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2025-12-27 11:51

#194 「完璧」という幻想を捨てる/『HIDDEN POTENTIAL』より

HIDDEN POTENTIAL/アダム・グラント
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サマリー

アダム・グラントの『HIDDEN POTENTIAL』に基づき、完璧主義を捨てることで自己の可能性を解き放つ重要性が語られています。特に、建築家の安藤忠夫氏の実例を通じて、限界を超えるための思考法が紹介されています。

完璧主義の排除
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は、元アスリートのカフカが、日々の絶望と、些細なヒントをお送りするラジオです。
さて、今年も残り5日になりましたけれども、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕はですね、少し時間があるということで、このスタイフ、残り何回更新できるかわからないんですけれども、配信していきたいと思っております。
耳が空いた時に、聞いてくだされば幸いだなと思っております。
さて今回はですね、前回に引き続き、アダム・グラントさんの、
HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学、あなたの限界はまだ先にある、という本についてお話をしていきたいと思います。
前回は、不快な経験こそ最高の成長剤、という章を取り上げてお話をしていきました。
そして今回は、チャプター3の完璧という幻想を捨てる、という章についてお話をしていきたいと思います。
この本全体としては、自分自身の可能性をいかに解き放つか、というのが主題になっているんですが、
その中で、完璧主義になってしまう、その完璧主義を捨て去ることで、自分の可能性を解き放すことができる、
そういう主張がなされているんですよね。
一見逆のようにも思えますが、アダム・グラントさんは、完璧主義を捨てろ、というふうに言ってますね。
皆さんは完璧主義でしょうか。
よく言われているのが、ストレングスファインダーで、最上志向と回復志向、
その2つのどちらかが上位資質としてある人は、完璧主義の傾向になりやすい、というふうに言われたりしますね。
例えば最上志向で言えば、今よりより良いものを追い求める、より良い結果を出そうとする、という。
そして回復志向は逆算で、今現状が99%なのだから、残り1%を回復、つまり修正をしようとする。
そして1%いったと思ったら99.5%で、残り0.5%、残り0.1%、みたいな傾向にあるのかな、というふうに思いますね。
僕自身はですね、回復志向が実は第一位でして、さっき言ったみたいに、もっといけるでしょう、まだまだいけるでしょう、という形で、
完璧主義になりがちだなって思っているんですけれども、ところがどっこい、アダム・グラントさんは、完璧主義という観念を断固として拒否する、そんな姿勢が重要だと言っています。
そのロジックはシンプルで、私たちが何かをしようとするとき、例えば誰かを喜ばせようと、喜ばせたいと思うとき、その人たちを思い浮かべたとしても、実際にその人たち全員を喜ばせることはできない。
だから本当に実際に喜ばせることができる人たち、あるいは喜ばせるべき人たちに対して最大限の努力を尽くす、そのことの方が重要なのである。
つまり選択と集中が大事っていうふうに彼は言ってるんですよね。
その方が可能性を引き出すことができる。
これまた言い尽くされたことではありつつ、とはいえ僕たちは、例えばこの音声配信にしたって、僕はスマホに向けて、そして聞いてくださるあなたに向かって話しているわけなんですけれども、
そのあなた自身を僕自身は個人的に思い浮かべることはできず、きっと誰かに届くんだろうなっていうふうに思いながら話をしている。
でも本当に届いてほしいな、届いたらちょっと良かったなって思ってくれる人たちは本当にごくわずか、聞いてくださる方も本当にごくわずかなんですけれども、
その人たちに向けてポジショニングというかターゲッティングっていうか、その人たち、聞いてくださる本当にあなたのために音声配信をする。
安藤忠夫の事例
その方がより良いパフォーマンスは生まれるのかもしれない。
ちょっと僕はまだその部分というのはよくわかっていない部分あるんですけれども、確かにそうだよなというふうに思いますね。
そして今回紹介したいのはですね、その考え方もそうなんですけど、やはりこの具体例というのが非常に興味深いんですよね。
アダム・グラントさんの本は毎回そうなんですが、今回その完璧主義を手放して成功した例として挙げているのが建築家安藤忠夫さんなんですよね。
ご存知の方も多いかと思いますが、安藤忠夫さんといえば、例えば札幌にある頭大仏殿といわれる巨大な大仏の建築だったり、川原の直島にある建築物だったり、ベネッセハウスのオーバルと呼ばれているもの、
あとは北海道の油仏宮にある水の教会も有名ですね。何しろ世界的に有名な建築家の方です。
そして彼は完璧主義を手放しているっていうふうにアダム・グラントさんは言っているんです。それは何かというと、安藤さんは限られた予算と空間を最大限に生かす手腕として高い評価を得ているんですが、
彼はその予算と空間を最大限に生かすというところに絞って完璧であろうとし、利便性や機能性というのをむしろ二の次というか、そこには絶対的な価値を置かないということを彼のスタイルとして行っているんですよね。
例えば大阪にある住吉の長屋という安藤忠夫さんが手掛けた初期の作品があるんですけれども、実は僕この作品知らなかったんですが、安藤さんはこの長屋を外壁に窓を持たないコンクリートの箱として作ったんですね。
そしてある建築省の選考においてかなり高い賞をいただいたそうなんです。
安藤さんは最低限の通風、最高、最高というのは光が入る、まあ彩る光と書いて最高ですね。
あとは日照を確保した上で、機能の問題は居住者の工夫に委ねようと考えたっていう風に言ってるんです。
そして中庭には屋根を設けないという構造を設けているので、今から寝室へ移動するには屋根のない中庭を通らなければならないっていうとんでもない家なんですね。
例えば雨の日には家の中で傘をささなければならないとか、暑い日は暑いし寒い日はとてつもなく寒いっていう。
そういう風にして美的な感覚とか、それを立てるまでの技術的なもの、それを極限まで高めていって、それ以外の機能性というのはもう二の次に捨ててしまう。
そうすることで完璧主義を捨て去り、可能性を伸ばすことができる。
そういう風に言っているんです。
余談なんですけど、この建築省の選考において審査員の一人が言った言葉が面白くて、
この環境で生活し生き延びている勇敢な住人にこそ本省を重視すべきであろうっていう風に言ってるんですよね。
いやまさにその通りっていう感じなんですが、
この住吉の長屋は安藤忠夫さんにとって初期の作品なんですけれども、
安藤さんが世界に名を知らしめることとなった一つの作品でもあるんですよね。
そしてこの機能性を言ってしまえば無視をするっていうスタイル。
これは80歳近くとなった安藤さんが一貫して行っていることなんですね。
それ故に著名な建築家でものすごい建築を生み出し続けていると、そういう風にも言えるのかなという風に思いました。
学びと考察
機能性っていうのは第一にみんなが大事だなって思う部分じゃないですか。
でもあえてそこを捨て去る、その行為にこそ限界を超える鍵があるっていうのは、
なんか考えさせるところがあるなって思ったのと同時に、
僕自身はですね、ちょっと安藤忠夫さんについてもっと知りたいなという、
知的欲求が湧いてきたので、またちょっと安藤忠夫さんについての本を読んでみたいなっていう風に思っております。
というわけで今回は、
ヒドゥンポテンシャルの中から完璧という幻想を捨てるという章をお話ししていきました。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではまた。
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