがとうございました。
Spotify、Apple Podcasts、Listenで配信しています。
番組を気に入っていただけましたら、
お聞きのアプリで番組フォローや高評価ボタンを押していただけると、
嬉しいです。
感想、ファンレターお待ちしています。
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いつも感想いただく皆様、本当にありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
でもなんかさ、さっきリングに立ったら、
あれって話ありましたけど、
そもそも哲学って昔からね、
お互いの論を批判し合うみたいなのが、
結構あるじゃないですか。
論爆するみたいな。
反爆するとかさ。
あるけどもさ、
なんかね、
それって人の営みとしていいことではあるのかもしれないけどもさ、
でもなんか、どうなんだろうなとも思う部分も。
スピーカー 2
そうね、確かにこう、
やっぱウェルビーングじゃないというか、
エピクロスとかはさ、
多分そこから逃げたんですよ。
スピーカー 1
あー、なるほど。
スピーカー 2
政治とかから逃げて、
これもレッテル割りだけど快楽主義という。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
快楽とは何かっていうのを自分で徹底的に、
突き詰めたっていう哲学のあり方も、
絶対あったはずなんだけど、
やっぱりストア派の方が主流になってしまい、
それが哲学なんだっていう、
なんというかね、
流れに、やっぱりメインはそっちになっちゃってるよねーっていう感じはしますね。
スピーカー 1
そうかー。
スピーカー 3
なんかエベレストに登る人が生えないのと同じだよね。
スピーカー 2
そうね。
いるかもしんないのにさ。
まあそうね、そうかもね。
スピーカー 3
痛いほうがいい人もいるってことよね。
スピーカー 2
まあそうだね。
スピーカー 1
痛い人がいるのはいいんだけどもさ、
別に痛い人がいてもさ、
痛くないのがいい人もいてもさ、
いいじゃんっていう感じがするわけよ。
スピーカー 2
発信だけしたい人もいるし、
それを別に論爆されたいわけじゃないんだよなーという人もいるだろうし。
スピーカー 1
それはそれで不健全なのかね。
人は人っていう感じで、
自分の見たいものだけを見るみたいなのっていうのがさ、
それが人間にとって幸せなんですかみたいなさ、
そういうところの考えに立つ人もいるし、
なんとなくそれをわかるような気がするから。
スピーカー 2
そう言われるとね。
スピーカー 1
そうするとやっぱり批判みたいなのも健全なものなのかなっていう気もしつつ、
でもなんかそんなふうに、
別に一生交わらないでいる道でもいいじゃんっていうふうに思ったりもするし。
確かに。
難しいし、
僕は本当にそういうのがあったら、
もうほんとすぐ引きこもりなくなっちゃう人間なんで。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 3
でもめっちゃ戦いを挑んでる感じの、
みんなね、そういう感じにも見えるもんね。
挑んでるよね、やっぱりね。
スピーカー 2
ちょっと楽しみですね。
スピーカー 3
ストリートファイターだから。
スピーカー 2
平和人文主義というリングというかステージというか、
そこでどう戦うのか。
スピーカー 3
でもみんなかっこいいよ、本当に。
本当にそれぞれがすごい、それぞれの人のやり方で表現してる。
令和人文主義の理念
スピーカー 2
令和的な戦い方をしてるんですよね、なんかね。
そうなんだ。
SNSでバリ雑言的なのを浴びせる人もいるけど、
小峰さんみたいなバリ雑言じゃない批判というのをちゃんとするというのも、
令和的な振る舞いな気がするんですよね、やっぱり。
スピーカー 3
かっこいいわ。
スピーカー 2
だからそれも含めての令和人文主義なんじゃねえのかな、みたいなね。
スピーカー 3
なるほどね。
すごい、これはちゃんと残しといて、
トモキの論だから、トモキ論として世に残るかもしれないし。
スピーカー 1
人間ね、やっぱりリングの上に上がって戦うみたいなの好きなんですよね、周りの人もね。
ストリートファイターを観戦するのもみんな好きな人も多いし。
スピーカー 3
観戦する人ね、ほとんどね。
スピーカー 1
そういうこうやって血を戦わせ合ってる人たちを観戦するっていうのをまた、
エンタメとして見てる人たちっていうのも、
確かに僕はそう見ちゃってるかなって感じしますね。
好みだな、色がね、そういうの。
スピーカー 3
いや、テツセカっぽいわ、これ。
よかった、すみませんね。
スピーカー 1
いろいろ考えさせられる回でした、ほんとに。
スピーカー 3
また続令和人文主義やりましょう。
スピーカー 2
確かにあるかもね。
未来への展望
スピーカー 3
どうなるかね。
また谷川さんが何か発言したりとかね、ありそうだし。
スピーカー 2
素晴らしい。
スピーカー 3
パンチみたいなね、なんかパンチしてるのよ。
スピーカー 2
カウンターパンチを。
スピーカー 3
そうそう。
ちょっと読み取れないところがちょっと残念なんだけど、
あと5年も経ったら何とかなるわよって、
そのうちに目が見えなくなってるかもしれないけど。
スピーカー 2
いいでしょう。
頑張りましょう。
スピーカー 3
頑張りましょう。
スピーカー 1
はい、じゃあ終わります。
ありがとうございました。
スピーカー 3
ありがとうございました。
59:29

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